京都・姫路への旅　No.3　世界遺産の姫路城

2023/05/08 - 2023/05/11

最終日は世界遺産の姫路城を見学した後、姫路から新幹線で帰京しました。
全日、お天気に恵まれ、連休明けと言う事もあり、旅館は貸し切りの所もあり、思い出に残る良い旅になりました。

エリア 姫路(兵庫)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー 新幹線
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝食は14階のレストランで、国宝の姫路城を見ながらバイキングを頂きました。

チェックアウト後、荷物はホテルに預けたまま駅前からタクシーで姫路城へ向かいました。

大抵、旅行先には中国人が大勢いますが、日本が中国からの団体客をまだ受け入れていないので韓国人と欧米人が多かったように思います。

毎日快晴に恵まれ、白鷺城と言われる白塗りのお城が青空に映えて、とても美しかったです。

今年登録30周年を迎えるので、記念イベントとして、平成中村座姫路城　公演が催されたり、アートプロジェクトが開かれたり、街全体がおめでたいムードでした。

姫路城は奈良の法隆寺地域の仏教建造物と共に、日本で初の世界文化遺産に登録されました。

所々にフォトスポットが用意されていて、そこにスマホを置いて、タイマーで写真を撮ると、とても素敵に写ります。

菱の門
桃山時代の文化が感じられる城内最大の櫓(やぐら)を備えた姫路城の玄関口。

石段は段差にバラつきを付けて、足元を不安定にしたり、滑りやすくしたり、敵が侵入しにくくなっています。

いの門～ろ・は・にの門を通り、大天守へ。
　
内部は地下1階、地上6階。

石垣の上に行くほど反り返っていて、敵が石垣を登れない様にしてあります。

真っ直ぐ進む様に道があるが、そのまま進むと出口に繋がっている、と言う工夫もありました。

姫路城天守閣の近く「ほの門」あたりの石垣に、１箇所だけ金網で覆われている部分がある。これが姥が石と呼ばれています。

鉄砲や火縄銃の火薬などを掛ける武具掛

これで突かれたら痛いでぇ

筋交（すじかい）

筋交は不安定な四角形の対角に部材を渡し、
２つの三角形を構成することで、柱の剛性を強くする構造材だそうです。

伏兵を配置する空間がありました。

窓が高いので棚を作り、石を投げたり鉄砲を撃つ為の棚（台）

東大柱

東大柱は大天守の5階まで一本柱で通されていて、上に行くほど細くなっていました！

西大柱

西大柱

西大柱は天守の3階で上下に継ぎ合わされる2分割の巨木が利用されています。　長さ24.6ｍ。

六葉釘隠し

釘の頭部を隠す装飾

おしゃれなハートだよ！

6階の天守閣から見える景色。

お菊井戸も見えます。

真正面が姫路駅

お城の周りは緑が多いですね。

姫路城の歴史としては、1333年に姫山に砦を築くところから始まり、黒田官兵衛は姫路城で誕生。

1580年には羽柴秀吉も入城、関ヶ原の戦のあと、池田輝政が姫路城主に。

本多、松平、その他と続き、千姫も１０年間住み、大政奉還後、最後の藩主の酒井忠邦が1868年に天皇に領地と領民を変換する「版籍奉還」

太平洋戦争で2度の空襲に合うが、奇跡的に姫路城は生き残ったそです。

改修を重ね、世界文化遺産に！
長い歴史ですねー。

お菊井戸
「播州皿屋敷(ばんしゅうさらやしき)」のヒロインお菊が殺されて投げ込まれた井戸だそうです。

お皿が一枚、二枚・・・と女の声がすると言う昔から知っている怪談話の井戸が　ここだったのね・・・と思いながら、恐る恐る中を覗きました。お菊さんが出て来なくて、良かった。

百聞廊下

徳川家康の孫娘の千姫もこの廊下を毎日訪れたそうです。

フォトスポットにて

姫＆殿

同じ場所で外国人カップルの写真を撮ってあげたら、「パーフェクト！」と喜ばれました。

国宝だけあり、どこから撮っても美しい姿のお城でした。

ゆっくり回れば1日掛かるところを、ほんの2時間で回り、最後の訪問地を後にして新幹線で帰京しました。

お天気に恵まれ、怪我もなく、８９歳の母も元気に毎日歩き、思い出の多い旅になり感謝です。