2023/06/25 - 2023/06/27
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East of Edenさん
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3度目のエクラン国立公園 最近の傾向 好きなところには何度も行く。ハズレが少ないからね。
今度は2泊。電波の届かないで2泊3日。ちょっと不安もあったけど。
たまにはいいのかも。
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イタリアのトリノからフランスのブリアンソンへ
国境を越えてフランスに入ります。
このルートはトンネル通行料がありません。 -
ブリアンソンから南へ
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お昼ご飯は、スフォリアテッラです。今朝トリノで買った。
めちゃくちゃ美味しかった。バターが多めなので、ちょっとカロリーが高いのが問題。
食べ終わったら、家族に電話します。
今から山に登ります。もしなんかあったら、まあ、いいようにしてください、って。
いいように、って なんでしょうね。 -
Près de Madame Carle
に車を停めて、 -
いよいよハイキングというか登山開始 午後2時半ころです。
今回は駐車場は無料だった。
実は一つ失態を
プラスチックの牛乳の入れ物に入れていた水が全部バックパックの中でこぼれていて、服が水浸しになっていたのです。牛乳の入れ物を使うのが間違いでした。 -
激流を超えて
これだけの水が、氷河からくるわけで
まあ、よっぽど雪降らないと、氷河なくなるよね。 -
15分くらいで分岐点
前回はここを間違えて、Glacier Noirに行ってしまったのでした。なんてバカだったのでしょう。2回目だという安心感が良くなかった。あれからずっと今日まで自分を責め続け。。。 -
どんどん登っていきます。
急な登りが続きます。最初はザイオン国立公園と同じくらい。
でもここはその後が長いのです。 -
いろんな高山植物が
名前知らないのです。 -
これは野生のツツジなんでしょう。
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花盛り
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結構厳しい登りです。
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1時間半でようやく池に着きました。
結構大変だった。 -
一泊目のLe Refuge Glacier Blancです。午後4時半過ぎに着きました。
早速、濡れた服を乾かします。 -
夕食
フランスだからフルコースですね。
最初のスープの後は、 -
カレーとシチュー このあと話し込んで写真を忘れた。チーズ タルトがでました。
おとなりの人は、オランダの軍隊のトレーニングで来てるんだと。高度の高いところで訓練をしているそう。でも高山病にやられたと。ここ2400mだから、しかもダイヤモックス飲んでるんだったら、高山病でないんじゃない?と言ったけど。 -
日が沈みます。
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午後9時ごろ
かなり寒いです。 -
夕焼け
なお、この山小屋にはシャワーがありません。タオルで水を濡らして、全身を吹きました。汗かいたまま寝るのはいやですからね。水はけっこう冷たいので、来たばっかりの体が熱いときやりました。 -
朝になって
結構眠れました。起きたら、部屋には一人だけ。
山の朝は早いのです。皆既に出発しています。 -
朝ごはんは、昨日ちょっと話をしたふもとに住んでいる60代半ばくらいの人と話をしました。彼は、Haute Savoieのある町の政府のアドバイザーをやっていたそうです。彼とフランスの政治について話をしました。フランスの政治って面白いのです。
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彼はフランスの政治の歴史を話してくれました。DeGaulが作り上げた大統領と首相の権限の違いをエマヌエル・マクロン大統領は守っていないと。エマヌエル・マクロン大統領は議会を無視して政策を推し進めている。本来首相は議会の支持を受けて初めて政策を実行できるのだ。退職法案もそうだと。権限を越えて勝ってに推し進めている、というわけだ。
早速反論開始です。エリザベス・ボン首相は、自主的に退職法案を推し進めている。彼女は議論の余地はない、と宣言したではないか。フランス人は、DeGaulを神の様に思っているが、彼はただいるべき時にいるべき所にいただけだ。DeGaulだってさんざん政策に失敗して攻撃されたではないか、と。この点については、そうだな、と。イギリスのチャーチルと同じだと、言っていた。 -
彼は先に山に登って行った。今年最初の足慣らしなんだということです。
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日の出を見て、お客さんのいなくなった山小屋でゆっくり、のんびり。山の美しさ、山の生活を満喫。
そのために来たからね。 -
朝のPelvoux山です。
怖いけど、あの氷河でスキーがしたい。 -
Glacier Blancの横を登っていきます。
ちょっと汚れてるけど、青い色がきれい -
途中から雪道に。
Crampon(靴に着けるトゲトゲのやつ。アイゼンっていうのでしょうか?)を持ってきたのですが、途中であったガイドのような人が、上の山小屋までだったら、必要ないよって。 -
途中に、飛び越さなければいけないクレバスが2か所あります。ちょっとだけ不安になります。
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急斜面あり、緩斜面あり、雪道の登りが1時間続きます。
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ついに山小屋が見えてきました。
やったー、着いたぞ、と思う人は多いのですが、
ここから山小屋まで急な崖を登ります。30分はかかるね。
この途中で今朝のお話をしたオヤジを会って話し込みました。いいオヤジだったな。彼はこれから下山するそうです。 -
ついに着いた。Le refuge des Ecrins 標高は3100 mちょっと
この景色、5年ぶりくらいです。 -
おやつの時間。チーズケーキを買って、持ってきたキウイとオレンジを食べます。
お茶も持ってきたので、お湯をお願いすると、
山小屋のオヤジが、健康に悪い、と。。。(これはフランス人が良く言いますね。ジョークなのかも)ビールにしろと。ビールは健康に悪いと反論すると、じゃ、ワインにしろと。ワインも健康に悪いと反論。
けっきょく、しぶしぶお湯だしてくれたけど、ちょっとぬるいね。標高が高いから沸点か低いからしょうがない。
チーズケーキ、本当においしかった。 -
この種類のカラスがいっぱいいるんです。
自由を楽しんでいるようで。 -
Barré des Écrins エクラン山
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4200mくらい
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実は、今回はエクラン山に登ろう、と思っていたのです。
山小屋のお姉さんに聞いてみました。明日7時に朝ごはん食べてから登れますか、って。
だめです。エクラン山に登るには3時に起きて朝ごはんを食べて出発しなければ、と。
朝7時に起きるなら、選択肢は下山だけです、と。
そこまでいわれちゃぁ、しょうがない。
結論は。。。 -
3時に起きるのは健康に悪いからね。
リラックスに来たのに、軍隊みたいな生活は、いいや。 -
山小屋のオヤジが天候と食事の報告。泊り客は40人ほど
前回と同じくらい。
あのオヤジが前回のオヤジと同じだったかどうか、覚えていない。同じだったような気がしてきた。あの時、ストックを持たずに登ってきたら、もっていきな、って貸してくれた。 -
最初はスープ。
このあと、クスクス、山羊のシチューとか、手作りパンとか、地元産のチーズ、タルトが出ました。本当に美味しかったです。3100mの山小屋でこんなおいしいものが食べられるなんて。フランス人の食に対する執念ですね。 -
食事で正面のマルセイユから来た元循環器内科の医者とお話をしました。
マルセイユって危ないんでしょ?というと、マルセイユの北の一部が危ないと。原因は移民の子供たちだと。法律で移民の子供は国外退去させられないという法律が原因だと。またフランスの政治の話をしました。
週の労働時間上限を35時間とするフランスの労働法は、スキャンダルだと。
ついに会いました。反社会主義のフランス人。多くのフランス人と話をして初めてだからね。お隣にいたドイツ人夫婦にドイツは週何時間か?と聞いていました。ドイツは37.5だったか、38だったか。
私が、フランスの労働争議や暴力が、外国資本を寄せ付けない、そしてフランス資本も海外に出てしまうと、いうと、彼も全くだ、と言ってくれました。
私は、フランスの社会の問題は、暴力革命を容認する憲法と、左翼教育に洗脳された人々が暴力によるマルクスレーニン主義を目指していること、そして左翼法曹家による暴力容認に見られる司法制度の崩壊、にあると思っている、という話をしました。フランス左翼がどんなに公平な社会を目指したところで、中国を見てみな、労働法の制限はなく、朝9時から夜9時まで1週間7日働いてるんだよって、あれが結末なんだって、話をしました。彼も納得。 -
これが寝床です。このスペースにMax3人ですが、山小屋の人達が、各人ゆったりできるように配慮してくれます。3人分のスペースを使わせてくれました。
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こんな感じですね。
ちなみに、シャワーはありません。やっぱりタオルで全身を拭きました。
トイレは水洗です。よく掃除がしてあって気持ちがいいです。 -
よる9時になっても明るいです。
9時にはほぼ全てが就寝している、もしくは寝ようと必死になっています。
ところで、多くのお客さん本当に退屈そうだった。やっぱりネットがないからね。子供たちも2人くらいいたけど、退屈そうだった。
自分は音楽を聴きながら、時々外を見て、スマホで本を読んだり語学の勉強をしています。いや、極楽にいるようです。 -
エクラン山には雲がかかり、雪が降っているようです。明日は新雪で歩きにくいんじゃないかな。
午後10時頃、寝床に行ったら、静かでした。 -
7時ちょっと前に起きたら、やっぱり、誰もいませんでした。
皆既に出かけています。登山家の朝は早いのです。
昨晩、お隣のドイツ人に、あんたたちは真剣な登山家ですか?って聞いたら、いやとんでもない、って言ってましたが、でも朝3時に朝食を食べて山頂を目指すのは真剣な登山家じゃないとできないとおもうのですが。 -
朝のエクラン山
かなり寒いです。氷点下だろうね。 -
日の出をここで見ます。
怠け者ですね。 -
昨日は話をしたマルセイユのオヤジがいたので、朝ごはんを一緒に食べます。
息子さんが24歳で9月に卒業するので就職活動中だとか。マネージメントの専攻だということです。
なんか気難しそうな人ですが、とってもやさしい人だと思います。 -
山小屋のオヤジはパンを作っています。
山小屋のオヤジは頑固で愛想が悪いのですが、でもとってもいい人です。山小屋のオヤジはこうでなくてはね。
そう、ここでネパール人が働いています。彼はネパールが雨期の3か月間だけ、ここで働いて、秋に戻ってネパールの山岳ガイドをやるのだそうです。アジア人は自分とこのネパール人の二人だけでしたね。
また来れるといいな、と名残惜しく、山小屋を去ります。 -
8時半に下山開始
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あっという間にGlacier Blancの亀裂の部分まで下りてきました。
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ここをジャンプしないといけないのです。
まあ70センチくらいなんですが、
もし、もし、落ちたらどうしよう、死んじゃうのかな?いたいのかなぁ?だれも来ないのかなぁ?おなかすいて死んじゃうんだろうな。
って何日も前から真剣に悩む人は、本当にクレバスに落ちるかもしれません。 -
南極みたいですね。行ったことありませんが。
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誰か落ちていないか、のぞきます。
自分も落ちるかもしれないので要注意です。 -
Glacier Blancの山小屋まで1時間、その後もどんどん下がっていきます。
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これ苔なんです。苔の花です。
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これって。。。エーデルワイス?
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これは昔の避難小屋
こんな小さかったんです。 -
裏にはマーモットがいます。
全身を搔いています。
かゆいよね。わかる気がする。こっちも痒くなってきた。 -
山小屋ではいろんなドラマがあったのでしょう。
人が死んだり怪我をして運ばれてきたり、寒い冬にここで暖をとったり。
勝手な想像ですけどね。 -
Glacier Blancの山小屋から1時間弱でPres de Madame Carleが見えてきました。
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車の中は。。。。
タンポポの種みたいなのがいっぱい入り込んでいました。
ちょっと窓をあけていったため。
ところで、このSkoda、とってもいい車でした。力はあるし、快適。燃費は悪くないし。 -
車でブリアンソンへ。早速お昼ご飯。ここはPoke専門店。
最近フランスやイタリアで、Pokeが流行ってるようです。
Pokeってハワイのマグロの刺身を味付けしてご飯に乗せたやつだよね。これはマグロではなく、軽く焼いたサーモンが。18ユーロ。味は、これがすごい。さすがだね、フランス。アメリカで食べたことあるけど、残念なお味でした。
ご飯もあるんだけど、全体はサラダのコンセプト。アボガド、野菜、豆、そして、しょうゆベースのドレッシング、もともと日本のマグロのづけ丼が起源なんだろうが、ハワイで進化して、それがフランスで進化して、結果は成功だと思う。
米は短い米、寿司ご飯にしてほしかったけどね。
この後、2時間半ほど走って、国境超えて、トリノを過ぎて、ピエモンテ州のBraへ。
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