2023/06/12 - 2023/06/20
36位(同エリア1571件中)
takaさん
北海道の夏、美瑛富良野の夏と言えば誰もが想像するのがラベンダーですね。でも、美瑛の代表的な花畑の「四季彩の丘」ではもちろんラベンダーも咲きますが、有名なのはレインボーの花畑の絨毯です。でも、この「四季彩の丘」ではあまり知られていませんが、ポピーやサルビア、キャットミントの花畑がラベンダーが咲く前の前段をカラフルに華やかに飾ってくれます。6月いっぱいは、駐車料金はとりますが、入場料は無料(7月から有料)なのでお勧めのガーデンです。6月の2日間を1時間程度づつ鑑賞してきて写真を整理した毎度の花日記ですが、もしお時間があれば斜め読みでもしてください。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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イチオシ
今回訪れたのは
《6月12日》
《6月20日》
の3日間、天候を見ながら美瑛町「四季彩の丘」のみを訪問した記録です。 -
毎度の備忘録としての内容でしかありませんが、興味のある方は覗いてみて下さい。
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6月12日のお昼前後に美瑛町四季彩の丘を訪問しました。何と観光バスがたくさん、停まっていますよ。良かったなあ。観光地もだんだんとお客さんが増えてきています。もちろんここ美瑛富良野地区でもここ3~4年間のコロナの間に営業を止めてしまったホテル、ガーデン、レストラン、お土産店等いくつもありました。どうか、これからは関連産業みんなの笑顔が絶えない観光地になるように祈っています。
四季彩の丘 公園・植物園
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過去、この時季に入場したときにほとんど人がいないときもありました。でも、この写真ではトラクターバスに乗ったり、離れた花畑に行っているためにそんなに多くは見えないのですが、観光客の数はかなり回復しました。
四季彩の丘 公園・植物園
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まず、入場して目立ったのはまだ満開ではありませんが、この花サルビアプラテンシスです。よくラベンダーか?と間違う方がいますが同じハーブの仲間なので姿形は似ています。ただ、香りは全然違いますが。
四季彩の丘 公園・植物園
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この時季は入場料はとらないのでガーデンの利益はこの園内のトラクターバスや個人用バギーの利用料と外の駐車料金です。7月からは私も毎回500円の入場料を払います。
四季彩の丘 公園・植物園
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5月にはチューリップがなくなってムスカリがメインの花畑でしたが、6月になってこのオリエンタルポピーが咲き誇り、花畑の中で一際、輝いています。
四季彩の丘 公園・植物園
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広い広い丘の花畑なので、入場してすぐには見えません。丘を下りかけると山に向かって左側に鮮やかで柔らかい赤い色のポピーが見えます。
四季彩の丘 公園・植物園
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真赤ではない黄色の混じったようなこの色はポピーレッドと言うようです。
四季彩の丘 公園・植物園
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イチオシ
シラカバ並木が植えてある道路沿いにずっと奥まで咲いています。連峰の山々にはまだ雪の見えるこの時季、この鮮やかなポピーは目が覚めるような色ですね。
四季彩の丘 公園・植物園
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手前の花は先ほど紹介したサルビアプラテンシスです。その向こうのまだ背の低いのは確かカンパニュラ(キキョウの仲間)だったと思います。この時季はお客さんが増えては来ましたが、ご覧のように待機しているトラクターバスも結構あります。やはり観光の本番は7月からなのでしょうね。
四季彩の丘 公園・植物園
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ここに停まっているのはでこぼこ道を揺られながら花畑を廻って帰ってきたトラクターバス。この日はここで私の鑑賞は終了して、農場で採れたてのアスパラを買い求め帰宅しました。
四季彩の丘 公園・植物園
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さて、日を改めて6月20日にまた訪問しました。
四季彩の丘 公園・植物園
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入場口を出てすぐの右に植えてあるペチュニアが前よりも少し大きく成長していました。
四季彩の丘 公園・植物園
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入場口を出て一番手前の広いスペースには前記したサルビアプラテンシスです。前回は8部咲きだったのが今回はほぼ満開です。この花は根元から穂先までびっしりついているので全体としての色はラベンダーよりも濃いです。
四季彩の丘 公園・植物園
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ポピーの赤とは対照的に花畑が締まる色ですね。
四季彩の丘 公園・植物園
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そして、今回訪問した最大の目的はここです。私がここの花畑で一番好きなのはご存知の方も多い虹のような花畑の絨毯、そして2番目に好きなのがこの花畑なのです。
四季彩の丘 公園・植物園
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どうですか。見事だと思いませんか。カリフォルニアポピーです。ちなみに歩いている人の向こうに見えるのは先ほどのサルビアです。
四季彩の丘 公園・植物園
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色が混色なのが可愛いですね。同じ色できっちり場所を変えて植えるのも見事なのですが、こうやって何種類もの色違いのポピーが同じ場所に。パレットに散りばめた絵の具のようでしょう。
四季彩の丘 公園・植物園
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このポピーが特に愛おしいのは、色鮮やかなことはもちろん、オリエンタルポピーに比べ背が低く小ぶりなせいがあるのかも知れません。
四季彩の丘 公園・植物園
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元々、これは北米の野草であったもので、こんな鮮やかなオレンジ色が元の色だそうです。
四季彩の丘 公園・植物園
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白やピンクの色は園芸種、栽培種として開発されたものだそうです。
四季彩の丘 公園・植物園
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全体としてはこのように暖色系の色が多いです。
四季彩の丘 公園・植物園
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だから、庭や花壇、花畑もこれを植えることでパッと明るくなるんでしょうね。
四季彩の丘 公園・植物園
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イチオシ
この畑に青空と白い雲が加われば、
四季彩の丘 公園・植物園
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美しさが倍増!
四季彩の丘 公園・植物園
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一番上の左には通路を挟んで紫色のサルビアが見えます。右側には今、お客さんをこれから乗せるトラクターバスが待機していますね。
四季彩の丘 公園・植物園
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こちらの畑というか、美瑛富良野方面の花畑はほぼ全て丘の斜面なので植えるのも手入れするのも苦労が多いと思いますよ。
四季彩の丘 公園・植物園
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それにしてもこの明るい色のポピーを見ると何かウキウキして楽しく明るく元気が出る気がします。
四季彩の丘 公園・植物園
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上から下から、右から左から、近くから遠くから、そして斜めから、いろいろな角度で見ると微妙に花の表情や雰囲気も違います。
四季彩の丘 公園・植物園
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横の斜面の真ん中から見たところです。空の色とのバランスも合いますね。
四季彩の丘 公園・植物園
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惜しむらくはこの花壇、ご覧のように、入場口が見えないでしょう。逆に入場口からはここが見えないんですよ。正面ではなく50~60mほど歩いて、左下に見えるので多くの人は「ここにもあったんだ。」「これ、なかなかきれいだよ。」と言う感じで、そばに来てやっと気づく方が多いのです。
四季彩の丘 公園・植物園
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私は、ここで30分近くいたでしょうか。しつこく粘りました。だから写真も多くなりました。すみません、これでもかなり絞って貼ったつもりなのですが。
四季彩の丘 公園・植物園
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イチオシ
俯瞰で撮りました。丁度逆光になるので黄色い花はやや透けて見えます。この透明感もとてもきれいです。
四季彩の丘 公園・植物園
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空を入れないで撮ってもきれい。そして可愛い。いやあ恥ずかしい、自己満足、自己陶酔ですね。
四季彩の丘 公園・植物園
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空を入れて雲を入れて林と丘をいれて(右端の遠くの方にちょっとだけ)撮るとこんな感じ。平らに見えますが、実際は右に傾斜している斜面です。
四季彩の丘 公園・植物園
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ここはとにかく広い花畑なので乗り物もたくさんあります。ちなみに写真の4人乗りカートは15分2200円。バギーは1人乗り600円。2人乗り900円。トラクターバスは400円です。
四季彩の丘 公園・植物園
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トラクターバスが来ました。
四季彩の丘 公園・植物園
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イチオシ
皆さん、カメラやスマホを向けながら美しい景観を堪能しています。
四季彩の丘 公園・植物園
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シーズンを通して楽しめるように区画を考えているので、園内には定植してないところもあります。また苗を植えているのですが、小さいので目立って見えないものもあります。看板の奥の正面に見えるのは早咲きラベンダーです。この時点では3部咲きくらいでした。6月末~7月上旬が見頃ですね。その右横にも遅咲きのラベンダーがあり、今は色がついていませんが、それは、7月上旬から下旬が見頃になります。
四季彩の丘 公園・植物園
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そして、うっすらと染まっているラベンダーの畑の下の通路の右端を見て下さい。ここにも、ラベンダーよりも色の濃い花がありますね。これはキャットミント別名ネペタと言います。これもラベンダーと同じシソ科の花なのでラベンダーに似ています。でも、キャットミントは鑑賞用ですのでハーブとしての役目はありません。
四季彩の丘 公園・植物園
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この花は花の咲いている期間(花季)が長いので、いろいろな花壇で重宝されて良く植えられています。旭川の上野ファームや中富良野のファーム富田にもたくさん植えられていますよ。元々ラベンダーもキャットミントも乾燥地を好む花なので梅雨のない北海道が栽培に適した土地なのです。
四季彩の丘 公園・植物園
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花壇の端っこに行って全体を眺められる場所に移動しました。もちろん全体と言っても平らな斜面じゃないので、こんな風に花の向こうには丘の一部しか見えませんが。
四季彩の丘 公園・植物園
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よく見るとラベンダーとの形の違いがわかるでしょうか。ラベンダーよりも花弁は大きく、全体がふっくらした形です。
四季彩の丘 公園・植物園
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ここにもトラクターバスがやってきました。この花畑を鑑賞して、元の出発点に戻ります。
四季彩の丘 公園・植物園
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私も、歩いて砂利の通路を戻ることにします。
四季彩の丘 公園・植物園
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ここに植えてあるのは移植したばかりの夏~秋の花です。これはマリーゴールドですね。7月初めから8月末くらいまで、いや失礼、9月でもきれいです。見頃は長期にわたり続きます。虹色の花の絨毯は見事ですよ。
四季彩の丘 公園・植物園
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イチオシ
最初に見たサルビアプラテンシスの花畑の横を通って戻ります。
四季彩の丘 公園・植物園
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もう少しで7月。
四季彩の丘 公園・植物園
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この花が色褪せてくるころ、早咲きラベンダーは満開になります。
四季彩の丘 公園・植物園
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そして、風に乗って甘い香りが漂ってくるのが今から楽しみです。
四季彩の丘 公園・植物園
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その時までは、陽の光をいっぱいに浴びて、がんばって輝いていてほしいものです。
四季彩の丘 公園・植物園
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その時にはもっともっとお客さんが増えていますように!人の波をかき分けて花を見ていたあの頃に早く戻って欲しいものです。
四季彩の丘 公園・植物園
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そんなことを思いながら四季彩の丘を後にします。
四季彩の丘 公園・植物園
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そして、売店であります、あります。今年4回目の産直アスパラを買い求めました。
四季彩の丘 公園・植物園
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実は四季彩の丘は農園も経営しています。このアスパラもそうですが、小麦も育てていて、敷地内にあるすぐそばのうどん屋さんも四季彩の丘農園でつくった小麦なのです。ここで買えるのは時季から考えると今回が最後になります。この日はこれで帰宅しました。
毎度のだらだら日記に最後までお付き合いいただきありがとうございました。四季彩の丘 公園・植物園
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この旅行記へのコメント (2)
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- 電動自転車さん 2023/07/08 23:25:27
- 楽しみ倍増
- 見せて頂きありがとうございます。
楽しみ倍増です。
私が訪れる頃はどうなっているのでしょう。
バスもたくさん。
きっと混雑しますね。
まっいいか。
いつもしあわせを分けて頂きありがとうございます。
電動自転車
- takaさん からの返信 2023/07/09 16:36:36
- RE: 楽しみ倍増
- 電動自転車さん、こんにちは。
毎度、毎度本当に恐縮です。国内もそうですが、海外からのお客さんが増えましたね。中国語(台湾)、韓国語の行き交う観光地がとても増えました。うれしいのですが、ちょっと混むのも嫌だなと思うようになりました。
先日もファーム富田の駐車場が混んで大分待ちました。激込みの本番は今週ですね。昔に戻ったようで嬉しいのですが、ちょっと悩ましい。かなり以前ですが、数キロメートル前から混み始め、あまりの渋滞で引き返したことがありました。何とか行ってきたいと思うのですが。
今回の四季彩の丘のポピーもきれいでしたが、レインボーの花の絨毯は9月頃まで楽しめるので電動自動車さんも是非、いらしてください。ありがとうございました。
taka
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