2023/06/25 - 2023/06/26
224位(同エリア401件中)
うーたさん
この旅行記のスケジュール
2023/06/25
2023/06/26
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旅の行き先は100名城(続100名城含む)がある場所から選んで、そこから周辺の観光を旅程に組み込んでいます。
お城めぐりを中心に美味しいご飯とお酒の旅!
目指せ100名城制覇!!
今回は山口県の旅。
当初は、津和野城と萩城をめぐる旅の予定でしたが、山口県の長門・角島•秋吉台あたりのエリアが、思いの外、見所満載だったので、予定を変更してお城めぐりは津和野城跡のみになりました。
山口県のこのエリアを短時間で観光するにはレンタカーが必須だと思います。細い山道が多いので、運転に慣れていない人は用心した方が良さそうですが、海も山も美しい場所が多いエリアなのでぜひおすすめしたい旅先のひとつになりました。
今回集めた御城印は
津和野城。
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津和野城跡へはリフトを利用。津和野城跡観光案内所=リフト乗り場です。料金は大人往復700円。乗車時間は約5分。ちなみにリフトは使わず自然歩道を歩くと約40分かかります。
津和野城跡観光リフト 乗り物
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リフトの座席は係の人がひと席ずつタオルで拭いて、着席の補助をしてくれます。細かいお気遣いが嬉しい。
レトロなリフトは小刻みに結構揺れます。きしみ音が大きいのもレトロ感に拍車をかけています。 -
津和野城は標高362mの霊亀山の上にに築かれた山城。
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リフトを降りて歩く事約20分。山頂に到着。舗装された道なので歩きやすいけれど、山頂には自動販売機はありませんのでリフトに乗る前に水分のご用意を!
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山頂から見た津和野の街は美しい。
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リフト乗り場からすぐの「太皷谷稲成神社」の売店で津和野城の御城印が購入できます。ここ太鼓谷稲荷神社は島根県では出雲大社に次いで参拝者が多いお稲荷様。
リフト乗り場の駐車場は小規模ですが、こちらは100台分の駐車スペースがあるのでリフト乗り場が満車の際はこちらを使うと便利。(どちらも駐車料無料) -
津和野の街を散策。
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津和野カトリック教会。
津和野は長崎浦上のキリスト教信者の流刑の地のひとつ。小京都に突如現れる美しいステンドグラスの教会。背景には悲しい殉教の歴史がある。 -
津和野の地酒「初陣」の蔵元へ
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夏のお酒が並ぶ。試飲はフルラインナップをご自由にとの事。太っ腹なシステム!!カップを受け取り手酌でいただく。
山田錦を100%使用したフルーティーな純米大吟醸と、爽やかな味わいの純米吟醸酒を各1本購入。純米大吟醸は早速今夜ホテルで飲む予定♪ -
こちらは江戸時代から続く薬屋「高津屋伊藤博石堂」。一等丸という胃腸薬が有名。300粒入りを購入。体質に合えば、次回からの購入は電話でお願いできるそう。
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昼食は津和野駅から徒歩すぐの「千舎ノ木」にて。ご夫婦が農園で作られた野菜を中心に素材の味が楽しめる十割蕎麦の店。
蕎麦の実を発芽させて蕎麦打ちする「発芽十割蕎麦」を注文。発芽してるだけあって、しっかりとした蕎麦風味と歯応え。優しい口当たりとなめらかな喉越しが好きな人は普通の十割蕎麦が良さそう。 -
昼食の後は「秋吉台」へ。
美祢市の中・東部に広がる日本最大級のカルスト台地。秋吉台国定公園 自然・景勝地
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秋吉台カルスト展望台の横にあるのが、秋吉台ジオパークの拠点「カルスター」。総合案内の他にオシャレなカフェもあります。
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点在する石灰石は、3億5千万年ほど前にサンゴ礁として誕生したもの。それから長い年月を経てカルスト台地を形成したそう。雄大です。
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総合案内所で見つけた「江原ウバーレ集落」。ウバーレって??と、そのネーミングに興味がわき、さっそく行ってみることに。秋吉台から車で約20分。心配になるぐらい、かなり細い山道を通ります。(車のナビとGoogleマップの道案内とダブルで確かめながら行きました)
ウバーレとは、雨などに溶かされた石灰岩がドリーネと呼ばれる窪地を作り、そのドリーネが何個も繋がってできた大きな窪地の事。 -
江原ウバーレ集落の全景。普通の山間の集落に見えますが‥
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集落の入り口にある、こちらの集会所に車を停めて散策してみると
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先程、秋吉台で見てきた石と同じような大きな石灰岩が集落のあちこちにゴロゴロ。お宅の軒下と言ってもいいぐらいの場所にそびえています。たまたま庭におられたお家の方にご挨拶できました。
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カルスト地形は普通、保水性が低い特徴があるけれど、ドリーネの底には(ウバーレの底も同様)肥えた粘土質の土が堆積しているので、耕作が盛んに行えたことから集落になっていったみたい。なるほど~!
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この地に降る雨は、川や池を作る事なく、この吸い込み穴をつたって地下の鍾乳洞に流れていきます。
この時は車も1台も通っておらず、先程お会いした方以外、人気もなくて本当に静かな集落。窪地であるため、繰り返し鳴くうぐいすの声だけがコダマして響き渡っていました。異世界にいるような感覚になりました。 -
さあ、ここからテンポアップで角島へ向かいます。車で1時間。有名な「角島大橋」を渡ります。
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角島灯台へ。
ここは日本で16しかない「のぼれる灯台」のひとつ。入場料は大人300円。角島灯台/角島灯台公園 名所・史跡
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早速登ります。石の螺旋階段が105段続きます。
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最後はこの難所!角度は80度とのこと。
そして壁には「上から下まで落ちた人がいます」との注意喚起が。こわっ -
ロープを握りしめて登った先には絶景が!!この日は夕方からあいにくの曇り空(今にも振り出しそう)だったけれど、それでも美しい風景でした。
帰り際、駐車場の中にあった売店(食堂)から炭焼きのいい香りが!寄ってみると海鮮がたくさん。トークが絶好調の漁師さんのお店。立派なサザエがあったのでお刺身にしてもらいました。大ぶりなサザエ3つで1000円と良心的!! -
1日目の旅程を終え、本日の宿泊先、長門温泉「大谷山荘」へ。角島灯台から約40分。
駐車場はバレーサービス。ウェルカムドリンクに和菓子(生外郎)とお抹茶あり。長門湯本温泉 大谷山荘 宿・ホテル
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お部屋は、芙蓉デラックス和室ジャグジー付き、84平米。畳を入れ替えたばかりと思われるイグサのいい香りがして清潔感満載です!
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ジャグジーも想像以上の大きさ。渓谷の木々を見ながら入れる広々ジャグジー。露天風呂と違ってフィックス窓なので虫の心配がないのもよかった!
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夕食は館内レストラン「瑞雲」にて季節懐石を。入り口に大きなワインセラーがある雰囲気の良いレストランですが、懐石料理は記憶に残るお食事、とはならず‥。お食事を楽しみたい時は特別懐石プランの方がいいかもしれない。
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食後は館内のバーへ。一休.comのダイヤモンド特典で「バーにて1杯無料」を使わせてもらう。さっぱり目で作ってもらったカクテル。その人の雰囲気に合わせて作ってくれます。爽やかな色合いのカクテルでよかった!
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イチオシ
翌日は元乃隅神社へ。ホテルから約30分。細い山道を通ります。朝早い訪問だったので、まだ帰路に着く対向車がいなかったのが幸い。大型観光バスとすれ違う時は泣きそうー。
元乃隅神社 (もとのすみじんじゃ) 寺・神社・教会
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鮮やかな朱塗の鳥居。映えてます!!
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100m以上続く鳥居を抜けた先は海と崖。雨がパラパラ降ったりやんだりのお天気にピッタリの迫力ある崖。サスペンス劇場の崖シーンに使えそう。地面も泥濘んでいるので恐怖心倍増。
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絶景だけど、足を滑らせたら‥と思うと震えます。
目の前を歩いていたマダムがズルッと足を滑らせてヒヤリとする場面も。。関西弁の元気なマダムは「アブナイわぁーガハハ」で済ませていたけれど、いえいえ一歩間違えると大ごとですよぉ(汗)
すごく有名な映える123基の鳥居より、こちらの海と崖のインパクトの方が大きかったです。 -
有名な鳥居の後は、ホテルをチェックアウトする時にカウンターに置いてあったこのパンフレットを見て、急遽旅程に組み込んだ観光遊覧船。
元乃隅神社から青海島遊覧船乗り場まで約30分。青海島観光汽船 青海島一周航路 乗り物
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この日は、青海島1周コースのみの運行。所要時間は1時間20分、料金は2200円。
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他にチケット購入者はおらず、20人乗りの船が貸切出航。なんか申し訳なくなります‥
この船は座席の窓が開け閉め自由。心地よい海風にあたりながら遊覧できます。進行方向に向かって右側が見所の多い青海島側。満席の場合は右側の席を選ぶのがおすすめ! -
イチオシ
出航してしばらくすると、いよいよ変わった形の岩が増えてきます。まずはこの「夫婦洞」という洞窟の中に入っていきます。ここは夫婦円満のご利益ありとの事!
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薄暗い洞窟を船は進みます。迫力満点!!
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洞窟の中は光の反射で、まるで青の洞窟。
ここから先はカヌーでしか入れない。 -
大きな岩の穴も、
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こんな狭い岩の間も通っていきます。船長さん凄腕です!!
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海の底まで透き通っていて、泳ぐ魚もしっかり見えます。
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色々な、形の岩や断崖を見ることができて大満足。
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さらに、帰り際にイルカの群れと遭遇!!
8頭ぐらいの群れが、ぷかぷか波の揺れに合わせて泳いでいました。感動!!
当初の予定では萩城に行く予定でしたが、急遽訪れた「青海島観光遊覧船」。ホントよかったー!!
萩城は、また今度! -
今回の旅の御城印は
津和野城。
100名城制覇まで、あと残り61城!
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