初夏の城崎温泉②～温泉と但馬牛と蛍と～

2023/06/09 - 2023/06/10

教訓。
夜に旅館の夕食を予約しているときは、昼間は炭酸を、控えろ。

その①～食べ歩き編～
https://4travel.jp/travelogue/11834187

エリア 城崎温泉(兵庫)

城崎＝この光景。
浴衣を着て散策する方も多く、風情があっていい感じ。
初夏は川べりの柳の緑が特に綺麗に映えますね。

鯉（ですか？）も泳いでいます。

気になった雑貨屋さんにも寄りながら。

凸凹堂 (城崎店) 専門店

プリンのお店には、光に群がる虫の如くホイホイされるわたしです。
テイクアウトでクレームブリュレをお買い上げ。

城崎プリン kiman グルメ・レストラン

ここのお店も行きたかったんですが、お休みでした…

今日のお宿はこちら、三木屋…ではありません（泣）
実は予約ミスで予約したと思っていたらできていなかったのです…
この三木屋は、山手線に轢かれて重傷を負った志賀直哉（てか、よく生きてたな）が湯治に訪れていた際に定宿として泊まっていたという老舗で、その当時の部屋が残っているのですが、見学は宿泊者のみでした…リベンジします…

国登録有形文化財の宿 三木屋 宿・ホテル

そんな三木屋のお隣にたつ旅館、喜楽（きらく）さんが今宵のお宿。
チェックインにはまだ時間があったので、荷物だけ先に預けておきます。

城崎温泉 喜楽 宿・ホテル

旅館の裏の小川。水が澄んでいて綺麗。
夜になるとこの辺りに蛍が飛ぶそうです。

身軽になったので散策再開しました。

城崎温泉 木屋町小路 市場・商店街

木屋町小路を散策していると、かわいいカヌレのお店を発見。
グルテンフリーのスイーツ専門店で、１００％米粉で作られているそうです。

片島成好堂 グルメ・レストラン

もちっとした食感。

城崎文芸館に来ました。

城崎文芸館 美術館・博物館

ここでは志賀直哉を始めとする『白樺派』と城崎温泉の関わりや、城崎を訪れた文人たちの書簡、コウノトリ伝説からの城崎温泉の歴史や歩みが紹介されています。

旅館にチェックイン。
細長い感じの間取りです。
仲居さんに外湯巡りのことやお店の時間、おすすめなどを教えていただきました。

城崎温泉 喜楽 宿・ホテル

温泉宿に置いてるお菓子は、夕食前なのについつい食べてしまう。

内湯に入って、夕食に備えます。

夕食会場の個室のふすまをあけると、そこは桃源郷でした。
ここは天国か。肉ヘヴンへようこそ。

しゃぶしゃぶ、ローストビーフ、肉寿司、ステーキ…
見渡す限りの、肉、肉、肉。
たいへん肉肉しい。

食前酒は梨のスパークリング。

写真だけだとこの肉の焼ける音とバターの溶ける香りと瞬間が感じられないのが悔やまれるほど。

中は少しレア気味に。
幸せをかみしめながらお肉を味わいます。

が、しかし。ステーキを食べきってさぁしゃぶしゃぶもいい感じ！と思っていた矢先に起こった悲劇。
なんと、昼間の炭酸飲料が消化しきれておらず、しゃぶしゃぶを３，４切れほど食べた後に襲い来る満腹感…
まだまだあったのに、無理してバイオハザードするのは嫌だったので、私の分ののこりは同行者の胃袋へ。

だがしかしデザートは別腹なのである。レモンのゼリーがさっぱりしていて、肉後の胃袋にやさしい。

夕食を豪華に行く時は、食べ歩きはすれども炭酸は控えろという学びを得ました。