フォション京都

2023/05/19 - 2023/05/20

5月19日から2泊京都に行きました。
1泊目はフォション京都。お菓子たっぷりでした。
夕食は而今平たてへ。

エリア 京都駅周辺(京都)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: タクシー JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

19日（金）の午後からほぼ丸二日間京都に出かけていました。

京都、遠くはないので、一泊したことはあったけど、二泊したことはあったかしら・・思い出せません。元気だったころは日帰りで行くことが多かった。

出かけた金曜は雨でした。雨は嫌だけど、前日30度を超す暑さが伝わっていたので、それほど暑くなかったのは助かりました。

芦屋で新快速に乗り換えていくわけですが、昼過ぎの時間で、座ることができました。

京都駅は人が多い。タクシーも行列。雨は濡れてもいいというくらいで大したことがなかったけど15分ほど並びました。人も次々ときて並ぶけど、タクシーも次々ときていました。

乗った個人タクシーの運転手は行き先のフォションホテルを知らず、住所とネットの地図を見せたのに、違うホテルで降ろされてひどい。

幸いそのノーガホテルのフロントマンが親切でタクシーを呼んでくれるとのこと・・時間はかかったけど、その間にお手洗いを借りられて助かりました。チェックイン時間でもあり、外国人がどんどん来ていました。パン屋がありよさそうなホテルで、後で見たらなかなかの評価でした。

呼んでくれたタクシーに、運転手にちゃんと行き先を言ってくれて無事フォションホテルに到着。

フォションはパリでグローサリーには行ったことがあったし、横浜にいたころ港南台の高島屋に入っていたパン屋で時折買い物していました。もうなくなったけど・・。ホテルは京都とパリだけとか。

フロントは10階。濃いピンクが使われて派手。

ウエルカムドリンクはアイスティーにマカロンがついていておいしかった。

部屋は３階。
部屋も派手なピンクが使われていました。冷蔵庫のマカロンのほかにお菓子がたっぷりの棚がありました。

夜は、旅行のことを書いたブログで知った御所の南側にある而今平たてさんへ。

開店した５時の予約でした。
カウンター７席と半個室の４人掛けがあり、ご主人と女性のお二人がされている開店１年ほどのお店です。

コースもありますが、アラカルトでお願いしました。

最初の二品はお店決められていました。鱧と初ガツオです。
鱧にはおいしい出汁がかかり、カツオはカリッと火が通され、どちらもおいしかった。

うにと新ジャガイモ。想像ができず楽しみでした。新ジャガイモが素麺のように細く切られてその上にウニが乗っていました。新ジャガイモの触感がいい。

メニューで目に付いたどらごん太刀魚。どらごんとは何ぞやと思ったら巨大な太刀魚でした。びっくり。柔らかくおいしい太刀魚でした。

賀茂なす。甘くてたれをつけなくてもおいしいけど付けたら付けたでおいしい。

新たまねぎのむーす。玉ねぎをムースにするとはびっくり。
このころ女性３人組だったかのお客さんが加わりました。

ホワイトアスパラガスのフライ。アスパラガスをフライにするのも珍しい。おまけに周りにあるのは海老風味の粉で海老の香りがたっぷり。大人の海老煎餅というのもあり、興味があったけど、それも同じ海老風味の粉がかかっているとのこと。食べてみたかったけど、おなかいっぱいになり我慢。

煮穴子のあて。ご飯のない穴子巻きみたいでおいしい。

おなかいっぱいといいながら、苺白和えが気になり注文。ヘルシーなデザートの感じでした。

夫は元気に小さい海鮮丼とみそ汁、漬物、さらに杏仁豆腐。
すっかり気に入ったようでした。

お供は、店主がおすすめのイスラエルの白ワイン。

大満足でまた京都に行くときにはと思いながら帰ってきました。

朝食はついていたので、ホテルで朝食。
10階のフロントと反対側にレストランがあります。入るとほぼ満席で西洋人が半数近い。西洋人にもフォションは興味深いのかしら。英語が聞こえたから近くにいたのはフランス人ではなさそう。

運よく窓辺のテーブルをもらえました。訊ねると、見える社寺は知恩院、清水寺、高台寺など行ったことがあるところだけど、上から眺めるとまた違う贅沢。

コンチネンタルというよりアメリカンという感じのフォションブレックファスト。きれいな黄色のオムレツやおいしいソーセージでした。何よりパンとバターがおいしくバターをお替り。バターはあったけどジャムがなかったのは不思議。フォションの売り場にはジャムもあった気がするけど・・。

部屋にあったフォションのたくさんのお菓子・・クッキーなどのほかに八つ橋がありびっくり。

チェックアウトのあと、甘いもの好きの夫が買ってきたのは創業明治元年の幸福堂の甘いお菓子。ここの名物はぎぼし最中。近くの松原橋は牛若丸と弁慶の五条の大橋があり、橋のぎぼしが最中になったと知り、松原橋へ。

松原橋は二つありました。一つは高瀬川にかかる小さいもので、鴨川にかかる大きいものが五条の大橋らしい。

高瀬川は、森鴎外の小説で有名だけど、こんなに小さい川とは・・。

鴨川には床もできているのが見えました。

松原橋の近くに行列。人気の立ち食い麺の店すばというのらしいが、朝食後でおなかがいっぱいでパス。

知らずにふらふら歩いても名高い場所に出会えるのが京都。面白い。