紅葉のドラゴンドラに乗りたくて！ 猿ケ京温泉→苗場プリンス→たくみの里を巡る旅！

2021/10/28 - 2021/10/30

紅葉時期のドラゴンドラに乗りたくて、猿ケ京温泉→苗場プリンスへ行ってきました。
ドラゴンドラは超絶的に素晴らしい。しかし山の天気は変わりやすいので、天気予報は当てにはなりません。朝早く出発するのが苦手な嫁さんのために、猿ケ京温泉に前泊してのんびりと過ごしてから苗場へ向かいました。ドラゴンドラは到着日、翌日と2回乗車する事になりました！
帰りには「たくみの里」という新しい発見もありました。

エリア 苗場(新潟)

苗場の前泊でどこがよい？と考え17号線沿いの群馬、新潟の宿を探しました。
大昔に苗場スキー場へ行くときに通り過ぎるだけだった猿ケ京温泉を思い出し、苗場には近いし良さげだったので「蔵やしき 野の花畑」さんに決めました。法師温泉もあるのですが少し道をはずれるので今回はパスしました。

農家さんの宿のようで、二階には干し柿が吊してあります。こういう田舎風景が日本の原風景かなあ。

玄関を入ると良く磨かれた広間があり、私達を迎えてくれました。

奥へ上がると広々スペース。お庭もみえます。

お土産コーナーというより民芸品コーナーかな。

モミジも紅葉して、きれいな庭です。

庭を散歩できるようでしたが、夕方で肌寒くなってきたので、ロビーから見るだけにしました。

何気ない花ですが、お庭の前のロビーに彩りをそえています。

廊下にもお花。

今回はこの部屋。

コロナ禍、しかも平日ということもあり、宿泊客は私達とバイクで旅しているライダーさん一名とのことでした。

コロナ禍の旅館さんは、どこも事前に布団が敷かれていますね。旅館側の様々な知恵でコロナを乗り切って欲しいと思います。

さっそく、お風呂にいきます！
脱衣場もとてもキレイです。

猿ケ京温泉。
カルシウム・ナトリウム－硫酸塩・塩化物温泉。

女将さんの手書き？
内湯は源泉掛け流し！最高です！

お風呂もまあまあ広く、右奥からは露天風呂へ出られます。露天風呂の写真を撮るの忘れました。

夕食は食事処で。
他のライダーさんは夕食なしだそうで、私達だけでした。見た目の品揃えは普通ですが、どれも美味しい！

こちらは朝ご飯。もうこれだけあれば十分です。
温泉もいいし団体もいないし静かだし、紅葉時期に2万円以下で泊まれるし、楽天トラベルのクチコミもいいし、とても良い宿でした！赤谷湖付近には観光名所はないと思うので、新潟方面の中継宿として、また機会があれば利用したいと思いました。

さて、野の花畑の宿を出発して到着した苗場プリンスホテル。昔、スキー全盛期に来た以来だから、数十年ぶり。今でも冬のゲレンデはユーミンの曲が流れているのでしょうか？若いとき毎週のように日帰りで行っていました。

空が怪しい。

フロントで受け付けしてから、バスでドラゴンドラ山麓駅まで移動します。今回はプリンスホテルのドラゴンドラ乗車券付きプランでした。

あいにくの曇り空。晴れないなあ。

曇り空でも期待が高まります。

並んでる並んでる！

10月下旬でこの気温。山の上は寒い様です。
ダウンジャケット着用の方が多かったです。

お天気は曇り空だけど、山の上へ上へ登っていきます。

上ったり下ったりを繰り返し、グングン進みます。
私がスキーをやっていた頃、このドラゴンドラは無かったから、冬の絶景も凄いんだろうなあ～と思います。

すれ違いにガタンガタンと揺れるのはロープウェイあるある。

山の上に到着すると広場が広がっていて、ゲレンデ食堂がオープンしています。しかし天気のせいか肌寒いです。

ゲレンデ食堂ではカレーでしょ。

食堂の中は暖炉あり。この周りのカウンター席は良さげですが、コロナなので間隔を空けなければならず、座れる人数は限られます。

ドラゴンドラの山頂駅から田代ロープウェイ乗り場まで行くには、斜面を登っても良いですが、らくらくリフトで行きますよ。少し小雨が降ったりやんだり。

らくらくリフトの上に田代ロープウエイ乗り場があります。

たしろ高原。まだ曇ってるなあ。

田代ロープウェイ乗り場にあった看板。
色々とお金かかります。

1,413mの展望台。

下からロープウェイが上がってきた！しかも雲の間から陽の光が！

違う角度から。

乗り込みました。皆さん絶景写真を撮っています。

山深いですね。
猿とか熊とかいるんですかね？

途中で見える湖は二居湖って言うらしいです。

到着しました。
ロープウエイさんありがとう。

また上っていきました。

遅い時間って言うのもありますが、こちらから上っていく人はいません。ドラゴンドラの乗り場が混んでいる時は、こちらの田代ロープウェイから上っていく逆順(？)の方が早い場合もあるようです。

右奥周り、左回りって感じですかね。

田代ロープウェイ山麓駅です。

少し待つと循環バスがやってきます。

これに乗って苗場プリンスホテルまで帰ります。無料でした。

今回のお部屋。

部屋に入りました。狭い！！スキー客メインで、特に若者カップル向けだとこんなに狭いのかなあ…と思う感じ。でも苗場プリンスホテルは部屋数が多いので色々なタイプの部屋があると思います。
若い頃はこれで不満とか言わなかったと思うので、自分が贅沢病になったんだろうと思います。

家の風呂より小さい！

ツインなのに、タオル3つとは是如何に？

昔ながらの洗面台。
建物が古いホテルだと内装だけリフォームしている所が多いですが、プリンスホテルはやらないのですね。部屋数が多過ぎるしスキー客減少しているし厳しいんだろうなあ。

洗面の下に冷蔵庫！

夕食まで時間があったので、「道の駅みつまた」へ。

道の駅 みつまた 道の駅

ここは、お店の中に足湯がありました。
新潟の名産品やお酒(あまり東京では見ない銘柄)がありました。日本酒の小瓶を買いました。

ホテルにもどって夕食です。宴会場でのバイキング形式です。

壁沿いにライブキッチンが並んでます。

大したものはありませんでした。

でも、天ぷらとか揚げたてが食べられました。

朝食も同じ場所で。

大浴場へは4号館まで歩きます。この通路は冬はスキー客用のロッカースペースとなりますが、目隠しされてます。

この先に温泉あり。苗場プリンスは横長の建物なのでずっと歩きますし、日帰りスキー客も利用できるのでちょっと離れた位置にあります。

翌朝、晴れていました！
ゲレンデの斜面もくっきり。

部屋から外を見ると長蛇の列！
ドラゴンドラ山麓駅までいくシャトルバスを乗る人達の行列です。バス乗り場は右の建物を抜けて延々と先にあります。

先ほど窓からみた行列は一般のシャトルバス。ホテル宿泊者は無料のシャトルバスに乗ることができます。昨日はホテル到着が10:30に間に合わなかったので一般シャトルバスでした。
昨日、ドラゴンドラは乗ったしなあ…でも今日は天気も良いし紅葉の色も違って見えるだろうなあ…でもなあ…と悩みましたが、9時30分のバスの予約は空いているとのこと。またお金かかるけどいいや！っと乗ってしまいました！

新幹線で越後湯沢駅との往復シャトルバスもありました。

ドラゴンドラ山麓駅着くと、ここも既に長蛇の列！やはり土曜日ですから！

昨日より景色の色が違います。

見上げると青空にゴンドラが！

ゴンドラ乗り場から振り返ると、まだまだ長蛇の列。駐車場に観光バスも乗り付けているので､ツアーのお客さんもたくさんいるのでしょう。

さあ、出発です！青空～！

紅葉の色が違います！

谷を通過する景色も陽射しでとてもキレイです。

水の流れもとても綺麗にみえます。二回目ですが乗って良かったです！

ドラゴンドラ山頂駅まえの広場は1,346m。昨日は気がつかなかったです。

昨日と同じラッキー君が迎えてくれますが、今日はゲレ食へは行かず。

このような二人の姿も。良いですねえ。

秋の雲です。気持ちがいいいです。

せっかく天気も良いので、田代第２高速リフト(パノラマリフト)に乗りました。ちょっと他界けど…。

パノラマリフトの上からは遠くの山々が見渡せますす。冬のプリンスホテル前の筍山の上から見る雪景色はとても良かったのを思い出します。

嫁さんはスキーをやらないので、リフトに乗り慣れていないので、行きも帰りもしっかり手すりにつかまっていました。

帰りは田代へ回らず、またドラゴンドラで帰りました。冬シーズンもスキーをやらなくてもドラゴンドラには乗れるそうです。でも寒いのが嫌いな嫁さんは行かないだろうなあ…。

ドラゴンドラ山麓駅の裏側にある売店でゲット。

ドラゴンドラ山麓駅からはバスに乗らず、風の散歩道をてくてく歩きました。さっき買ったコシヒカリアイスをモグモグしながら。

広場を横切るように、なだらかな斜面を下っていきます。

ホテルが見えてきました。冬はここが真っ白なゲレンデになります。懐かしい風景が思い出されます。

ホテルからの帰路の途中、湯宿温泉あたりで「たくみの里」という看板を見つけました。なんの予備知識もなく山道をしばらく登って行くと、急に視界が開けた風景が現れました。道の駅「たくみの里」。
里山テーマパークだそうです。

工芸品や伝統技術がたくさん残るたくみの里は、和紙や革細工、陶芸や押し花など多くの匠がいるらしく、それらの品々のお店も中にありました。

道の駅 たくみの里 道の駅

お蕎麦屋さんがあったので入りました。

良さげな感じの造りです。

天ぷらそば、美味しい。

たくみの里の中庭には藁アート！コロナ禍なのでアマビエ様です！ありがたやありがたや！

こちらは虎。

迫力あります！

こちらは猪親子。比較対象物がありませんが、すごく大きいんです。その年により作られる藁アートが異なるようです。

夕陽に佇む虎。

藁アート！
秋の名物なのでしょう。

こりゃ何じゃ？と、見ると！

カラス天狗！たくみの里で行われる秋の収穫祭「豊楽まつり」に使われる御輿だそうです。日本最大級の大烏天狗神輿は圧巻の大きさで、これを担いで秋の実りを祝う神輿が会場を練り歩くとのこと。

Google 先生に聞くと、ここは三国街道須川宿だそうです。昔の農村風景を残すため一部区間は電柱を地中化してあるようで、とても広いエリアです。17号線から少し登った山の中に広がる農村風景。派手なアトラクションはありませんが、静かでのどかな場所でした。
新しい発見をしてのんびり過ごした後、帰路につきました。