![2022年の暮れに2泊3日で鉄道を利用して紀伊半島を回りました。和歌山県はこれまで和歌山市とその周辺しか訪れたことがなく紀伊半島南部は未踏の地となっていたので、以前より行ってみたいと思っていました。時間に余裕があれば山間部を巡りたいのですが、今回は時間の都合上、鉄道を利用して新宮、和歌山にそれぞれ1泊し、周辺の観光スポットを訪問するスケジュールとしました。<br /><br /> 初日は、東京から名古屋へ新幹線で移動、名古屋から在来線の特急で新宮へ。新宮では新宮城跡、熊野速玉大社、神倉神社などを訪ね、ローカルグルメのさんま寿司やめはり寿司を堪能しました。](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/11/83/54/650x_11835465.jpg?updated_at=1732934618)
2022/12/25 - 2022/12/25
230位(同エリア231件中)
ぶたずっぺさん
- ぶたずっぺさんTOP
- 旅行記26冊
- クチコミ0件
- Q&A回答0件
- 4,452アクセス
- フォロワー1人
2022年の暮れに2泊3日で鉄道を利用して紀伊半島を回りました。和歌山県はこれまで和歌山市とその周辺しか訪れたことがなく紀伊半島南部は未踏の地となっていたので、以前より行ってみたいと思っていました。時間に余裕があれば山間部を巡りたいのですが、今回は時間の都合上、鉄道を利用して新宮、和歌山にそれぞれ1泊し、周辺の観光スポットを訪問するスケジュールとしました。
初日は、東京から名古屋へ新幹線で移動、名古屋から在来線の特急で新宮へ。新宮では新宮城跡、熊野速玉大社、神倉神社などを訪ね、ローカルグルメのさんま寿司やめはり寿司を堪能しました。
-
2022年最後の日曜日。早朝に自宅を出て東京駅へやってきた。7:30発の「のぞみ31号」博多行きの自由席で名古屋へ向かう。まだ年末の帰省ラッシュはないものの自由席は品川駅で満席となった。定刻の9:22に名古屋に到着。
東京駅 駅
-
名古屋駅の地下街のパン屋で買い物をして在来線ホームに向かう。名古屋からは10:01発の「南紀3号」紀伊勝浦行きに乗り新宮へ向かう。名古屋から特急に乗るのは初めてだが、この列車はなんと2両編成のディーゼルカーだった。
新宮までの3時間半は長く感じるかと思ったが、特に紀伊半島に入ったあたりからは車窓は長閑な風景が広がり全く退屈はしなかった。
名古屋駅 駅
-
車内でパンを食べたりしたが、午後2時近くになり空腹である。新宮駅を出てすぐ駅前に「徐福寿司」という店があった。さんま姿すしを推しているようだったので、迷わずに注文した。一見すると長いさんまがそのまま酢飯の上に乗って出てきた様に見えるが、これがとてもおいしかった。
徐福寿司 駅前店 グルメ・レストラン
-
腹が満たされたので街歩きを始めよう。駅のすぐ近くに徐福公園がある。とても立派な門が目を引く。まずここからスタートする。
徐福公園 公園・植物園
-
徐福公園はとても小さな公園だった。秦の始皇帝に仕えた徐福が渡来したという話は一般的には虚構とされているが、ここには徐福像や徐福の墓があった。
徐福公園 公園・植物園
-
徐福公園から徒歩10分ほどの場所にある阿須賀神社に寄ってみた。背後の小高い丘があるが、このあたりは熊野川の河口に近い。石畳の参道を進んだ先にある拝殿、そして境内には人の姿はなくひっそりとしていた。
阿須賀神社 寺・神社・教会
-
次に向かったのは新宮城跡。車の行き交う通りを外れ、坂道を登っていくと途中から石段が設けられている。少々息を切らして登っていくと山あいをゆったりと流れる熊野川を一望できる。
新宮城跡(丹鶴城公園) 公園・植物園
-
新宮城跡には石垣などが残っているだけである。ここからの景色は素晴らしく天気が良くて幸いだった。
新宮城跡(丹鶴城公園) 公園・植物園
-
新宮城跡で景色を眺めた後は市街地を通り、熊野速玉大社をめざす。その途中にあった仲之町商店街はアーケードになっていてよい雰囲気だった。残念ながら開いている店は少なくひっそりと静かで活気が感じられなかった。
新宮市仲之町商店街 名所・史跡
-
熊野速玉大社へやってきた。神門の朱色が鮮やかだ。
熊野本宮大社、熊野那智大社、そしてこの熊野速玉大社の三社を熊野三山と呼ぶが、今回の旅行では熊野那智大社にも参拝する予定である。できれば三社を訪問したかったが、スケジュールの都合で本宮大社は見送った。しかし、いつかは訪れなくてはならないと思っている。熊野速玉大社 寺・神社・教会
-
拝殿で参拝を済ませる。境内は思ったよりも人が少なく静かだ。
ところで、熊野権現が最初に降臨したのはこの近くの神倉山であり、後にこの速玉大社へ遷られたとのこと。そのため神倉神社を「旧宮」、速玉大社を「新宮」と呼ぶこととなったらしい。新宮の地名の由来もそこにあるようだ。熊野速玉大社 寺・神社・教会
-
そんな話も聞いていたから、神倉神社にはぜひ行ってみたかった。地図で見ると速玉大社から歩いていける距離だ。鄙びた雰囲気の街並みを眺めながらのんびりと歩き、神倉神社の赤い鳥居があり、そこから恐ろしく急な石段が続いている。
この石段はところどころ崩れかけていて石段というよりも岩を登っているようなところもある。しっかりした靴を用意しなくてはならない。神倉神社 寺・神社・教会
-
石段をよじ登るように這い上がっていく。もうよほど引き返そうかと思った頃に石段は緩やかになった。そしてついに神倉神社の社殿へ到達した。社殿のすぐ上には「ゴトビキ岩」という巨岩があり、これが神体として祀られているのだ。
神倉神社 寺・神社・教会
-
振り返ると目の前には新宮の町が広がり、その向こうには真っ青な海と青空が見えている。絶景である。ゴトビキ岩とそれに張り付くように建つ社殿、そしてこの風景を見るだけでここが特別な場所なのだと感じる。途中で諦めずに登ってきてよかったと思った。
ところですでに私の膝ががくがくで力が入らない状態。帰りはゆっくりと気を付けて下って行った。神倉神社 寺・神社・教会
-
予約していた新宮ユーアイホテルは新宮市役所の近くにあった。必要以上に広いダブルルームが割り当てられた。1泊するだけだし、明日は早朝にチェックアウトするので部屋には特にこだわらないが広い分には一向に構わない。とてもありがたかった。
新宮ユーアイホテル 宿・ホテル
-
今回の旅行ではホテルの予約は、Go to トラベルを適用していたため、宿泊代が割引されたほか、チェックイン時に地域共通クーポン「わかやまリフレッシュクーポン」が3000円分手渡された。今晩の夕食とお土産に使わせていただくことにする。
-
さきほど熊野速玉大社へ向かって歩いているときに見かけた「めはりや」に行ってみることにした。ホテルからやや歩くが、ご当地の名物めはりをぜひ食べてみたかった。
めはりや グルメ・レストラン
-
めはり4個にとろろ、めざし、豚汁がセットになった定食を注文した。めはりは塩漬けした高菜の葉で包み込んだおにぎりだ。めはり寿司と呼ばれるが酢飯ではない。素朴な感じでおいしかった。
今日は、新宮市内をかなり歩いたうえ、軽い登山のようなこともしたので疲れている。ホテルに戻ったら気持ちよく眠れそうだ。
続くめはりや グルメ・レストラン
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
この旅行で行ったスポット
もっと見る
新宮(和歌山) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2022年12月 和歌山旅行
0
18