女川でダイビング　Oct. 30, '22

2022/10/30 - 2022/10/31

初めて潜る宮城県の海！
1人ダイビング旅でドキドキ！
珍しいおサカナがいっぱい！
サーモンスイムに飛び入り参加！
日帰りダイビングのつもりが一泊する事に！

エリア 牡鹿半島(宮城)

2022年10月30日（日）

JR仙谷線(石巻行) 仙台(05:18発)→石巻(06:44着)
JR石巻線(女川行) 石巻(06:57)→女川(07:23)

今日の目的地は女川です。途中の石巻で乗り換えがあります。

石巻駅に到着。

あちらに見えるのは、ＪＲ仙石線の初代（2003年～）マンガッタンライナー（石巻出身の石ノ森章太郎さんのマンガキャラクターが描かれた列車）で、サイボーグ００９、仮面ライダー、ゴレンジャー、ロボコンが各車両に描かれています。

仙谷線から石巻線に乗り換えです。

石巻駅改札口の西側に仙石線ホーム（1・2番線）、東側に石巻線ホーム（3・4・5番線）があります。

ピンクのラインが可愛い2両編成の石巻線。

石巻線は、宮城県遠田郡美里町にある小牛田駅（こごたえき）から宮城県牡鹿郡女川町にある女川駅（おながわえき）を結ぶ、JR東日本の鉄道路線です。

車内。

女川駅に到着です。
降りる前の車内アナウンスで女川駅ではSuicaが使えない事が判明。そうとは知らずに仙台駅からSuicaで入ってここまで来ちゃいました。他にもSuicaで来ちゃった人がいたようで車掌さんと話していたのでその後ろに並びました。

朝からすごく良いお天気です。

女川駅前に広がる商業施設「シーパルピア女川」です。
今回は、シーパルピアにあるダイビングショップ【ハイブリッジ】さんにお世話になりました。

ショップの車でボートが出る竹浦港まで移動。

竹浦港にあるショップの施設で着替えをしました。シャワーとトイレと研修室もある綺麗な施設です。

出港後ポイントに到着。

オバＱみたいで可愛いフサギンポ。

ダンゴウオ。

ダンゴウオ。

関東や関西では冬しか見られず個体数も少ないダンゴウオですが、こちらでは一年中見られるし個体数も多いです。ダンゴウオ天国です。

リュウグウハゼ。

瓦礫の山、絡まったロープなど、水中に残っている震災の影響

2本潜って本日のダイビング終了。

本当はこの後ご飯を食べて帰る予定でしたが、本日一緒に潜ったB子さんが午後から期間限定のサーモンスイムをすると聞いて興味がわき、私も参加することに。

B子さんは明日も明後日も潜りたいけど、明日は1人なのでボートが出ないそうです。明日も一緒に潜りませんかとお誘いしてもらったので急遽今晩泊まって明日も潜ることにしました。

午後のサーモンスイムの前に遅いランチ(14時半頃)に行きました。女川といったらやっぱり海鮮ですよね。お店は、船主直営店まぐろ屋 明神丸に決定。

特上は売り切れだったので、普通のまぐろ三色丼（ビンチョウ、赤身、ネギトロ）にしました。ネギが苦手なのでネギトロはネギ抜きにしてもらいました。

まぐろ屋 明神丸 グルメ・レストラン

まぐろが新鮮でいっぱい入っててとても美味しかったです。
お会計はd払いは使えませんでしたが、PayPayが使えました。

午後からは女川の川でサーモンスイムです。
水深が浅い川なので、ダイビングではなくシュノーケリングです。
石の間に卵があるかもしれないので気をつけながら手だけで匍匐前進をするかのように慎重に鮭のいる方向に進みます。足をつかうのは禁止で足はずっと浮かせたままです。

女川で生まれた鮭たちは餌を求めて外洋へ旅立ち、夏はベーリング海、冬はアラスカ湾を周回し、また故郷の女川の川に帰って来て出産し、その一生を終えます。その旅がどんなに大変だったかは傷だらけの身体を見ればわかります。鮭の生命力と不思議で神秘的な生態。
とても貴重な体験をさせてもらいました。

鮭の雌雄の見分け方は、受け口で険しい顔をしているのが雄で、優しい顔をしているのが雌です。
この子たちは雄です。

この子も雄です。

鮭は10匹以上いたでしょうか。結構いました。

この子は雌です。

鮭たちはすごく泳ぐのが速いです。
すぐ近くに来てぶつかりそうになります。というか時々ぶつかって来ます。

そしてもう近いとかいう問題ではなく、この雌の鮭は私のお腹の下の空間に入り込んでずっと休んでいます。疲れているのでしょうか。可哀想だし、可愛いし。

今回一緒に潜った方が撮ってくれた鮭と私です。素敵な写真ありがとうございます。

ショップさんに予約していただいたホテルエルファロ。
シーパルピアの近くにあります。

ホテル エルファロ 宿・ホテル

私はブルーのトレーラーハウスです。
建物はみんな似てて迷うので、色で覚えます。

お部屋の中はこんな感じ。1人には十分な広さです。

ドライスーツが水没した時のために着替えも多めに持ってきていたし、デジカメやライトの充電はショップさんで借りて充電出来たし、足りない物は近くのファミマで買えたので、幸い急な宿泊も可能でした。

トイレはこんな感じ。

お風呂はこんな感じ。

シャンプー、コンディショナー、ボディーシャンプー完備。タオル完備。

この日は日曜日。観光客も夜には帰ってしまうので営業終了したお店が多かったですが、営業していた中華のお店があったので、夕飯はこちらで。
今日と明日のバディB子さんとビールと餃子と焼き鳥で乾杯♫

やきとりぶんぶん 中華料理 中華杜華 グルメ・レストラン

餃子も焼き鳥も美味しかったです。他にも何か食べたけど写真撮り忘れちゃって覚えてません。

2022年10月31日（月）
朝食は昨夜ファミマで買っておいてホテルで食べました。
ショップに集合して本日のダイビング開始。

わかりずらいですが黄色いのがクチバシカジカ。すぐ引っ込んじゃうので撮るのが難しいです。

クジメの卵保護。

クジメの卵保護。

コケギンポ。

サラサカジカ。

竹浦港の施設に猫がいました。漁師さんがお魚をくれるから丸々としています。
この時ガイドのM子さんに猫を飼いたいという話をしたのがきっかけで、後に里親を探しているM子さんの知人を紹介していただいて、保護猫兄妹を我が家に迎えられました。縁というのは不思議なものです。

今日のランチは、ガイドさんに紹介してもらったこちらのお店にB子さんと来ました。人気店なのでいつも待つらしいのですが月曜日だったのでそれほど待たずに案内されました。

ちなみにこちらに移転する前のお店『活魚ニューこのり』の時に、孤独のグルメスペシャル！真夏の東北・宮城出張編に登場して、五郎さんは海鮮五色丼と穴子一本あげを食べたそうです。孤独のグルメ好きなので今度見てみようっと。

それにしてもメニューを見たら料理の多さにびっくり！ラーメンやおそばまであるし！

めかぶ丼「うに」（ネギ抜き）に決めました。

めかぶはトロトロですごく美味しかったです。やっぱり宮城県はめかぶの名産地だけありますね。

女川海の膳ニューこのり グルメ・レストラン

後から知りましたが、孤独のグルメの原作者の久住さんも、このめかぶ丼「うに」とホヤ酢とミンク鯨刺身と地酒を注文されたそうです。

ダイビングショップに戻ってログ付けです。
ガイドさんが今日のポイントと見たおサカナを綺麗に書いていてくれました。

10月末だし宮城県は陸も水中も寒いかと心配でしたが、お天気も良くて水中もドライスーツフードなしで快適で全然寒くありませんでした。

初めて潜った女川の海とサーモンスイム。
珍しい生物がいっぱいで、じっくりマクロ写真も撮れて二日間楽しかったです。急遽一泊しただけのことがありました。
今回初めての1人ダイビング旅で緊張してドキドキでしたが、ハイブリッジさんは初めて来た人でも手厚いサポートで安心して潜れる、評判通りとても良いダイビングショップでした。

お土産も買いましたよ。

お土産その１
ハイブリッジさんオリジナルTシャツ。

お土産その2
ハイブリッジさん10周年記念タオル。

ショップを出て、２日間ご一緒して仲良くしていただいたB子さんにご挨拶してお別れしました。B子さんは明日も潜る予定です。いいな～。

電車の時間まで少しあるからシーパルピアを散策します。

シーパルピア女川 ショッピングモール

シーパルピア女川案内図

【蒲鉾本舗 高政 シーパルピア女川店】とその前にあったプロペラのオブジェ。

復興のシンボル【きぼうの鐘】

きぼうの鐘 名所・史跡

【女川町たびの情報館ぷらっと】

観光案内の資料やパンフレットが置いてあり、休憩所としても利用出来て、レンタサイクルの貸出や荷物の預かりサービスもあります。現在（2024年2月）は、無料のWi-Fiスポットにもなっているそうです。

町のキャラクター【シーパルちゃん】
うみねこなんですね。

シーパルピア女川から海に向かって歩いて行くと、ダイバーの心を掴む素敵なデザインの遊具がある公園がありました。

気になって調べたら、彫刻家の髙田陽一さんという方がデザインされたそうです。やっぱり只者じゃありませんでした。ウミウシを滑り台にしようとは私には考えもつきません。

【マッシュパーク女川】案内図

さんごちゃん

ひとでくん

ちんあなごくん

うみうしくん

そろそろ時間なので、駅に戻ります。

女川駅と女川温泉ゆぽっぽ。

女川駅舎と温泉温浴施設ゆぽっぽが一体となった施設です。素敵な建物だと思ったら、世界的建築家の坂茂さんの設計で、大きな屋根はウミネコが羽ばたく様子をイメージされたそうです。

女川温泉ゆぽっぽ 温泉

次回来た時には入りたい女川温泉ゆぽっぽ。

温泉施設の前には無料の足湯もあります。

帰りの小牛田行きは黄色いラインで1車両でした。

JR石巻線(小牛田行)で
　女川(16:33発)→小牛田(17:53着)
小牛田駅でJR東北線(仙台行)に乗り換えて
　小牛田(17:57発)→仙台(18:42)

仙台までの所要時間は行きが2時間5分で、帰りは2時間9分とあまり変わりませんでした。
今回はダイビングだけでしたが、女川は仙台から電車で日帰りで行ける距離だし、美味しいものを食べたりお土産を買ったりサイクリングしたりと観光でも色々楽しめそうなとっても良い所でした。