奥能登旅行

2023/05/04 - 2023/05/05

2023年のゴールデンウィークに、奥能登へ出かけました。

■フライト
・05月04日 羽田08:55⇒能登09:50（NH747）
・05月04日 能登17:00⇒羽田18:05（NH750）

■費用
・羽田⇔能登 11,000マイル（マイレージプラス）
・ホテルこうしゅうえん 47,820円（特別室12.5畳+4.5畳・夕朝食付53,820円/クーポン▲6000）
・トヨタレンタカー 17,150円（C2基本15,950/免責3,300/クーポン▲2100）

エリア 輪島(石川)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

■1日目 2023年5月4日（木）
羽田から能登空港へ。

レンタカーを借り、白米千枚田を目指して進んだところ、千枚田に駐車する車で渋滞していました。
駐車するまで30,40分かかり、効率が悪いです。

お目当ては千枚田の米で作ったおにぎり。
混雑しているだけでなく、米が炊き上がるのも待ったため、もの凄く時間がかかりました。
そうれはそうと、出来立ておにぎりは最高に美味しいですね。

3年前にも来ていますが、せっかくなので一巡りしてみます。

田植えを終えたところは僅かで、ほとんどはこれからといったところ。

白米千枚田 自然・景勝地

オーナー制にしているとは言え、維持していくのは大変だと思います。
せめてものお手伝いにと、米を買って帰りました。

目を凝らすと、タニシやオタマジャクシが沢山いますね。

海が蒼いです。
もう少しするとこれに緑が加わり、見頃になるように思います。

次に向かったのは、千枚田からほど近い、塩田です。

観光客の方も参加していますね。
自分たちは、他に見たい場所があるので、見学だけにしておきます。

こちらで販売している「焼塩」を、魚の塩焼き用に購入しました。

塩の駅 輪島塩 専門店

能登半島の先端、珠洲市まで移動し、かつての終着駅「蛸島駅」跡までやってきました。
ドアには鍵がかけられていて、内部へは入れません。

駅の脇から線路跡に出ることができました。
昔のホームは、草で覆いつくされそうになっています。
でも、線路は残っているんですね。

終着駅なので車止めが見えます。
ところで、奥に見える奇抜な看板は何だろう。
パチンコ屋でもあったのだろうか、などとこの時は思っていました。
後で調べると「Something Else is Possible」と書かれていて、2018年の奥能登国際芸術祭の出展作品のようです。
とんでもない勘違いでした。

能登半島の奥へ更に進んで、有名な「ランプの宿」の場所までやってきました。
（値段が高いので宿泊はしていません）

ランプの宿 宿・ホテル

そのすぐ手前の駐車場に入る道も渋滞です。
ゴールデンウィークは何処も混んでいますね。

展望台があったものの、青の洞窟とセットで1人1500円だったので、やめておきました。
周囲が散策できるので、少し歩いてみます。

それにしても水が透きとおっていて綺麗です。

珠洲から輪島に移動し、17:00前にチェックイン。
風呂上がりに外を見ると、丁度日が沈むところでした。
設備は古いけれども、景色は良かったです。

ホテルこうしゅうえん 宿・ホテル

その後、ホテル内で夕食。

飲み比べセットをいただきました。

夕食後に外でぶらぶらし、酔いを醒まします。

21:00過ぎ、宿泊者は館内地下１階で「御陣乗太鼓」が鑑賞できます。
これを見るためにこのホテルを選びました。

はるか昔に見たことがあるはずですが、まったく憶えていませんでいた。
これは最後のキメのポーズ。
ご年配の方々が、満足そうに拍手していたのが印象的です。

■2日目 5月5日（金）
早朝、ホテル前の海で、海女漁をしていました。
何が取れるのでしょう。

外を眺めていたら、海鳥がやってきました。
あまり人を怖がらない様子。

水かきなのに、器用にとまっています。
口ばしが黄色で、頭が白いのでアホウドリかもしれません。
しばらく中を覗いていて、じきに飛び去っていきました。

チェックアウト後、有名な朝市で干物を買いつつ、ぶらぶら歩き。

その後、千里浜なぎさドライブウェイに寄ってみました。
実に、30年ぶりくらいです。

千里浜なぎさドライブウェイ 自然・景勝地

波打ち際で遊ぶ家族連れの人たちもいますね。
車から降りたら即、海といったところ。

昔の記憶は曖昧ですが、この状況よりもさらに車は少なかったように思います。

千里浜から七尾を経由して、穴水に向かって北上中。

この辺りに泊まってみるのもいいなあ、と思いながら写した一枚。

能登鹿島近くで、海に入って下を覗いているご夫婦がいたので、何をしているのか尋ねてみました。
貝を獲って、今晩のおかずにするとのこと。（貝の名前は失念）
家の近所に埼玉からの移住者がいて・・・など、初対面にもかかわらずいろいろ話を聞かせてくださいました。

能登鉄道からも眺められる鹿島神社を見学。
海に突き出るように神社が鎮座しています。

祭神はタケミカズチの神で、大伴家持が歌を詠んだことが書かれていました。

神社の周りを田んぼが囲み、さらに外側を海が囲むという特徴的な場所です。

賽銭箱を持ち出せないように、工夫してありました。
お賽銭は投げるのではなく、投入する形式です。

それはそれとして、お参りをすませます。

小一時間過ごしたのち、引き上げます。

帰り際にあらためて神社を写していると、緊急地震速報の不快な音が鳴り、ガタガタと地面が揺れ始めました。
かなりの揺れだったため、高台にある駐車場へ戻ります。
珠洲市で大きな被害が出たことは後で知りました。

防災無線は、火の元の注意を呼び掛けるのみ。
津波はなさそうなので、能登鹿島駅を見学します。

能登鹿島駅 駅

春になると、桜のトンネルになることで有名ですね。

能登鹿島駅 駅

ホームで写真を撮っていると、2度目の大きな地震。
今度は下からズドンと突き上げるような揺れです。
緊急地震速報と地震が、同時でした。
観光は切り上げ、空港へ向かうことにします。

空港にて地酒の飲み納め。

幸いにも空路はスケジュールに変更がなく、何事もなく帰宅できました。

のと里山空港 空港