2015 夏　イタリア　ローマ　ナポリ　

2015/09/18 - 2015/09/23

２０１５年、夏の終わりに行ったローマ、ナポリ、マルタの旅行記です。昔のことで、記憶が定かでないことも多いですが、覚書として残しておきます。

旅の日程：
９/１８-２０：ローマ
９/２０：ポンペイ・ナポリ
９/２１-２３：マルタ (別の日記でご紹介）
https://4travel.jp/travelogue/11641897
９/２３-２４：ローマ

沢山歩いた旅行です。
9/17: 19969歩
9/18: 34319歩
9/20: 14214歩
9/21: 15491歩
9/22: 14250歩

エリア ローマ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 観光バス タクシー 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

多分デルタの機内食。

フィウミチーノ空港

ローマパスを空港内で購入しました。

予約したシャトルでひとまずホテルへ。

Hotel Nord Nuova Roma、古いけどサービスはいいです。

地下鉄の駅を出るとコロッセオ。第一印象はすごく大きい。

コロッセオは80年に造られたローマ帝国の円形闘技場。直径187.5m、面積3357㎡。内部アリーナは86×54、高さは48m。最大8万7千人収容可能で、ローマン・コンクリートで構築されていた。地震にも耐えたのは円筒形の力学的な安定性による。

ローマパスで入場、空いていました。

階段をのぼると

アリーナへ。

とにかく広いです。

フラウィウス朝の皇帝が建設者であることから「フラウィウス円形闘技場」という本来の名前があります。しかし、ネロ帝の巨大な像（コロッスス）が近くにあったため、それと混同されてコロッセウムと呼ばれるようになったという説や、建物があまりにも巨大だったためにコロッセウムと呼ばれるようになったという説もあります。
コロッセオは建設後、剣闘士競技や野獣狩りなどのエンターテイメントが市民に提供されるために長く使用されました。

北西側には、フォルム・ロマヌムのウェヌスとローマ神殿（135年完成）と、コンスタンティヌスの凱旋門（315年完成）が建てられていた。

石だらけ。フォロ・ロマーノ

ローマ帝国は紀元前6世紀頃から国家の中心地であり、293年のテトラルキア採用まで続きました。しかし、ローマ帝国の東西分裂後は異民族の略奪にさらされ、首都機能もラヴェンナに移されました。その結果、ローマは放棄され、土砂の下に埋もれてしまいました。
19世紀からフォロ・ロマーノの発掘が本格的に行われましたが、開発が繰り返されたため遺構はさまざまな時代のものが混在しており、発掘調査は困難でした。現在の遺跡の大部分は帝政時代以降のものです。

コンスタンティヌスの凱旋門。建設時期 315年。

ホテル近くのピザ屋さん。

とてもおいしかったです。どうやら今は閉店してしまったようです。残念。

ホテルのルーフトップで一杯。

翌日の朝食。普通においしかったです。

翌日、今日も一日ローマ観光。カラカラ浴場を訪問。
カラカラ浴場は、ローマ帝国第22代皇帝カラカラがローマ市街の南端に建設したローマ浴場です。建設は212年から216年にかけて行われました。浴場は225mの長さと185mの幅を持ち、高さは約38.5mです。浴場内には2,000から3,000の浴槽が設置されていました。カラカラ浴場は単なる浴場ではなく、娯楽性の高いレジャー施設として機能していました。

イタリアカサマツ。イタリアらしい風景です。

チルコ・マッシモは、古代ローマ時代のキルクス（戦車競技場）跡である。

真実の口に並ぶ列。
元々は寺院の下水の蓋いでした。
ローマのサンタ・マリア・イン・コスメディン教会にあります。

真実の口は、現在の一人が通れるマンホールよりもはるかに大きく、直径は約1.5メートルで厚さは約20センチメートル程度です。

サンタ・マリア・イン・コスメディン教会の中も時間があれば。

サンタンジェロ橋

サンタンジェロ城
ローマのテヴェレ川右岸には、ハドリアヌス帝が建設を開始し、アントニヌス・ピウス治世の139年に完成したハドリアヌス廟があります。この建物は要塞としても使用され、牢獄や避難所としても機能しました。16世紀前半の教皇クレメンス7世は、城を包囲するドイツ人傭兵からの攻撃に抵抗するために利用しました。この城は「サンタンジェロ城」とも呼ばれており、その名前はペスト流行の終焉を象徴する大天使ミカエルを見た教皇グレゴリウス1世に由来します。

大天使ミカエル

ナンがナン像と記念写真です。

何度もジェラードを食べました。

Il Gelato di San Crispino

パンテオン
入場料無料。当時は並ぶこともなく。

西暦 118～125 年頃に建立された有名な神殿。ドームや、ラファエロの墓をはじめとするルネサンス時代の墓もある。裏側はこんな感じです。

ナヴォーナ広場

ヴェネツィア広場。
バスも使いましたがこの日は歩きました。

トレビの泉。

夕飯はおつまみをお持ち帰りで。
Prosciutteria Cantina dei Papi - Trevi

翌日はバスツアーでポンペイへ。朝８時前帰路も午後８時過ぎと丸ま一日の長旅です。バスは快適でした。

この日、ベスビオ火山の麓で山火事が発生しました。

遠くにはナポリの新市街であるチェントロディレツィオナーレ（Centro Direzionale）が見えます。この街の設計には、日本の建築家である丹下健三氏が携わっていたそうです。

ポンペイ遺跡に入る場合、その広大さから個人旅行をする場合は、時間の制約がある方は事前に予習する必要があります。

地図案内によると、ポンペイ遺跡では入り口と出口が異なる場所にあります。出口はおそらく秘儀荘の近くにあるエルコラーノ門で、入り口の場所は特定できませんでした。また、夏場は非常に暑く、ガイドの方々も案内するのが非常に困難だと話されていました。現地のガイドさんは、日本語がとても堪能でした。

ポンペイ遺跡では、お墓の痕跡も見ることができます。

Teatro Grande

Quadriporticus of the theatres

ルパナーレ、人類の普遍。

１部屋はものすごく狭いです。

Foro di Pompei

現在でもポンペイ遺跡では水道が活躍しています。

フォロ浴場

Bakery of Popidio Prisco

Bakery of Popidio Prisco

Thermopolium Regio VI, Insula VIII, 8。。？
ガイドさんの説明によると、ポンペイ遺跡の発掘当時、お金や食器などがカウンターに残されていたなど、かつての生活の様子が火砕流によって保存されていたようです。

Beware of Dog mosaic。
裕福な人々は番犬として犬を飼っていたようです。

秘儀荘　Villa dei Misteri。
ポンペイ遺跡からは少し外れています。
多分入場料も別。

私が訪れる直前に、2年間の修復作業が終了したとのことです。その結果、壁画は鮮やかによみがえり、人々の表情も生き生きとしていました。

ツアーのランチは、可も不可ということなく、比較的安価なツアーにしては良い方ではないでしょうか。ただし、ドリンクは高めです。また、トイレの清掃状態はあまり良くなかったです。

その後、ナポリ港に移動しました。事前に噂を聞いていましたが、ナポリはゴミと洗濯物と落書きが散乱した、生活感のある賑やかで活気にあふた古都です。

名物の洗濯物。

ベスビオ山。

ナポリの港のコンテナ ターミナル

帰路の車窓から眺めると、9月の終わりは実りの時期でしたね。

笠松。

途中で休憩し、お土産屋さんや軽食のできる場所に立ち寄りました。

夕焼けが綺麗でした。

バスでテルミネ駅付近で降りました。夜の20時でも多くの人が集まっていました。ただし、客引きなども多かったため、早めに帰ることにしました。

イタリアのピザではなく、アメリカのピザの味がした駅近くのお店。

安くて大きいという特徴がありました。明日はマルタに移動です。

翌日はマルタに２泊３日旅行へ。

電車の中は比較的清潔でした。ただ、駅周辺では物取りが多いようなので、バッグや貴重品の管理には細心の注意を払うことをお勧めします。
マルタ編はまた別日記にて。
https://4travel.jp/travelogue/11641897

さて、マルタから帰ってきて再びローマで観光を楽しみました。こちらではスペイン広場で栗を売っている人がいました。

スペイン広場の下は、有名なブランドの店舗が集まるエリアであり、階段周辺ではスリが横行しているワイルドな地域です。

後ろの建物は修復中でした。

その後、予約していたバチカン美術館へ向かいました。バチカン美術館は世界的に有名な観光地であり、グーグルのレビュー数は151,533件です（今調べたらローマで一番レビューが多いトレビの泉が368,703件コロッセオ352,473件）。セキュリティチェックを通り、モダンな階段を使ってメインのエリアに移動しました。午後の遅い時間だったため？、比較的空いていました。

バチカン美術館は広大で、さまざまな見どころがあります。

ラオコーン像はバチカン美術館のピオ・クレメンティーノ美術館に所蔵されている古代ギリシアの大理石彫刻です。ギリシア神話のトロイアの神官ラオコーンとその2人の息子が海蛇に巻き付かれている情景を描いています。この彫像の作者は、古代ローマの博物家プリニウスによれば、ロドス島出身のアゲサンドロス、アテノドロス、ポリュドロスの三人の彫刻家です。

ピエタ

ここらからサン・ピエトロのクーポラを上ります。

バチカン、そしてローマの街が一望できます。

サン・ピエトロ広場

スイス衛兵。
1505年6月、教皇ユリウス2世は常備軍としてスイス傭兵を採用し、バチカンのスイス衛兵の基礎が築かれました。1860年のイタリア統一後は解散しましたが、ピウス10世以降はスイス衛兵が復活し、現在もバチカンの警護任務を担っています。給与は薄給ですが、その補償や安定性が魅力となっているそうです。採用基準は以下：男性、カトリックのスイス市民、年齢19～30歳、身長1.74メートル以上、中等学校または職業訓練校＋スイス軍基礎訓練修了、スポーツ能力と人格の良さ、伍長と兵の場合は独身。これらの条件を満たす者がスイス衛兵として採用されます。

帰りに近くのPastasciutta、安い。

店内の席はすごく少ないのでお持ち帰りにするといいかもしれません。

ホテルで朝食後帰路へ。

デルタの機内食、ホットポケット風のミートボールがおいしかったです。

スペイン広場の下で買った鹿革の手袋。

チョコレートのお土産。