2023冬の石川　能登半島最先端をめざしてドライブ

2023/02/23 - 2023/02/25

2月の飛び石連休に、能登半島を旅行しました。
初日は金沢まで行って、ゆっくり宿泊。
2日めは中能登町から半島の南側を進み、先端経由で輪島市までドライブ。
道の駅と禄剛崎・見附海岸に行って、珠洲で宿泊しました。
最終日は、のと里山空港と輪島朝市に行きました。

エリア 珠洲(石川)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

まず、金沢で1泊。
健康ランド併設の、ホテルゆめのゆ。

金沢市の「五感にごちそうキャンペーン」中で、夕食がセットになりラッキー。

ホテルゆめのゆ 宿・ホテル

夕食後は、健康ランドで温泉に入ってゴロゴロ。
入浴の都度、新しいタオルが使えて気持ちいい♪

ツインの部屋には、寝に帰っただけ。

ホテルゆめのゆ 宿・ホテル

2日め。

朝食はハーフビュッフェ。
もずく・納豆・卵・サラダ・デザート・ドリンクは、好きなだけOK。

ホテルゆめのゆ 宿・ホテル

和定食には、焼鮭や湯豆腐・スクランブルエッグなどがあってボリューム満点。
主食をパンに変更することもできるけど、湯豆腐にパンは無理。

ホテルゆめのゆ 宿・ホテル

能登半島は、穴水・輪島までしか行ったことがない私たち。
富山湾側から、1日でぐるっと一周する予定。

金沢から、のと里山海道を進みます。

のと里山海道 名所・史跡

中能登町の「道の駅　織姫の里なかのと」。
中能登町は、日本最古のおにぎりが出土した町だそう。

マンホールや人形の織姫がカワイイ。

道の駅 織姫の里なかのと 道の駅

産直コーナーには、野菜がたくさん。
加賀野菜は知っていたけど、能登野菜は初めて知りました。

道の駅 織姫の里なかのと 道の駅

七尾市の「道の駅　なかじまロマン峠」。
道の駅にすしべんが入っているというより、ほぼすしべんで物販コーナーもちょっとあるよって感じ。

道の駅 なかじまロマン峠 道の駅

ソフトクリームに入っている中島菜、さっき知った能登野菜！
牡蠣とともに、七尾市の特産品だそう。

道の駅 なかじまロマン峠 道の駅

能登町に入り、昼食はもりもり寿しで。
宇出津漁港の近くだから、地元の魚が食べられると期待して。

もりもり寿し 能登総本店 グルメ・レストラン

手前が、北陸五点盛り（のど黒・がすえび・梅貝・ほたるいか黒造り・白えび軍艦）1270円にブリあら汁310円。
奥は、平日限定ランチセットのこだわりにぎり味噌汁付き1900円。
味噌汁には、せいこ蟹が半分入っていました。

もりもり寿し 能登総本店 グルメ・レストラン

巨大なイカのモニュメントで有名な、イカの駅つくモール。
道の駅のような施設で、九十九湾の遊覧船やカヤック・サップの受付もしています。

イカの駅つくモール 名所・史跡

大きなスルメイカの名は、イカキング。
造るのに2700万円もかかったとはいえ、私たちのような観光客は増えたはず。

イカの駅つくモール 名所・史跡

イカキング、中に入ったり巻きつかれた風の写真を撮ったりと楽しめます。

ただ、イカの漁獲量は減少しているそう。
物販のイカ加工品も、安くはなかったし。

イカの駅つくモール 名所・史跡

珠洲市の「道の駅　すずなり」。
能登塩・揚浜塩・荒塩・大谷塩・・
塩がずらーっと並んでいました。

道の駅 すずなり 道の駅

道の駅の敷地内にある、のと鉄道能登線の旧珠洲駅。
2005年の能登線の廃止で駅も使われなくなりましたが、きれいな状態でホームが残されていました。

道の駅 すずなり 道の駅

やっと、能登半島の先端近くの「道の駅　狼煙」に到着。

小さな道の駅で、食事処はなし。
物販は地元の大浜大豆製品がイチオシだけど、地元産素材のみの梅干しも美味。

道の駅 狼煙 道の駅

道の駅に車を停めたまま、禄剛崎に向かいます。

ハァハァ言いながら、坂道を上ること5分。
「能登半島最先端」の文字や、白い灯台が見えてきました。

禄剛崎 自然・景勝地

禄剛崎は、海から昇る朝日と海に沈む夕陽の両方が見られる岬だそう。

はるか向こうには、佐渡島が見えるって書いてある！
・・うーん、全く見えず。

禄剛崎 自然・景勝地

青い空に映える、真っ白な禄剛崎灯台。
恋する灯台に認定されているそうだけど、恋する灯台って何？？

禄剛埼灯台 名所・史跡

右手に日本海を見ながら、能登半島の北の海岸線を進みます。
この道は奥能登絶景海道だから、ドライブ中に絶景が見られるのね～

海沿いにぽつぽつ見える建物、煙が出ている。

絶景だけでなく、フォトポイントの岩も。
ゴジラ岩・帆立岩・窓岩などなど。

能登のゴジラ岩は男鹿半島のゴジラ岩よりずいぶん小さいけど、ちゃんとゴジラ。

ゴジラ岩 (能登) 自然・景勝地

「道の駅　すず塩田村」の入口にあるのは、能登の塩釜。

塩ソフトクリーム350円、あまじょっぱくておいしい♪
食べ終わると、唇に塩が残っていて塩っ辛い！

道の駅 すず塩田村 美術館・博物館

「降りるとっきゃ　気いつけさしけ」の言葉を胸に、ゆっくり階段を下りて海へ。
冬の日本海は荒れるイメージですが、この日は静か。

道の駅 すず塩田村 美術館・博物館

「道の駅　すず塩田村」の敷地内にある、塩の資料館。
入館料は100円。

道の駅 すず塩田村 美術館・博物館

資料館では、世界の塩や岩塩を展示。
アメリカの岩塩は、めちゃデカい！

ここでは、日本の塩づくりの歴史と製法を知ることができました。

道の駅 すず塩田村 美術館・博物館

資料館から外に出て、揚浜式の塩づくりを学びます。

肩荷棒につけた桶で日本海の海水を塩田に運ぶことから、塩づくりはスタート。
その海水を塩田にまんべんなく撒いて、水分を蒸発させます。

道の駅 すず塩田村 美術館・博物館

塩分が付いた砂を集めて、塩分濃度の高いかんすいを作ります。
かんすいを煮詰めるのが、ここ釜屋にある塩釜。

ドライブ中に見えた煙は、釜屋から出ていたのね。

道の駅 すず塩田村 美術館・博物館

左に見える薪を使って、煮詰めること一昼夜。
気が遠くなるような作業で、やっと塩ができあがります。

現在日本で揚浜式の塩づくりをしているのは、奥能登珠洲だけ。

道の駅 すず塩田村 美術館・博物館

輪島市に入り、見えたのが垂水の滝。

珍しいのは、山から海へ直接注ぎ込むこと。
そして冬の風が強い日は滝の水が上を向く、逆さ滝が見られるんだそう。

垂水の滝 自然・景勝地

塩の試食（味比べ）ができた、「塩の駅　輪島塩」。
土産店ですが、ここでも揚浜式塩づくりの見学ができました。

塩の駅 輪島塩 専門店

千枚田のおにぎりを販売していた、「道の駅　千枚田ポケットパーク」。

駐車場から階段を下りて行くと・・

道の駅 千枚田ポケットパーク 道の駅

展望台や千枚田に行くことができます。

10月から2月まで、千枚田では「あぜのきらめき」を開催。
日没から4時間、25000個のLEDライトが光るそうです。

白米千枚田 自然・景勝地

でも、ライトが光る時間まではいられない・・

能登半島をほぼ一周して、最後に見附海岸へ。
海岸を散歩して、えんむすびーちの鐘を鳴らします。

見付海岸 自然・景勝地

海岸から見える、見附島。

ちょうど潮が引いていて、島の近くまで行けるみたい。
夏なら、濡れながら行くのが楽しいかも。

見附島 自然・景勝地

見付海岸に近い民宿、田崎荘が今日の宿。

部屋の奥のコタツが温かくてウレシイ。
バストイレは共同で、廊下に自由に飲めるお茶がありました。

田崎荘 宿・ホテル

夕食は海産物づくし。
アジの塩焼き・海藻しゃぶしゃぶ・サバの麹漬け・サワラのタタキ・タラ真子煮・お造り（ブリ・サワラ・ヤリイカ）・イカ塩辛・野菜の炊き合わせ。

田崎荘 宿・ホテル

浴場は2か所。
地下水（温泉）を沸かしているそうで、つるつるしたいいお湯でした。

田崎荘 宿・ホテル

3日め。

朝食の魚はカマス。
野菜の惣菜が多くておいしかったです。

田崎荘 宿・ホテル

この日は気温が低いと聞いてはいたものの、サルビアロードを走って行くと雪が降ってきました。
そして、あっという間に雪景色に。

まさかまさかの積雪。

能登町の「道の駅　桜峠」は雪の中。
営業時間前だったので、利用したのはトイレのみ。

道の駅 桜峠 道の駅

でも10分後にのと里山空港に着くと、全く雪がありませんでした。

空港の駐車場が無料なんてうらやましい。
出迎えてくれたのは、地元出身の力士のパネル。

のと里山空港 空港

フライトが1日2便しかなく、空港が開くのは8時半。

「道の駅　のと里山空港」は9時オープンで準備中。
今まで多くの道の駅に行ったけど、空港内の道の駅は初めて！

道の駅 のと里山空港 道の駅

ちょっと遠回りになるけど、行きたかった輪島朝市へ。
駐車料金は300円。

輪島朝市は、娘の1歳の誕生日旅行に両親・義両親と来た思い出の場所です。

輪島朝市 名所・史跡

31年ぶりの朝市、楽しみにしていたのに店も人出も少ない。
コロナのせいなのか、30年という年月のせいなのか。

お土産や干物の店が多い印象。

輪島朝市 市場・商店街

購入したのは、朝市名物のえがらまんじゅう150円。
鮮やかな黄色のまんじゅうは、蒸したてホカホカ。

民宿の女将さんおススメの、どんたく穴水店で魚を買って帰ろうかな。

饅頭処つかもと グルメ・レストラン

朝市近くの「六銘館　海の駅」は、朝市以上に賑わいがない。

その後訪れたどんたくで、新鮮な魚介を大量購入。
金沢市内で中田屋のきんつばを買って、高速に乗りました。

海の駅 六銘館 お土産屋・直売所・特産品

尼御前SAで休憩したら、さっき購入したきんつばがあった！
わざわざ金沢の店まで行く必要なかったんだ～

尼御前サービスエリア (上り) 道の駅

旅行から2か月半後に、能登半島で大きな地震がありました。
被害に遭われた皆さまには、心よりお見舞い申し上げます。

そして、違う季節の魚を食べにまた行きます！