2023/05/25 - 2023/05/27
11778位(同エリア12992件中)
旅 夢太郎さん
- 旅 夢太郎さんTOP
- 旅行記95冊
- クチコミ0件
- Q&A回答0件
- 29,053アクセス
- フォロワー5人
遡ること30~40年。独身時代と家庭を持った時代。尾瀬には2回訪れたことがあります。その時の感動を思い出し、歩ける内にもう1回と旅の計画をたてました。せっかくなので自然との触れ合いの少ない孫たちも一緒にと、声をかけたところ、快諾してくれ親、子、孫の3代での旅となりました。待ち合わせ場所は、尾瀬第一駐車場、当日は山小屋に一泊。ハイキングを終えところで解散としました。解散後、我々二人は四万温泉とその近郊を探訪する事としました。旅を終えてあらためて尾瀬の写真集や、BS放送等をみると「こんなに素晴らしい所が、こんなに身近にある」ことを知り、体力が続く限り訪れたいと思うようになりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
関越自動車道で沼田ICに向かいますが、途中「赤城高原SA」に立ち寄りました。
ここはよく立ち寄る所で、谷川岳(1977m)等の雄姿に感動するところです。 -
右手には武尊山(2158m)が見えます。
-
沼田Icで降り、利根町にある「吹割の滝」を訪れました。片品峡谷にかかる滝で高さ7m、幅30mの見応えのある滝でした。大型観光バスも立ち寄っていました。
-
吊り橋を渡って、一周することも考えましたが、待ち合わせ時間もあることから、諦めました。
-
-
尾瀬に到着しました。
尾瀬第一駐車場は満車で第二駐車場に行きました。
係員さんの話によると「週末はいずれも満車になり、第三駐車場も使用します」とのこと。「第三駐車場までもが満杯になると、どうするんですか?」「その時は帰ってもらいます。しかし過去に1~2回ありましたが、最近はそういったことはありません」とのことでした。夏休みに入ってお盆入りまでは大変混み合うそうです。
駐車場からはシャトルバスの他、乗り合いタクシーも運行されており、鳩待峠まではスムースに行く事ができました。(帰りも一緒です) -
ハイキングコースは
1日目 鳩待峠~山ノ鼻~竜宮十字路~見晴 (歩行時間 約3時間)
見晴の山小屋に宿泊
2日目 見晴~ヨッピ吊橋~竜宮十字路~山ノ鼻~鳩待峠 (歩行時間 約4時間)
尾瀬ケ原のメインルートです。 -
鳩待峠の休憩所で軽い昼食をとり、スタートしました。山ノ鼻に辿り着くとガイドブックに載る綺麗な水芭蕉の光景が広がってきました。
-
本州最大の湿原「尾瀬ケ原」にやって来ました。東西6Km、南北2Kmの広大な湿原に感動です。前方には「燧ケ岳(2356m)」が。火山活動で生まれた燧ケ岳は、東北以北では最高峰。平日とあってハイカーは少なく、雄大な自然の中気持ちの良いハイキングとなりました。
-
振り返えれば「至仏山(2228m)」が。
至仏山は高山植物の宝庫。美しい花を求めて多くの人が登るそうです。頂上までは3時間かかるそうです。 -
人気観光地、尾瀬ですが令和2年5月~10月の期間の入山者数は10万7千人だそうです。鳩待峠からの入山が最も多いそうで、5万7千人。時期的には8月が最も多いようです。この他、「片品村」からの入山も魅力溢れるところで、一度挑戦してみたいと思っています。
-
水芭蕉も綺麗ですが草紅葉も素晴らしく、まるで絵葉書の世界でした。
-
休息ベンチで一休みです。(景勝地点にはこのようにベンチが設置されていました)
-
「逆さ燧」人気スポットです。
-
-
-
尾瀬の山々は、「ブナ」「ミズナラ」「カツラ」などの落葉広葉樹で覆われており、秋には山全体が燃えるような紅葉に包まれるそうです。
-
7月下旬にはニッコウキスゲが咲き乱れて、多くの観光客で長蛇の列になるそうです。花のピークは1週間だそうです。
-
-
尾瀬ハイキングは、水芭蕉が咲き始める5月下旬がお勧めとガイドブックにありましたが、温暖化のせいでしょうか、日当たりの良いところでは、すでにピークは越えていたようでした。
-
尾瀬は11月~5月まで、雪の世界になるそうで、積雪は多い時には3m、気温はマイナス30度にもなるそうです。銀世界を訪れることは出来ませんが、BS放送で映し出された光景は圧巻そのものでした。
-
-
見晴の山小屋が見えてきました。スタートから約3時間です。
-
-
宿泊した「弥四郎小屋」
つい最近までは、お風呂での石鹸、歯磨き粉の使用は禁止されてたそうですが、浄化装置の設置により、現在は使用することが出来ます。お風呂は6人までと入浴規制されていましたが、人の入れ替わりもスムーズに行われ、かつ大変綺麗でした。ビールは少々高かったですが、風呂上りのビールは最高です!。宿泊は個室2部屋。寝具類も清潔で気持ちの良い宿でした。満天の星空が見えるということで、孫とパートナーは観賞に出かけたようです。(こちらはダウン)
宿は満室で、多くは、一人旅の方のようでした。皆さん宿泊のマナーも心掛けておられ、気持ちの良い宿泊となりました。 -
朝の山小屋風景。2日目のスタートです。
朝食は6時から。7時にチエックアウトしました。
隣接するキャンプ場には多くのテントが張られていました。殆どが今はやりのソロキャンプのようでした。また、早朝から「平滑の滝」「三条の滝」方面に向けスタートされる方もおられました。「三条の滝」は尾瀬のシンボルの1つで、高さ100m、幅30mと巨大で、只見川の水が一気に落下する姿は、日本一といわれているそうです。次回は是非訪れて見たいものです。 -
宿泊小屋(見晴)からの眺め。ここは早朝にしか見ることができない霧が発生するそうで、神秘的な世界が広がるようです。(10月にチャンスが多いようです)
-
朝の清々しい景色と同様、私達も清々しく元気はつらつのハイキングでした。孫も大変気に入ったようで、事前に蓄えた知識を存分に発揮してくれました。
-
-
-
尾瀬は野鳥の宝庫ともいわれ、鳥のさえずりを聴きながらのハイキングもまた素晴らしいものでしょう。また、トンボも多く観察されるところで、様々な生きざまを見ることも楽しみだそうです。
-
♪ 夏が来れば 思い出す・・・遥かな尾瀬 遠い空・・・♪
「夏の思い出」を口ずさみ、小学4年生の孫に「知っている?」と聞いたら「知らない」とのこと。「抒情歌の素晴らしさ」見放されることなく、歌い継がれて欲しいものです。 -
-
ヨッピ吊橋
この付近は熊が出没するのか、所々に「熊鈴」が設置されており、「チリン チリン」と鳴らしながらのハイキングでした。熊に出くわしたら慌てず、静かに遠のいて下さいとのこと。道端には熊の糞と思われるものが散見され、孫にとっては、興味深々の世界だったようです。 -
水を大量に蓄える尾瀬ヶ原には、1800以上の沼や池が点在しているそうです。
-
-
午前10時を過ぎると、大手旅行会社のツアー客の人が続々と入山して来ました。外国人観光客では韓国の人達をチラホラと見受けました。
-
尾瀬のハイキングも終わり、鳩待峠から乗合タクシーで駐車場に向かいました。前席に座った二人の女性の会話(いずれも70代と思われる、一人旅の方)
Aさん「2週間前に尾瀬に来て、また今回来たの。新緑がとても綺麗」自分でマイカーを運転して来られたようでした。長野、栃木等々関東近辺の山々によく行かれる様子。「1ヶ月前、ネパールに行って来たの」ネパールへは4回行かれたそうで、エベレストの麓でベースキャンプを張り、30日間滞在したこともあるとのこと。そのほか、ニュージーランド、チリ、ペルー等々でのトレッキングの話をしていました。
かたやBさん。この方も一人旅によく出かけるそうで「昔は主人とよく旅にでかけたの。ところが80歳を超えると出なくなったので、私一人で旅に出るの」とのこと。Aさん曰く「人生は一度きり。楽しく過ごさないと損をする気持ちになるの。」活動の原点のようでした。
タクシーを降りる時、Aさんに「楽しい話を聞かせてもらいました。失礼ですがどちらにお住まい?」「東海村です」(ちなみにこの方は、高速道路は一切利用されないそうです。素晴らしい!。) -
尾瀬のハイキングを終え、続いて四万温泉に向かいます。
途中四万湖に立ち寄りました。 -
湖の色が大変綺麗でした。光の加減により変化するそうです。この奥には「奥四万湖」もあり、吉永小百合さんのJRコマーシャルのポスターに登場するそうです。
-
道なりに「四万の甌穴群」の標識があり、立ち寄ってみました。
-
四万の甌穴群は、群馬県の天然記念物に指定されているそうです。
(写真は駐車場の光景。深い山の中にありました。) -
-
残念ながら、昨日上流のダムで放流があり、水量が増えたため甌穴は見る事ができませんでした。
-
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
群馬 の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
45