
2023/04/29 - 2023/05/02
458位(同エリア3928件中)
トロピカルおやじさん
- トロピカルおやじさんTOP
- 旅行記107冊
- クチコミ0件
- Q&A回答0件
- 172,007アクセス
- フォロワー57人
高雄の辺境を路線バスの旅
四年前のリベンジ
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
朝の高雄駅前
MRT高雄駅に来たんですが 入り口を見つけられない
ハァ!何で 構内をウロウロ
なるほどそうか 始発は6時です 今は五時半
入り口はシャッターが下りていてわからなかったんです -
新幹線左營駅 バス乗り場
旗山行き六時半の始発に乗ります ギリギリでした -
朝の高雄市外を爆走します
-
まだ朝七時前ですが バスの中はギンギンに
冷房が効いてます 台湾あるあるです
短い靴下履いてるんで 足首が寒くて -
30分ほどで旗山に到着です
このバス高旗号と言います -
旗山のバスステーションここで乗り継ぐと
山間に湧き出る温泉地や
台湾の先住民が住む山中の集落へと向かうことができます
今からそこまで行きますが
乗り継ぎの間に街歩き -
旗山は今日で三回目です
ほどほど朽ちてるレンガの趣きが好きです -
旗山は日本統治時代はサトウキビ その後はバナナが
特産品です ここは収穫した産物の集積地でした
ここから旗山老街が始まります -
日本では瓜と言いますが台湾では哈蜜瓜
ドラゴンフルーツは紅龍果
何となく漢字で連想出来ますね -
トラックの荷台に満載のパイン
夫婦でカットフルーツを販売されてます
以前訪れた時もいらっしゃいました
お久しぶりです! また来ました物好きな日本人です -
百年の歴史を持つ旗山老街は
台北の迪化街のようなバロック式の装飾が施された
建物が並ぶ古い町並みです
この老街が一番好きな老街です -
軒先は雨天や炎天下の歩行に便利なよう
「亭仔脚(ていしきゃく)」と呼ばれて
独特の建築様式になっています -
1920年前後台湾は製糖業によりおおいに繁栄しました
その象徴といえるのが旧旗山駅から延びるこの老街です -
台湾はかつて「香蕉王国(バナナ王国)」と呼ばれ
当時は台湾から日本に輸出されたバナナの約60%が旗山産で
旗山は別名 ?金蕉城(ゴールデンバナナシティ)と呼ばれていたそうです -
街歩き
高雄まで来たら是非旗山を訪れて見て下さい
絶対 後悔しませんから -
腕組みした鶏 オレは美味いから絶対食え!と言ってるんでしょうか
中々の不条理です -
朝日が眩しい そしてすでに暑い
さすがに台湾ですがよ! -
日陰で休んでたら たまたま旗山國小の裏門でした
徒歩で登校する生徒は稀で
ほとんどが母親がバイクで送って来ます
兄弟姉妹で通う家庭は ご覧の通り怒涛の三人乗り
日本じゃ有り得ません
流石に最近四人五人乗りは見かけなくなりましたが
あれはもう曲芸でしたねー -
日本統治時代の忘れ物
-
石段に腰掛けたお爺さん
大きな声で日本の演歌を熱唱中
よっぽど好きなんですね
でもせめて 日陰で歌ってください -
石段の参道が残りますが
その先には壁に描かれた鳥居と社殿しかありません
旗山公園には神社跡の他
日本統治時代の石碑や給水タンクが残されています
残されている事が嬉しいですね どこかの国だと
日帝残滓などと言って 木っ端微塵ですし -
そろそろバスステーションへ
-
高雄客運JOY公車 H31と言う路線バス
旗山8:50発 多納10:15着です -
ワクワク ドキドキ ガクガク ヒヤヒヤの山岳路線バスの旅
運転手さん 安全運転でお願いしますm(_ _)m
なんて言うのは無理な話で 攻める攻める! -
台湾の中央山脈は 三千メートル級の山々が連なる大山脈です
南部の大都市高雄市から中央山脈へは、旗山が起点です -
高屏渓をさかのぼり さらに支流の荖農渓に沿って
山間へと分け入る道は「南部横貫公路」という道路で
山脈を越え 東部の台東へと至ります
ここも絶景ルートなんですが 残念ながら公共交通機関が無い -
この辺は蝶々で有名な茂林の集落です
茂林の「紫蝶幽谷」とアメリカの「帝王斑蝶谷」は共に有名で
どちらも世界レベルの自然遺産だそうです
蝶々が目当てなのか バックパッカーの外人さんが下車しました -
このルートは高い峰々に深い渓谷が続く絶景コースなんですが
とにかくバスが揺れます 揺れると言うより
バウンドするので中々写真を撮れません -
四年前にも多納は訪れました
その時もいっぱい写真を撮ったんですが
SDHCのトラブルでデータが全部飛んでしまい
今日はあの日の思い出を拾いに行きます -
多納の集落に着きました
ここは台湾原住民ルカイ族の人達が暮らす土地です
集落の入り口には数軒の食事を取れる施設があり
ウインナーを焼く芳ばしい匂いが漂ってます -
ここまでバスで来る人は僅かです
旗山からここまで乗って来たのは
自分も含めて五人でした
何しろ往復六便しかないですから -
多納集落は茂林区内でもっとも奥地にあり
四方は山に囲まれ水が豊富で肥沃な土地となっています -
台湾でもっとも古い原住民族の集落の一つだそうです
-
街歩き
いわゆる原住民テイスト
通りに人がいません 若者は働きに
年寄りは家の中にいるのか 周りからは話し声もしません -
屏東縣にある霧台に似てますね
住人が同じルカイ族の人達からか
似たような風情です -
伝統的なスレート家屋を伝承してきました
この家屋は冬は暖かく 夏は涼しいという特色をもち
堅固な造りで長年使用することができるそうです -
現在台湾政府が認定している原住民は16民族
そのひとつがルカイ族で 中央山脈南部の東西両側に住み
高雄市、屏東縣、台東縣に集落があり
ルカイ族の特徴は「階級制社会」であること
頭目、貴族、平民に分かれていて 家の装飾も階級により異なるそう -
多納には宿泊施設は有りません
一泊して観光するほどの質量じゃないです -
このアングル 霧台にある民宿夢想之家に似ている
-
集落の外れまで来ました
小さな集落なので 1時間も散策すること
ほぼ廻り尽くします -
霧台と比べたらかなりボリュームが落ちますね
それでも台湾原住民とか辺境とか
路線バスとかのワードに反応する人は是非訪れて下さい -
ここは小学校です
しかし静かだなぁ 野鳥の鳴き声が響きます -
小学校の屋内体育館
ステージに飾ってあるのはルカイ族の言葉でしょうか? -
そろそろ時間なので バス乗り場まで帰って来た
多納里の集落が -
帰りも運転手さんは攻めます
-
このあたりは美濃です
日本語でみのう 台湾語でメイノン -
美濃民族村
客家文化のテーマパークです
台湾の内陸部には 原住民の集落と客家の人達が
多く暮らす地域があり それぞれが観光地になってます -
高雄まで帰って来た
漢神デパートのディンタイフォンまで
何と140分待ちだって -
ひたすら。
-
ひたすら
そんなに待てない -
結局 近くにあった鉄板焼き屋さんに
-
喉カラカラ 冷えたビール飲みたくて飛び込んだのに
ビールはないだって ( ̄^ ̄)
仕方なくセルフで 冷えたお茶と思ったら
甘~い紅茶だった
ステーキ食べながら甘い紅茶飲むやつがいるのか!
責任者出てこい! -
これで780元 3.000円ほど
ん~ -
暑いので 歩きたくないのでタクシーで
女性ドライバーさん
高雄忠烈祀まで頼んだら
台湾ビギナーと思われ スマホで色々ガイドしてくれた
はいはい知ってます とは言えず感嘆の声をあげながら頷く
演技派です -
バイクの人達は中山大学の学生で 中山大学は高雄で一番
レベルの高い大学だって ふ~ん -
肉声ではなく スマホを介してのコミュニケーションですが
言葉の通じない者同士の意志の疎通面白いですね
それと 台湾の人は総じて親日的だから
一人旅してても安心感があります -
女性ドライバーさんに帰りは歩いて帰ると言ったら
メーターを止めて待ってますから
帰りも乗って下さい 歩くのは大変だから!
最初の設定が台湾ビギナーになってるから
軌道修正が出来ない
どこまでも やっせんぼ -
今から行く旗津半島が見えます
-
忠烈祀がある所は決まって日本の神社跡です
-
昔は高雄神社が鎮座してました
-
高雄忠烈祀を後に 旗津のフェリー乗り場まで
料金310元だけど400元払って 謝謝!
女性ドライバーさんも笑って手を振ってました
日台友好
最後は気持ち良く ^ ^ -
旗津も一月に比べたら活気がある
-
海外でサンドアートの企画があるみたい
まだ製作途中 -
星空トンネル 若者に混じってオヤジも
-
立ち止まって自撮りする人がいるので
写り込まない様に避けなが
気遣いのオヤジです -
西子湾に沈む夕陽を見に
-
沈む夕陽と波の音
暫し黄昏れる -
ジュワ~ッ
-
実際にはもっと薄暗いんですが
iPhoneで撮ると明るく写る -
旗後砲台にはまだ遊び足りない若者が
おじさんも一緒だ -
旗津老街 廟前路も次から次へと人達が
-
フェリー船上にて
楽しかった台湾旅行も今夜で最後
今回も色んな思い出が出来ました -
フェリーの中で
若いお母さんがまだ小さな赤ちゃんを胸に抱いて
バイクを運転 前につんのめったらどうなる
見てる方がヒヤヒヤします
-
ホテルを朝5:30に出て20:30に帰って来た
色んなところを歩き見て回りました
三日目終わり
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- トロピカルおやじさん 2023/06/14 12:25:14
- こんにちは
- 台湾辺境路線バス旅 事前の下調べが大変です
台湾のバスは平気で20~30分遅れるし
そのくせ定刻より早く着いても バス停に人がいないと
そのまま行ってしまいます
僻地だとタクシーなんかいないし
ドキドキハラハラの綱渡りですが それもまた
一人旅の醍醐味です スマホが命綱です
四国旅行はいつも家内と二人なんです
自家用車だと ホテル代、食事代を除いて
ガソリン代 高速代 フェリー代合わせて
5.5万円ほどでして 高速代は身障者割引で
片道分で往復行けますからお得ですね
それに 大きなクーラーボックスに保冷剤を入れて行きます 途中の道の駅や土産屋で
海産物や果物をいっぱい買い込んで来ます
そんなわけで自家用車が一番利便性が良いですね
ただし運転は疲れます (ーー;)
-
- ひでじいさんさん 2023/06/14 07:50:08
- おはようございます
- いい旅でしたね、辺境に自由に行ける親父さんが羨ましいです。
台湾でも辺境の先住民の人の村に行ってみたいです。夜市もいいですね。
!!行き台なあ!!
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
74