祝・緑樹山荘営業再開

2023/03/29 - 2023/03/31

2022年1月10日の営業最終日に行った箱根の緑樹山荘。
とても良い宿だっただけに、営業を止めるのは残念でした。

2023年3月29日から営業再開というお知らせメールが1週間前に届き、かみさんと相談して再開初日で即予約しました。
年末年始に特別に数日間だけ特別営業したのは予行演習だったのでしょうかね。

同時期にフォレストリゾ-トが、湯めぐり手帖のスタンプ2倍サービスを開催するということで、湯河原の万葉荘を組み合わせて2泊3日の旅程としました。
よく行くところで、今さら観光するような場所も無いため、温泉＋グルメの旅ですね。

エリア 元箱根・芦ノ湖周辺(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: JRローカル 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

お昼前に小田原に着いて、先ずは腹ごしらえしてから宿へ向かいます。
久しぶりの喜仙寿司です。
ここは隠れた人気店なので予約必須です。
ちょうどお昼時で、電話で何組もの方がごめんなさいされていました。
自分達は前日に電話予約して、注文品を伝えておいたためにスムーズに品が出て来ました。何せ丁寧にアジの骨を抜くため、店に着いてからの注文では時間がかかります。

喜仙寿司 グルメ・レストラン

かみさんは今日もカラフルな「うめえあじ丼」（上の写真）。
トッピングの下に、アジのたたきがこれでもかというくらい入っています。
自分は初めてのアジさくさく丼。大きなアジフライが2匹分、野菜の下にもアジのたたきが埋め込まれています。
両方ともかなりのボリュームです。
ランチにはコーヒーまで付いてきます。
これで税込み1188円。少し値上げしたけれどまだまだ格安です。

小田原の定番コース、第二弾は地下街のレトロな喫茶店ジャンボ。

喫茶ジャンボ グルメ・レストラン

パフェとプリンアラモードを注文。
以前は店員さんもレトロ？でしたが、若い店員さんが2人も入っていました。

小田原駅から箱根港行きバスに乗り、双子茶屋で降ります。
目の前が緑樹山荘。
（以前は箱根グリーンハイツという名称だったので、フォートラベルの位置情報はその名前が残っています。）

箱根グリーンハイツ 宿・ホテル

前回と同様、和室をチョイスしました。

一段高くなったところに布団が敷いてあります。
一段高くなった所の下は引き出しになっていたのですね。
今頃発見しました。

さっそく風呂へ。

3時すこし前にチェックインさせて頂いたので、まだ誰もいません。

露天風呂

左側にはヒノキの湯船があります。（男湯だけの特典です）

成分表。
ｐH3．9の弱酸性です。

ロビー風景。

新しくオープンするにあたり、システムが変わっていました。
最近のプラスチック削減ムードにのっとり、ロビーで必要なアイテムをピックアップしていくようになりました。
最近のビジネスホテルはこの方式が多いです。
経費節減も兼ねていますよね。

浴衣もここで選びます。
部屋に持っていくものが多くて両手が塞がってしまうため、中央の手提げ袋に入れて持ち運ぶようになっています。そのまま風呂にも持って行けるので、これは良いアイデア。

ドライヤーも部屋へ持っていくことになります。
大浴場にはドライヤーが置いてあるとのことですが、ロビーから部屋に持っていく荷物が多すぎだよ。

ドリンクバー。
コーヒーやお茶のスティックが置いてあるので、近くの給湯マシンで注いで部屋に持っていくことも出来ます。もちろんロビーで飲んでも構いません。

部屋からの眺め。
見えるのは山と樹木だけ。

食事は1階の食堂で。

食事もシステムが変わりました。
1泊朝食付きが宿の基本となりました。
夕食を宿で食べたい人は食堂で注文します。
チェックアウト時に精算します。
基本メニューは3000円のイタリアンのコース。
加えてサイドメニューやドリンク類を注文することも可能です。
夕食を外すことによって、宿泊費を抑えたということになります。

食事も一番乗り。
再開初日だったため、客数を絞ったようです。
たしかにいきなり満室では従業員もてんてこ舞いで大変です。徐々にお客さんを増やしていくのでしょう。
その中で改良すべき点は改良していくということなのでしょうね。

先ずはカルパッチョ。

続いてコーンのスープ。

メインのポークステーキ。

デザートにケーキとコーヒー。
最初はちょっと少なめだな、と思ったのですが意外に満腹になりました。
ただ以前の和食会席に比べると、残念と感じる人が多いのでは？

朝食はセルフサービスのバイキング形式に変更となりました。

正直なところ品数は少なく、ビジネスホテル以下？です。

ベーコン、バッシュドポテト、ソーセージ、スクランブルエッグ。

サラダ。

ヨーグルト。

パンは2種類でした。
以前の緑樹山荘を知っているお客にとっては正直なところ、食事だけを考えるとかなりがっかりな再開かも知れません。
お風呂が良いのが救いですが。
ローコストを売りにしていくのか？
かながわ県民共済の会員が主たる宿泊客のはずですが、ポリシーが不明です。
今後どうなるのか？興味があります。

宿から小田原へ。
小田原駅まで行かずに、お城に近いバス停で下車。
桜満開の城内を歩いて駅まで行くことにしました。

小田原城 名所・史跡

小田原城の二の丸隅櫓。
そして小田原駅からJR東海道線で湯河原駅へ向かいます。

JR湯河原駅。
ここ数年、よく来るところです。
コロナ前にはほとんど来ることが無かったのですが。

宿の送迎バスもあるのですが、チボリのスイーツファクトリーで喉を潤してから徒歩で宿へ向かいます。

ちぼり湯河原スイーツファクトリー グルメ・レストラン

万葉荘です。
これで3回目かな。

フォレストリゾート　ゆがわら万葉荘 宿・ホテル

芝生の庭がある旅館です。
施設内には陶芸教室があり、陶器用の窯もあります。

ロビーに貼ってあった湯河原町観光局のポスター。
浴衣姿で寝転んでいるのはここの庭。

ロビー。
ミラーボールといい、ピンク色の天井といい、昭和感満載の宿です。
ここで自由にウェルカムコーヒーを飲むことが出来ます。

過去2回は洋室でしたが、初めて和室を選びました。

12畳と広めの部屋です。

お着きのお菓子は湯河原名物のきび餅と、万葉荘などフォレストリゾートで定番のかわはぎ小判。

この宿の温泉は大浴場と岩風呂の2カ所あります。
露天風呂はありません。

岩風呂です。
大浴場に比べていつも空いているので、万葉荘ではここがお気に入り。

弱アルカリ性の美人の湯。

部屋からの眺め。
3階なので見晴らしはよい。

早めですが、ロビーには端午の節句用の飾り。

夕食2階の食堂で。
フォレストリゾートの食事はボリュームが多いため、昼食抜きで準備しています。

お品書き。
内容が大雑把なのが残念です。
月ごとに内容が変わるのですが、公式HPで夕食の写真を見ることが出来ます。
偶数日と奇数日で内容が変わっています。

予めテーブルには前菜などが用意されています。
ただしこれだけではないのがフォレストリゾート。
食べている途中で出されると、写真を撮り忘れてしまうので要注意です。

お品書きによると、鍋は白湯鍋。
火を付ける前に蓋を開けて見ると、麺がはいっているようです。

天ぷらがやってきました。

シラウオでしょうか。

煮物が登場。
温かいものは後から出て来ます。
苦手なフキが入っているな。
北海道のフキは難なく食べられるのですが。

昼を抜いたため、ご飯を含めて全部平らげることが出来ました。
そして食後のデザートです。

明朝の朝風呂は大浴場へ。
さすがに朝は空いていました。

壺が湯口になっています。

朝食です。

小さな鍋は湯豆腐。

大きな鍋にはアジが入っていて、温めたものを中央の平皿に移します。
食べている途中で冷めてしまったら、また温めることが出来るのでこれは助かる。
朝食もボリュームがあるのがフォレストリゾートです。
高価な素材は使用していないので、これでもリーズナブルな価格設定となっています。

蒲鉾とわさび漬けが添えてありました。

帰りは10時発の旅館の送迎バスで駅へ。
その後駅から数分の喫茶店へ。
3年ほど前、このお店がオープンして以来、湯河原に来た際はいつも立ち寄る場所です。

Cafe&Salon OAZO グルメ・レストラン

昨日も来たのですが、昼時過ぎだったので満員でした。
今朝は空いています。

いつもはコーヒーを注文するのですが、今日はミニパルフェ。
初めて注文する品です。
コーヒーゼリーやシリアル、ドライフルーツが添えられています。
バスに揺られて行く必要がある箱根に比べ、電車だけで気軽に行くことが出来る湯河原は、ちょっとした空いた時間を過ごすのに良い場所です。
最近では防備録を書かない事も多くなりましたが。