10年いや、15年ぐらいぶりに北海道へ行ってみました。千歳空港はグルメの宝庫らしいということを知り、千歳空港で気になるものを食し、1泊だけですがホテルステイをじっくり体感する。ただひたすらに美味しいものと温泉だけを楽しむ旅です。<br /><br />

1泊2日北海道　千歳空港グルメと定山渓第一寶亭留翠山亭　前編

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2023/04/11 - 2023/04/11

78位(同エリア539件中)

エリア

定山渓温泉(北海道)

羽田空港第二ターミナルへやってきました。時刻は7時頃です。空港に来るのも飛行機に乗るのも3年3ヶ月ぶりです。意外と人出もありますね。

羽田空港第2旅客ターミナル空港
売店で佐藤水産のおにぎりを発見しました。
以前旅行の最後に、札幌駅近くの佐藤水産でおにぎりを買って土産にしたのを思い出します。今や羽田でも買えるのか。
制限エリアへの検査はとてもスムーズでした。飲みかけのペットボトルも検査器械でチェックして通過出来ます。国際線は最近どうなんでしょうか。

今回は、ANAを利用します。
今年3月にANAの会員になりアプリも利用を始めました。アプリはスカイチームで使い慣れているので、アプリがあると助かります。
アプリに機種が変更になったとお知らせがきていましたが、座席が移動になったか等々、スムーズにアプリならばその場で確認できて良いですね。
毎回乗る便を撮影するのですが、機体のペイントがなんだか違う。
3月にANAのマイレージ会員になったばかりですが、アプリで所謂バシネットシートに当たる席を予約出来ましたよ。足元広々の人気のある位置。
スカイチームだと上級会員優先席で平会員はなかなか取れないです。取れたのが私にはちょっと驚きでした。
変わった機体だなと思ったら、鬼滅の刃仕様でした。
今時の国内線はリモコンもこんなにコンパクト。これが標準ですかね。日本で国内線に乗るのは、5年ぐらいぶりで、いちいち感動です。
客室乗務員さんがこちらを下さいました。友人の子供達にあげましょう。搭乗証明シールとメンコだそうです。
すごく人気のアニメらしいですね。
新千歳空港に9時半に到着しました。
レンタカーを12時から予約しています。
空港内に2時間半も費やしますが、これは新千歳空港のグルメを満喫するためです。

新千歳空港空港
到着フロアから1つ上の階、2階出発フロアへ向かいます。
まずは、「五十七番寿し」にやって来ました。行列必至と言われている立ち食いのお寿司屋さんと聞いていますが、あれ？誰も並んでいない。
カウンターから手招きされて、すぐに案内されました。

五十七番寿しグルメ・レストラン

タブレット端末で1貫づつ頼めます。
ネタの旨みがしっかり感じられて、とても美味しいです。
追加で炙りホタテを頼みました。炙りの風味が鮮明に舌に伝わります。空港の立ち食い寿司侮れない。
お寿司を軽く戴き、次に向かったのは「美瑛選果」。
こちらでは行列必至と噂の「びれいのコーンパン」が買えます。時刻は10時10分頃です。すでに10人ぐらい並んでいました。まだ並ばなくても大丈夫そうなので、先に別のところへ向かいます。

美瑛選果新千歳空港店グルメ・レストラン
新千歳空港では「ソフトクリーム総選挙」なるものがあるそうです。私、ソフトクリーム大好きでして、是非堪能したいとやってきました。
最初に向かったのは「きのとや」、総選挙第一位の店です。ソフトクリームだけではなく、焼き立てアップルパイを販売していて、行列が出来ていました。コーンパンの行列に戻る都合もありますから、こちらでも並ぶのはリスクがあるので。
そこで、第二位の「ルタオ」にやってきました。

きのとや新千歳空港ファクトリー店グルメ・レストラン
期間限定の北海道いちごとバニラのソフトクリームです。フォトスポットまであったので、撮影させて頂きました。
さっぱりとしていてとても美味しいソフトクリームです。

ルタオ新千歳空港店グルメ・レストラン
無事ソフトクリームを手に入れたら、向かいの「ロイズ」が目に入りました。。アフタヌーンティーですか？興味深い。新千歳空港素敵過ぎる。
コーンパンの行列が見えるフードコートのテーブルに母を残して、ソフトクリーム片手に販売開始20分前に並んでみました。
無事購入。
テーブル席に戻って、目の前にあるザンギの店で北海道限定とうきび茶も購入。

焼き立てコーンパンととうきび茶で、1日目の新千歳空港グルメミッション完了。
レンタカーで今回の宿へ向かいます。
やって来たのは、定山渓第一
12時半頃に出発して、一般道を利用して到着したのは14時20分過ぎ、北海道は広いですからね。

定山渓第一寶亭留　翠山亭宿・ホテル
広いエントランスです。静かですがすでにチェックイン待ちが2組おりました。
待つ間に、フロント前にあるラウンジの様な場所を見学。
とても広々しています。
海洋航海をイメージした装飾が目を惹きます。
カティーサーク号の模型
フロント横にはオリジナルスイーツショップ「坂の上の最中」もあります。完売しているようです。
坂の上の最中の横には、「古窓」なるラウンジもあります。チェックインの手続きが終わったら、部屋に案内するまでこちらで寛いで下さいとのことでした。
古窓の中、広々しています。

お茶を頂きしばし待つ。
フロントでチェックイン時に頂いた冊子に15時半から古窓で「フィーカ」が始まると書いてあります。
フィーカとは、スウェーデン語で「お茶する」という言葉でおやつタイムですよ。フィーカまであと10分というところで、部屋が出来ましたとお迎えが来てしまいました。古窓を去る私達に従業員さんから、「部屋の説明が終わったら直ぐにまた戻ってくださいね。手作りスイーツをご用意していますから。」とお優しい言葉。
今回は「部屋風呂付き75平米洋室で夕食六千円プラン」にさせて頂きました。部屋は5階の508号室です。
部屋からの眺め。雪がまだ残っていますね。
浴衣と作務衣が部屋着に用意されていました。浴衣はどうも苦手なので、作務衣はありがたい。
洗面所には沢山のタオルと、大浴場用のカゴ。
洗面台にこちらがありました。ポーラのメンズコスメですかね。
女性向けの洗顔料などもあり。
その他、色々。
女性に嬉しいこんなものまでありました。しかも地元北海道の物ってところが素敵です。

部屋のお風呂は濁り湯の温泉です。
日中は少々ぬるめでしたが、夜は熱くなっていまして、何度も入って癒されました。
手摺りがないので、母が少々苦戦していましたので、ご高齢の方は要注意。
部屋風呂にはミキモトのシャンプー、コンディショナー、ボディソープ。こちらの商品は2階にある売店にもありましたよ。
オリジナルのペットボトルの水が常温で2本、更に冷蔵庫に2本ありました。
部屋のお菓子はきんつばとクッキー。きんつばも売店で販売されていました。
おっと、お菓子を見て思い出しました。そうだフィーカに行かねばなりません。
古窓に戻って来ました。手作りスイーツが並んでおります。
しかも、かなり凝った作りです。
フィーカの横に巨大な水出しコーヒー抽出器がありました。こちらは、翌朝のサービスのために、この時間から準備しているのだそうです。
というわけで、セルフサービスのお茶を頂きます。温かいお茶に。
冷たいお茶類も充実しています。
フィーカに日本茶。

こちらのタルト中のフィリングのベリーソースとカスタードが絶妙でした。どのスイーツも美味しゅうございました。サービスでここまでしっかり作り込むとは、素晴らしい。
部屋で温泉に浸かりのんびり過ごしたら、夕食の時間です。中2階の「桑の木」が会場です。
足の弱い母に配慮して、テーブル席にしていただきました。
この日の献立
タケノコと蛤の茶碗蒸し
桜の塩漬けの優しい塩加減と蛤の旨味、良いお味です。
皮付きのヤングコーンの炭火焼き
北海道ならではの素材、こういった素材を活かした料理は地物ならではですね。
蕎麦、そして付け合わせの炭火焼きのネギ、鰊です。
桑の木の入口に、蕎麦粉の袋が飾らせていましたが、炭火料理だけではなく、蕎麦もこの食事処の売りの一つの様ですね。美味しいです。
刺身の盛り合わせ
給仕をしてくださったスタッフさんが、まだ見習いらしく一所懸命に料理の説明をしてくださいます。
真鯛の煮おろし
とても上品な出汁の旨みで美味しい。

その頑張りにエールを贈るべく、オリジナルワインを戴いてみました。
お品書きを見て、メインのお肉料理に合わせるならば、赤ワインかなと美味しく戴きました。
私のメインは
備長炭の炭火焼きの上富良野産豚のスペアリブとアスパラガス、美味しいです。
メインの肉料理を配膳する際に、良かったらご飯も一緒に召し上がりますかと、気が効くサービスです。
スペアリブに添えられたソースが濃いめの味なので、ご飯との相性抜群でした。
見習いスタッフさん、ファインプレーです。
肉料理が食べられない母は、メインにカニを頂きました。
デザートの桑の木プリンも美味しく頂きました。少食の母を連れての夕食は、このぐらいのボリュームがちょうど良いです。
ホテルの夕食でこの様に量を選べるのは大変ありがたいです。ご馳走様でした。
部屋に戻る前に売店をちょっと覗いてみました。
部屋風呂があるので利用しなかったですが、この奥には大浴場もあるそうです。
大浴場の前、2階にも休憩スペースが充実していました。
2階には整体もあります。
前編はここまでです。次回は、翌日の後編をお送りします。