【日本三景制覇】天橋立と比叡山の旅

2023/04/08 - 2023/04/09

日本三景で未だ行ったことが無かった「天橋立」をメインにして、2日めは比叡山も見るという一泊旅行です。

エリア 天橋立・宮津(京都)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: レンタカー JALグループ 新幹線 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

9時半羽田着の飛行機で伊丹に降り、レンタカーを走らせて伊根町に着いたのが12時半。高台にある道の駅から伊根の街並みが遠目に見える。

道の駅 舟屋の里伊根 道の駅

飲食店が3つあるのだが２階の「舟屋」で海鮮丼を食べた。平目の縁側、サバ、はまち、鮭、いずれも活きがよく美味しい～。

レストラン 舟屋 グルメ・レストラン

食事の後歩いて街をあるく。内部を見学できる舟屋（200円）に入ってみた。

伊根の舟屋 名所・史跡

舟がそのまま海に入れるように斜面とコロの組み合わせになっている。この船に乗って写真撮影も可能

出口から顔を出してみるとお隣もそのまた隣も舟屋。

今度は海から眺めようと遊覧船に乗る。遊覧船＋海鳥の餌（かっぱえびせん）＋天橋立のケーブルカー（又はリフト）のセット券1500円（「KKday」経由で買うと1300円）をここで引き換えてもらった。

伊根湾めぐり遊覧船 乗り物

出港するとすぐにトンビが船を追いかけてくる。餌を空中に投げると器用に足やくちばしでキャッチして食べる。「他の食べ物もちゃんと見ていて捕ろうとするから気を付けて」とアナウンスされていた。

カモメはトンビに負けてほとんど空中で餌を取れないのだがそれでも寄ってきて、トンビが取り損ねた餌が海面に落ちたのを拾って食べていた。

舟屋を会場から見ると、開口部が将棋の駒の様に下広がりになっているのがよくわかる。

元の道を戻って天橋立に向かう。この一帯に無料駐車場は無く”1回700円”が相場なのだがケチって「満タンかつ10リットル以上給油の車だけ無料駐車OK」のガソリンスタンドで11リットル入れて停めさせてもらった。まずは回旋橋に行ったら丁度船が通り、橋が回旋しているところに出会えてラッキーだった。

廻旋橋 名所・史跡

駐車場がケーブルカーとは反対の南側だったので「雨だから徒歩かレンタサイクルで往復だと辛いなあ」と思っていたら回旋橋の所で『もうすぐ海上タクシー出発するよ。600円』と声をかけられたので「これなら片道だけ徒歩で済む」と即決乗船。水面から天橋立を眺めるという珍しい体験もできた。遊覧船は700円だしもっと時間かかるし一石二鳥だった。

こんなカッコいい船（スクリューではなく後部のファンを回して風を起こし前進）だった。

あいにくケーブルカーは定期点検で運休でリフトになったが、幸い雨が止んだので快適。

天橋立ケーブルカー 乗り物

笠松公園では青空も見えてきて天橋立の全景を見ることができた。”股のぞき”や”かわらけ投げ”もやってみた。

傘松公園 公園・植物園

降りて天橋立を歩き出すとまた雨が降ってきた。風も強く「修行みたい～。辛い」と傘をさしたが後半は止んだ。

両側が海なのに真水が湧きだすという不思議な井戸「磯清水」。昔明智光秀がここで茶会を開いたという看板があり、ひしゃくで水を飲んだら「この水は飲用ではありません」との表示が目に入った。腹は下さなかったが、もっと目立つように書いてよー。

磯清水 自然・景勝地

京都駅そばでレンタカーを返し、ライトアップされている東寺を目指す

東寺(教王護国寺) 寺・神社・教会

夜間拝観（1000円）はもう葉桜となっている木が多かったが

かろうじて残っている桜と共に撮影。金堂、講堂の仏像がろうそくの明かりで照らされた姿も幻想的だったがこちらは撮影禁止。
「やよい軒」で遅い夕食を取ってからホテルに向かう。

駅から徒歩5分程のアクセスの良い宿

ホテルステーション京都西館 宿・ホテル

昔は修学旅行等の団体用だったのか、二人用和室でこの広さで何だか申し訳ない。大浴場で汗を流してから寝た。

2日め。8時半に京都駅を出る比叡山行きの路線バスに乗る。乗車率は半分ほど。

京都駅烏丸口バスターミナル 乗り物

90分程で「比叡山バスセンター」に到着。まずは東塔（とうどう）エリアを参拝

奥比叡ドライブウェイ 自然・景勝地

大講堂は修繕が終わっていたが

比叡山延暦寺 寺・神社・教会

根本中堂は屋根の葺き替え工事中。しかしおかげで、木の板を竹の釘で固定するという独特の工法を撮影することができた。

こちらはまだ屋根を張る前の状態

阿弥陀堂の階段には枝垂桜と黄色の花（何の木だったか？）の競演

西塔（さいとう）エリアまでは徒歩で20分程。昔弁慶が天秤棒の様に肩に担いだという言われの「にない堂」

西塔バス停から山内のシャトルバスで比叡山山頂に上がり、ロープウェイで京都側に降りる。ケーブルカーへの乗り換え駅の八瀬では丁度桜が満開。京都市内をバックに撮影。

叡山ケーブル・ロープウェイ 乗り物

ケーブルカーの方は林の中を走るので眺望はイマイチだった。

ケーブル八瀬駅 駅

叡山電車への乗り継ぎもギリ間に合い出町柳迄戻ってきた。

出町柳駅 駅

駅の近くの「あうん」で高菜じゃこ焼き飯の昼食。結構汗をかいたのでこういうしょっぱい食べ物が美味しい。

あうん グルメ・レストラン

御所の一般公開に入場。カミさんは初めて／自分は修学旅行以来だから50年近くぶり。

京都御所 春季一般公開 祭り・イベント

こちらも最近修繕されたのか柱の朱色が鮮やか

バスで最後の目的地、仁和寺に降り立つ。「京都で一番遅くまで桜が見られる」とのことで大変な人出だった。

仁和寺 寺・神社・教会

昨日の雨でだいぶ花が落ちていたが何とか桜を愛でることができた。

桜と五重塔の競演も良い感じ。

更に寄ってみた

ここに来たら庭園も見ないともったいない。枯山水と

築山と池の立体的な庭園。書室は修繕中だった。

京都で夕食にしたい気もあったが、今回は駅弁買って新幹線内で食べながら帰る。

ちょっと奮発して城崎の「あったかいかに飯＋すき焼」弁当を美味しく頂いた。