静嘉堂文庫美術館とＪＰタワー学術文化総合ミュージアム インターメディアテク

2023/03/26 - 2023/03/26

静嘉堂文庫美術館が丸の内の明治生命館に移転しました。
今回、曜変天目茶碗が目当てで行ったのですが、「お雛様」の展示もたいへん
素晴らしい物でした。

また、東京のJPタワーにあるインターメディアテクが開館１０周年で、「極楽鳥」という特別展をやっていたので行ってきました。
鳥をモチーフとした宝飾芸術を、鳥の剥製標本などといっしょに展示というもの。
しかも、インターメディアテクは今まで写真撮影禁止だったのが、撮影解禁になりました。（一部を除く）

エリア 丸の内・大手町・八重洲(東京)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩

静嘉堂文庫美術館が丸の内の明治生命館に移転してきました。明治生命館の一階の一部を美術館に利用しています。明治生命館は建物自体ゴージャスで堅牢なので美術館にはぴったりですね。

残念ながら写真撮影は禁止なので、写真はありませんが。

静嘉堂文庫美術館 美術館・博物館

今回は「お雛さま　岩崎小弥太邸へようこそ」という展覧会でした。国宝の曜変天目茶碗を目当てに行きましたが、お茶碗はもしろん、お雛様もすばらしかったです！

曜変天目茶碗は藤田美術館所蔵のものは見たことがあります。もうひとつはお寺の所蔵なので、なかなか見る機会というのはないでしょうね。

静嘉堂文庫美術館 美術館・博物館

KITTEの一階フロアでは、イラストレーターの永井博さんのPOPUP展が開かれていました。

KITTE (キッテ) ショッピングモール

永井博さんのイラストは１９８０年代前半の、大滝詠一さんのレコードジャケットに使われ、一世を風靡しました。

KITTE (キッテ) ショッピングモール

「A LONG　VACATION」の世界です。

KITTE (キッテ) ショッピングモール

懐かしいな～。

KITTE (キッテ) ショッピングモール

WAVE。

KITTE (キッテ) ショッピングモール

POOL。

KITTE (キッテ) ショッピングモール

旧東京中央郵便局を描いた作品もありました。

KITTE (キッテ) ショッピングモール

こんな展示をしているとは知らなかったので、思いがけずいいものが見れてうれしかったです！
永井博さんのイラストを堪能して、インターメディアテクへ。

KITTE (キッテ) ショッピングモール

インターメディアテクでは、多くの学術標本が展示されています。

JPタワー学術文化総合ミュージアム インターメディアテク 美術館・博物館

はくせいや骨格標本が、ちょっとレトロな雰囲気の中に展示されています。旧東京中央郵便局の建物が昭和初期のモダニズム建築で、その外壁が一部JPタワーに使われているので、博物館のインテリアもレトロになっています。

JPタワー学術文化総合ミュージアム インターメディアテク 美術館・博物館

旧東京中央郵便局の外壁。

建て替えの時、最初は全部壊されるはずだったのが、亡くなった鳩山邦夫さんが異議を唱えて、外壁が一部保存されることになったように記憶しています。

JPタワー 名所・史跡

展示棚や引き出しなども戦前の古いものを利用しています。

JPタワー学術文化総合ミュージアム インターメディアテク 美術館・博物館

東京大学の講義室を再現したもの。

ここは以前から撮影可の場所でした。

JPタワー学術文化総合ミュージアム インターメディアテク 美術館・博物館

インターメディアテクの窓からは赤レンガの東京駅がよく見えます。

JPタワー学術文化総合ミュージアム インターメディアテク 美術館・博物館

蘭・カトレヤの植物画。

JPタワー学術文化総合ミュージアム インターメディアテク 美術館・博物館

確かに、「THE　博物館」という雰囲気に溢れていますね。

JPタワー学術文化総合ミュージアム インターメディアテク 美術館・博物館

立派な冊子も無料でもらいました。
常設展も、特別展も、これだけのものを無料で見せてくれるなんて、東大ってすごい太っ腹ですね。

JPタワー学術文化総合ミュージアム インターメディアテク 美術館・博物館

インターメディアテクは以前は、ほぼほぼ写真撮影は禁止でしたが、今回はほとんど

の展示品が写真OKになっていました。

JPタワー学術文化総合ミュージアム インターメディアテク 美術館・博物館

ここからが、十周年特別記念展示です。

入口入ってすぐ展示されていたのが、このフクロウのペンダントトップでした。

JPタワー学術文化総合ミュージアム インターメディアテク 美術館・博物館

鳥ごとに宝飾品が展示されていました。

こちらは孔雀のコーナー。
孔雀をモチーフにしたブローチで、足で掴んでいるのは真珠で表した卵です。

JPタワー学術文化総合ミュージアム インターメディアテク 美術館・博物館

ダイヤモンドの孔雀のブローチです。
ギュスターブ・ボーグランという１９世紀に活躍した宝飾作家の作品。

JPタワー学術文化総合ミュージアム インターメディアテク 美術館・博物館

孔雀のブローチ。

部屋が暗いので、写真がなかなかきれいに撮れませんでした。

JPタワー学術文化総合ミュージアム インターメディアテク 美術館・博物館

鳩のモチーフのブローチ。

JPタワー学術文化総合ミュージアム インターメディアテク 美術館・博物館

鶏とひよこのブローチ。１９世紀後半のイギリス製です。

JPタワー学術文化総合ミュージアム インターメディアテク 美術館・博物館

卵からかえったひよこがかわいい。

JPタワー学術文化総合ミュージアム インターメディアテク 美術館・博物館

１９世紀のショーメのブローチ。

JPタワー学術文化総合ミュージアム インターメディアテク 美術館・博物館

ヴァンクリフ＆アーペルの燕のブローチです。

JPタワー学術文化総合ミュージアム インターメディアテク 美術館・博物館

こちらは白鳥がモチーフのブローチ。
２０世紀初頭のヴァンクリフ＆アーペルの作品です。

JPタワー学術文化総合ミュージアム インターメディアテク 美術館・博物館

１９世紀後半のイギリス製の白鳥のブローチ。

JPタワー学術文化総合ミュージアム インターメディアテク 美術館・博物館

これが、特別展の名称になっている「極楽鳥」です。

JPタワー学術文化総合ミュージアム インターメディアテク 美術館・博物館

尾長鶏。

縦長の特殊な巣箱で飼育し、地上で運動させるときには、尾が傷つかないように、飼い主が尾を持って散歩させるなど、飼育にとても手間がかかるそうです。

JPタワー学術文化総合ミュージアム インターメディアテク 美術館・博物館

最近東京に行くときは飛行機利用が多いので、東京駅は久しぶりでした。春休み、休日で、東京駅の地下にある東京キャラクターストリートは、おおぜいのお客さんでごった返していました。

東京キャラクターストリート 市場・商店街

いろんなキャラクターグッズのショップが大集合。

それにしても、すごい人でした。

東京キャラクターストリート 市場・商店街

東京駅の八重洲口側はあまり来たことがなかったですが、新しい高層ビルがどんどん建って現在進行形で変化していってるようです。

雨も結構降っていたし、八重洲口側は人が少なかったです。

鉄鋼ビル (TEKKO avenue) 名所・史跡

スタイリッシュな鉄鋼ビルとトラストタワーの間は、外堀や玉川上水など、江戸時代の記憶をとどめるような空間になっていました。

堀の石垣を復元してありました。

江戸時代の北町奉行所跡を示すプレートもありました。

北町奉行所跡 名所・史跡

さくら通りは、ちょうどさくらが満開でした！

八重洲さくら通り 名所・史跡