2022/08/30 - 2022/08/30
511位(同エリア594件中)
猫探しさん
この旅行記のスケジュール
2022/08/30
-
乙女橋
-
6合目第一見晴台
-
第二見晴台
-
利尻山避難小屋
-
修景池
-
セイコーマート利尻店
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
利尻島に到着した翌日は,早速利尻山に登山.日本100名山にも選ばれているこの山は,利尻富士とも呼ばれ,円錐形の綺麗な稜線を描く火山です.標高は1721mと決して高くはありませんが,事実上海抜0mから登り始めなければいけないので,頂上まではほぼ登りが続きます.登山コースは鴛泊港から登る鴛泊コースと,利尻町の方から登る沓形コースがあります.沓形コースは途中まで車で行けるので,距離は鴛泊コースより短いはずです.ただ,こちらのルートは余り整備されていないようで,推奨されていないようでした.実際に殆どの方が距離の長い鴛泊コースから登っていました.鴛泊コースの場合には,利尻北麓野営場という場所までは車で行くことが出来ます.野営場から出発できれば,5~6時間で登れるのですが,野営場までどう行くかが問題です.と言うのも,利尻山はテント泊が禁止されているそうで,山小屋も避難用.そのため日帰り登山になるのですが,そうすると早朝に出発することが基本となります.でも,早朝のバスはなく,タクシーも営業開始が7時からとのことで,タクシーを使うことも出来ないと言われました.また,自転車は野営場まで押して歩かなければいけないので,役立ちません.結局,1.送迎してくれる宿に宿泊する,2.レンタカーを借りる,3.野営場にテントを張って宿泊する,4.鴛泊から歩く,の四択になると思います.私は野営場まで送迎してくれる宿に宿泊したため,大部時間を稼ぐことが出来ましたが,歩いて来る人も沢山いました.なお,帰りは,1.タクシーを予約する,2.利尻富士温泉まで歩いてバスに乗る(バスは温泉までしか来ないようでした?),3.歩く,の三択くらいでしょうか?私は帰りは鴛泊まで歩きましたが,野営場からセイコーマート利尻までが調度3kmでした.また,利尻山にトイレはありません.野営場で携帯トイレを売っているので,それを購入し,登山の途中に何ヶ所かあるボックスで用を足す必要があります.避難小屋にもボックスしかありませんでした.さらに,火山島ですので,基本的に標高が高くなるほど水場がなくなります.水場は野営場から数百m歩いた場所に,甘露泉水と呼ばれる名水があり,この先は頂上まで水場がないので,予め水分を持たない人は,必ず甘露泉水で水を補給する必要があります.利尻山は崩れやすい山ですが,登山ルートは全体的によく整備されていて,登りやすく,地元の方の努力に頭が下がる思いでした.晴れていれば頂上からの景色は本当に絶景です.利尻島に来る機会があったら,是非一度登って欲しい山だと思いました.
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
-
登山の前日,食品を買いにセイコーマート利尻に向かいます.鴛泊の町はこんな感じ.静かです.
-
途中にあったガソリンスタンド.離島なので,ガソリンは高いですね.
-
セイコーマート.利尻島には2~3ヵ所のセイコーマートがあるようでした.一番新鮮な物が買える場所とあって,いつも大変な混みようでした.
-
翌朝,利尻山の登山口である北麓野営場まで送って貰いました.途中で歩いている人を沢山みかけ,送迎付きの宿にして本当に良かったと思いました.
-
ここで登山届を出します.車を持っている人は,ここまで直接来ることが出来ます.
利尻島自然休養林北麓野営場 自然・景勝地
-
鴛泊コースの地図.下の方に沓形コースも描かれています.8合目(頂上ではありません)まで4時間とあります.また,沓形コースは崖崩れがあるとの注意事項が書いてありました.
-
5時20分に出発.
-
歩き出しはとても良い登山道です.
-
甘露泉水に到着.ここでペットボトルに水を補給しました.私が登山したのは8月最終週で,流石に気温も大部下がってきた時期だったので,水分の補給はそれ程大袈裟に考えなくても良いかも知れませんが,利尻でも7~8月の最も暑い時期だと,かなり水分を消費すると思います.
甘露泉水 名所・史跡
-
甘露水の先に,姫沼へ行くルートとの分岐に出ます.利尻山登山の翌日は,ポン山と姫沼までのトレッキングを行いました.
-
乙女橋という可愛い名前の橋を渡ります.この先辺りから,一般的な登山道になりました.
-
5合目の標識.
-
お天気はイマイチでしたが,礼文島が一望出来,とても良かったです.
-
この辺りはまだ頂上は見えませんでした.
-
6合目を過ぎると,第一見晴台があり,少し勾配が緩やかになりました.
-
トイレ用のブースはこんな感じです.中は綺麗でした.
-
6合目を過ぎると,結構急坂.
-
7合目.胸突き八丁と書いてあります.
-
7合目の先が第二見晴台.
-
何かの碑がありました.
-
8合目.ここは長官山という場所で,少し平地があります.また,頂上がはっきりと見える場所です.
-
また,長官山には避難小屋もあります.中は本当に避難小屋です.所謂普通の山小屋とは思わない方が良いです.
-
8合目から先は所々崖崩れの場所がありました.
-
最後のトイレ用ボックス.
-
ここから先は,頂上までひたすら登りです.
-
頂上の手前に,沓形コースとの合流点がありました.登ってくる人は見かけなかったので,利用者は少ないと思います.
-
頂上の手前.かなり崩れていて,補修工事がしてありました.
-
利尻山頂の到着.時間は10時30分なので,頂上までは5時間10分でした.
-
ローソク岩.
利尻山(利尻富士) 自然・景勝地
-
雲がかなり速い速度で流れていましたが,晴れ間が見えれば景色は絶景でした.頂上でお弁当を食べ,登ってきた道を引き返して,野営場まで帰ってきました.北麓野営場に到着したのは14時20分.帰りは下りしかないので,結構早かったです.
-
野営場の駐車場で死んでいる蝉を見付けました.夏も終わりです.
-
と,同じ駐車場で,猫ちゃんを発見.利尻島で見た最初の猫に感動.近くに民家はないので,キャンプする人から食べ物を貰っているのでしょうか?
-
野営場から利尻富士温泉まで歩いて下りてきました.
利尻富士温泉 温泉
-
ここで温泉に入るのが定番です.利尻滞在中に計3回行きました.料金は500円でした.
-
入浴後,歩いて鴛泊に向かいます.途中にあった修景池という池.綺麗でした.
-
羊.石膏です.
-
セイコーマートに到着.ここで登山の疲れを癒やすためにビールを購入し,一日の登山を終えました.翌日は,再び野営場に向かい,ポン山から姫沼へ向かいました.つづく.
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
利尻島(北海道) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
37