憧れの寝台列車で高松へ

2023/02/14 - 2023/02/16

思い立って香川県を旅しました。
目的はアートにまみれること！です
2泊3日(1泊目は車中泊)の旅です

1日目…東京駅から寝台列車サンライズ瀬戸号で高松へ
2日目…朝高松駅着。フェリーで直島へ。直島観光。高松泊
3日目…ローカル線で金比羅山へ。金比羅山観光。夕方飛行機で羽田空港へ

全て個別に手配しました。
1日目～2日目の旅行記です。

エリア 香川

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 船 ANAグループ JR特急 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

旅の始まりはこの写真から！
サンライズ瀬戸号で高松へ向かいます
列車の入構を写真に収めたかったので、早めにホームへ。

東京駅 駅

憧れの寝台列車にドキドキが止まらない…
シャワーカードを購入したかったので、11両目のドアに並ぼうとしたら、すでに長蛇の列が…
皆さんシャワーカード目的のようでした。
列から離れることもできず、列車の入構シーンは目に焼き付けることしかできませんでした…一人旅の切なさです…

シャワーカードを購入してから列車の先頭まで行ってみます。同じ目的の人がちらほらいました。

サンライズ瀬戸 乗り物

いざ！車内へ！

こちらが一晩お世話になる私のお部屋です。部屋は2階にしました。
外からはナンバー式の鍵をかけられるので、トイレや洗面台に行くのも安心でした。

通路の様子
ドラマに出てきそう～
十津川警部が乗っていそう～

個室はベッドでいっぱいな感じでしたが、天井も高くて立てます。ベッドの横の台にリュックを置いて、備え付けのハンガーにコートをかけることができました。

アメニティーは浴衣とスリッパ、毛布と枕です。ゴミ入れ用のビニール袋が設置されていました。
歯ブラシとタオルは無いので持参しましょう。シャワーを利用するならば注意が必要です。

2階個室は、窓がドーム状になっています。寝ながら星が見えるそう！今回は曇っていたので残念でした。
ただ、駅を通過するたびにホームの眩しい光が入るので、しばらくカーテンを下げていました…

ゲットしたシャワーカード。
ちなみに、シャワーは3両目と10両目にありますが、シャワーカードの機械の位置から、4両目と11両目のドアに並びましょう！

コンセントがあったので、充電もできます。USBポートはありませんでした。
どちらを頭にするのがいいのか…
私は足の方に向かって進んでいくように寝ました。そうするとこの台は足元なので、枕元に充電しながらのスマホが置けなかったです。コードが長ければよかったんだと思いました。

共有の洗面台。
満席と聞いていましたが、とくに夜も朝も順番待ちができているようなことはなかったです。

開いていたので別の部屋をチラ見。

ラウンジです。
自販機はありますが、車内販売や食堂車は無いので、食料は事前に用意が必要です。

個室車両はこのように1階と2階が分かれているので、下の人が気になるということも無かったです。

シャワー室は出雲方面に行く後方車両に1つと高松方面に行く前方車両に1つです。使用中かどうかは行ってみないとわからないので、ちょっと不便でしたが、散策をかねて見に行ってみると苦にならないかもしれません。
23時頃空いていたので、さっそくシャワー室利用です
リンスインシャンプーとボディソープが備え付けでした。シャワーは6分間。シャワーを止めるとカウントも止まります。髪を洗わなかったので、意外とゆっくり浴びることができました。
列車が揺れるたびに中でよろける、とても楽しい経験でした！

ドライヤーも完備されていました。やんわりした温風です。長居は他の人のご迷惑にもなるので注意です。
使用後はドアを閉めて洗浄ボタンを押します。シャワーブース内がすごい勢いで洗われているようでした。

寝台列車といえば朝日。「サンライズ」だし。
全然眠れないかなーと思っていたのですが、微妙な列車の揺れと仕事終わりということも相まって、ぐっすり寝てしまいました。結構朝日は登っていましたが良しとします。

サンライズ号は岡山で出雲方面と高松方面の車両を切り離します。この日のサンライズ号は、夜中に前を走る貨物列車が動物と接触したため50分遅れの運行でした。そのため切り離し作業はサクッと済ませてすぐに発車。切り離し作業の車両まで距離があったので、その様子を写真に収めることは断念しました。
瀬戸内海を通過中。いよいよ四国に上陸です！

瀬戸大橋 名所・史跡

高松駅に到着です。
温暖なイメージでしたが、あまりの寒さにびっくりしました。

高松駅 駅

お世話になったサンライズ号。名残惜しい。
夜に出発して朝現地に着くなんて、旅にも仕事にも嬉しいですよね。なのになんで寝台列車無くなってしまったのだろう…。また乗りたいです！

高松駅ではゆるキャラがお出迎え！
50分も待っててくれたんですね～

高松駅到着して駅の近くのうどん屋さんへ。
朝うどんです。麺がモチモチで美味しい！
一気にテンション上がりました！

めりけんや 高松駅前店 グルメ・レストラン

直島へ向かうので港へ。こちらもアート作品です。

高松港旅客ターミナルビル 乗り物

高速船に乗ります

高松港 乗り物

意外と小型の船なのね

高速船だけあって、ガンガン進みます。揺れはあんまり気にならない感じでした。およそ30分で直島到着です。

宮浦港 乗り物

直島の港のすぐ脇に草間彌生のかぼちゃが！

赤かぼちゃ 名所・史跡

かぼちゃの中にも入れます。中もドット。

直島の中はレンタルサイクルもありますが、私は町営バスを利用。時刻を見ていけば、らくちんです。

黄色いかぼちゃです

遠くから見ると、こんな感じに鎮座しています

地中美術館へ。事前にネットで予約しました。

地中美術館へ。事前にネットでチケットを購入しました。
行ってみたかった美術館なのでドキドキ

地中美術館 美術館・博物館

安藤忠雄氏設計の建物です。

地中美術館 美術館・博物館

ここから先は撮影禁止です。
モネの睡蓮の作品がありました。素晴らしかったです。地中にありながらも太陽光が入る設計になっているので、光の当たり方、時間や季節によって見え方が異なるそう。また行きたいです。

地中美術館 美術館・博物館

ランチは美術館のカフェでいただきました。
眺めが良くて素敵なカフェ♪

地中カフェ グルメ・レストラン

ガッツりなんだけどどこか上品なステーキ丼。

地中カフェ グルメ・レストラン

美術館でお土産を買ったりしていたら、バスに乗り遅れました。徒歩で町の中心まで行けるそうなので行ってみることに。途中にアート作品がありました。

道の途中に作品を示す看板が立っていました。

ダムの脇を通ります。人もいないし、車も通らない。レンタルサイクルの人たちにも遭遇しない。一人ぽつんとした感じでした。

町まで25分くらいかかったかな。
ここから家プロジェクトを見学します。
鑑賞チケットは木村ラウンジ&アーカイブで購入します。荷物も預かってもらえました。

家プロジェクトは、現代を代表するアーティストが、空き家の古民家を丸ごと一軒改修して空間そのものをアート作品にするというプロジェクトです。

こちらは角屋。宮島達男氏の作品です。囲炉裏のところに水がはってあり、中にデジタルの数字が光ます。キレイ！
地元の方が、アーティストさんのことや作品について説明してくれました。

家プロジェクト 美術館・博物館

こちらは「南寺」。ジェームス・タレル氏の作品。中は、ざっくり言うと真っ暗闇に放たれる感じ。各回人数制限があるので、木村ラウンジで整理券をもらいましょう。鑑賞チケットを購入する際にもらえます。
アートは自由だと肌で体感しました。

こちらは護王神社。杉本博司氏の作品です。地下の石室と本殿がガラスの階段でつながっている。

家プロジェクト 美術館・博物館

地下の石室に入ります。懐中電灯を貸してくれるので、これで照らしながら進みます。

石室の突き当たり。これが地上とつながってる。水が流れていて懐中電灯で照らすとキラキラしてキレイ！

家プロジェクト 美術館・博物館

入ってきた通路を戻ります。戻るときはこんな感じでした。作品の中に入るなんて貴重な体験です。

入り口に近づくにつれて、空と地面の割合が変わっていく、という何と素晴らしい！感動しました。

こちらははいしゃ。大竹伸朗氏の作品。とーっても不思議なんだけど、絵画みたいな、面白い作品でした。

家プロジェクト 美術館・博物館

中もとてもおしゃれ。一軒丸ごと作品なんて、すごいなぁ。

街中にカフェがあったので一休み。可愛い店内、コーヒー美味しかったです。

こちらは石橋。千住博氏の作品です。

家プロジェクト 美術館・博物館

静寂の中の、でも迫力ある日本画です。障壁画ですね。

蔵の中に、光を感じる美しい作品。

木村ラウンジからバスで港に戻ります。パスの時間まで、お土産を買ったりできるのでなかなか便利。直島限定のものを色々購入しました。
こちらは港の近くの「直島銭湯「I♡湯」」。大竹伸朗氏が手がけた、実際に入浴できる施設。入りたかったのですが、この日は小雪舞う極寒日だったので、断念しました。湯冷めしそうで…。

直島銭湯 名所・史跡

船の時間まで、港付近を散策です。
「直島パビリオン」。

直島パヴィリオン 名所・史跡

中に入れます。

直島パヴィリオン 名所・史跡

遠くから見るとこんな感じ。アート作品がそこら辺にあるのは羨ましい。

帰りはフェリーで。大きくてトラックもそのまま乗っていくみたい。

海の駅「なおしま」 道の駅

席数も多くて広ーい！高松まで50分かかります。
夕日を見ながらゆっくり船移動も良かったです！

高松の駅近いホテルに宿泊。大浴場完備！
今回は行きの寝台列車はみどりの窓口で、帰りの飛行機はローチケで予約し、ホテルだけ楽天トラベルを使ったので、旅行支援のクーポンをいただけました。

ＪＲクレメントイン高松 宿・ホテル

夕ごはんは、高松のアーケードまで歩いて行ってみました。高松駅から15分くらいかな。
穴子重を生けすを眺めながらいただきました。

天勝 本店 グルメ・レストラン

お腹いっぱいなのでアーケードを散策。19時くらいだったのですが、お店はかなり閉まっていました。

ドーム型で美しい。
この日は大浴場で湯船につかり、ゆっくり就寝。
明日は金比羅山に向かいます。
金比羅山編に続きます。

高松丸亀町壱番街前ドーム広場 名所・史跡