南国の楽園へ ～ 宮古島滞在記 （その4）

2023/03/13 - 2023/03/16

宮古島滞在最終日を迎えた。昨日の夕焼けに願掛けをした甲斐あって、朝から青空が広がった。
ゲストハウス「Re-Spect：リスペクト」には、時計やテレビがない。これには訳がありそうだ。　
時間の制約や全国ネットの低俗番組から解放され、ゆったりとした島時間を満喫できるように、とのオーナーの配慮だろうと推察する。

エリア 宮古島(沖縄)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス ANAグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

4時に目が覚めた。ベランダに出ると天の川は見えなかったが、星の数は驚くほど多い。北斗七星がきちんと7つ見えた（目が悪いためにいつもは6つしか見えない）。

朝食がワンパターン化してきた。今後の検討課題だ。

朝食の場所はベランダにしてもよかったかな。後で気が付いた。

朝の散歩に出かけよう。
「御嶽（うたき）」と称する聖域が点在する。旅人は立ち入れない。

島の西海岸に出る。ここは大浦漁港。

船が出てゆく。

白い鉄筋コンクリートの建物が多い中で、ひときわ目を引く。

沿道の花壇。どなたかが手入れをしているのだろう。

ハイビスカスの花が南国気分を高めてくれる。

君の名は　？

散歩から戻り、今度はレンタサイクルで昨日行きそびれた真謝（まじゃ）の海岸へ向かう。

東側の海が見えた。大神島が浮かぶ。
真謝漁港はもうすぐだ。

漁港北側の海岸に下りる。
砂浜の現状に暗澹たる気分になった。

この、一見美しく見える大海原に、どれだけのごみが存在しているのだろう。

この写真は、今自宅のノートパソコンのデスクトップを飾っている。
しばらくは、旅の余韻を味わっていたい。
しかし、見たくないものを見てしまった。

この美しい海岸の風景を大切にしたい。
大規模リゾート開発もほどほどに願いたい。

遠き島へと流れ着いた椰子の実ふたつ、こうした漂流物なら歓迎したい。

大いに楽しませてもらった旅人からの、せめてもの恩返しだ。
勝手にビーチクリーン活動を始める。
これはbeforeの記録写真。

再び海の中へ戻されないように、波打ち際のごみから重点的に拾い集める。
1箇所にまとめておく。後の処分は、地元有志のビーチクリーン活動に託そう。
これはafterの記録写真。一人では限界がある。

ゲストハウスに戻って昼食。
おいしかった泡盛「しまの風」を飲むのは控え、ゲストハウスに寄付する。
同宿の人と握手をしてお別れし、オーナーに見送られ、最寄りのバス停からバス2本を乗り継いで空港へ。

地域クーポンが6,000円分もある。使用期限は今日限り、宮古島土産で使い切ろう。

宮古空港14時55分発中部国際空港行き、ANA330便に搭乗する。
この次また来れるだろうか、これが最後とはならないか、旅の終わりにいつもそう思う。

この旅行記へのコメント （2）

• 南ぬ島さん 2023/04/04 20:02:02

  before after

  お疲れさまでした
  
  楽しく読ませていただきました
  
  ありがとうございます

  愛知のさすらい人さん からの返信 2023/04/04 21:37:55

  Re: before after

  コメントありがとうございます。
  旅行記はまだ始めたばかりの初心者なので、諸先輩方の旅行記を参考に、より楽しんでいただけるものに改善・工夫をしていきたいと思います。