久しぶりのフランス②　～電車に乗ってノルマンディー地方の町ルーアンへ～

2023/01/07 - 2023/01/07

フランス2日目は電車に乗って北上し、ルーアンという町へ。
ジャンヌダルク終焉の地であり中世の街並みが残る美しい町です。
その地を選んだのは、ホテルから出発駅が近かったことと、所要時間が75分と日帰りが十分にできるという理由からでしたが、人があまりいない町をのんびりゆっくり散策することができました。
また、海が近いからこその食材を購入することもできました。

エリア ルーアン(フランス)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

７時台の電車に乗るために早起きをして（時差ぼけのために自然に目が覚めたのですが）ホテルから徒歩５分ほどのサンラザール駅へ。
数年前にフランスで電車に乗る時は券売機で簡単に買えた記憶があるのですが、今回券売機を操作すると「氏名の入力」欄がありました。
なんだか不安になったので、券売機での購入は止めて窓口へ。
近くの案内人さんに「ルーアン」と話しかけると、「ここじゃないよ、地下鉄行って」とあしらわれました。どうやら「ルーブル」と聞き間違えたようです。
地名を見せると「おー、ルアーン」と発音が違ったようです。
ひとまずほっとして、窓口で発券してもらう際にパスポートの提示を求められました。おそらく氏名と生年月日の確認のためのようです。
常に最新情報を確認しておく必要がありますね。ぬかっておりました💦
なんとか無事に乗車。

サン ラザール駅 駅

車窓の景色を楽しみにしていましたが、1月の7時台はまだ暗かったです。
日曜日の朝でしたが、車内に人はまばらでした、

ちょっとずつ空けていく景色を眺めながらあっという間に到着です。

ルーアン駅の構内。
天井が高く開放的で清潔な駅です。

ルーアン リヴ ドロワ駅 駅

駅前の景色。
人が全然いません。
町を独り占めしたような気分で散策スタート。

朝日を受けた建物は美しく、空気は澄んでいます

可愛らしい木組みの家。
ルーアンの名物だそうです。

木組みの家が連なっている路地。
とっても可愛い光景です。

googlemapを頼りに町の中心地を目指します。

les secq des tournellesという名の博物館。
閉館時間だったので残念ながら中は拝見できず。

ル セック デ トゥルネル博物館 博物館・美術館・ギャラリー

誰もいない道
綺麗な景色を独り占め（正確にはふたり占め）です。

交差点には貴族の紋章のような模様が描かれていました

町の中心にあるヴィユ・マルシェ市場へ到着

ヴィユ マルシェ（古市場）広場 広場・公園

色とりどりの八百屋さん

お惣菜屋さん

ナッツやシャムなどのお店

市場のすぐ隣にジャンヌダルク教会があります。
写真左側にある十字架が高く掲げられている場所がジャンヌダルクが処刑された場所だそうです。
黙とうを捧げます。

ジャンヌ ダルク教会 寺院・教会

教会の中はステンドグラスで囲まれていて美しい光が差し込んでいます。

教会内のジャンヌダルクの像
闘う装束です

ジャンヌダルクは16歳の時に神の啓示を受けて戦争に身を投じ国を救った女性です。
しかしその後に異端裁判にかけられて19歳という若さで処刑されました。
死後25年経って無罪と認定され、そのずっと後1920年に聖女と認定されたとのことです。
フランスを救ったヒロインだとなんとなく知っていましたが、現地だからこそ知れる情報や感じるものがありました。

観光名所である時計台に向かいます

大時計台 モニュメント・記念碑

時計台をくぐると道の先にルーアン大聖堂が見えます。
この道を歩く間中ずっと大聖堂の鐘の音が響いていておとぎの国の中に迷い込んだような気分になりました。

威風堂々としたルーアン大聖堂

ルーアン大聖堂 寺院・教会

めちゃくちゃ大きいです（写真では伝わらないのが残念なくらい）
日曜日のミサに集まってくる人々がたくさんいらっしゃいました。

大聖堂を後にして、この後ルーアン美術館を訪問します。
→次の旅行記へつづく