2018年の旅は思い出の街ルーアンから

2018/01/07 - 2018/01/07

2018年の旅初めはルーアン！

実はルーアンは初めてフランスに来た時に最初に宿泊した思い出の街なんです。冬だったので日本より日の出が遅く、朝宿泊したホテルの部屋からゆっくりと明るくなっていく空とルーアンの街並みを眺めながらフランスに来たんだーと実感しドキドキしたのを覚えています。

早いものでそれからもう10年以上(!)が経ち、縁あって住むことになったフランス。日帰りだけどやっと再訪できました☆

移動手段：バス(OUI BUS)
Paris La Défense 9:20→Rouen Centre 10:55
Rouen Centre 16:55→Paris La Défense 18:30

エリア ルーアン(フランス)

• 同行者: 友人
• 旅行の手配内容: 個別手配

ルーアンまではバスで行きます。パリ西側郊外のラ・デファンスから片道1時間半の距離。今日は友達と2人で女子旅☆

バスは時間ぴったりにルーアンに到着。

前回来たときはツアーで1泊したとはいえ観光は少し街歩きしただけ。今回も日帰りだから短い時間だけど、ゆっくり行きたい場所を見てまわります♪

まずはルーアン美術館(Musée des Beaux-Arts de Rouen)へ。印象派のコレクションが充実していると聞き、この美術館はぜひ一度来たかったんです。

絵画には疎いけど印象派の作品は好き。

写真はモネのルーアン大聖堂の連作の中の1点。

一番印象に残ってるのがこの部屋。印象派の作品の周囲に鉄工芸品がディスプレイされててとても素敵でした。

ルーアンにはMusée Le Secq des Tournellesっていう鉄工芸の博物館もあるけどルーアンと鉄工芸は何かゆかりがあるのかな？

印象派だけでなく宗教画や現代作家の作品も数多く展示されています。日曜だけどそれほど混んでなく名画を堪能してきました。

美術館の後はO Grand Café Rouenでランチ☆ここはガレット/クレープが食べたくて事前にリサーチしておいたお店。

ランチはガレット＋飲み物＋食後のエスプレッソで9.95ユーロ！

私はチキンのガレットとシードルをオーダー。ガレットはチキン、卵、チーズ、ピクルス、玉ねぎ、シブレットの定番だけど間違いのないおいしさ(*´∀`*)

食後は旧市場広場(place du Vieux-Marché)へ。そうそうこのノルマンディー地方特有の木骨組みの建物、覚えてる！

ひときわかわいいこの建物はRestaurant La Couronne。フランスで一番古いオーベルジュって看板に書いてあった。

ルーアンはジャンヌ・ダルク終焉の街。昔彼女が処刑されたこの広場は今では市民たちに憩いの広場に。

スケートリンクで遊ぶこどもたち。

メリーゴーラウンド。トラとかゾウがいてどことなくエキゾチック。

広場にあるジャンヌダルク教会はモダンな外観。

ステンドグラスはサン・ヴァンサン教会にあったルネッサンス期のものが移されたそう。

教会の外にあったジャンヌ像。イメージする甲冑に身を包んだ姿とは違く、このジャンヌは普通の女の子の姿。

メインストリートの大時計通り(Rue du Gros-Horloge)。

一部の木骨組みの家は上階がせり出してるのが伝わるかな？これらの家が建てられた当時は税金は建物の一階の面積で決められていたそうで、そのため上に行くほど床面積が広くなるよう作られたって話を聞いたことがある。

ルーアンのシンボル、大時計(Gros-Horloge)。

14世紀に造られたものだそう。内部は時に関する博物館になっているんだって。

大時計の下をくぐり歩き続けると正面に見えてくるのは・・・

ノートルダム大聖堂！

この大聖堂を見てまず驚いたのが正面ファサード。人物の彫刻になっていてものすごく繊細で緻密。

そしてバラ窓(写真1枚も撮ってなかった)。バラ窓って通常色のついたステンドグラスで作られた華やかなものだと思うけど、ここのは透明でシンプルなガラス。何か意図があってこうしたのか失われてしまったのかは分からなかったけどとても印象的だった。

あいにく尖塔は工事中だったけどフランスで一番高いみたい。

大聖堂の横の通りをさらに進んでいくと・・・

サン・マクルー教会が見えてきます。

次に目指すはこのサン・マクルー教会のななめ向かいにあるサン・マクルー中庭。

ここは14世紀ペストがルーアンを襲った際、死者に対応するために作られた中世の共同墓地。昔はヨーロッパ中にこういった墓地はあったそうだけど今残っているのはここだけという貴重な場所。

不気味なので写真はUPしないけど、遺骨を収容するために造られた建物の壁には骸骨の彫刻が刻まれていました。

ずっと外にいたら寒くなってしまったのでお茶することに。大時計の近くのPAULへ行きました。

カフェラテだけのつもりがショーケースを見たら我慢できなくてケーキも・・・大好きなPAULだけどあのランチの後でこれはさすがに苦しくなった(^^;)

あっという間に帰りのバスの時間！バス亭へ向かいます。

帰りのバスは5分早くラ・デファンスへ到着。思い出の街で楽しい時間を過ごせ、2018年の旅は良いスタートを切れました♪

この旅行記へのコメント （4）

• Julieさん 2018/03/21 21:14:54

  はじめまして

  ５月に初めてパリ、そしてルーアン、同じ時間帯のLa Défense発のOUIバスで日帰りを計画しています。検索していてmillnaさんのこちらの旅行記を発見！たっぷりルーアンをたのしめそうで今から楽しみです

  miinaさん からの返信 2018/04/22 01:41:05

  RE: はじめまして

  Julieさん
  
  ご返信が遅くなってしまいごめんなさい。私の旅行記をご覧いただいた上、コメントまでして下さり嬉しかったです☆
  
  ラ・デファンスからOUIバスで日帰りルーアンですか！同じでなんだか嬉しいです♪来月だと日もさらに長くなって街歩きには最高の季節だと思います。ぜひぜひたっぷり楽しんで来て下さいね(*^_^*)
  
  miina
  

• mistralさん 2018/01/11 16:13:39

  ルーアン

  miinaさん
  
  本年もどうぞよろしくお願い致します。
  早速シチリアの旅行記へのご訪問、投票もいただき
  ありがとうございました。
  
  新年早々のルーアンの旅行記、拝見しました。
  思い立ったらすぐに行かれるのは
  羨ましい限りです。
  ルーアンといったら、やはりモネの大聖堂の連作ですね。
  マルモッタン美術館で見ましたが
  ルーアンにも立派な美術館があるんですね。
  行ってみたいなあ！
  そば粉のガレットも美味しそう。
  
  mistral
  

  miinaさん からの返信 2018/01/12 23:37:02

  Re: ルーアン

  mistralさん
  
  遅ればせながら新年明けましておめでとうございます。
  本年もどうぞよろしくお願い致します。
  
  シチリア旅行記1、楽しく読ませていただきました。
  表紙写真のポインセチアの階段は本当に素敵ですね。またマルトラーナ教会の金と青ベースの華麗な内装にも思わず目を奪われてしまいました。
  
  mistralさんはマルモッタン美術館に行かれてるんですね。ルーアン美術館はモネ含め印象派コレクションが充実しているのでマルモッタンがお好きならきっと気に入られると思います♪
  
  シチリアはパレルモ以外にも色々な街を周られたご様子。旅行記の続編楽しみにしています(*^_^*)
  
  miina