2023/03/12 - 2023/03/15
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hanako yamadaさん
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この3年あまり、コロナ禍で封印せざるを得なかった海外旅行…ようやく行けるようになったと思いきや、円安の進行と燃油サーチャージの高騰で、私が大好きなヨーロッパ方面は費用の面で高嶺の花に。そこで、同行者の希望もあり、とりあえず今まで一度も行ったことのないアジアの国、近場の「台湾」に行ってみることにしました。
シニア世代の私にとって、航空券もホテルも観光も食事も旅行会社にまるっとお任せのパッケージツアーがベストなチョイス。他の個人旅行のトラベラーさん達のような自由でディープな旅行記に比べるとお恥ずかしい内容なのですが、もしかすると同じようにツアーでの台湾旅行を考えておられる方がいらっしゃれば、ご参考になるかも。
今回ツアーで案内された食事はほとんど回転テーブルの上に大皿で供されるとりわけ式で写真は撮れず、食べたものの紹介はほとんどありません。私の旅のメインテーマは”ガーデン”なのですが、今回の台湾では期待できず。主に自分の旅行の思い出のために書いた旅行記です。あしからずご容赦ください。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
-
出発前に旅行会社から送られてきたレターで、準備が必要と記載されていた、出発日3日前以後のコロナウィルス陰性確認検査、自治体発行のワクチン接種証明書(海外用)の入手、Visit Japan Webの登録をなんとか頑張って済ませ、台湾への入国カードもオンライン登録。シニア女子には最初からなかなかに高いハードルでした。
そして、いよいよ迎えた出発当日、自宅最寄り駅から始発電車に乗り、集合時間ギリギリに羽田空港へ。ツアー参加で、空港の旅行会社の受付カウンターで初めてeチケットをもらえ、予約番号などがわからなかったので、事前のWebチェックインはできていませんでした。機械でのチェックインをしたのですが、なぜか上手くいかず、結局、数十分行列して有人カウンターでチェックイン手続きをすることになりました。エコノミーは”満席”とのことで同行者とは離れた席になりました。
飛行機はJAL直行便。往路の搭乗時間は3時間半ほどで、途中機内食のサービスが1回ありました。映画を1本観ている間に着陸態勢へ、台北松山空港に到着です。飛行機の窓から最終日に宿泊する「圓山大飯店」の建物が見え、「あー、いよいよ台湾に来たんだ!」と実感しました。 -
空港に到着してすぐに入境審査。オンラインで入国カードも登録していて、さして待たされることなくスムーズでした。顔写真の照合と両手の人差し指の指紋認証を受けてスーツケースを受け取りました。預入荷物受取場では持ち込み禁止の果物などを持っていないか、女性係員の方に連れられた検査犬がけなげに動き回ってチェックしていました。
ゲートを出ると、旅行会社の現地ガイドさんがお出迎え。全員がそろうのをしばらく待って、観光バスへご案内。台北松山空港はこじんまりしていて、日本の地方空港のような雰囲気。人も少なく、わかりやすくて良かったです。 -
今回のツアーは参加者24名。半数くらいが男性でした。年齢層はシニアが中心でしたが、中にはシニアの母親と一緒に来られた30代くらいの息子さん、娘さんの2家族もいて、男性のお1人参加者も数人…女性同士も数組とバラエティに富んでいました。ガイドをしてくださったのは日本で数年暮らしたことがあるという日本語堪能な台湾人の男性。気遣いも行き届き対応も丁寧でとてもいい方でした。
高速道路を一路南へバスで移動し(台湾の高速道路には料金所はありません。でも料金が無料なのではなく100%ETCで入出が管理されているのだそうです。そういうところは日本より進んでいるんですね)、途中のドライブインでトイレ休憩。今回、現地のお金、台湾ドルへの両替はガイドさんが用意してくれていました。私は羽田空港の両替所で1台湾ドル=約5円でしてしまっていたのですが、ガイドさんにしてもらった方がレートが安かったようでした。
台湾でも現在はコロナ感染は落ち着き、病院やバス・電車内以外はマスク着用の義務はなくなっているそうですが、街中では日本と同じく99%くらいの人がマスクを着けていました。
また、台湾では水洗トイレでも詰まることがあるため、トイレットペーパーを流さないことになっているとのことでした。最初のうちは慣れなくて…。トイレ内にペーパーがないトイレもあったのですが、入り口に1つトイレットパーパーを取るとことがあり、そこで必要な分を取って個室に入るようでした。はい、これも異文化体験ですね。
さて、そうこうしているうちに最初の観光地、日月潭の文武廟に到着です。 -
日月潭は湖の景色の美しい景勝地。湖を見はらせる高台にある寺院「文武廟」。鮮やかな彩色の建物や像がたくさんありました。
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建物の先には円形と三日月型に近い形の湖(日月潭)が…
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真っ赤な獅子の像、狛犬ではなく獅々だそうです。
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日月潭の文武廟を見学後、バスで走る途中、窓からは水田が広がっている様子が見え、すでに田植えも終わって青々としていました。また、丈の高い”ヤシの木”のような木がたくさん生えているのが見えました。ガイド氏のご説明ではそれらは檳榔(ビンロウ)。自然に生えているのではなく栽培されているそうです。私たちにはなじみがないのですが、檳榔は煙草のような嗜好品で、実を口に入れて噛むと口の中が真っ赤になり、急激に血液の流れが良くなって”元気”になるらしい。麻薬ではないのですが、実は健康によくなく、口の中に癌が出来たりするらしい。以前に比べると台湾人でも使う人は減っているようですが、今でもまだ檳榔の木はたくさん栽培されていたし、檳榔の実を売るお店はあちこちにたくさんありました。写真はどんなものかを紹介するためにガイド氏がお店で1袋購入してみせてくれました。「口に入れることはお勧めしません」とのこと。うーん、これぞ異文化体験(体験してないけど)ですね。
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1日目の宿泊はこちら。台中のPark Lane Inn(金典緑園道商旅)。周りにコンビニやそごう(百貨店)のある便利なホテルで、お部屋も広く、バスタブ付、小さなシンクもあるなど設備がそろっていました。部屋のテレビはNHK放送も映りました(一部は放送権の関係で静止画面でしたが)。翌朝のブッフェスタイルの朝食がすごく種類も豊富で美味しくて(隣の席の中国人観光客の方が納豆をパンと一緒に食べておられるのを見てびっくり)…とても満足のいくホテルでした。もしもまた個人で台中に来るようなことがあれば、リピートしたいです。
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22時までオープンしていたので、そごうの地下食料品売り場をのぞいてみました。スーパーマーケットのような一角があり、そこで売られていた商品のほとんどは日本で見かけるものと同じ(パッケージの文字が違うくらい)。お値段は日本よりもかなりお高め。ここでは何も買わず、ファミリーマートとセブンイレブン(台湾全土いたるところにある!)で、ドライマンゴーなどを買いました。
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翌朝、すごく豪華な朝食ブッフェ(おかゆや肉まんなどもあり、目の前で作ってくれる卵料理などもありました)をいただいた後、出発までの間ホテルの周りを散歩。とにかくやたらにバイクが多い台湾の道路。中には親子4人乗り(夫婦と子供2人)している家族まで!日本とは逆に自転車はほとんど見かけませんでした。
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翌日最初の観光先は台中の宝覚寺。木造の建物を保護するために石造りの建物で覆っています。
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境内にはバナナの花が…上部にはすでに青い実がなっています。さすが南国・台湾。
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お寺の飼い犬なのか?首輪もリードもつけていない大型犬が…。日本の感覚だとちょっと怖いのですが…その後の何匹か自由に歩き回っている犬たちを見かけました。これも異文化体験。
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宝覚寺はこちらの26mの金色の布袋様の像がインパクト大。ピンクの花は桜です。
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境内の一画の中国式庭園…日本庭園のルーツはやはり中国庭園ですね。
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ブーゲンビレアの花が普通に咲いていました。
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その後、バスで嘉義へ。こちらのお店で名物の鶏肉飯などをいただきました。どれも口に合う味で美味しかったです。今回のツアーご飯では毎回温かいお茶がいただけました。ビールなどのアルコール飲料は別料金でしたが、あまり飲む方がおられなかったようです。
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続いて訪れたのは台南の延平郡王祠。素晴らしい寺院でした。(由来はいろいろ聞いたにも関わらず、忘れてしまいました。ガイドさんごめんなさい)
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ここには立派な中国庭園がありました。
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池や龍をかたどった噴水があり、橋の形など、いかにもな中国庭園でした。
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続いて屏東の勝利星村へ。ここは元、日本が台湾を植民地にしていた時代に日本の軍隊関係者が住んでいた家々を保存し、テーマパークのような観光地としたもののようです。
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トトロ?が塀の上にいる家や、
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こいのぼりがあがっている家や、
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こんなわんぱく坊やがあちこちに居ました。
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次に訪れたのが、やはり日本の植民地時代にはサトウキビを輸送する鉄道だったものの一部で、現在は使われていない鉄橋が観光客が登って歩けるようになっているところでした。
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高雄の観光スポットになっているようですが、正直、立ち寄り先としてはあまり面白味はなかったです。その後、夕食は海鮮中華。特に変わったものはなかったのですが、何しろはずれのない中華料理でここでも美味しくいただけました。さらに、台湾観光局から台湾産の季節の果物のプレゼント。パイナップルとナツメをいただきました。生のナツメは初めていただきましたが、サクサクとした林檎のような食感であまり甘みもなかったです。
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食後は愛河のナイトクルージング。観光船に乗って夜景を楽しみました。(ただ、この船の船着き場で川の臭いが酷かったです。夜だったので、水の汚れはわかりませんでしたが)
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この日のホテルのFX INN KAOHSIUGはバスタブなしのシャワーだけのお部屋で、前日のホテルよりはお部屋も狭くイマイチでしたが、必要なものはすべてそろっていました。ここのホテルのコンセントの形が、日本とは違っていてはじめ焦りましたが、上の2つを使って差し込めば問題なかったです。台湾では水道水をそのまま飲まない方が良いそうで、各ホテルには人数分のミネラルウォーターのペットボトルがサービスで置かれていました。翌朝の朝食も前日のホテルに比べるとかなり見劣りしましたが、まぁ、朝食としては十分な内容でした。
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