大分県は別府、明礬温泉。寒い日の温泉に勝てるものある？

2023/02/09 - 2023/02/10

私はザボン　
ザボンになりたい。


始まりは1/10、母からのライン
「最高の温泉があるので行きませんか？」
「是非！」


トントン拍子もなにも二言で、しかもその日中に日程と飛行機、旅館の予約まで決まった最&高の温泉旅行。


勢いとノリどころの騒ぎではない。


初めてちゃんとした温泉に行くのでワクワクドキドキウキウキ。


下調べしすぎると感動薄れるので（ジブリパークで体験済み）


完全お任せ旅行。




　
一泊二日とは思えないほど濃い内容でした。


大分に帰りたい。別府に帰りたい。
ミルキィブルーの温泉に浸かってるザボンになりたい。

エリア 別府温泉(大分)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 2.5

ちょいと早めに伊丹集合。
朝ごはんしっかり食べてから行くよ！
だしいなりと九条ネギそばのセット。


言わずもがな飛行機が苦手。


終始ビクビクしていたため味の記憶が残っていない。



の割に食欲はある。

大阪国際空港 (伊丹空港) 空港

はい、飛行機。

かつて幼少期の弟が飛行機をヒコと呼んで喜んでいたので
私も可愛くヒコって呼ぶが‥


可愛くもなんともない。

怖いよ！



乗らなきゃ着かないから乗るしかない。


大好きなMISIAの歌を聴きながら誤魔化し乗るが誤魔化せない。


離陸時のGがかかる感じが苦手。

こここここゎいよおぉぉお。

そんな高く飛ばなくていいですよぉぉ。


伊丹からは59分。近いなー。と別のことを考えるも


怖さは二段階でやってきた。



揺れる‥

お天気悪いから揺れてる‥


写真では穏やかそうに見えるも、


天地も揺るがす女、


そう、私が乗っているので飛行機は結構揺れた。

なぜ私が乗る飛行機は毎度揺れるのか。



どうせなら失神してくれと願っても、そう簡単に失神なんぞしない。


意識清明。フルカラーでハッキリ。

ビビっているうちに無事大分空港到着に成功。
おめでとう自分。よく乗り切った。



降りて1番にお手洗いへ。
緊張がほどけ、ほっとしたため、
500ccくらいは出たんじゃないかと思う。



大分がおんせん県と言われているのは大分空港について初めて知った。




空港に、ザーボン風呂（足湯）があって、
ザーボンがあるならドドリア風呂もあるのかと思ってワクワクしていたら、
ザボンの間違いだった。


ザーボンさん‥
ドドリアさん‥




この辺から少しずつ自分に異変が起こり始める。

大分空港 空港

別府市内まではバスで行きます。

1時間弱で着きました。


別府市内は硫黄の匂いに包まれていて、

慣れない匂いに
（失礼ながら、乗ったタクシーが何やら臭うのかと思っていた。）





右をみれば山あいから湯けむり！
左には海！



あいにくのお天気なので写真では湯けむりなのか霧なのかモヤなのか分かりづらいが、


山からもくもくと湯けむりが出ている様子は初めてみるので、すげぇぇぇぇ（語彙力よ‥）ってなった。




そしてこのあたりから自分の鼻の中がモヤモヤとし始めて‥



花粉じゃねぇかよ


調べたら、九州はもう花粉が飛んでいるとのこと。

一足お先に花粉入り。

鼻を垂らしながら、続きましては友永パンへ。
人気店のようで雨にも関わらず行列が！

ひっきりなしにお客さんがやってくる。



持って帰る分どうする？今買う？
とりあえず少しだけ買ってみよう！
ってことで、
バターフランス、あんぱん、チョコフランス、クリームパンなど。


温かいものにするかどうか選べるので、
バターフランスの出来たてをいただくことに。


その場で一口、二口、三口


‥


バターがじゅわっと滲み出る。

美味しすぎる！！なにこれ！！優勝！
食べたことあるけど食べたことない感じ！！
ふわふかしてて美味しすぎて気に入った。

小躍りしたくなる。


もしかしたら昔ながらのほら、なんか雰囲気だけのパン屋さんじゃなくて？
って若干よぎってた自分をぶん殴りたい。



明日また小躍りしながら買って帰ろうね、なんて思っていたが、
残念ながら次の日はおやすみのようで。


だいぶと心残りではあるが
次回来た時のお楽しみを残して帰ったと思えば。



また行きたい理由の1つ。

友永パン屋 グルメ・レストラン

とよ常にて腹ごしらえ

お目当てはアジフライであったが人気なようで今日はもうないとのこと。


お刺身定食いただきます。
小鉢3品、お味噌汁、カレイの唐揚げがついて
なんとお値段、1300円。


北新地なら2500円するよなー。


天丼が有名なのか8割方は天丼を頼まれていた。

エビがそそり立ってて、見たまんまボリューミーでしたわ。

明礬温泉 温泉

別府明礬温泉 岡本屋旅館 宿・ホテル

お世話になりまするは岡本屋旅館。

レトロでセンスぷんぷん。

歴史を感じる建物ではあるが隅々まで綺麗にされていて、床はピカピカに光っていた。
そしてインテリアとか雰囲気とか小物類まで全部がお洒落。


部屋温泉つき。もちろん源泉。


完全に恐れ入りました。


この後、
これ以上に感動するものが待っているとは‥

この時、お部屋の素晴らしさに浸っていて
メインの事を忘れていた。



そして再び二段階で感動がやってくるとはつゆ知らず、
お部屋でテンションマックスを迎えていた。




私の鼻水もマックス。
止まらない。誰か止めて。
とめどなく溢れ出る源泉と同じである。
いっそ源泉、鼻から出てくれよ。

チェックインした後は少しお散歩へ。


至る所から温泉の湯気が。


側溝からも湯気が。
なにも知らなければボヤかと思うほどの湯気の量。


本物の温泉街。




花粉症が大爆発。鼻をかみながら歩く風情ある温泉街。

良き思い出である。

岡本屋売店のプリンソフト

ご飯前だったのでハンブンコで。

食後にプリンが出るので、ここでプリンは我慢。
寒いといいながら食べるソフトクリームも美味でございます。

岡本屋 売店 グルメ・レストラン

お散歩の後はお風呂へ。

お風呂がメインなのよ！お風呂！


ことっばぁにぃーできなあぁい。



今回の旅行の醍醐味、温泉。


お部屋を超えるほどの感動は
ミルキィブルーのお風呂でございます。


天然でこの色味。



ザーボン改めザボン達が「お先に！」と言わんばかりに気持ちよさそうに入浴中。


お邪魔するよっ！



お肌がツルツルになるという噂のお風呂。


ザブンと入ります！



とってもいいお風呂。
熱すぎない温度。
鮮度のよさを感じる温泉。




気持ちよくて無になれる。


お部屋で恐れ入っていたのに、

このお風呂には完全に取り憑かれた。

うちゅくしい。


思わず長湯をしてしまったが、湯当たりを起こさなかった。




大浴場の脱衣所もとても清潔で、ホコリひとつなかった。


驚きはタオル。

ホテルによくあるようなしっかり目ではなく
ふかふかのタオル。

どこかに泊まってこのふかふか感は初めてかもしれない。

よっ！待ってました！

お風呂の後は夕ご飯。


一つ一つ丁寧に作られている味。
器も美しい。

お刺身は新鮮でもちもち。
和牛の小鍋もお肉がとろけるようで、甘めの出汁にからませたねぎをお肉にくるっとまいて食べるのが異常に美味しい。

食後のプリンも言うまでもなく美味しいに決まってる。

濃いめのカラメルとプリンの固さがベストコンビネーションエバー。

柔らかめに炊かれたお米は甘味もあって、水っぽさはない。
お腹はち切れそうなのにお代わりをしてしまった。


心地よい音量で流れるボサノバ？ジャズ？と目の前に広がる景色を見ながらいただきました。


この美味しさと感動よ伝われい！

2日目、朝からミルキィブルーの温泉に浸かる。


ザボンも相変わらず気持ちよさそうにしている。


夢見心地とはまさにこの事。


私と君（ザボン）トレードしません？
話しかけるも返事はない。拒否ということで？



きもてぃー
力抜けるー

無の美しさをひしひしと感じながら



ザボンになれないなら
延泊希望ー



ここからザボンになれなかった女による
「延泊しません？」のささやきが始まる。


母もいい迷惑だろうに。



ずっと入っていたいが、体が温まると熱さが押し寄せてくる。

表面に浮いているのは湯の花

昨晩、たくさんご飯をいただいてお腹空いてないわーっていいながらの朝食。


そんなこといいながら結構食べちゃった。
優しい味付けと、美味しいお米がたまらん。


カボスゼリーも爽やかで美味でございます。

あっちゅう間にチェックアウトの時間。

やだなーやだなー


ザボンになれなかったので
再び延泊希望を口に出すも、


泣く泣く旅館を後にし、向かうは岡本屋売店。


プリンとプリンソフト。

プリンの上に乗せちゃうよねー！
食べ終わりたくないよー


大分湾を眺めながらいただきました。

帰りたくないよー


プリンはその日中であれば常温で持ち歩けるそうなので、迷う事なく持ち帰る。


今日はお天気にも恵まれて、歩いていると汗ばむ。

岡本屋 売店 グルメ・レストラン

さて、観光に行きますよ


地獄巡りへ



スカイブルーのハワ◯の砂浜と海を連想させる温泉。



絶えず勢いよく湧き出る温泉は圧巻。

海地獄 名所・史跡

かまど地獄へ

湧き出る泥温泉

温泉の蒸気で鼻から喉にかけて潤わす。

かまど地獄 温泉

わに温泉。

鬼山地獄 名所・史跡

歩いたので、湧き出る温泉をみながらコーヒーで一息。
最近できたのかとても綺麗な施設。

地獄温泉ミュージアム 美術館・博物館

人気の地獄蒸しのお店。ななななんと90分待ち。　　

自分で蒸すのか、お店の方が丁寧にレクチャーしていた。


写真だけパシャリして通り過ぎる。

地獄蒸し工房 鉄輪 名所・史跡

お散歩続きます。
そこそこな傾斜を登った先はみはらし坂。
湯煙が見えて圧巻。

写真のセンスのなさ。


その後、雑貨屋さんのSpicaさんに寄って、別府駅に向かいます。

途中、石垣餅が有名なお店へ。

14時台なのにチラホラ売り切れのものがあった。

お客さんが入れ替わり立ち替わり来られており、人気なのが伺える。


あんこの入っていない石垣餅を目の前で公園でいただく。
素朴で美味しい。

もちろんあんこ入りは持ち帰り分も買ってもらったが、
美味しすぎて帰ってきて直ぐ胃の中に消え、
一瞬の出来事すぎて驚いた。


蒸し器で温め直してなんて思ってたのに、一口食べたらそのままでおいしい◉

稲荷餅屋荒巻商店 グルメ・レストラン

ぺっぷえきー


コレは誰だ？

別府駅からすぐの別府ブリュワリーにて

カボスバイツェンともう一個なんだっけ笑。
観光客というよりは地元の方で賑わってる感じでした。


せっかくなのでとり天いただきます！


ビール3本で2キロあるそうで、6本持って帰ろうとした母は4キロ無理じゃね？ってなった結果3本に。

帰る気はないが帰らないといけない時間。

空港についても、「延泊しません？」のささやきが止まらない。


空港にあるカボスビール。

こちらの方が爽やかにカボスを感じる。

そしてカボス入り甘酒。


大分空港のお土産屋さんの品揃えが豊富であれもこれもとカゴに入れてしまい、

荷物がパンパンに。


楽しかったなぁ

大分空港 空港

ねー本当に帰るのー？


飛行機の案内時間を待つ間、
重さゆえにビールを3本にしたはずの母、
お手洗いに行くといいつつなかなか帰ってこない。

そしてお手洗いといいつつ、売店でビールか何かを買ってカバンに忍ばせていたのを私は見逃さなかった。


心残りあるなら延泊しよーよー。




行きよりは幾分マシに飛行機は乗れた。


お天気良かったのに気流の影響で揺れるかも。

マザー曰く、言ってそんな揺れないよって言われても
揺れたよね。


夜景がうちゅくしい。


大阪城の周りを3周飛んでいた。

お土産一部紹介。

かるかん、そんな沢山いらんよってことで3つ入りにしたけれど美味しすぎて3つじゃ足りなかった。

Spicaさんで買ったチョコレート、おひとり様ひとつまでって書いてて期待したが
レモンピールチョコを勘違いして、レモンピール入りの板チョコ。
これはあんまりだった。


そしてトキハで大分牛と天然お刺身盛り合わせを買ったので、保冷剤がわりに買ったとり天と、無添加だったのでかぼす酢醤油も。


お土産たくさん買ったのに、どれもこれも美味しくて
いつのまにか無くなっていた。


岡本屋のプリン、石垣餅、鳥ご飯の素、大分鳥の燻製、カボス塩ナッツ、かぼす緑茶。


仕入れに行ってきたみたいなお土産の量。


初めての大分、楽しい、美味しい、雰囲気良すぎて大好きになった。


遠いようで近そうな大分でした。


終わり。