ANA「今週のトクたびマイル」で西九州新幹線初乗り　1日目　吉野ヶ里、嬉野温泉

2023/02/03 - 2023/02/03

自分はまだ西九州新幹線に乗ってなかったな…
と思っていたら、ANAのトクたびマイルの対象路線に、羽田ー佐賀が現れました。
そこでふらりと佐賀長崎熊本を旅しました。

☆1日目　羽田空港→佐賀空港→吉野ヶ里公園→西九州新幹線→嬉野温泉
　2日目　嬉野温泉→西九州新幹線→島原鉄道→原城→島原→フェリー→熊本
　3日目　熊本うろうろ→熊本空港→羽田空港

エリア 佐賀

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス ANAグループ 新幹線 JR特急 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

今週のトクたびマイルとは、
・対象期間中、対象路線の中から通常のマイル数より少ないマイル（3000マイル～）でANA国内線特典航空券が利用可能となるサービス。
・対象路線は、毎週火曜日正午ごろ発表。
・毎週水曜日０時から予約開始。

羽田ー長崎も対象路線に入ってましたが、時間のいい便は既に埋まってました。
一方、羽田ー佐賀は余裕がある様子。
自分は佐賀空港を利用したことがありません。
それなら佐賀行きにしましょう。

写真は羽田空港第2ターミナル。
アクセスは京急を利用しました。空港行き快特は2100形でした。ラッシュに堂々走るのね…

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

920発NH981便。
乗り場は500番代…そう、バスでの移動となります。

座席は右窓側。
九州の大地が見えてきました。
帰宅後調べたら、この景色は島原半島の多比良港周辺。
なんか佐賀から離れていくような気がしますが、そうやって着陸するんですね。

機長から「強い向かい風のため到着が遅れます。」とのアナウンス。

定刻　羽田920→佐賀1125
実際　羽田927→佐賀1137

佐賀空港では空港で使える1000円のクーポンを配っていました。
でも結局使わず…

九州佐賀国際空港 空港

佐賀駅行きのバスは航空機に合わせての運行です。
遅れた我々の便を待って発車しました。

予定していた長崎本線にぎりぎりで間に合わず。
次の便までの間に昼食にしましょう。
佐賀駅高架下の「寅ちゃんうどん」へ。ごぼ天うどんにします。
おっ、九州のうどんですね。当たり前ですが。
タモリさんがたびたび九州のうどんを語るのを思い出しました。
自分はうどん好きです。九州のうどんも楽しみます。

これから吉野ヶ里歴史公園に向かいます。
乗るのは長崎本線上り。

ホームに上がると、キハ47が！　唐津行きです。ちょっと予定変更して乗りたくなりました。

佐賀駅 駅

■佐賀1302→長崎本線鳥栖行き→吉野ヶ里公園1312
吉野ヶ里歴史公園は、神崎駅と吉野ヶ里公園駅の中間にあります。
どちらの駅からも徒歩10分前後。
列車も1時間2本程度あるので、公共交通機関の旅でも訪れやすいです。

公園に向かう途中に、鳥が！　結構大きいです。
とっさに写真を撮りましたが、イマイチ。

着きました。

利用料金は大人1日460円。

吉野ヶ里歴史公園 （吉野ヶ里遺跡） 名所・史跡

最初に感想を書きます。
この公園、デカいです。
1時間程度では満足に見学出来ないでしょう。
そして、たくさん歩く覚悟で行きましょう。

さて、見張り台のようなものが見えます。
案内のおじさんが是非上がってみてと薦めます。

上がると、こんな感じ。

眺め。

復元されたおうち。
大人（たいじん）の家とあります。
大人とは、軍事や土木工事を取り仕切る人たちとのこと。
こんな感じでいろんな立場の人の家があります。
おうちの中にも入れます。

お邪魔します。

立派な家が見えてきました。

王の家です。

室内

中心に近づきます。

主祭殿

主祭殿

主祭殿は中に入れます。
今年の稲の刈り入れの日を決める場面とのこと。

巫女さん。

高床住居

最高司祭者はここで暮らしたよう。

北墳丘墓へ向かいます。

こうやって発掘していくんですね。

装飾品

これ、よく見ると興味深いです。
向こうには雲仙岳。
弥生時代の人たちにはどう見えたのでしょう。

さらに歩くと別の館があります。

「魏志倭人伝を読む」とあります。

魏志倭人伝の解説です。

自分のような不勉強な人にも分かりやすい。

そろそろ帰りを考えながら見学します。

眺め

こういうの好きな人はどうぞ。

庶民の集落。

お邪魔します。

別の建物。
令和の人たち向けの掲示。
ちょっと面白い。令和もいろいろメンドクサイのです。

建物内

入場したのは東口でした。東口は吉野ヶ里公園駅に近い入口です。
帰りは西口を出て神埼駅を利用します。

神埼駅前に像があります。

「あっちですよ」と指さしている方向に吉野ヶ里歴史公園があります。

解説を見てみましょう。

「邪馬台国を彷彿とさせます」
「卑弥呼像は……邪馬台国の世界をイメージさせてくれます」

断言は出来ないけど、言いたい。でも断言は出来ない。（笑）

今日は西九州新幹線を利用して嬉野温泉に泊まります。

神埼駅には窓口ありと見た気がするのですが…あらら。
右の券売機では九州新幹線の乗車券特急券は買えず。
ちょっと想定外でした。
山間部の秘境駅というわけではなく、そこそこ本数も利用者もある駅です。無人化省力化をやるとしても、もうちょいフォローしてくれてもいいじゃん。

神埼駅 駅

■神埼1644→長崎本線→佐賀1653
■佐賀1656→特急みどり43号→武雄温泉1720
特急は885系でした。

佐賀駅 駅

説明するまでもないでしょうが、西九州新幹線は、武雄温泉ー長崎間の部分開業です。博多佐賀方面から来ると、武雄温泉で在来線から新幹線に乗り換えます。
今日は短い開業区間のさらにその一部に乗るわけです。
本来なら新幹線や特急に乗る距離でもないのですけどね。

上に書いたように、新幹線の切符が買えなったので、車掌さんに精算してもらいます。
特急料金は在来線と新幹線の通し（割引あり）の設定になってます。
切符はこんな表示でした。特急券も1枚です。

武雄温泉着。

手前の駅は「こうほく」。
これ、分かります？
新幹線開業まで肥前山口という名前でした。
一時期足立区民だった自分は、あっちの江北が頭に浮かびます。検索アプリで時刻を調べてて両者の存在を知る人も多そう。

これまで乗ってきたみどり号。

気動車が出発していきます。
電化区間ではありますが。

左新幹線
右在来線
同一平面で乗り換え出来るよう配慮されています。

■武雄温泉1724→かもめ43号→嬉野温泉1729
いよいよ新幹線に乗ります。
大きな平仮名で「かもめ」。
これだけで結構印象が変わります。

車内

車内。

嬉野温泉着。
10.9kmを5分。
自分の新幹線の最短利用記録です。

長崎へ向けて走り去ります。

歓迎してくれます。

弱虫ペダルとコラボ。

新幹線単独駅です。

宿までは徒歩20分弱。

嬉野温泉ことぶき屋
全国旅行支援クーポン利用で素泊まり7,720円。

嬉野温泉　ことぶき屋旅館 宿・ホテル

写真は、部屋の窓からの眺め。

小さな古い宿ですが、中は綺麗にリニューアルされてます。
温泉は小さいながらもおしゃれになってます。
お湯はぬるぬるすべすべ。イイ！
ただ廊下が寒かったかな。
館内用スリッパはないとのこと。その代わり足袋を貰えます。

受付に近所の食事処の案内の地図がありました。
嬉野温泉は夜までやってる飲食店がそこそこあります。

案内に載っていた新八寿司へ。
3500円のセットをクーポン2000円を使って1500円。
多分クーポンがなかったらこの値段のものは食べなかったでしょう。

新八寿司 グルメ・レストラン

嬉野温泉の名物は温泉湯豆腐とのこと。セットに含まれます。
写真がうまく撮れず、湯豆腐の魅力が伝わらなくて申し訳ない。

お店の人によれば、クーポンの利用にはregionPayなるアプリの登録が必要とのこと。
検索してアプリをダウンロードして電話番号登録してメッセージ受けて……
手間もあるけど、アプリが増えるのがなんか嫌なんですね。
店の方も大変でしょ～とおっしゃってます。
いや、おそらくお店も大変でしょう。
精算するとアプリから「佐賀最高～！」と音声が！
そこは救いでした。