温泉天国から札幌雪まつりへ その１

2023/02/01 - 2023/02/03

冬は一度は温泉湯治で身体を温めたい冷え症の私。メジャーな温泉には不思議に行ったことがなかったので、今回初めて登別温泉に投宿しました。登別温泉でも最メジャーな第一滝本館で温泉三昧。ついでにお決まりのクマ牧場も見学しました。

エリア 登別(北海道)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

千歳空港に降下していくと、雲の中からこんもりと積雪した千歳が現れました。冬景色を見る度に切なく胸がキュンとするのはなぜでしょうか。

千歳空港から登別温泉までは直通の道南バスで一気に走ります。
この日、燃料追加補給のために出発が30分遅れ、また悪天候のため15時以降の千歳空港発着の飛行機は欠航になったので、ぎりぎりでバスに乗車できました。ＪＲも大雪のため計画運休となり、バスに乗れて良かったです。

新千歳空港 空港

北海道は大雪に見舞われ、普段雪の少ない登別温泉もすっぽりと冠雪しました。ホテルの窓から網戸越しの風景。

登別温泉 温泉

第一滝本館の南館ツイン。内装を改装したようで、綺麗です。この部屋に連泊します。

登別温泉 第一滝本館 宿・ホテル

夕食はバイキング。こちらの特徴はベトナム料理のシェフが居て東南アジア系のメニューもあること。

登別温泉 第一滝本館 宿・ホテル

部屋の窓からの夜景。ホテルや食べ物屋さんの灯りでわりと明るいです。夜が更けるまで観光客が歩いていました。
雪がしんしんと降り積もります。

登別温泉 第一滝本館 宿・ホテル

朝食。タラコとフォーのような麺が美味しかった。

登別温泉 第一滝本館 宿・ホテル

朝の湯沢神社。階段が雪に埋もれて急な坂道に変身。

湯澤神社 寺・神社・教会

朝の地獄谷入口。ここからだいぶ歩きます。

地獄谷 自然・景勝地

雪の中に丸く蒸気が上がっています。辺り一帯、硫黄の臭いが立ち込めています。

地獄谷 自然・景勝地

地獄谷も真っ白。

地獄谷 自然・景勝地

続けてクマ牧場に向かいます。
ロープウェイ代金はクマ牧場の入園料に含まれており、ロープウェイ以外にクマ牧場にアクセスする交通手段はありません。

のぼりべつクマ牧場 テーマパーク

これはアイヌのチセを再現したものですが、このチセに塩鮭を吊るして乾燥させているチセとか、クマのぬいぐるみが乗ったロープウェイなどとすれ違うのだそうです。

のぼりべつクマ牧場 テーマパーク

１グループ毎に別々のロープウェイに乗り込みます。公園の観覧車みたいです。

のぼりべつクマ牧場 テーマパーク

眼下に遠ざかる登別温泉街。

登別温泉 温泉

さて、クマ牧場に着いたら｢クマのアスレチック｣が既に始まっていました。曲芸のようなものも披露してくれます。他にも｢クマの腕試し｣とか｢アヒルレース｣などのイベントがあります。

のぼりべつクマ牧場 テーマパーク

｢人の檻｣でガラス越しにクマさんと対面です。間近でみるとやはり大きい！

のぼりべつクマ牧場 テーマパーク

帰りは激しい吹雪になりました。

のぼりべつクマ牧場 テーマパーク

ロープウェイから送迎車が出ていたので、昼食に予定していた｢温泉市場｣さんに送ってもらいました。
メニューが豊富で悩んだ末に｢ホタテカニイクラ丼｣をオーダー。今まで食べた中で最高のホタテで、ヒモまでコリコリのお刺身でした。この後、今日以上のホタテに出逢えるかどうか、というほどの感動。

温泉市場 市場・商店街

ホタテが美味しかったので、｢アサリのバター蒸し｣も追加しました。スープもたっぷり出ています。

温泉市場 市場・商店街

隣は閻魔堂。
お腹もふくれたので、宿に帰ってまた温泉に浸かります。

からくり閻魔堂 名所・史跡

第一滝本館のシンボルとも言える大金棒。夜は30分おき、朝は１時間おきにカラクリ仕掛けの鬼と桃太郎が大音響で登場します。

登別温泉 第一滝本館 宿・ホテル

桃太郎が船に帆をかけて大きく揺れるのは晴れがましく、こちらも気分が高揚します。

登別温泉 第一滝本館 宿・ホテル

1階から2階までの吹き抜け空間にそびえる大金棒。華々しく楽しめました。

登別温泉 第一滝本館 宿・ホテル

第一滝本館をチェックアウト。本館、東館、西館、南館に分かれたマンモスホテルでした。何といっても大浴場が十分に広いので宿泊客が多くても密集することがなく、距離を取ってゆったりと入浴できました。大浴場に行く度にフェイスタオルとバスタオルを新しく使えるのはポイント高いです。お陰さまで朝昼夜、連泊で温泉三昧しました。

登別温泉 第一滝本館 宿・ホテル

札幌に向かう道南バスの乗り場前に泉源公園があり、豪快に湯気を吐き出しています。間欠泉とのことですが、湯気でよく見えませんでした。

泉源公園 公園・植物園

源泉口も湯気でよく見えない。

泉源公園 公園・植物園

登別温泉に別れを告げて下っていくと白老町の海岸が現れます。天候も回復して太平洋が光っていました。