3年ぶりの海外旅行（2023年1月マイルで東南アジア周遊の旅）その５バリ＆ジョクジャカルタ

2023/01/15 - 2023/01/20

コロナ渦で封印されていた海外旅行。2023年からは各種の検疫面での制約が緩和され、ワクチン接種の証明書があれば、従来の個人旅行に近い条件で行ける国が増えてきました。しかし急に思い立っても、一番行きたい南米方面の特典航空券は全く取れません。そこで未踏の地インドネシアと1日しか滞在したことのない友人も居るベトナムに行くことにしました。マイルでの特典航空券利用では予約が希望の日程でつなげることがむずかしく、スケジュール作りは難航の連続。結局約3週間に及ぶ長旅になりました。まず本篇その５はホーチミンからバリへ行き、その後ジョクジャカルタへの旅行記です。

エリア バリ島(インドネシア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道 タクシー 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

テトの休暇シーズンが近いのかホーチミンの国際空港でもセキュリティーゲートは長蛇の列です。ファーストトラックらしきものがありません。今回ここからはエコノミークラスですから文句は言えません。早めに来てよかった。今日はクアラルンプール経由でバリ（デンパサール）まで。今回の特典航空券で一番取りづらかった区間です。

タンソンニャット国際空港 (SGN) 空港

ターミナルビル内に喫煙所があって一安心。

タンソンニャット国際空港 (SGN) 空港

ラウンジを利用する時間がありません。真っすぐゲートへ向かいました。

タンソンニャット国際空港 (SGN) 空港

久々のマレーシア航空。この区間のドリンクにはアルコール類はありません。

クアラルンプールの新しい国際線ターミナルビル。このターミナルビル内には喫煙所がありません。

クアラルンプール国際空港 (KUL) 空港

デンパサール行きのマレーシア航空へ再度乗り込みます。

バリの景色が見えてきませした。プノワ湾には有料道路（バイパス：バリマンダラ）の橋がかかっているのが見えました。

年間600万人の観光客を受け入れるために国際線ターミナルビルの拡張工事が完成して立派な施設になったそうです。

デンパサール国際空港 (DPS) 空港

出口脇に喫煙場所があってよかった。

デンパサール国際空港 (DPS) 空港

タクシーのフラットレート（30万ルピー）をバリ通のカミさんが25万で交渉してOKでした。

Hotel Nikko Bali Benoa Beach ホテル

カミさんはもう何回も来ているのでいきなりバリバリと観光する気分でないようで、助かります。私はどこでもホテルでのんびりするが一番です。気分転換に近くミニスーパーに行きました。ここは掘り出し物がそろっていて安いし、親爺さんが親切。カミさんも孫5人分の土産の衣類をごっそり買い込みました。それは正解でした。

夕飯は歩いていけるインドネシア料理店（バンブーバリ）へ。

地元のビール（BINTANG）はハイネケン＋札幌÷２という私好みの味。

ナシゴレンのセット＋串焼きセットで二人で十分な量でした。

翌日は家内のアレンジで日本人経営のツアー会社紹介のガイド付きチャーター車を使用した半日コースでのキンタマーニ高原ツアーに行くことにしました。クルマは細い道を飛ばして2時間で高原の展望台に着きました。

キンタマーニ 山・渓谷

高い山と湖のコントラストは阿寒湖に似ていますけど、高度がもっと高いので雲がかかります。生憎の雨模様で、ぎりぎり降らずにすみましたが、眺望はいまひとつでした。

バトゥール湖 世界遺産

世界遺産の高原風景を見て、次はバリの名物のひとつコーヒー園(Segara Windhu Coffee Plantation)に寄りました。

貴重で珍しいコーヒーのコピ・ルアックを作っています。

城内ではハンドメイドで焙煎をしています。

各種コーヒーの無料試飲ができます。それ以外に好みのコーヒーをドリップしてくｒます。私はルアックを1杯5万ルピーで飲みました。

ジャコウネコがコーヒーの実を食べ、排出されたコーヒー豆が洗浄など様々な工程を経て、貴重なコピ・ルアックになるのでした。世界一高いコーヒーです。お土産に買いましたが、このコーヒー園は馬鹿高い。どうやらガイドのコミッションも入っているようです。他の店なら半値以下で買えることを後で知ってがっくり。

帰路では葬列に遭遇しました。その地区の村落の人たちが総出するまるでお祭りみたいな葬儀です。

ホテルに戻ってゆっくりビーチで寝転んでもいいんですが、真っ黒に日焼けしそうでやめときました。景色だけいただきました。

Hotel Nikko Bali Benoa Beach ホテル

3日目はずっとホテル内でのんびりしました。

Hotel Nikko Bali Benoa Beach ホテル

翌日のデンパサール空港からジョクジャカルタへは直行便はちょっと不安なLCCタイライオン航空の便しかこの日は予約できませんでした。手続きはテキパキしていました、

デンパサール国際空港 (DPS) 空港

荷物をまとめてシールで巻いてくれる便利なサービスがあります。店名がいいですね。荷物問題解決所ですからね。

デンパサール国際空港 (DPS) 空港

空港にハードロックカフェはめずらしい。物販コーナーだけです。

デンパサール国際空港 (DPS) 空港

牛丼の吉野家があったので、迷わずここでランチをとりました。

デンパサール国際空港 (DPS) 空港

こんなにデカく喫煙所の掲示版の空港は見たことがありません。

デンパサール国際空港 (DPS) 空港

ゲートの変更があったのでゲートを移動してみて初めてこの国内線ターミナルにもラウンジがあるのを知りました。プライオリティーパスが使えます。

デンパサール国際空港 (DPS) 空港

結構内部は落ち着いたスペースでした。飲み物だけいただきました。

6番のゲートが3番に出発６0分位前に変わりました。大勢の乗客が一斉に移動して混乱していました。LCCではよくあることです。

座席のピッチはそう狭くはなく、日本のFSCの国内線とそう変わりません。CAのコスチュームがボディコンっぽくていい感じです。

ジョクジャカルタ国際空港（YIA)は新しい空港です。バゲージピックまでの通路に喫煙所があったのですが、閉鎖中でした。残念。

荷物はなかなか出てきません。

やっとバゲージをピックして出口を出て空港駅途中に喫煙所がありました。

ジョクジャカルタの市内まで直通の連絡列車があり、連絡通路も完成していました。これは便利です。

切符の買い方に難儀して係員と交渉しばし。結局予約席に空きができたので、即自由席で乗れることに。タクシー利用の10分の１の一人2万ルピーです。この列車は便利できれいで安い。クアラルンプールの空港列車と比較しても同じ位の距離で10分の１です。

客席に電源コンセントが付いたリクライニングシートの優れものです。

ジョクジャカルタ駅の前にはメータータクシーの優良タクシーチェーン会社ブルーバードタクシーが待機していて便利でした。

市内中心部にある地元の名門ホテルに泊まります。最初に通された部屋が洗面所の排水に問題があり、部屋を変更。その次の部屋は、掃除に問題があって悪臭が残っていて再度部屋を変更。3度目の部屋は部屋の位置が外向きだがクラブフロアになりました。結局この部屋にしてもらってせいで、トラブルのお詫びとしてクラブフロア待遇にしてくれました。

メリア プロサニ ジョグジャカルタ ホテル

このホテルのクラブフロア6階はレベルと称しています。メゾネットタイプの部屋もあるようでした。

メリア プロサニ ジョグジャカルタ ホテル

ラウンジは初日の朝食サービスが1階のビュッフェに変更された以外、1日3回の飲食サービス（朝食、アフタヌーンティー、カクテルタイム）があり、充実していました。アルコール類は並んでいませんが、頼むと出してくれます。

メリア プロサニ ジョグジャカルタ ホテル

ホテルの紹介で時間を有効活用するため、プランバナン寺院史跡へはブルーバードタクシーのハイヤーを4時間チャーターしてむかいました。DOMESTICの意味を現地購入と取り違えて並びましたが、入場券窓口は自国民と外国人が違うのです。

ブランバナン寺院史跡公園 広場・公園

外国人入場券は自国民（一人5万ルピー）の約8倍近く一人は37万5千ルピーと馬鹿高い！そのためか、ソファーがありました。ここだけトイレが綺麗なのはご愛嬌。

ブランバナン寺院史跡公園 広場・公園

このゲートから入ります。

ブランバナン寺院史跡公園 広場・公園

広い園内を効率よく見学するために、まずは園内の案内所で情報をチェックしました。

ブランバナン寺院史跡公園 広場・公園

歩いて全部を見て回ることは、年配者には容易ではありません。広すぎます。電気カートをチャーターしました。これなら1時間位で一周できます。

ブランバナン寺院史跡公園 広場・公園

園内では主要な４つの寺院がメインの見学コースです。まずは一番小さなブブラ寺院を見学します。人気薄で遠いので徒歩での見学者はいません。

ブブラ寺院 史跡・遺跡

とにかく広いのでどんどん見ていきます。

一番奥の寺院で見学者はまばらです。

セウ寺院 寺院・教会

かなり傷んでいますが、ここだけは内部まで入れます。

ブランバナン寺院史跡公園 広場・公園

一番メインのブランバナン寺を裏側から望みます。

ブランバナン寺院史跡公園 広場・公園

入口から一番近いここ（ブランバナン寺）だけ見て帰る人が多いようです。奥まで歩いて行くには骨が折れますからね。全部回るのは高い入園料の元を取る外国人だけかもしません。

ブランバナン寺院史跡公園 広場・公園

園内にはこうした祭壇もありました。

ブランバナン寺院史跡公園 広場・公園

出口は入口と違います。公園の出口を出ると、土産物街が沢山並んでいて、なかなか本当の出口まで行き着きません。値札のない店が多く、値段交渉で時間がかかるので、チャーター時間をオーバーしないように、這う這うの体で退去しました。

ブランバナン寺院史跡公園 広場・公園

ホテルに戻り、この後１日半を有効に使うため、観光案内所に行って情報を仕入れました。

観光案内所 (ジョグジャカルタ) 散歩・街歩き

英語のスタッフはとても親切で、コロナで各施設の営業時間が短くなっていることなど、色んなことがわかりました。ボロブドゥール遺跡行きのバスの乗り方や王宮のまわり方などわかりましたが、時間的な制約が多いので大変です。以前は日本語スタッフもいたそうで、日本語表記の地図をいただきました。

観光案内所 (ジョグジャカルタ) 散歩・街歩き

まずはこの案内所があるジョクジャカルタの観光通りでもあるマリオボロ通りの商店街を見てまわることに。お祭りシーズンなのでショッピングモールのイベントスペースで素人芸の大会をやっていました。

マリオボロ通り 市場

結構な距離があるので市内バスで移動しようと思います。

マリオボロ通り 市場

観光馬車も人気のようです。

マリオボロ通り 市場

結局経済的なこの市内バスで王宮に向かいます。

トランス ジョグジャ バス系

広い王宮は今日はお終いでした。明日は金曜日で午前中だけの公開です。

クラトン (王宮) 城・宮殿

王宮がだめなので、近くの博物館に向かいましたが、ここも午後3時で閉館でした。

ソノブドヨ博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ここは博物館が多いエリアです。この博物館は小学生の郊外授業でよく来るインドネシア独立関連の博物館だそうです。道理で館外の道端には生徒さんが多く座っていました。

フレデルグ要塞博物館 博物館・美術館・ギャラリー

明日のために事前チェックするボロブドゥール行きのバス停はなかなか見つかりません。やっと見つかったバス停はテント小屋で、明日王宮を開園直後に見学してここで時間通り乗るにはかなりの要領が必要そう。ちょっと無理かな。

マリオボロ通り 市場

ホテルまでの帰り道は結局歩くことに。昔日本にもあった、なつかしいダンキンドーナツがありました。大好きだったシナモンロックはありません。

マリオボロ通り 市場

夕食にビールに相性抜群のケンタッキー・フライド・チキンを買いました。

マリオボロ通り 市場

結局翌日は前の日歩きすぎて疲れがどっと出て、遠出のボロブドゥールはキャンセル。午前中だけの王宮もやめて、午後ショッピングに専念。2枚買うと1枚タダのポロシャツを6枚色違いで買いました。インドネシアは夏物衣料は質がよく安い。このモールの通路は子供の遊覧カー（有料）が人気。おじさんも乗りたいよ。

マリオボロ通り 市場

ジョクジャカルタの最後の夜は、ホテルでゆっくりしました。このホテルの洋菓子店は閉店前には半額セールをします。ケーキはかなり高品位で美味しいです。

メリア プロサニ ジョグジャカルタ ホテル