2022/07/05 - 2022/07/07
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ユキゴローさん
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今日1月25日は昨年10月に亡くなった妻の3回目の月命日です。
2018年に癌を発症し、4年間の闘病生活で帰らぬ人になりました。
僕も大きな病気に侵され、2019年には2度の手術、延べ60日の入院を余儀なくされる生活でした。
当然ブログどころではなく、長らく休眠状態を続け、このまま閉鎖しようと思ったこともありました。
今こうして復活させようという気になったのは、48年間連れ添った妻との思い出が昨日の事のように蘇り、懐かしい写真を眺めては妻を偲ぶ毎日が続いているからです。
歳をとったので新しい旅行に行くことはあまりなく、今後UPする旅行記も妻との思い出を辿る昔の旅行が中心になると思います。
この北海道旅行記は2022年7月、妻との最後の旅行です。亡くなる3か月前、体力も衰え始め、杖を使いながらの旅行でしたが、妻はびっくりするほど精力的に歩き、目いっぱい旅行を楽しんでいるようでした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
2022年3月
「体が動くうちにどこか旅行しよう、また故郷の八代へ行くかい?」
「いや、八代は去年10月でふっきったからもう行かない」
「じゃあどこにする?北海道か?」
「『北の国から』のロケ地巡りしようか!」
「そう言えば美瑛・富良野はまだ行ってないね」
4度目の北海道旅行はこうして決まりました。
羽田から旭川へ飛び、レンタカーを借りて最初に訪れたのがここ。
たばこ「セブンスター」のパッケージに使われ、一躍有名になった「何の変哲もないただの木」(笑) -
こちらはニッサンスカイラインのCMに登場し、「ケンとメリーの木」と名づけられた「何の変哲もないただの木」
妻は写真を撮るとき「ちょき」を出すことは全くなかったのですが、この時はどういう心境だったのかこんなポーズを取りました。 -
四季彩の丘
花は5~6分咲きという状態で、残念ながらTVで見る鮮やかさはありませんでした。 -
青い池
ここに来た時だけピンポイントで雨が降ってしまいましたが、土砂降りにもかかわらず、大勢の観光客が来ておりました。
雨のせいか特に美しい独特の青色ではなかったのですが、妻は気に入ったようで「いいなぁ~、すてきだなぁ~」を連発しておりました。 -
宿で作って販売しているオリジナルの布絵です。
妻は旅行先でこの手のお土産品を買うことはほとんどなかったのですが、何を思ったのかたくさんある布絵を時間をかけて一枚一枚吟味し、15分くらいかけてこの一枚を選んで購入したのです。今から考えると最後の旅行を覚悟していて、ここに来た確かな証を残しておきたかったのかも知れません。
今は額に入れて遺影とともに飾っています。 -
2日目、最初に訪れたのはジェットコースターの道。4キロ以上続くアップダウンの激しい直線道路。ピーク付近で撮った北海道らしい風景。珍しく妻がスマホでシャッターを切っておりました。
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花農場の「ファーム富田」
丘陵地に広がる花畑なので車いすを借りたのですが、妻は歩きたいと言って半分くらいしか使いませんでした。杖を突きながらゆっくりと歩き、楽しそうに花々と会話しておりました。 -
早咲きのラベンダーがほぼ満開でした。近くにある売店で食べたメロンの美味しかったこと!
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ドラマ「北の国から」の舞台になった麓郷にある展望台。ドラマにも登場した場所で、眼下に富良野の町が一望できます。
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主人公の黒板五郎が一人で作り上げた石の家をバックに。
僕たち夫婦は倉本聰さんのドラマ「北の国から」が大好きで、特番を含めた全DVDを持っており、折りに触れて見ております。 -
2021年3月に主人公を演じた俳優の田中邦衛さんが亡くなり、石の家の近くに黒板五郎のお墓が作られました。妻はかなり長い時間お墓の前で手を合わせていました。何を祈っていたのでしょう、何を願っていたのでしょう‥‥。
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石の家の近くにたたずむ、最初に住んだ家。小さなほったて小屋で、すきま風が入り放題、こんな家でとても冬は越せないな~!
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火事で燃えてしまった丸太小屋。ドラマで実際に燃やしたのは撮影用のバラックとのこと。
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丸太小屋の室内。ドラマではストーブに衣類が落ちて火事になったという設定。
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火事の後に住んだ3番目の家。五郎の息子の純が風力発電機を自作しました。
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妻は展示の説明も一字一句漏らすまいと、隅から隅まで一生懸命読んでいました。
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数か所に分散しているロケ地。次に訪れたのはドラマも最終章に近づいたところに出て来る「拾って来た家」がまとめて展示されている所。
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癌で亡くなってしまう中畑木材の奥さん・よし江さんのために五郎が建ててあげた最初の「拾って来た家」
捨てられている様々な廃材が随所に使われています。 -
室内の天井材は卵の紙パック!窓はゴンドラリフトのキャビン!
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純の結婚祝いに作った家。大型バスが一台そのまま使われており、バスは東京から運んだそうです。
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バス後部はリビングスペース。
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前部は居間。左の窓がバスの乗降口。
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竹下景子さんが演じた雪子おばさんのために作った家。
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その室内。台所にも至る所に廃材が使われている。
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作った五郎が住んでいた家。
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3日目
ロケ地巡りの最後は雪子おばさんが働いていたニングルテラス。富良野プリンスホテルの敷地内にあり、実際に様々なお店が営業中ですが、営業時間が夕方から夜にかけてということで、残念ながらお店を覗くことはできませんでした。 -
お店を巡る回廊を散歩して雰囲気を味わいました。
妻はこの旅行のあと急速に体力が衰えていきました。8月末に上高地と飛騨高山に行く予定で、ホテルも予約していたのですが、予定日の一週間前には自立生活がやっと、と言う状態にまで衰弱し、旅行は断念せざるを得ませんでした。
9月中旬、とうとう自立生活もできなくなって入院、二度と我が家に戻ることはありませんでした。
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この旅行記へのコメント (6)
-
- koaraさん 2023/02/05 16:26:04
- お帰りなさいませ
- ユキゴローさん、お久しぶりです。
久しぶりにユキゴローさんのお名前を見つけ訪問させていただきました。
まさか奥様との最期の旅行記とは・・・
2007年にアーチーズ国立公園のデリケートアーチでユキゴローさんご夫妻とお会いし、レンタカーが同じ「ブルーのPTクルーザー」だったこともあり、お話をさせていただき、4travelを教えていただきました。
奥様とお話をさせていただきながらデリケートアーチを下ってきたことを懐かしく思い出されます。
またユキゴローさんの素敵な写真を見られることを楽しみにしております。
koara
- ユキゴローさん からの返信 2023/02/06 15:50:21
- Re: お帰りなさいませ
- Koaraさん こんにちは
ご訪問有難うございます。大変ご無沙汰しておりました。
デリケートアーチ、懐かしいですねぇ~。
あれからもう16年も経つんですね。Koaraさんはその後もグランドサークルを旅行されたようですが、何度言っても新鮮な驚きと感動を与えてくれる場所ではないかと思います。
妻との別離がこれほど大きく深い喪失感になるとは思いもしませんでした。
前向きな日常が来るのはまだまだ先の事と思いますが、少しずつ取り戻していければと思っています。
-
- ねんきん老人さん 2023/01/26 15:47:50
- 何を思っていらっしゃったのでしょう?
- ユキゴローさん、初めまして。 千葉県在住のヨレヨレジジイです。
奥様を偲ばれての旅行記、胸が詰まりました。 最後のご旅行、奥様は何を思っていらっしゃったのでしょう? 言動の一つひとつに意味があったようで、思い出されるたびに悲しさと懐かしさが同時に沸いてくるのではありませんか?
結果的には、良いご旅行をなさいましたね。 奥様があれもこれも時間をかけてじっくり見ていらっしゃったご様子が目に浮かびます。
実は私と妻は2016 年の5月に東北旅行に出かけ、妻は6月に癌が見つかり、入退院を繰り返して翌年の5月に死にました。
あとになって思うと妻のやること言うことが一々意味があったように思えます。 妻は自分の命が長くないことを知っていたのだろうと思うのです。 私は妻が不安を感じないように精一杯明るく振る舞ったつもりでいましたが、妻はそれを承知の上であえて私に合わせていたのだと思います。
妻の死後、私の生活は一変しました。 旅行には出かけていますが、基本的に一人旅、いや、妻との二人旅です。 妻と行った所では心の中で「ここに来たね」と話しかけ、妻が行っていない所では「ここには初めてだね」と話しかけています。
私はもうじき80歳になりますので、先は短いのですが、妻が待っていると思うと、昔のように死ぬのが嫌だとは思わなくなりました。 妻が先に行って「こっちもまんざら悪くはありませんよ」と言ってくれているように思います。
ユキゴローさんご夫妻の旅行先での写真、どれもすてきで、時間をかけて拝見しました。 奥様の楽しそうなご様子に万感が胸に迫ります。
どうぞユキゴローさんご自身のお体に留意され、奥様へのお土産話を沢山作られてください。 幸い次の世には「時間」という制約がないようですから、奥様はゆっくりとお待ちくださっていると思います。
ねんきん老人
- ユキゴローさん からの返信 2023/01/26 16:30:15
- Re: 何を思っていらっしゃったのでしょう?
- ねんきん老人さん
心のこもったコメントありがとうございました。
毎日お骨相手におしゃべりをしているのですが、声をかければ返事が返ってくるような錯覚にとらわれます。ねんきん老人さんも私と同じような思いをされたことでしょう。こういう気持ちはどのくらいたてば薄らいでいくのか、今の私には全く見当がつきません。そのせいか納骨などもする気にはなれず、当分傍に置いて暮らしたいと思っています。
まだまだ前向きな気持ちにはなれないのですが、妻は飛騨高山の新緑が見たいと言っていたので、6月には大好きだった上高地とともに連れて行ってあげようと思っております。
-
- 旅猫さん 2023/01/25 22:55:01
- お帰りなさいませ。
- ユキゴローさん、お久しぶりです。
復活されて何よりです。
奥様を亡くされて、お寂しいとは思いますが、旅の思い出を振り返るのも楽しいと思いますので、是非、お続けください。
美瑛。富良野は、景色が綺麗で良い所ですよね。
北の国からのロケ地は、まだ訪れたことがありません。
いつかは訪れたいと思っています。
旅猫
- ユキゴローさん からの返信 2023/01/26 16:19:23
- Re: お帰りなさいませ。
- 旅猫さん
大変ご無沙汰しておりました。
まだ全く実感がわかず、お骨相手におしゃべりをして過ごす毎日が続いています。何をやるにしてもむなしさが先行し、虚無感だけが残ってしまいます。前向きな気持ちになれるには、まだしばらく時間がかかりそうです。
気が向いたときに妻と行った旅行をUPしたいと思っております。
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