2022/09/27 - 2022/09/27
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S1さん
2022年9月25日から10月1日までの旅行の2日目。
内容にオタク的ネタや恐ろしく偏った個人的な考え、定まらない文章が含まれるので注意してください。
沖縄南部戦争痕を巡ります
また巡った場所が場所なので場面が飛んでいたりします。
ここでは9月26日の記録です。
使用していたカメラが不都合を起こし見苦しい画像も使用しています
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- 楽天トラベル
-
お早うございます
沖縄2日目
少しばかり日程を詰めすぎているので朝食を食べて即行動開始
ここではカメラの異変に気づいていない・・・・ホテルJALシティ那覇 宿・ホテル
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8時の開店と同時にレンタカーを受け取る
レンタカー会社までは宿から歩いて5分程のオリックスレンタカーで借りるオリックスレンタカー (美栄橋駅前店) 乗り物
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車で40分程運転して目的地の駐車場に到着
朝、早い時間だからか他の車は殆ど居なかった
ここでようやくカメラの不調に気づくひめゆりの塔 名所・史跡
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店も全くやっていなく駐車場からすぐの目的へ -
本日、最初の目的地
「ひめゆりの塔」
ひめゆりは2つの学校の校誌「乙姫」と「白百合」から組み合わされ元々は「姫百合」だったが戦後にひらがなの「ひめゆり」となったそうだ
植物のひめゆりは関係がない -
慰霊碑の前の沖縄陸軍病院第三外科壕の口
奥に立っている石の塔がひめゆりの塔
これほど小さいのは戦後、アメリカ統治の影響だとの事 -
ひめゆりの塔のすぐ横の
「ひめゆり平和祈念資料館」
2004年までは語り部の方の証言を聞けたが高齢化の為、証言映像に切り替わったとの事
第四展示場では学徒隊で亡くなった生徒、教員の写真と人柄、亡くなった状況が文章で解説している・・・・
中には昨日行った対馬丸に乗船した生徒や消息不明となっている方も大勢いる・・・・・
後にして思えばここを最初に来たからこそ、この後に行く場所での話が更に印象深くなった・・・・・ -
近くの海岸には多くの方が犠牲になった荒崎海岸があるが時間とルートの不明瞭さ等が有り断念
また来る事が有るなら魂魄の塔と共に尋ねてみたい -
ひめゆりの塔を出て15分程で2番目の目的地
「沖縄平和祈念公園」
に到着
沖縄の気候を見誤って暑さにやられ始める沖縄県平和祈念資料館 美術館・博物館
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取り合えず遠目でも目立つ建物へ -
「沖縄平和祈念堂」
中には沖縄平和祈念像や絵画が展示されており平和学習や慰霊行事の場として使われているとの事
参観料は450円 -
平和祈念堂を出て奥の建物
「沖縄県平和祈念館資料館」
に移動
時期的な物なのか他の見学者は殆ど居ない
見学料350円也 -
・・・・知ってたよ、知った気でいましたよ
この旅行を計画した時から解ってたよ
こんな感じになるのは
でも・・・・想像の斜め上を行きすぎなんだよ -
本来なら摩文仁の丘も巡る予定だったが精神的にも時間的にも厳しくなってしまった -
物が物だけに近くで映すのは憚れるので遠目からの撮影
「平和の礎」
沖縄戦の犠牲者の名が刻まれている
中には名前も解らない方も居るとの事 -
何となく海岸線をドライブ
奥武島で波打ち際を散策
相変わらず天気雨が降ったりしておかしな天気奥武島 自然・景勝地
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本来の予定ではおきなわワールドを回る予定でいたが、そんな気分にもなれず微妙に時間が空いてしまう -
奥武島を後にして再び海岸線をドライブ
途中、道の駅のようなところで休憩体験滞在交流センターがんじゅう駅 南城 名所・史跡
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ここは斎場御獄のチケット売り場も兼ねており見学することに -
チケット売り場から歩いて5分程で入り口に到着
以前は近くの駐車場が使えたが、今は環境保全のために使用不可
建物内で斎場御獄の解説の動画を放送していたがあまりのんびりも出来ないのでスルー斎場御嶽 寺・神社・教会
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海の向こうに見えているのが久高島
琉球王国では太陽が昇る方角にある久高島は東方楽園ニライカナイへのお通し(遥拝)所として沖縄で崇拝されているそうだ -
寄満(ユインチ)
王府用語で台所
調理する場ではなく交易品が集まる豊穣が満ち満ちた所だそうだ -
沖縄戦の傷跡、鉄の暴風の痕
砲弾池
当初、深さ3m程あったが現在は60センチほどになっているとの事 -
三庫理
昔は通れたようだが今は不可能 -
さて、予約の時間もあるし昼食を食べて向かいますか -
・・・・・・飲食店もなく結局、昼食を食べられず時間切れ
目的地
「南風原町立南風原文化センター」
に到着南風原文化センター 美術館・博物館
-
あの・・・・いきなり、とんでもない威力の物が・・・・ -
と、取り合えず中で手続きと入館料300円を払う
今回はボランティアさんの案内付きのコースを頼んでおり、まずは館内で30分の映像で壕や周辺の説明等を見る -
センターを出て右手側の木が生い茂った小高い丘を越える
センターで長靴と虫よけを借りる
ここからはボランティアさんの案内、解説で見学する -
センターを出て左側
奥の木と木の間辺りに小さな井戸が有り、これが黄金森に有った壕の貴重な水場だった -
では、飯上げの道を辿り、見学開始 -
道は大体の場所は舗装されており其処まで苦ではない -
50m程歩くと沖縄陸軍病院慰霊の碑 -
悲風の丘の碑 -
南風原陸軍病院壕跡の碑
の3つが有り、黄金森が今のように整備される前は慰霊の為に此処を訪れる方が多かったとの事
この碑の後ろにも壕の入り口が有ったそうでボランティアの方は幼少期に中で遊んだ事も有ったそうだが、戦後77年の月日が風化、崩落させてしまった -
階段を上がって丘の上へ -
当時の飯上げの道
今でも通る事が出来るが、下がぬかるんでおり大変危険
今回は整備された道を歩く -
喜屋武シジに到着
ここは黄金森南側で最も標高が高く見張り場所として使われていた -
喜屋武シジの入り口左側に
日本軍兵士埋葬地点
当然、戦闘中の埋葬なので穴に埋める程度だっただろ
・・・・恐らく、まだここでは多くの方が眠っているのだろう -
喜屋武シジの頂上
丁度、案内看板が置かれている方向が北側
反対が埋葬地 -
喜屋武シジから階段で下る -
飯上げの道 -
階段から少し歩くと
陸軍病院仮埋葬地
埋葬地まで行けず仮に埋葬したり、治療で切り落とした手足、汚物を捨てた場所 -
19壕 -
手前の白い案内板から19壕、仮埋葬地、左奥に行った所が飯上げの道 -
20壕に入る為、ここでヘルメットと懐中電灯を借りる -
20壕の入り口
内部見学は2007年から一般公開始
ドアは施錠されており、ボランティアさんと一緒でないと内部見学は出来ない
また、当日の見学も出来ないので事前の予約が必要黄金森公園 公園・植物園
-
この20壕は19壕、21壕で繋がった貫通壕で2外科壕群内で中心的な壕
貫通壕は文字通り貫通しており入り口の複数あるが、黄金森の壕群の中には貫通していない壕も有り、そんな壕では一番奥に蝋燭を置き火が消えたり、消えかかると働いていたひめゆり学徒等が毛布を扇風機の様に回し換気をしていたそうだ -
内部は湿度100%の暗闇
入り口近くにはアメリカ軍の火炎放射の為、壁が黒く変色し坑木の燃え残りも見られる -
西側から東側に抜ける
目の前は野球場・・・・すごいギャップ -
東側出口横には撤退する際に隠した医療品が埋められていた -
21壕跡 -
西側の入り口横の小屋に戻りヘルメットと懐中電灯を返却
ボランティアさんが小屋の中から当時の砲弾の破片を出して持たして貰えた
上の大きな破片で5キロ(多分)程重さが有る
・・・・・これで破片か -
ひめゆり学徒が主に使っていた23壕
こちらも入り口が崩落してしまっているとの事 -
ボランティアさんとの話で強く覚えているボランティアさんのお母様の話を聞いた
お母様はやはり沖縄戦に巻き込まれたそうです。ある日、避難していると知り合いが犠牲になったそうです。それを見たお母様は
「羨ましい」
と思ったそうです
これは亡くなった時に周りに大勢の人がおり、ここで亡くなった事を覚えていて貰えるからだったそうです
この話を聞いて、ひめゆり平和祈念資料館の写真解説の一言
「消息不明」
を思い出した -
センターへ戻る途中に
「憲法9条の碑」「陸軍病院慰霊会歌碑」「平和の鐘」
平和の鐘を一突きさせて貰い、合掌 -
歌碑 -
センターに戻り、長靴を返却しボランティアさんと別れる
ここだけで今回、無理矢理沖縄旅行を捻じ込んだ甲斐が有った
それだけの物が有った
センター内の展示を回っていたら時間が押してしまい急いでレンタカーを返却しに行く -
レンタカーを返却後、夕食
あれこれ食べようと考えていたが、またそんな気になれず
沖縄そばとホテルJALシティ那覇 宿・ホテル
-
ラフテーと・・・・・何だったか -
明日は朝が早いので早めに就寝
沖縄2日目はこれにて終了 -
今回は沖縄南部の戦争痕は巡るコースなので色々と考えさせられる旅になりました
昨今の世界情勢は不安定では有りますがこの空と海が戦火に晒されない事を切に祈りつつ沖縄戦、大戦で亡くなられた多くの方々に哀悼の意を捧げます
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