2022年最後の旅は叔母と河津温泉へ　心と身体の免疫力をパワーアップ！

2022/12/09 - 2022/12/10

2年前、母が脳出血を起こした。
同じ時期、夫も大病を患い、老犬の介護も重なって、私の生活は目まぐるしかった。

幸い、夫は完全復帰して、母も医師が驚くほどの回復で、身体的には以前と変わらずとても元気になったけれど、認知症になった。

私は一日おきに実家に通い、食事の用意や買い物などのサポート。
生活が一変した。
そして、ペットロスで完全に私のエネルギーはゼロになった。
それでも、私が寝込むわけにはいかない。
私が止まるわけにはいかない。
だからこそ、昨年はまめに病院にも行き、できる限り息抜きもして、自分自身のメンテナンスは怠らなかった。

しんどかったけれど、月日は流れていくものだ。

2022年最後の旅は叔母（母の妹）と温泉へ♪

エリア 河津温泉郷・今井浜(静岡)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: その他
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: JR特急
• 旅行の手配内容: 個別手配

12/9（金）12：00　東京駅発　JR特急踊り子13号
叔母は大船から乗車。

今日は旅行日和。

東京駅 駅

仲良しの叔母（母の妹）はいろいろ私を支えてくれていたけれど、昨年、長い事闘病していた旦那さんが亡くなった。
お互い、悲しい年だったので、癒し旅を計画。

叔母の娘（私の従妹）が名古屋にいるので、名古屋に行こうかという流れだったけれど、お正月には帰ってくるし、近場で温泉に行こうって事に。
叔母の娘も誘ったけれど、仕事の都合でかなわず。

14：45
東京駅から2時間半で河津駅到着。

駅には、お宿の方がお迎え。
車で10分くらいでお宿に到着。

玉峰館 宿・ホテル

さすがに紅葉は終わってしまったけれど

回遊式の日本庭園を歩いて行くと

かつて、天空を突き刺すほどに熱泉が噴出したと言い伝えられている源泉櫓が見えてくる。

現在では、周りへの配慮から噴上げ時間も量も絞っているんだそう。
今でも、100℃の温泉が自噴を続けているなんて、自然の恵みに感謝だね。

創業は大正15年、2013年にリニューアルオープンされた玉峰館。

歴史の面影を残しながら、和モダンで落ち着きの空間。
綺麗に磨かれた床なのに、土足でそのまま。
こちらでチェックイン。

今回も全国旅行割支援で10,000円の割引。
現地で使えるクーポン5,000円。
ただ、QPコードを読み取ってアプリからクーポンが使えるというのは、ちょっと面倒。
年配の方だと、大変だろうな・・・

手作りのわらび餅とぐり茶。

とろけるようなわらび餅が美味しい。

蔵をイメージしたバー。

奥には囲炉裏もあって、ゆったりお酒がいただける空間。

お酒の瓶がズラーっと。

今日のお部屋は、露天風呂付客室。
癒し旅だからね。

テラスと露天風呂が付いて開放感たっぷり。

旅館でもベッド派の私。
でも畳は裸足でペタペタ歩けるのが気持ちいいね。

鉄瓶には峰温泉の源泉とローションマスクのセット。
こちらにもバスタオルとフェイスタオルが用意されている。

引き出しにも、作務衣やバスタオルなど。

洗面台はちょっと狭いけれど、必要なアメニティはそろっていて問題なし。

テラスに出ると露天風呂～
外の景色が全く見えないのは残念だけれど。

叔母は、ひと月前に転んで鎖骨を骨折してしまった。
一時は、旅行をキャンセルしようかと思ったけれど、ひと月あるから絶対治すと言う。

レントゲンではまだ骨はくっ付いていないようだけれど、幸い、すでにベルトも取れて痛みもなくなったそう。

今の叔母は、鎖骨骨折より転んだ時に打った顔面。
頬骨のあたりの赤みが取れない事を気にしていた。
やっぱり、女性はいくつになっても顔を傷つけたくない。
美容皮膚科に通いだした叔母。
治りますように・・・

さっそく、露天風呂で至福の時。
ずっと流れ出ている温泉の音がBGM。

館内には、本館と浴場棟にそれぞれ大浴場があり、さらに貸切風呂が3つあったようだけれど、私達は動きたくないので、お部屋の露天風呂しか入らなかった。

18：00

楽しみの夕食は、ダイニング「旬彩 六感」にて。

先付

すでにメニューは忘れちゃった(^-^;
と～っても美味しかったです！

前菜

お椀

お造り

魚料理

魚料理

お肉料理

うなぎご飯

うなぎご飯は、おにぎり茶漬けしてお夜食用に持ってきてくれた。
ちょっと時間が経っていると、ペロッと食べられちゃうね。
山椒が効いていて、とても美味しいご飯でした！

デザートは、テラスに移動して。
ストーブもついているけれど、特に寒くはなく、ライトアップされた夜景と星空を見ながら。

美味しいお料理と素敵なおもてなしに、叔母はとても嬉しそう。

夫を亡くしてこれから寂しくなるだろうけど、たとえ遠方でも叔母には娘もいるし、私もいるしお友達もたくさんいる。
お互い前を向いて、健康でいようね。

夜の静かなロビー。

ゆっくり温泉に浸かって、いろいろおしゃべりして眠りにつきました・・・

12/10

朝食前にも温泉。
ちょうどいい温度で、身体が目が覚める感じ。
思わず、はぁ～っと深い声が出る。

朝食は昨夜の夕食と同じレストランで。

朝からボリュームたっぷり。
一品一品丁寧に作られた和食って感じがする。
叔母はしっかり完食！

食後のコーヒーはテラスで。

コーヒーゼリーもいただいて、清々しい朝のスタート。

テラスの各テーブルにはストーブが置かれているので、まったく寒くはない。
12月と思えない気温で、日本は四季が無くなりそうだよ。

昨日の夕食の時は良く見えなかったけれど、隅々までお手入れされた庭園。
紅葉の時はきっと綺麗な光景が広がるんだろうな。

紅葉の名残もある庭園で叔母と一緒に写真も撮ってもらい、宿をあとにしました。
何にもしないで、温泉に浸かって美味しいお料理をいただいて、とてもゆったり過ごせました。

駅まで送迎してもらい、河津駅前の伊豆の踊り子像をパチリ。
今や、どんな銅像もマスク着用。
時代だね。

なんとなんと！
伊豆急行河津駅に「プレバト」のスプレーアートが！
生で見れた～(≧▽≦)

12：18　
踊り子号
行きの切符はネットで買ったけれど、帰りは河津駅の窓口で購入。

「山側の席しか取れませんけどいいですか」と駅員さんに聞かれ、「どこでもいいですよ」と答えて、受け取った切符は、なんと行きと全く同じ5号車13番。
行きは海側、帰りは山側。
叔母が、すごい偶然！と驚いた。

そして、513を見ていてハッとした。
逆から見たら315。
3/15は愛犬の誕生日。
一緒にいたんだと信じている。

伊豆稲取駅にも、スプレーアート。
動いている列車から撮ったので、うまく撮れなかったけれど。

テレビで見ていた作品は、やっぱり迫力あって

芸能人は才能あるなぁと感心(*^-^*)

この旅行記へのコメント （2）

• fuzzさん 2023/01/25 09:12:34

  癒し旅

  comodoさん、おはようございます。
  
  ご家族、近しい親戚の闘病のそばにいる事は大変ですね。
  私も義父の時は大変でした。それこそ旅行も出来ないし毎日病院に通って。自宅介護する前に病院で亡くなりましたが。
  
  comodoさんは、お母様、ご主人、ワンちゃん、そしておば様。大変でしたね。
  おば様も回復されると良いですね。
  
  自分のためではなく、おば様を思っての癒し旅。私は自己中で、誰かの心身を癒すための旅って考えた事もありませんでした。
  
  目からウロコ。幸い私の家族は皆、健康ですが、健康である事を感謝するキッカケをcomodoさんの旅行記で得られました。
  
  fuzz

  comodoさん からの返信 2023/01/27 10:10:05

  RE: 癒し旅

  fuzzさん、おはようございます。
  
  日本列島、寒波真っただ中。
  昨日あたりから凍えそうです。
  fuzzさんちの方は大雪かな・・・
  怪我のありませんように。
  
  > 自分のためではなく、おば様を思っての癒し旅。私は自己中で、誰かの心身を癒すための旅って考えた事もありませんでした。
  
  そんな大層なもんじゃないですよぉ(笑)
  ほぼ同時にいろんな事が起こって、考えたりする間もなく目の前の事に対処してきました。
  キャプションに書いたこと以外にも、親族の不幸が立て続けにあり・・・
  母がまだ安定していない時だったので、高齢の両親の代わりに私が動くしかなくて。
  それだけ叔父叔母も高齢化したという事ですね。
  
  叔母を支えてあげたい時にワンコが亡くなり、私自身が壊れてしまって何もしてあげられませんでした。
  自分の事を褒めた事なんてなかったけれど、本当に叔母も私もよく頑張った、よく走り抜けた、ってそんな気持ちです。
  
  何事もない平穏な生活は一番の幸せですね。
  
  　　　　　comodo