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「岡城阯と竹田散策」からの続きです。<br /><br />今回は前から気になっていた「阿蘇望橋」に立ち寄り、阿蘇の展望や「らくだ山」が望める「月廻り公園」を楽しんだ後、高森の郷土料理をいただきます。<br />朝食後には昔C12型蒸気機関車の撮影に訪れた高森線をトロッコ列車に乗車し楽しみます。

高森の郷土料理とトロッコ列車

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2022/10/15 - 2022/10/15

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momotchi

momotchiさん

この旅行記のスケジュール

2022/10/16

この旅行記スケジュールを元に

「岡城阯と竹田散策」からの続きです。

今回は前から気になっていた「阿蘇望橋」に立ち寄り、阿蘇の展望や「らくだ山」が望める「月廻り公園」を楽しんだ後、高森の郷土料理をいただきます。
朝食後には昔C12型蒸気機関車の撮影に訪れた高森線をトロッコ列車に乗車し楽しみます。

同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
自家用車
旅行の手配内容
個別手配
  • 「荒城の月」の情景に浸った「岡城址」を後にして、竹田市から国道57号線を30分足らず走ると、大分県から熊本県に入ります。

    「荒城の月」の情景に浸った「岡城址」を後にして、竹田市から国道57号線を30分足らず走ると、大分県から熊本県に入ります。

  • 県境からしばらく走ると、笹倉交差点に「← 高千穂 高森 広域林道 」の案内板があり、この交差点を左折します。

    県境からしばらく走ると、笹倉交差点に「← 高千穂 高森 広域林道 」の案内板があり、この交差点を左折します。

  • 広域林道の杉並木の中を走り抜けて行きます。

    広域林道の杉並木の中を走り抜けて行きます。

  • バイクも気持ちよさそうに走っていました。

    バイクも気持ちよさそうに走っていました。

  • 国道57号線の笹倉交差点から10分程で「阿蘇望橋」(阿蘇市波野)北詰に到着しました。「阿蘇望橋」は何と言っても木造で屋根が付いているのが特徴の橋梁で、ベストセラーとなった小説「マジソン郡の橋」に登場するローズマン・ブリッジのような屋根付き橋梁(屋形橋)です。木造橋梁は耐久性の向上対策として欧米などでは昔から屋根が取付けられていました。橋梁の形式は「屋根付き木造ラチストラス橋」で、木造車道ラチストラス橋としては日本最長の橋梁のようです。この橋梁は対面2車線で大型車も走行が可能で、屋根が付けられた本格的な車道橋梁はこの「阿蘇望橋」だけのようです。

    国道57号線の笹倉交差点から10分程で「阿蘇望橋」(阿蘇市波野)北詰に到着しました。「阿蘇望橋」は何と言っても木造で屋根が付いているのが特徴の橋梁で、ベストセラーとなった小説「マジソン郡の橋」に登場するローズマン・ブリッジのような屋根付き橋梁(屋形橋)です。木造橋梁は耐久性の向上対策として欧米などでは昔から屋根が取付けられていました。橋梁の形式は「屋根付き木造ラチストラス橋」で、木造車道ラチストラス橋としては日本最長の橋梁のようです。この橋梁は対面2車線で大型車も走行が可能で、屋根が付けられた本格的な車道橋梁はこの「阿蘇望橋」だけのようです。

    阿蘇望橋 名所・史跡

  • その珍しい橋梁を歩いて渡ってみます。

    その珍しい橋梁を歩いて渡ってみます。

  • 木材を使用したラチストラス構造で、しっかりとした造りになっています。

    木材を使用したラチストラス構造で、しっかりとした造りになっています。

  • 南詰までやって来ました。車を入れた写真を撮影しようと思いましたが、なかなか車がやって来ません。しばらく待ちましたが待ちくたびれて撮影のため妻に車で走ってもらうようにお願いしました。

    南詰までやって来ました。車を入れた写真を撮影しようと思いましたが、なかなか車がやって来ません。しばらく待ちましたが待ちくたびれて撮影のため妻に車で走ってもらうようにお願いしました。

  • 南詰から一度撮影し、折返して北詰からもう一度撮影します。日本最長で唯一の「屋根付き木造ラチストラス橋梁」をしっかりと楽しめたので先に進みます。

    南詰から一度撮影し、折返して北詰からもう一度撮影します。日本最長で唯一の「屋根付き木造ラチストラス橋梁」をしっかりと楽しめたので先に進みます。

  • 「阿蘇望橋」北詰の交差点から市道を走り熊本県道217号線(河原新波野線)に乗替えさらに進むと、県道214号線(小地野永谷線)の交差点に出て来ました。この交差点を「高千穂 高森 R265」方面へ左折し県道214号線を走ります。

    「阿蘇望橋」北詰の交差点から市道を走り熊本県道217号線(河原新波野線)に乗替えさらに進むと、県道214号線(小地野永谷線)の交差点に出て来ました。この交差点を「高千穂 高森 R265」方面へ左折し県道214号線を走ります。

  • 県道214号線を走っていると正面に阿蘇五岳の一つ根子岳《ねこだけ》が望めました。

    県道214号線を走っていると正面に阿蘇五岳の一つ根子岳《ねこだけ》が望めました。

  • 「阿蘇望橋」から7~8分で国道265号線の交差点に出て来ました。この交差点を「高千穂 高森」方面へ左折します。

    「阿蘇望橋」から7~8分で国道265号線の交差点に出て来ました。この交差点を「高千穂 高森」方面へ左折します。

  • 国道265号線を10分少々進むと「新熊本百景」第1位の絶景ポイントと言われる「月廻り公園」(阿蘇郡高森町高森)に到着、ぐる~とパロラマ撮影してみました。広い芝生広場からは根子岳や高岳などの阿蘇の山々を一望でき、南西方向には「らくだ山」を間近に望むことができるビューポイントです。広大な敷地には、芝生広場やパットゴルフ、ゴーカート、動物たちと触れ合える動物広場などがあり、園内には温泉施設や田楽や蕎麦を楽しめる食事処もあるそうです。

    国道265号線を10分少々進むと「新熊本百景」第1位の絶景ポイントと言われる「月廻り公園」(阿蘇郡高森町高森)に到着、ぐる~とパロラマ撮影してみました。広い芝生広場からは根子岳や高岳などの阿蘇の山々を一望でき、南西方向には「らくだ山」を間近に望むことができるビューポイントです。広大な敷地には、芝生広場やパットゴルフ、ゴーカート、動物たちと触れ合える動物広場などがあり、園内には温泉施設や田楽や蕎麦を楽しめる食事処もあるそうです。

    月廻り公園 公園・植物園

  • 阿蘇五岳の最高峰高岳と阿蘇の山々、標高が「ヒゴのクニ」と覚えられる阿蘇高岳(1,592m)は世界に誇る阿蘇カルデラの最高峰です。

    阿蘇五岳の最高峰高岳と阿蘇の山々、標高が「ヒゴのクニ」と覚えられる阿蘇高岳(1,592m)は世界に誇る阿蘇カルデラの最高峰です。

    阿蘇山 自然・景勝地

  • 阿蘇五岳の一つ根子岳(標高1,433m)、阿蘇の他の中央火口丘群より古く15万年前頃の成層火山だそうで、その特徴的な山頂付近の形状は神様の怒りを買ったためにギザギザになったという伝説があるそうです。そのギザギザの姿がネコの形に似ていることから根子岳と名付けられたようです。

    阿蘇五岳の一つ根子岳(標高1,433m)、阿蘇の他の中央火口丘群より古く15万年前頃の成層火山だそうで、その特徴的な山頂付近の形状は神様の怒りを買ったためにギザギザになったという伝説があるそうです。そのギザギザの姿がネコの形に似ていることから根子岳と名付けられたようです。

  • らくだ山です。阿蘇のカルデラ壁南東部を形成する古い火山の岩石層を新たな火山爆発によってマグマが突破って表面に露出し板状に冷え固まり、長い年月の浸食によりマグマの部分だけが山頂に露出したものだそうです。厚さが約5m、長さが東西方面に約100mにわたって露出していて、南側や北側から見える姿が岩山上部のデコボコがラクダの背のように見えることから「らくだ山」と呼ばれているようです。<br />そろそろ昼食時間なので今日昼食を食べる「山見茶屋」へ向かいます。

    らくだ山です。阿蘇のカルデラ壁南東部を形成する古い火山の岩石層を新たな火山爆発によってマグマが突破って表面に露出し板状に冷え固まり、長い年月の浸食によりマグマの部分だけが山頂に露出したものだそうです。厚さが約5m、長さが東西方面に約100mにわたって露出していて、南側や北側から見える姿が岩山上部のデコボコがラクダの背のように見えることから「らくだ山」と呼ばれているようです。
    そろそろ昼食時間なので今日昼食を食べる「山見茶屋」へ向かいます。

    らくだ山 自然・景勝地

  • 高森市街地を抜け少し進むと「山見茶屋」が見えてきました。

    高森市街地を抜け少し進むと「山見茶屋」が見えてきました。

  • 近いように思いましたが、道路はかなり奥を迂回していて、この道で大丈夫なのかと少し不安を感じながら進んでいると「阿蘇 山見茶屋」の看板が見え安心しました。

    近いように思いましたが、道路はかなり奥を迂回していて、この道で大丈夫なのかと少し不安を感じながら進んでいると「阿蘇 山見茶屋」の看板が見え安心しました。

  • 無事に「山見茶屋」(阿蘇郡高森町高森)に到着、駐車場に車を置き店舗に向かいます。奥には阿蘇の山々が見えています。「山見茶屋」の店名どおり阿蘇の山々を見ながら食事を楽しむことが出来るようです。

    無事に「山見茶屋」(阿蘇郡高森町高森)に到着、駐車場に車を置き店舗に向かいます。奥には阿蘇の山々が見えています。「山見茶屋」の店名どおり阿蘇の山々を見ながら食事を楽しむことが出来るようです。

    山見茶屋 グルメ・レストラン

  • 店内に入ります。

    店内に入ります。

  • 思っていた程混雑してなく、スタッフの方が「お好きな席へどうぞ」と案内されたので展望のいい窓際の席にしました。

    思っていた程混雑してなく、スタッフの方が「お好きな席へどうぞ」と案内されたので展望のいい窓際の席にしました。

  • 私は馬肉の溶岩焼き、馬刺し、ヤマメ、田楽など高森の美味しいどころ満載の「もみじ定食」、妻は馬はどうも…… と、あか牛を食べてみたいと「あか牛ステーキ&煮込み丼」をオーダーしました。テイクアウトの「あか牛セリ勝つ弁当」も気になるところです。

    私は馬肉の溶岩焼き、馬刺し、ヤマメ、田楽など高森の美味しいどころ満載の「もみじ定食」、妻は馬はどうも…… と、あか牛を食べてみたいと「あか牛ステーキ&煮込み丼」をオーダーしました。テイクアウトの「あか牛セリ勝つ弁当」も気になるところです。

  • 前菜に続き、スタッフの方がヤマメと溶岩焼きのプレートをセットしてくださり、馬肉も出て来ました。ヤマメは串に刺されていますがピクピクをエラを動かしています。「馬肉は美味しい脂を逃さないために焼き過ぎないようにしてください」とスタッフの方からアドバイスをいただきました。

    前菜に続き、スタッフの方がヤマメと溶岩焼きのプレートをセットしてくださり、馬肉も出て来ました。ヤマメは串に刺されていますがピクピクをエラを動かしています。「馬肉は美味しい脂を逃さないために焼き過ぎないようにしてください」とスタッフの方からアドバイスをいただきました。

  • 妻がオーダーした「あか牛ステーキ&煮込み丼」も出て来ました。

    妻がオーダーした「あか牛ステーキ&煮込み丼」も出て来ました。

  • 一口大のあか牛のステーキと煮込まれたあか牛が乗っていて、とても美味しそうです。

    一口大のあか牛のステーキと煮込まれたあか牛が乗っていて、とても美味しそうです。

  • 溶岩プレートに馬肉とニラを乗せます。

    溶岩プレートに馬肉とニラを乗せます。

  • 馬肉がいい色に焼き上がってきたようです。

    馬肉がいい色に焼き上がってきたようです。

  • 小鉢と馬刺しも出てきました。

    小鉢と馬刺しも出てきました。

  • 美味しそうな馬刺しです。

    美味しそうな馬刺しです。

  • 焼き上がった馬肉を皿に取りいただきます。

    焼き上がった馬肉を皿に取りいただきます。

  • 窓からは根子岳や阿蘇の山々が望めロケーションが料理に一味加えてくれます。

    窓からは根子岳や阿蘇の山々が望めロケーションが料理に一味加えてくれます。

  • 田楽も焼けたようでスタッフの方が味噌を塗ってくださいました。

    田楽も焼けたようでスタッフの方が味噌を塗ってくださいました。

  • 田楽を皿に取りいただきます。

    田楽を皿に取りいただきます。

  • ヤマメもいい色に焼き上がったようです。

    ヤマメもいい色に焼き上がったようです。

  • 全て完食、ごちそうさまでした!<br /><br />妻は赤牛は柔らかくてとても美味しかったと喜んでいました。新鮮なヤマメや田楽、馬肉や馬刺しも最高でした。しっかり高森の郷土料理をいただき妻も私も大満足です。<br /><br />この後13時30分高森駅発のトロッコ列車に乗車するため、南阿蘇鉄道の高森駅に向かいます。

    全て完食、ごちそうさまでした!

    妻は赤牛は柔らかくてとても美味しかったと喜んでいました。新鮮なヤマメや田楽、馬肉や馬刺しも最高でした。しっかり高森の郷土料理をいただき妻も私も大満足です。

    この後13時30分高森駅発のトロッコ列車に乗車するため、南阿蘇鉄道の高森駅に向かいます。

  • 高森駅(阿蘇郡高森町高森)に到着しました。予約していた乗車券を購入します。高森駅~中松駅往復、一人1,400円と少し高めの設定になっていますが、運賃の他に南鉄復旧応援きっぷの料金も含まれているようです。一日も早い全線復旧を願うばかりです。

    高森駅(阿蘇郡高森町高森)に到着しました。予約していた乗車券を購入します。高森駅~中松駅往復、一人1,400円と少し高めの設定になっていますが、運賃の他に南鉄復旧応援きっぷの料金も含まれているようです。一日も早い全線復旧を願うばかりです。

    高森駅

  • トロッコ列車は既に入線していましたが、車内清掃中でまだ乗車することは出来ないため、しっかりと撮影しておきます。

    トロッコ列車は既に入線していましたが、車内清掃中でまだ乗車することは出来ないため、しっかりと撮影しておきます。

    南阿蘇トロッコ列車 乗り物

  • トロッコ列車の後方には阿蘇山が迫っています。

    トロッコ列車の後方には阿蘇山が迫っています。

  • 13時20分頃、乗車案内のアナウンスがあり車内に乗リ込みました。ホームでは車掌が面白可笑しく南阿蘇鉄道の見所などを説明をしてくださっています。

    13時20分頃、乗車案内のアナウンスがあり車内に乗リ込みました。ホームでは車掌が面白可笑しく南阿蘇鉄道の見所などを説明をしてくださっています。

  • 13時30分トロッコ列車は定刻に発車、高森市街地を抜けしばらく走ると蕎麦畑が広がり、その先に高岳や根子岳が望めました。

    13時30分トロッコ列車は定刻に発車、高森市街地を抜けしばらく走ると蕎麦畑が広がり、その先に高岳や根子岳が望めました。

  • 白川第二橋梁を渡ります。白川第一橋梁が有名ですが、その橋梁のある中松駅~立野駅間は現在不通区間となっています。

    白川第二橋梁を渡ります。白川第一橋梁が有名ですが、その橋梁のある中松駅~立野駅間は現在不通区間となっています。

  • 阿蘇白川駅に到着しました。車掌が巧みな話術で阿蘇白川駅の説明をしてくださいました。<br />トンガリ屋根の水色の木造駅舎は教会を模しているそうで、四角推のトンガリ屋根には鐘も吊るされていてまさに教会です。駅舎内には「Café 75th st.」という喫茶店もあるそうです。

    阿蘇白川駅に到着しました。車掌が巧みな話術で阿蘇白川駅の説明をしてくださいました。
    トンガリ屋根の水色の木造駅舎は教会を模しているそうで、四角推のトンガリ屋根には鐘も吊るされていてまさに教会です。駅舎内には「Café 75th st.」という喫茶店もあるそうです。

    阿蘇白川駅

  • 南阿蘇に沢山ある名水水源の一つ「明神池名水公園」が見えてきました。

    南阿蘇に沢山ある名水水源の一つ「明神池名水公園」が見えてきました。

    明神池名水公園 名所・史跡

  • 池の中央付近には河童の像が見えます。

    池の中央付近には河童の像が見えます。

  • この池には河童伝説があるそうです。昔この池に仲の良い男女の河童が住んでいましたが、いたずら好きの男河童が神様の怒りを買い遠くに追放されたそうです。女河童が池の石の上で彼の帰りを待ち続ける姿が哀れで人々の涙を誘っていたそうです。その後女河童の姿がなくなりポツンと石だけが残たそうで、地元の方々はその石を河童石と呼び、伝説に基づき彼の帰りを待ち続ける女河童の姿を河童石の上に作られたそうです。そんな伝説のなか今も清らかな湧水は昔と変わらず湧いているようです。

    この池には河童伝説があるそうです。昔この池に仲の良い男女の河童が住んでいましたが、いたずら好きの男河童が神様の怒りを買い遠くに追放されたそうです。女河童が池の石の上で彼の帰りを待ち続ける姿が哀れで人々の涙を誘っていたそうです。その後女河童の姿がなくなりポツンと石だけが残たそうで、地元の方々はその石を河童石と呼び、伝説に基づき彼の帰りを待ち続ける女河童の姿を河童石の上に作られたそうです。そんな伝説のなか今も清らかな湧水は昔と変わらず湧いているようです。

  • ススキ越しに阿蘇の山々が望めます。

    ススキ越しに阿蘇の山々が望めます。

  • 乗車時間は21分、終点の中松駅に到着しました。この先南阿蘇鉄道はJR豊肥線に接続する立野駅まで続きますが、2016年(平成28年)4月の熊本地震の影響で全線運転見合わせとなり、同年7月に高森駅~中松駅間が営業運転を再開、中松駅~立野駅間は現在復旧作業が行われていて来夏には工事が完了し全線で運行が再開されるそうです。

    乗車時間は21分、終点の中松駅に到着しました。この先南阿蘇鉄道はJR豊肥線に接続する立野駅まで続きますが、2016年(平成28年)4月の熊本地震の影響で全線運転見合わせとなり、同年7月に高森駅~中松駅間が営業運転を再開、中松駅~立野駅間は現在復旧作業が行われていて来夏には工事が完了し全線で運行が再開されるそうです。

    中松駅

  • この中松駅舎もユニークな形をしています。鉄骨が剥き出しで、ひし形を多用したアート的なデザインです。舎内には「ひみつ基地ゴン」という喫茶店があるそうで、湧水を使った湧水コーヒーなどもいただけるそうです。

    この中松駅舎もユニークな形をしています。鉄骨が剥き出しで、ひし形を多用したアート的なデザインです。舎内には「ひみつ基地ゴン」という喫茶店があるそうで、湧水を使った湧水コーヒーなどもいただけるそうです。

  • 私が撮影していると妻が「湧水コーヒー」を買ってきました。その湧水コーヒーと駅名標です。

    私が撮影していると妻が「湧水コーヒー」を買ってきました。その湧水コーヒーと駅名標です。

  • 中松駅は無人駅ですが、南阿蘇鉄道の中で唯一交換設備(列車の行き違いが可能)のある駅です。

    中松駅は無人駅ですが、南阿蘇鉄道の中で唯一交換設備(列車の行き違いが可能)のある駅です。

  • 14時高森駅に向け出発します。沢山の地元の方が見送ってくださいました。

    14時高森駅に向け出発します。沢山の地元の方が見送ってくださいました。

  • あか牛が放牧されています。

    あか牛が放牧されています。

  • 車掌の絶妙なトークに車内は盛り上がります。

    車掌の絶妙なトークに車内は盛り上がります。

  • 右側の車窓から「吉田城御献上汲場」が見えて来ました。ここの湧水は阿蘇家の重臣吉田主水頭《よしだもんどののかみ》の居城吉田城のご献上水の水汲み場で、阿蘇の湧水の中でもトップクラスの水質を誇る、とても美味しい湧水だそうです。

    右側の車窓から「吉田城御献上汲場」が見えて来ました。ここの湧水は阿蘇家の重臣吉田主水頭《よしだもんどののかみ》の居城吉田城のご献上水の水汲み場で、阿蘇の湧水の中でもトップクラスの水質を誇る、とても美味しい湧水だそうです。

    吉田城御献上汲場 名所・史跡

  • 2016年(平成28年)の冬からテレビ放映されたキリンビバレッジの「午後の紅茶」のCM撮影に使用され話題になった「見晴台駅」です。このシリーズは南阿蘇復興支援の目的で始まり、上白石萌歌がホームに立つ姿が話題になったようです。阿蘇の外輪山を背景にローカルな雰囲気を醸し出しているログハウス風の駅舎で、駅には飲み物の自販機がありますが「午後の紅茶」しか販売していないそうです。<br />

    2016年(平成28年)の冬からテレビ放映されたキリンビバレッジの「午後の紅茶」のCM撮影に使用され話題になった「見晴台駅」です。このシリーズは南阿蘇復興支援の目的で始まり、上白石萌歌がホームに立つ姿が話題になったようです。阿蘇の外輪山を背景にローカルな雰囲気を醸し出しているログハウス風の駅舎で、駅には飲み物の自販機がありますが「午後の紅茶」しか販売していないそうです。

    見晴台駅

  • 列車は大きく左にカーブを始めました。高森駅が近付いて来たようです。

    列車は大きく左にカーブを始めました。高森駅が近付いて来たようです。

  • カーブが続き根子岳が見えて来ました。間もなく終点の高森駅に到着します。<br />14時25分定刻にトロッコ列車が高森駅に到着、早々に車で移動します。14時45分発の上り線のトロッコ列車を撮影するためです。

    カーブが続き根子岳が見えて来ました。間もなく終点の高森駅に到着します。
    14時25分定刻にトロッコ列車が高森駅に到着、早々に車で移動します。14時45分発の上り線のトロッコ列車を撮影するためです。

  • 撮影場所の阿蘇白川駅付近に到着しました。この付近で可愛らしい教会風の駅舎と阿蘇の山々を背景に走るトロッコ列車を撮影します。

    撮影場所の阿蘇白川駅付近に到着しました。この付近で可愛らしい教会風の駅舎と阿蘇の山々を背景に走るトロッコ列車を撮影します。

    阿蘇白川駅

  • トロッコ列車がやって来ました。先ずは根子岳を背景に撮影します。

    トロッコ列車がやって来ました。先ずは根子岳を背景に撮影します。

    南阿蘇トロッコ列車 乗り物

  • 可愛らしい駅舎と阿蘇の山々を背景に撮影しました。この後下り線のトロッコ列車を撮影するため場所を移動します。

    可愛らしい駅舎と阿蘇の山々を背景に撮影しました。この後下り線のトロッコ列車を撮影するため場所を移動します。

  • 中松駅発高森行きの下り線トロッコ列車がやって来ました。中松駅~南阿蘇白川水源駅間を阿蘇の山々を背景に走るトロッコ列車です。

    中松駅発高森行きの下り線トロッコ列車がやって来ました。中松駅~南阿蘇白川水源駅間を阿蘇の山々を背景に走るトロッコ列車です。

  • 阿蘇の山々や高岳を背景に進みます。

    阿蘇の山々や高岳を背景に進みます。

  • 阿蘇五岳の高岳や根子岳を背景に走り抜けて行きました。<br />この後先程車内で車掌が紹介してくださった「吉田城御献上汲場」に向かい湧水を汲むことにします。

    阿蘇五岳の高岳や根子岳を背景に走り抜けて行きました。
    この後先程車内で車掌が紹介してくださった「吉田城御献上汲場」に向かい湧水を汲むことにします。

  • 「吉田城御献上汲場」(阿蘇郡南阿蘇村吉田)に到着しました。

    「吉田城御献上汲場」(阿蘇郡南阿蘇村吉田)に到着しました。

    吉田城御献上汲場 名所・史跡

  • 脇には湧水を汲むための柄杓が置かれています。この柄杓をお借りして湧水を汲ませていただきます。

    脇には湧水を汲むための柄杓が置かれています。この柄杓をお借りして湧水を汲ませていただきます。

  • 今回ペットボトルを持参しているので、しっかりと汲ませていただきました。<br />この後JR豊肥線の立野駅付近で「観光特急 あそぼーい」を撮影する予定でしたが、疲れたので今回は諦らめて今夜宿泊する「南阿蘇久木野温泉 四季の森」に向かうことにしました。

    今回ペットボトルを持参しているので、しっかりと汲ませていただきました。
    この後JR豊肥線の立野駅付近で「観光特急 あそぼーい」を撮影する予定でしたが、疲れたので今回は諦らめて今夜宿泊する「南阿蘇久木野温泉 四季の森」に向かうことにしました。

  • 「南阿蘇久木野温泉 四季の森」(阿蘇郡南阿蘇村久石)に到着しました。

    「南阿蘇久木野温泉 四季の森」(阿蘇郡南阿蘇村久石)に到着しました。

    南阿蘇久木野温泉 四季の森 宿・ホテル

    阿蘇の展望を楽しみながら美人の湯を楽しみました。 by momotchiさん
  • ホテルの前には阿蘇の山々を眺めながら楽しめる足湯が設置されていました。

    ホテルの前には阿蘇の山々を眺めながら楽しめる足湯が設置されていました。

  • フロントでチェックインします。今回は全国旅支援を利用するので二人で10,000円引き、さらに一人1,000円のクーポン券もいただけます。少し残念なのが、クーポン券は平日宿泊だと一人3,000円いただけるようなのですが仕方ありません。

    フロントでチェックインします。今回は全国旅支援を利用するので二人で10,000円引き、さらに一人1,000円のクーポン券もいただけます。少し残念なのが、クーポン券は平日宿泊だと一人3,000円いただけるようなのですが仕方ありません。

  • 部屋からは目の前に阿蘇の山々が一望できます。

    部屋からは目の前に阿蘇の山々が一望できます。

  • 部屋のベランダからパノラマ撮影しました。早々に疲れを癒やしに温泉に浸かりたいと思います。

    部屋のベランダからパノラマ撮影しました。早々に疲れを癒やしに温泉に浸かりたいと思います。

  • 二階のホールから見た一階の様子です。

    二階のホールから見た一階の様子です。

  • ※四季の森のHPより<br />この温泉はpH8.1の弱アルカリ泉だそうで、少しトロミを感じる俗に言う美人の湯のようです。浴槽からは阿蘇の展望が楽しめ時間を忘れて温泉に浸かっていられそうです。<br />しっかりと温泉に浸かり疲れも癒えたようなので部屋に戻り少しくつろぎます。18時に夕食を予約しているのでレストランに向かいます。

    ※四季の森のHPより
    この温泉はpH8.1の弱アルカリ泉だそうで、少しトロミを感じる俗に言う美人の湯のようです。浴槽からは阿蘇の展望が楽しめ時間を忘れて温泉に浸かっていられそうです。
    しっかりと温泉に浸かり疲れも癒えたようなので部屋に戻り少しくつろぎます。18時に夕食を予約しているのでレストランに向かいます。

  • 料理が出て来ました。ブリ、マグロ、タイの造り……

    料理が出て来ました。ブリ、マグロ、タイの造り……

  • あか牛の焼物……

    あか牛の焼物……

  • 小鉢が乗せられた台が出てきました。

    小鉢が乗せられた台が出てきました。

  • 取りづらいので台から取り出し、いただきます。生ビールもオーダーしました。

    取りづらいので台から取り出し、いただきます。生ビールもオーダーしました。

  • サワラに味噌が乗ったものと、細川家に由来する熊本名産の辛子レンコンが出てきました。

    サワラに味噌が乗ったものと、細川家に由来する熊本名産の辛子レンコンが出てきました。

  • 濃厚な味わいの野菜スープです。

    濃厚な味わいの野菜スープです。

  • 地元産の野菜を使ったサラダ……

    地元産の野菜を使ったサラダ……

  • 茶碗蒸し……

    茶碗蒸し……

  • あか牛がいい感じに焼き上がりました。

    あか牛がいい感じに焼き上がりました。

  • 生揚げなどが入った味噌汁……

    生揚げなどが入った味噌汁……

  • メロン、オレンジ、ブドウ、ケーキのデザートです。<br />あか牛をはじめ地元の旬な食材を使った会席料理は少し薄味の上品な味わいでお腹も大満足です。昨夜からの運転が影響したのか、生ビール二杯が効いたのかは分かりませんが一気に睡魔が襲っていました。休む前にもう一度温泉に浸かりたかったのですが部屋に戻り横になると、そのまま朝まで熟睡してしまいました…<br /><br />「湧水トンネル公園と馬刺し」に続く…

    メロン、オレンジ、ブドウ、ケーキのデザートです。
    あか牛をはじめ地元の旬な食材を使った会席料理は少し薄味の上品な味わいでお腹も大満足です。昨夜からの運転が影響したのか、生ビール二杯が効いたのかは分かりませんが一気に睡魔が襲っていました。休む前にもう一度温泉に浸かりたかったのですが部屋に戻り横になると、そのまま朝まで熟睡してしまいました…

    「湧水トンネル公園と馬刺し」に続く…

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