2022/10/21 - 2022/10/21
1485位(同エリア3599件中)
naoさん
大阪市浪速区恵美須東にある新世界は、ビリケンさんで有名な通天閣をはじめ、色とりどりの看板があふれる商店街など、コテコテの大阪が満喫できる超人気の観光スポットです。
明治36年(1903年)に開催された第5回内国勧業博覧会の会場跡地の西側に、パリのエッフェル塔をモデルにした初代通天閣が明治45年(1912年)に建てられたことを契機に、芝居小屋や映画館などが集まる、賑わいのある新世界がかたちづくられていきました。
(ちなみに東側には天王寺公園が整備されました。)
その後、火災に見舞われた初代通天閣は解体されてしまいましたが、『なにわのシンボルの復活を』との市民の熱い要請を受けて、昭和31年(1956年)に2代目の通天閣が再建され、大阪を一望できる展望台や、足の裏をなでると幸運が訪れるというビリケン像などが人気を呼び、年間100万人以上の観光客が訪れています。
なお、新型コロナウイルスの感染状況を府民に周知するため、「大阪モデルの指標」となる赤・黄・緑の信号を通天閣に点灯しているのはご存じの通りです。
このコロナ禍にもかかわらず、芝居小屋や映画館をはじめとする娯楽施設、たこ焼きや串カツなどの安くて美味い大阪グルメなど、「これぞ大阪!」という雰囲気を求めて、今日も人々が集まっています。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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大阪メトロ堺筋線の恵美須町駅に到着しました。
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この駅から新世界散歩をスタートします。
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恵美須町駅から通天閣までは通天閣本通と呼ばれる通りが延びています。
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通天閣本通の両側には、通天閣本通商店会のお店が続いていて・・・
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アーケードのある商店街になっています。
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通天閣本通の途中から分岐する新世界市場は100年以上の歴史がある商店街で、長さ100mほどのアーケードが続いています。
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こちらは、通天閣本通から東へ80mほどの所にある新世界稲荷神社です。
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石の鳥居に掛けられたしめ縄。
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手水舎の龍の吐水口。
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新世界稲荷神社は、初代通天閣が建てられた明治45年(1912年)頃に伏見稲荷大社から祭神が勧請され、創建されたと伝わっています。
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稲荷神社と言えば狐です。
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この日もお参りに来られた方がいらっしゃいました。
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新世界稲荷神社の北側から見た通天閣。
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窓手すりや格子のある町家です。
色彩があふれる新世界で、こんなにも風情のある町家を発見するとは思いませんでした。 -
この日通天閣は工事中のようで、足場がかかっています。
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通天閣の新しいアトラクションとして、今年の5月から営業が始まった「TOWER SLIDER」が話題を集めています。
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「TOWER SLIDER」は、地上22mの通天閣3階から地下1階まで、エレベーター塔の外周を1回転半するステンレスチューブの滑り台で、斜度約30度、全長60mをわずか10秒ほどで一気に滑り降ります。
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滑り降りると言うよりは、『滑り落ちる』に近い感覚のようで、写真を撮っている私の耳にも「キャーキャー」と悲鳴が聞こえるほどスリル満点のアトラクションになっています。
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今年の5月から営業されたとはいえ、すでに「TOWER SLIDER」は新世界の新名所になっていました。
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通天閣最下部のカラフルな天井画。
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通天閣から南側の光景です。
通天閣の南側から、世界の温泉や岩盤浴などが楽しめる「スパワールド」まで延びる通りは、通天閣南本通と呼ばれています。 -
ご覧のとおり、『北側と南側でこんなにも様変わりするのか』と思わせるほど、町の雰囲気は一変します。
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通りにせり出すド派手な立体看板やのぼりを立てた、いわゆる『二度漬け禁止』の串カツ店などが連なっています。
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カラフルなスーパーボールすくい。
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こちらは日本一を謳う射的場。
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そりゃあ実弾撃ったらダメでしょ!
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こちらのお店は、立ち飲みのお客さんにドラム缶席が用意されています。
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こちらのお店のドラム缶は広告塔です。
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『ほな!さいなら』の一言を残して、大阪名物が一軒暖簾をおろしました。
大正9年(1920年)の創業後、100年に亘って続いてきたフグ料理の老舗「づぼらや」が、令和2年9月15日をもって新世界本店と道頓堀店の両店を閉店し、新世界本店に飾っていたフグの大ちょうちんが撤去されました。
「づぼらや」にも新型コロナが大きく影響したようです。 -
かつてはお店の角にフグの大ちょうちんが泳いでいたのに、と思うと残念で仕方ありません。
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今は『フグの大ちょうちんが無い新世界なんて!』という心境です。
さて、感傷にふけるのはこれくらいにして、元気を出して先へ進みましょう。 -
これを見れば元気百倍です。
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若い女性の人力車夫さんにモデルをお願いしたら、快く了解していただいたんで、後姿をパシャッ!
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おっ、居ました居ました、ビリケンさんが居ました。
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こちらはビリケン神社です。
初代通天閣と同じ頃に作られたルナパーク遊園地(現在は閉演しています)に、アメリカからやってきたビリケンさんを祀るビリケン堂がありました。
平成24年に新世界100周年を迎えるのを記念して、当時と同じ場所にビリケンさんを祀り、神社として復興したものです。 -
足の裏をなでるとご利益があると言われるビリケンさんは、多くの人々に親しまれています。
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こちらは、大阪市出身の漫画家ユニット「ゆでたまご」作の「キン肉マン」に出てくる5人の超人のマンホール蓋の一つで、スパワールドの近くで発見しました。
キン肉マンのマンホール蓋に関しては、令和3年7月中旬に『キン肉マンのマンホールふたを設置しました! 大阪市出身の漫画家ユニット「ゆでたまご」先生の協力により、キン肉マンの5人の超人のマンホールふたが大阪市内5カ所のどこかにあります。 ぜひ探してください。』という、大阪市建設局下水道部の公式ツイッターで知りました。
その後漏れ聞こえてくる情報によると、梅田、アメリカ村、新世界、大阪城公園、住吉大社の5カ所にあるとのことだったので、写真撮影しながら探していると「ロビンマスク」の蓋を見つけることができました。 -
「スパワールド」の建物を額縁に見立てた新世界の光景です。
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通天閣の近くでホルモン焼屋を切り盛りする小学5年生の元気な女の子「チエちゃん」が主人の漫画、「じゃりン子チエ」に登場する「遊興倶楽部」をモデルにしたようなお店です。
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ジャンジャン横丁北側の出入口。
正式名称は南陽通商店街という「ジャンジャン横丁」は、南北130mの間に大阪らしいお店が連なる横丁で、映画やドラマのロケ地にもなっています。 -
今や新世界の串カツ屋の代名詞になっている超有名店。
頑固おやじの顔がシンボルになっています。 -
大阪と言えばやっぱりこれ。
ド派手なタコの立体看板を見れば一目瞭然ですね。 -
新世界の東側のゲートです。
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こちらは天王寺動物園の新世界ゲートです。
明治36年(1903年)に開催された第5回内国勧業博覧会の会場跡地の東側に整備された天王寺公園の中にあります。 -
そこそこカラフルな居酒屋さんですが、これでも通天閣南側のド派手な光景に比べると落ち着いて見えるから不思議です。
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かわいい猫ちゃんが挨拶してくれました。
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スタンドバーのガラス窓にはうまい棒がいっぱい。
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こちらは看板のとおりアートギャラリーです。
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簾や格子のある落ち着いた町家です。
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