2022年8月　山形の温泉＆観光旅行を兼ね、帰省の旅（1）銀山温泉泊、酒田へ

2022/08/31 - 2022/09/04

　念願の銀山温泉（能登屋旅館）が予約出来、山形の温泉＆観光を兼ねて家内の実家（新潟・村上）へ帰省です。
一昨年家内の姉が亡くなったのですが、コロナの影響で一周忌に参列出来なかったのでお墓参りを兼ねての帰省です。
　天気が良ければ月山でも登ろうと思って登山用具は持って行ったのですが、あいにくの天候で登山は諦めて酒田・鶴岡の観光となりました。

■8月31日　自宅～米沢観光～銀山温泉泊
■9月 1日 銀山温泉～酒田観光（本間家美術館他）、酒田泊
□9月 2日 酒田・鶴岡観光、湯田川温泉泊
□9月 3日　湯田川温泉～村上・瀬波温泉泊
□9月 4日　村上～自宅

　31日　この日は東北道～山形道を走り、銀山温泉に向かいます。途中、米沢中央ICで高速を降り、上杉神社、東光酒蔵を見学し銀山温泉へと向かいました。
　9月1日　この日は雨の中、最上川沿いに酒田へと。酒田では本間家旧本邸、本間美術館を見学し、宿のホテルへと。
　投稿が遅くなり殆ど記憶が無くなっています。

、

エリア 銀山温泉(山形)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

　米沢中央ICで降り、道の駅米沢に到着です。13時30分
なかなか大きい道の駅です。
遅い昼食で、私は早速「牛どんぶり謙信亭」で「贅沢3種盛り丼」（\2,100）を注文しました。美味しかった。

パンフレットより
山形の地酒も揃っています。
野菜も安いです。だだちゃ豆を買いたかったのですが、帰るまで日があり。

昼食後、上杉神社へ。

上：上杉鷹山の銅像
下：上杉鷹山の説明
　米沢藩の十代藩主で、崩壊寸前の藩政を復興させたと。
皆さんご存知の有名な家臣に示した和歌
「なせば成る、なさればならぬ何事も、成らぬは人のなさぬなりけり」

　こちらは前駐日アメリカ大使キャロライン・ケネディさんが平成26年の「なせばなる秋まつり」で米沢を訪問されスピーチを行なったと。
父のケネディ元大統領は上杉鷹山を敬愛しており、「人は一人でも世の中を変えることができる、皆やってみるべきだ」とよく言っていたと。

上杉神社

上杉神社

上杉神社

喜多方の酒蔵訪問で酒蔵にはまり、東光酒蔵へやって来ました。

東光酒蔵
上：ベネチアグラス
下：九谷焼？or有田焼？、忘れました。
ベネチアグラスはツアーで行った時安いワイングラスを買いました。年に一度位使っています (^^)。

東光酒蔵

東光酒蔵
試飲コーナーも有ります。無料ではなく300円で2種類が飲めます。
人気No.1：当館限定献上酒、No.2：吟醸梅酒、No.3：純米大吟醸　左利き
車の運転が有り試飲は出来ず (">_<")。

　お土産に買ったお酒。
右：純米吟醸原酒￥1,408　中央：献上酒￥2,090　左：東光純米￥400
既に中身はありませんが(^_^)。
山形のお酒も新潟・福島に劣らずスッキリした喉ごしですね。
献上酒は料理にも会うかと？。

仕込水は吾妻山系の伏流水。

　皇太子時代のお写真が有ります。
もしかして皇室への献上から名前が？。

　念願の銀山温泉に到着です。
宿まで車で行けると思っていたのですが、この先行き止りで駐車場へと引き返しました。温泉街は車は入れないとは知りませんでした(-_-)。
何も予備知識は仕入れず。

大正ロマンの宿が続いています。
『古山閣』

　今宵の宿「能登屋旅館」が見えました。
銀山温泉でもレトロ溢れる立派な宿のようです。

左官職人の後藤市蔵氏（昭和7年作）の鏝絵。
鳳凰と桐の装飾の中央には銀山開拓の祖である「木戸佐左ェ門」の名が記されています。
＊鏝絵（こてえ）：日本で発展した漆喰を用いて作られるレリーフのことである。左官職人がこて（左官ごて）で仕上げていくことから名がついた。
古くは高松古墳、法隆寺の金堂の壁画にあり歴史は古い。（資料抜粋）

待望の「能登屋旅館」着
大正10年に完成した木造3階建の建物です。（国の登録文化財）

　旅館の案内図です。
私達の部屋は本館２Fの姫百合でした。温泉街に面しラッキーです(^_^)。
展望露天風呂を18時20分から予約しました。

「能登屋旅館」
床の間には獅子の置物が。

2階の部屋より温泉街。

部屋より上流側。

２Fの談話室？、モダンな雰囲気が何とも言えません(^_^)。

こちらは３Fの談話室。

入浴後の夕食です。
尾花沢牛他、地元食材でお酒（六歌仙 蔵の隠し酒・純米吟醸生酒）も進みました(^_^)。

夕食後、家内を散策に誘いましたが行かないと言うので一人で散策に(-_-)。

銀山温泉

銀山温泉

銀山温泉
宿の看板の鏝絵の鳳凰、ガス燈。

　朝の散歩で滝を見に。
展望露天風呂で聞こえていたのはこの滝の音でした。

朝食です。こちらも完食です。

　おしんの晩年を演じた乙羽信子さんと女将さん。
能登屋旅館のホームページ：http://www.notoyaryokan.com/

　お土産に買った温泉饅頭の表紙。
能登屋旅館で秘湯の会スタンプ帳（3冊目）が８ヶ所となりました。
来年の4月までに残り2ヶ所？へ。

　銀山温泉を後に酒田に向かいました。あいにくの雨の中、最上川沿いに走り途中立ち寄った「道の駅　しょうない風車市場」です。
やや小型の風車が並んでいます。

　道の駅しょうない
果物、野菜、山菜が並んでいました。たしか枝豆と桃を買いました。

　次に立ち寄った「道の駅　鳥海ふらっと」で昼食です。12時30分
食べたのはカキフライ定食だったかと。

海が近いので鮮魚売り場も有ります。
お土産にサクランボジャム、ひとくちコイワシ、丸ごと烏賊、きすしろ焼きを購入。

雨の中、十六羅漢に会いに来ました。13時40分

　岩に彫られた十六羅漢です。
16の羅漢に釈迦牟尼、文殊菩薩、普賢菩薩、観音、舎利仏、目蓮の三像を合わせて全22体。雨もひどくなり、22体は確認出来ず急ぎ足で。

＊明治元年（1868年）に海禅寺21代目の寛海和尚が仏道の隆盛と海上安全を祈願し、地元の石工を指揮して彫ったと伝えられる。（資料抜粋）

雨が益々酷くなり車へ戻ります。

　酒田市内の本間家旧邸に来ました。樹齢400年を超える赤松が屋根を覆っています。残念ながら中は撮影禁止です。

＊本間家の3代光丘が藩主の酒井家に献上した築250年程の屋敷。武家屋敷と商家造りが一体となる建築様式が珍しい。（資料抜粋）

　こちらは道路向の別館です。
本間家の生業の数々が展示してあります。
また、お土産も売っています。

本間美術館に到着です。

　鶴舞園「池泉回遊式庭園」へ

赤石・青石。北前船で荷物を降ろした後、船の安定を保つ為に各地の石を船底に積み持ち帰ったそうです。

清遠閣：京風木造建築
　大正14年に昭和天皇が宿泊されています。

清遠閣、大正ロマンのシャンデリア。

清遠閣

清遠閣より鶴舞園

展示品
丸山応挙「双鶏図」

展示品の数々。

入口にあったバランスの取れた石灯篭。

　本間美術館はタイミング良く開館75周年記念で「江戸時代の絵画（百花繚乱の画家たちの競演）」が開催中でした。
（写真はパンフレット）

　本間美術館。
写真撮影禁止と表示の絵もあります。全体の3割程度が撮影禁止でした。

　こちらは狩野探幽の絵。
美術の教科書にあった絵師の名前が多くありました。

私も好きな伊藤若冲

伊藤若冲「鶏図」

曾我しょう白「雑画巻」
　面白い(^_^)。

＊個性的な画家の代表とされており、伊藤若冲とともに「奇想派」と呼ばれ現在でも衆目を集めています。（資料抜粋）

　森狙仙の「梅母子猿図」
猿の体毛が絶妙ですね。

　2階は女流画家の絵が展示してありました。

山崎龍女「きせる持つ美人図」

長沢芦雪「狗児図扇面」
可愛い子犬ですね(^_^)。
　本間美術館では偶然にも、江戸の巨匠（絵師）の絵を見る事が出来、思った以上の感動でした。ただ閉館時間が迫っていたので急ぎ足で残念。
なんでも鑑定団に出すと果たしていくらの値が？。
江戸の絵師はいい仕事をしてますね！！。

今宵のホテルは酒田駅前の「月のホテル」です。
（ネットで予約）

「月のホテル」

ホテルのビルには図書館があります。

近代的な酒田駅です。

夕食はホテルの道路向こうの居酒屋「本庄水産」へ。

こちらの看板（魚＆日本酒）に誘われて。

最初は貝盛り、お刺身。

お酒は「初孫」を。
カニ、もつ煮、ジャガイモとイイダコ、真フグ唐揚げ等を注文。
お酒が進み満足でした。

　上：大漁大名汁、下：ゴマ焼きおにぎり
ご会計は約10000円でした。

明日の朝食会場はこちらです。
日本酒、ワインも揃っています。

　フロントの手前には本棚があり、部屋に持って行けます。
酒も回っており写真集を見て眠りに着きます。