2022/11/08 - 2022/11/08
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2022年11月 秋の北陸3県の旅の第2日目は越中五箇山相倉から能登半島輪島までの旅となります。
その2は、高岡にある富山県のもう一つの国宝勝興寺にお参りしてひみ番屋街で買い物をします。
ここから富山県を離れて石川県に入り、能登金剛を回って輪島まで行きます。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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雨の降る中、雲龍山勝興寺にやって来ました。
総門の中に車で入ります。 -
総門を入ったところに駐車場があります。
右に見えるのが受付で、拝観料(協力金)は500円です。 -
唐門
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唐門をくぐると左に本堂、右が大広間及び式台です。
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国宝の本堂です。
1795年に建立されました。
令和3年3月に修復工事を終え、今年の10月に国宝に指定されました。
富山県2件目の国宝です。 -
本堂内部
雲龍山勝興寺は浄土真宗本願寺派の寺で、1471年蓮如上人によって開かれた寺です。 -
内陣正面
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阿弥陀如来立像
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国宝の大広間及び式台
1692年建立された、現存する建物の中で最も古いものです。
式台へは建物の右端から入ります。
雨は降ったり止んだりで、止むと陽がさします。
今日は変わりやすい天気です。 -
中へ入って左へ行くと大広間、奥は台所、書院及び奥書院などかあります。
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大広間に行きます。
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修復後なので何もかも真新しいです。
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沢山の部屋があり、中に入れます。
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左の御簾に囲まれた中には?
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高貴な方がおられました。
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庭がありました。
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戻って奥に進みます。
修復に関する展示品がありました。 -
洛中洛外図
複製です。 -
奥書院まで来ました。
この先は立ち入り禁止です。 -
手前が御内仏で仏壇のある家屋、奥が御霊屋、霊廟です。
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長い廊下を戻ります。
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台所です。
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宝蔵
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1805年に建立された経堂
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鼓堂
1733年に建立された2層の建物で時を告げる太鼓が保存されています。
これまでは富山県の国宝は瑞龍寺のみでしたので、ここから石川県に向かう予定でした。
ところが10月中旬に勝興寺が指定され、急遽寄ることにしました。
結果、五箇山を早めに出発するなど、かなり行程がきつくなりました。 -
高岡から氷見市まで行き、ひみ番屋街に寄ります。
平日なのに広い駐車場は車でいっぱいでした。 -
ひみ番屋街
富山県のクーポン券は、本日中に消化しなければならなりませんが、クーポン券で土産物を使おうと思うとルート上になかなか見当たりません。
よって、ここまで来てしまいました。 -
土産物のエリア
富山県の物産が買えます。 -
鮮魚のエリア
旅が続くので何も買えません。
この他、食事処もありました。
ここから石川県に向かい、能登金剛に行きます。 -
石川県に入りました。
県道36号線を進むと途中に志賀原発があります。
県道から見上げるのですが大きな設備です。
沸騰水型軽水炉で1号機54万kw、2号機135.8万kw、北陸電力唯一の原子力発電所です。
現在、停止中ですが、維持費も電気料金の中に組み込まれています。
廃止して償却すればこのようなことは無い(一時的なものは有ります)のですが、原子力ですので後々まで後始末が付きまといます。
巨大な設備を目の当たりにして、どうなるのだろう。 -
発電所は国道の山側にあります。
普通、日本の大規模な気力発電所は港湾を有するのですが面白いレイアウトです。
このため反対の海側には物揚げ場がありますが、ここで作業する人たちがいました。
車を止めたら作業員がこちらに向かってきました。
公道なのに車を止めてはいけないのかな?急いで立ち去りました。 -
旧福浦灯台に立ち寄ります。
車は止まっていますが、観光目的ではない様でした。 -
旧福浦灯台
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日本最古の西洋式木造灯台です。
高さ約5m、明治9年建造です。
これだけなので行程もタイトな中、立ち寄らなくともと考えましたが、せっかくなので立ち寄りました。 -
灯台の下の奥まったところには福浦港があります。
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福浦港の沖合にある防波堤の先に能登の海岸線が見えます。
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駐車場へ戻りますが、灯台へはこんな道を歩きます。
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県道36号線を進み能登金剛・巌門に来ました。
案内図です。
能登金剛は約30㎞の断崖が続く景勝地で、朝鮮半島の金剛山に匹敵するとかで付けられたそうです。 -
巌門へは駐車場から道を下って行きます。
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途中にある幸せのがんもん橋
変わった構造です。 -
巌門洞窟の入口
手前に観光船の発着場がありました。
本日は休航でした。 -
洞窟を潜ります。
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洞窟を出ました。
反対から入ったようです。 -
巌門
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波の浸食によって穴があいています。
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鷹の巣岩
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不動滝
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階段を上って駐車場に向かいます。
こちらを下るのが本来のルートのようです。 -
県道36号線から国道249号線に入ってすぐにある夫婦岩
国道沿いに車を止めるスペースがあります。 -
更に国道249号線を進んで左に入ると機具岩に着きます。
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「はたごいわ」は機織りの道具のような岩々からなっている所から付けられたそうです。
反対側に駐車場があります。 -
ここも大小の岩からなる夫婦岩です。
大きい方は16mで女岩、小さい方が12mで男岩です。 -
ゼロの焦点のロケ地となったヤセの断崖です。
「ヤセ」とは、断崖周辺は土地がやせて農作物ができないところからきています。 -
逆光なので写りが今一つですが、断崖絶壁に荒波が打ち付けています。
荒々しいところです。寂しいところです。 -
展望台の真下です。
この下も断崖絶壁なのでしょう。
映画を見ていないので、どのようなシーンか分かりませんが、旅に出る前に松本清張のゼロの焦点を読み直しました。
ラスト、犯人の社長夫人が伝馬船を漕いで荒れた海の沖合へ遠ざかって行きます。 -
断崖に波が激しく打ち付けていました。
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能登の海岸線、岩に波が当たって白く砕けています。
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もうすぐ陽が沈みます。
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国道289号線沿いにある権現岩
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よく見ると岩に目が張り付けてありました。
輪島へ向かいます。 -
本日の宿、ねぶた温泉海遊能登の庄です。
最初、輪島の泊りは市内の小さな旅館を考えていましたが、火・水が休みのようでどうやっても行程にのりません。
次に市内から西にある宿を考えましたがここも火は休み、東の宿も良かったのですが何処にでもあるような?
更に、東に行って漁師の宿が良さげなのですが9月に予約を取ろうとしたら11月が出ていない。
更に遠くになって、ここの宿となりました。 -
ロビーから畳敷きです。
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売店があって奥が浴場、右側にお食事処があります。
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廊下も畳が敷かれています。
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本日泊まる部屋です。
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1階ですがオーシャンビューです。
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この部屋にはミニ風呂が付いています。
湯口から温泉が流れ出ています。
大浴場嫌いの「連れ」は大喜びで翌日朝も入っていました。 -
風呂からも坪庭が見られます。
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洗面台、ユニットバスもあります。
こちらのバスは温泉ではありません。 -
石川県のクーポンを貰えました。
有効期限は12月21日です。
貰うのには書類があって記入する必要があります。
富山県は受取書に記入するだけでした。
県よって対応が異なります。
書類を作ればその分だけ余計な手間暇がかかります。
経費も増えるでしょう。
生産性の低い日本と言われていますが、これでは・・・ -
夕食の前に白米千枚田のライトアップを見に行きました。
夕食後に宿からバスが出ますが、温泉に入り夕食を食べた後はゆっくりしたいもの。
ということで、夕食を遅くして先にライトアップを見ました。 -
今日は皆既月食でしたが、雲に見え隠れしていました。
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ライトアップの光の色が変わります。
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本日のライトアップはブルーのようでした。
日替わりで色が違うようです。
稲刈りの終わった後、冬の間はライトアップがなされます。 -
夕食は個室で頂きました。
完全な個室です。 -
前菜は左のイチジクのふろふきと中央の5種に稲穂豊年揚げが付きます。
豊年揚げは飾りですが、米の部分は食べられます。
梅酒の食前酒が付きます。
ビールは大瓶がありました。珍しいことです。 -
輪島鯛のお吸物
お椀は輪島塗です。
ここで使われる器類は高級漆器の
輪島塗を使用しているとの事でした。 -
のど黒の姿づくりと造りの盛り合わせです。
ウニも2個、殻を割ったものでした。
二人では食べきれないほどの豪華でした。 -
能登豚、輪島河豚の入った寝豚椀
ねぶた温泉にかけています。
昔、弘法大師が傷ついた豚が湯だまりに寝転んで傷をいやしているところを見てその効能を見出したところからその名が付いたと言われています。
お椀の蓋のイチョウの絵柄はツルになっています。 -
蓋の外側は亀甲模様、合わせて鶴亀でお祝い事に使われるそうです。
凝っています。輪島塗です。 -
鍋物
能登フグが入ります。 -
凌ぎは冷たいなまこうどん
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焼き物はのど黒の塩焼き
これは絶品でした。
給仕をしてくれるお兄さんの話ではのど黒はアカムツと言う魚、何とかと言う有名人が食したところから今では高級魚になってしまったとか。刺身より塩焼きの方が美味しいと言っていましたがその通りでした。
お兄さんは地元の方で、料理の説明の合間に様々な話をしてくれて会話が弾みました。 -
酢の物
陶器は九谷焼です。 -
ご飯はのど黒の炊き込みご飯
姿づくりと塩焼きとのど黒づくしの「のど黒コース」です。
今回の旅で最も高額な料金の宿となりました。 -
最後はブランマンジェ、ネットで調べると日本では砂糖、洋酒、生クリーム、バニラなどで風味をつけた牛乳を、ゼラチンで固めたものとありました。
料理が年寄りにはヘビーだったのに、これは別腹でした。
塩焼きとともに特筆でした。
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