浜坂旅行記(ブログ) 一覧に戻る
兵庫県の最北西端にある新温泉町浜坂にやってきました。ここにあるのが観音山。標高244m。わりと手軽に登れそうなので選びました。登山前日昼過ぎに自宅出発。<br /><br />さて登山当日、あまり体調優れない中で、登山決行です。<br />ここから感想です。道中、観音様が多々鎮座されてました。我々を見守って下さってるようで、ありがたく、感謝して登ってるうちに無事山頂に到着できました。下山ですが、海の方に向かう道を探しながらでしたが見つからず、結果ピストンになりました。しゃあないです。まあよしとしましょう。登山できるだけでありがたい!<br /><br />さて浜坂は加藤文太郎の故郷。近くの図書館に立ち寄ったところ、観音山登山は本「孤高の人」に載ってるということを知り、家に帰ったあと本出してきてチェックしました。載ってる!載ってる!文太郎が花子さんとの結婚式直前に登った山でした。私の文庫本では下巻226頁から十頁程度。3時が結婚式なのに、山登りしてたので遅刻。到着は3時半。<br /><br />4節、本から書き写しますね。<br />~彼が観音山に登らないのは、独身最後の山行の全てが失敗に終わったことのように考えられてならなかった。観音山のいただきから彼の生家に向かって一気に駆け下りていくのが、彼の結婚にもっともふさわしい行事のように考えていた。彼は着替えなぞ考えていなかった。そのままの格好で結婚式場にのぞむつもりでいた。~<br />私、吹き出しました。文太郎らしい~。<br /><br />加藤文太郎記念図書館は偶然カーナビで見つけたので行ってみました。図書館は2階建て。入ると、2階に行く方はお声がけしてくださいとのこと。2階が加藤文太郎コーナーでした。おそらく来訪者を勘定しているのでしょう。<br />2階には、山の本がいっぱい。時間があれば1日中ここで本を読んでたでしょう。それから文太郎の使ったストック、スキー、ワカン、靴などの展示がありました。当時の新聞記事のコピーも展示されてました。<br />その一つが「国宝級の登山家槍に死す」だったかな。<br />入場料は無料。<br />加藤文太郎の大ファンなので、この記念図書館を見つけて行くことが出来よかったです。

2022 兵庫 父子2人旅 ~ 観音山(244m)登山と加藤文太郎記念図書館に訪問 ~

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2022/11/27 - 2022/11/27

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ヒコにゃん

ヒコにゃんさん

兵庫県の最北西端にある新温泉町浜坂にやってきました。ここにあるのが観音山。標高244m。わりと手軽に登れそうなので選びました。登山前日昼過ぎに自宅出発。

さて登山当日、あまり体調優れない中で、登山決行です。
ここから感想です。道中、観音様が多々鎮座されてました。我々を見守って下さってるようで、ありがたく、感謝して登ってるうちに無事山頂に到着できました。下山ですが、海の方に向かう道を探しながらでしたが見つからず、結果ピストンになりました。しゃあないです。まあよしとしましょう。登山できるだけでありがたい!

さて浜坂は加藤文太郎の故郷。近くの図書館に立ち寄ったところ、観音山登山は本「孤高の人」に載ってるということを知り、家に帰ったあと本出してきてチェックしました。載ってる!載ってる!文太郎が花子さんとの結婚式直前に登った山でした。私の文庫本では下巻226頁から十頁程度。3時が結婚式なのに、山登りしてたので遅刻。到着は3時半。

4節、本から書き写しますね。
~彼が観音山に登らないのは、独身最後の山行の全てが失敗に終わったことのように考えられてならなかった。観音山のいただきから彼の生家に向かって一気に駆け下りていくのが、彼の結婚にもっともふさわしい行事のように考えていた。彼は着替えなぞ考えていなかった。そのままの格好で結婚式場にのぞむつもりでいた。~
私、吹き出しました。文太郎らしい~。

加藤文太郎記念図書館は偶然カーナビで見つけたので行ってみました。図書館は2階建て。入ると、2階に行く方はお声がけしてくださいとのこと。2階が加藤文太郎コーナーでした。おそらく来訪者を勘定しているのでしょう。
2階には、山の本がいっぱい。時間があれば1日中ここで本を読んでたでしょう。それから文太郎の使ったストック、スキー、ワカン、靴などの展示がありました。当時の新聞記事のコピーも展示されてました。
その一つが「国宝級の登山家槍に死す」だったかな。
入場料は無料。
加藤文太郎の大ファンなので、この記念図書館を見つけて行くことが出来よかったです。

旅行の満足度
5.0
同行者
家族旅行
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自家用車 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 9:00 行きの道すがら撮影しました。

    9:00 行きの道すがら撮影しました。

  • 9:48 道間違え、迷いましたがなんとか到着できました。スタート!

    9:48 道間違え、迷いましたがなんとか到着できました。スタート!

  • 9:53 散歩道の道中観音様が並んでました。

    9:53 散歩道の道中観音様が並んでました。

  • 10:02 登山道に入りました。

    10:02 登山道に入りました。

  • 10:07 1丁目。<br />調べたところ、「1丁」は約109mとのことでした。

    10:07 1丁目。
    調べたところ、「1丁」は約109mとのことでした。

  • 10:37 5丁目

    10:37 5丁目

  • 10:43 6丁目

    10:43 6丁目

  • 10:50 7丁目

    10:50 7丁目

  • 11:01 山門くぐりました

    11:01 山門くぐりました

  • 11:02 9丁目

    11:02 9丁目

  • 11:05 手を合わせ無事ここまで来れたことを感謝しました。メインの道から分岐があったので入っていきましたが山頂ではありませんでした。(汗)元に戻りました。

    11:05 手を合わせ無事ここまで来れたことを感謝しました。メインの道から分岐があったので入っていきましたが山頂ではありませんでした。(汗)元に戻りました。

  • 11:11 10丁目

    11:11 10丁目

  • 11:11 鐘。いい音なりました。下界まで響いたことでしょう。

    11:11 鐘。いい音なりました。下界まで響いたことでしょう。

  • 11:14 たくさんの幟(のぼり)。この漢字、読むことは出来るんですが書けないです。

    11:14 たくさんの幟(のぼり)。この漢字、読むことは出来るんですが書けないです。

  • 11:15 その先にはお寺。お寺の右側を入っていくと踏み後ありました。

    11:15 その先にはお寺。お寺の右側を入っていくと踏み後ありました。

  • 11:23 到着。木にタッチ!やったー!

    11:23 到着。木にタッチ!やったー!

  • 11:24 証拠写真

    11:24 証拠写真

  • 11:24 海がきれいに見えました。

    11:24 海がきれいに見えました。

  • 11:25 入り江。先は鳥取県。

    11:25 入り江。先は鳥取県。

  • 12:22 ゲザーン

    12:22 ゲザーン

  • 12:45 立派な建物

    12:45 立派な建物

  • 12:47 新田次郎著「孤高の人」より。

    12:47 新田次郎著「孤高の人」より。

  • 12:48 槍ヶ岳とともに。

    12:48 槍ヶ岳とともに。

  • 12:52 やっぱりこの小説です。

    12:52 やっぱりこの小説です。

  • 12:58 履き心地はよくわかりませんが、今の山靴とそっくり。びっくりです。

    12:58 履き心地はよくわかりませんが、今の山靴とそっくり。びっくりです。

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この旅行記へのコメント (3)

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  • willyさん 2022/12/26 12:25:36
    浜坂
    ヒコにゃんさん

    はじめまして。お礼が遅くなりましたが、私の適当な旅行記を読んでいただき、投票もいただいているようでありがとうございます。
    わたしも息子さんとの楽しそうな山登り、ほほえましく拝見しています。
    いつもは読み逃げですが、今回はわたしも敬愛する加藤文太郎のふるさと、浜坂の町と海をご紹介いただき、うれしかったのでコメントさせていただきました。
    当時の新聞記事の「国宝級」、まさにいいえて妙。あの時代だからこその部分もあるでしょうが、今の道具、今の技術があればどれほどの偉業を成し遂げていたかと思いをはせながら読ませていただきました。
    いつかわたしも浜坂と観音山とこの図書館を訪れたいと思わせられました。
    ご紹介ありがとうございました。

    willy

    willy

    willyさん からの返信 2022/12/26 12:42:48
    RE: 浜坂
    ヒコにゃんさん

    大変失礼しました、以前、鳥海山でコメントいただいたことがありましたね。すっかりぼけていましてお恥ずかしいです!!

    ヒコにゃん

    ヒコにゃんさん からの返信 2022/12/29 15:37:13
    RE: RE: 浜坂
    willyさん

    ご無沙汰しております。
    今回はコメントありがとうございした。
    4トラメンバーさんに加藤文太郎ファンがいらっしゃったこと、非常に嬉しかったです。
    浜坂の図書館、当時の新聞コーナーの新聞見出しだけみているだけでも面白いですよ。
    willyさんは山関連をよく載せておられるので、いつも注目して拝見しております。ありがとうございます。
    私、浜坂の近くの扇ノ山(鳥取県)も、加藤文太郎にあやかり4トラにアップしてます。よければご覧くださいね。

    〜ヒコにゃんより〜


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