2022/11/26 - 2022/11/27
881位(同エリア1041件中)
こあゆきさん
この旅行記のスケジュール
2022/11/26
-
車での移動
浦和インターー東北自動車道
-
車での移動
東北自動車道ー日光宇都宮道路
-
車での移動
日光宇都宮道路ー東北自動車道ー浦和インター
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
前々から行ってみたいな~と思っていたお宿の一つに、行ってきた。
今まで何故行かなかったのかというと。
自宅から2時間圏内なので、いつでも行ける。
満室で何ヶ月も先に予約しなければならない…というお宿でもなく、比較的いつでも行けそう。
日光・鬼怒川方面では定宿としている日光金谷ホテルがあるから、わざわざ他に行かなくても間に合っていた。
と、こんな感じなのだが、
前回、日光金谷ホテルで結構がっかりする出来事があり、長年行きつけのホテルではあったけれど、少し離れることにしたため、
じゃあ日光金谷ホテルの代わりの定宿を探そう!
と、行ってみることに。
私たち共働き夫婦が土日の休日に疲れることなく、のんびりする為だけに泊まるお宿。
とにかく静かで、
豪華じゃなくても地の物を美味しく食べさせてくれるお宿。
そんな私たちのささやかな願いを聞き届けてくれそうなお宿に巡り会えた。
- 旅行の満足度
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- じゃらん
-
埼玉県川口市の我が家から栃木県に行く時は、浦和インターから東北自動車道に乗る。
まぁまぁ走って、休憩しようかな?というところが大抵、佐野サービスエリア。
前に何度か来た時は工事中でプレハブ営業だったので、しばらく来ていなかったら。
新しくきれいになってた。佐野サービスエリア (下り) 道の駅
-
売り場面積はそう大きくはないけど、なんとなくショッピングモールを思わせるようなキレイな店内。
見て歩くのも楽しかった。 -
建物の内部半分はフードコートになっていて、こちらも某ショッピングモールのような雰囲気に。ソファー席あり、カフェ風席あり、ボックス席あり…と、なかなかいい感じ。
ただ席数がこれだけ多いのに、フードコートの店舗数は4つ。食券の販売機は2台しかなく、長蛇の列。
実際、佐野ラーメンが食べたくて、食券の列にならんだが、食券を買うのに20分はかかった。 -
お料理ができると、フードコート内に放送が流れる。と、同時に食券番号が、天井から下がっている大きなモニターに番号が表示される。
病院のお会計や薬局の番号表示ディスプレイ方式。
注文した佐野ラーメンが出来上がるのに、15分くらいかかった。フードコートのラーメンにしては、結構美味しかったけれど、とにかく人が多すぎるのに対して券売機が少ないし、店舗数も少ないので調理も追いつかず、とにかくたくさん時間がある人じゃないと使えないフードコートになっていたのが残念といえば残念だった。
写真はフードコートの「らーめんさのや」の佐野ラーメン。煮卵やチャーシュー、ワンタンなども入ったタイプを選んだのだけれど、思ったより美味しかった。らーめん さのや (東北自動車道下り佐野SA店) グルメ・レストラン
-
佐野サービスエリアを出て更に北上、日光宇都宮道路を経て、鬼怒川方面へ。
今回のお宿は鬼怒川駅近辺ではなく、その手前の小佐越にあった。
場所的にいうと、トリックアートの向かいあたり。 -
駐車場は結構広々。
お宿の玄関前がロータリーみたいに造られていた。 -
きぬの宿 志季大瀞。
到着。きぬの宿 志季大瀞 宿・ホテル
-
きれいな玄関まわり。
総部屋数6室のお宿にしては大きく感じる建物。 -
入り口に、日帰りプランの案内があった。
-
玄関を入るとこじんまりとしたフロントが。
-
フロント奥のロビーは凄く静かで素敵な空間。
-
そしてフロント前に、プラオレというアニメのコーナーが。
よく知らないのだが、アイスホッケーのアニメのキャラクターの実家が、ここ志季大瀞という設定になっているらしい。 -
フロントの横には品の良いちょっとしたお土産物があった。
-
チェックインを済ませて、部屋に案内してもらった。
この志季大瀞の客室は全て2階で、エレベーターはなし。 -
2階への階段を上がると、右手にこんなキーボックスが。
各客室の鍵は一つなので、例えば夫婦でお風呂に行った場合、鍵を持っていない方が先に出ると、部屋に戻れないので、もう片方が出てくるまで待ってなくちゃいけない。
でも、このキーボックスに鍵を入れて暗証番号をセットしておけば、お風呂を出た方が鍵を手にできる。
なんて便利なんだ!と思ったシステム。
素晴らしい! -
キーボックスの隣にあるチェストには浴衣各サイズが入っている。
これも凄く便利だった。 -
客室が並ぶ廊下。
-
私たちが宿泊した「きぬいわ」のお部屋。
-
鍵も可愛い。
-
ドアの内側はこんな感じ。
-
タオルかけと、使い終わったタオル、浴衣などを入れる箱。
-
玄関を入ってすぐに食器棚と冷蔵庫。
-
冷蔵庫の中は空。
-
食器棚の中にはお茶の用意。
お茶は煎茶のティーパックが茶筒に入っていた。 -
襖を開けると、和室14畳。
広い!
10畳の方にテーブル、座椅子。 -
4畳の方にカフェテーブルと椅子。
-
客室からの鬼怒川の眺めが最高だった。
-
窓からの眺め。
-
大瀞という名前が納得。
-
部屋の床の間みたいなスペースにテレビと電話。
お泊まり中は余程のことがない限り、テレビはつけないのだが。 -
部屋の片隅にサーキュレーター、空気清浄機、湯沸かしポット、ティッシュボックス。
-
両開きの押し入れ?クローゼット?にタオルや洗面セット。下に金庫。
-
浴衣はここのサイズ以外は、階段のところのチェストから自由に借りて来られる。
-
タオルの下に歯ブラシなどが入っていた。
-
テーブルの上にお茶菓子。
鬼怒川銘菓、きぬの清流。
懐かしい。 -
食器棚と冷蔵庫があった奥の廊下を進むと、洗面台。
-
ドライヤーもあり。
-
洗面台の脇のドアを開くとお風呂が。
大浴場を使ったので、ここは使わなかったが、普通の家庭のお風呂くらいの大きさがあり、洗い場もあるので、使いやすいと思う。 -
シャンプー、コンディショナー、ボディーソープもあり。
-
トイレもウォッシュレッド。
-
お部屋にある案内ファイルに、館内案内図があった。
部屋の間取りもよくわかる。 -
各客室の名前は鬼怒川にかかる橋の名前なんだとか。
-
他にドリンクメニューなど。
ここはお部屋食のお宿なので、ドリンクメニューがあるのだろうけど、食事の時以外でもルームサービスで持ってきてもらえるのだと思う。 -
地酒は心惹かれるが、バナナフレーバーって何⁈
-
栃木県にくると必ず足利ココファームのワインがおススメされる。
-
お!
地酒の飲み比べと、ワインの飲み比べがある。 -
1階の大浴場手前に自販機あり。
-
こちらが1階、大浴場?そう大きなわけではないので、男女別浴室といったところ。
-
女湯の方はドアを開けると、スリッパクリップがあった。男湯も同じだと思う。
-
こちら女湯の脱衣所と洗面スペース。
-
化粧水と乳液。
必要最低限だけど、これがあるだけで十分助かる。 -
内湯。
小さいかなと思ったけれど、露天風呂もあるし、総部屋数6室だから十分。
明るい時間帯は日差しが入って、とてもいい雰囲気。 -
こちらは露天風呂。
夜撮ったので暗いけど、明かりが間接照明で素敵な雰囲気で寛げた。 -
さて、夕食。
部屋で待っていると、最初にこれが運ばれてきた。 -
そして注文した地酒飲み比べ!
どれも飲みやすかった。 -
夕食はお品書きがないので、覚えている範囲で。
右側は湯波の山椒煮。
左側は豆腐醤油麹。 -
那須のクリームチーズ。
揚巻湯波の田楽。
花豆。
私は揚巻湯波が大好きなので、嬉しい前菜だった。 -
お造りはプレミアムヤシオマス。
手作り柚子こんにゃく。
生湯波。
どれも好物。どれも美味しい。
もっと食べたかったなぁ。 -
煮物。
かぼちゃや茄子、エビ、生麩の炊き合わせだった。 -
酢の物。
これ、初めて食べた。
干瓢の酢の物!
凄く美味しい!
干瓢にこんな食べ方があるって知らなかった。 -
蒸し物
茶碗蒸し。
茶碗蒸し大好き。最近、これを出してくれるお宿が少なくなって、淋しい限り。
よく味わって頂いた。 -
焼き物。
国産牛のステーキ。
柔らかくて凄く美味しかった。
ステーキだけでなく、お皿に乗っているお野菜もどれも美味しくて大満足の一皿だった。 -
鍋物
栃木ゆめポーク塩麹鍋。
栃木ゆめポークは栃木のブランド豚。柔らかくてお鍋にも合う。 -
お鍋だけでも美味しいのに、味変用にと出された
にんにくラー油。
これだけ食べても美味しかった。笑 -
お吸い物は卵ときのこと三つ葉かな、と思ったら蕎麦の実入りだとか。
実際飲んでみたら、蕎麦の実が入ってた。
行きつけの宿、湯神を思い出して思わずクスッと。 -
香の物はきゅうりと赤かぶかと思ったら、菊芋出そう。菊芋、珍しいよね。
ごはんは栃木米。写真を撮るのを忘れた。 -
デザート。
柿と、こちらも初めて食べたデザート!
きなこと黒蜜がかかっていたことは覚えているんだけど、アイスだったかな?
いずれにせよ部屋食で、持ってきてもらうにしても、そう気遣いが要らず美味しい食事が頂けた。
お腹いっぱいになった後は、またお風呂に入りに行って、その後は眠くなるまで本を読んでのんびりした。 -
夜のロビーも雰囲気良かった。
-
翌朝。
風は強めで、鬼怒川の川面がキラキラしていた。 -
朝ごはんも部屋食。
部屋食でいちばん気になる点は、お布団だと思う。
ここは、夕食後にお布団を敷きに来てくれて、朝はそのまま。
つまり敷きっぱなしで朝食がくる。
片付けてほしい人は、チェックインの時にでもお願いすれば良いのかもしれないが、基本家族経営みたいなので、あまり無理は言わない方がいいかも。
でも。
部屋が広いので、お布団が敷きっぱなしでも問題なかった。朝、お布団がぐちゃぐちゃになっている訳でもないし、ベッドメイク風に掛け布団を掛け直せばOKかと。
それでも嫌な人は、お布団をそのまま二つ折りにして部屋のすみに移動させればいい。
朝食前にお布団を畳んでもらって埃が舞っている中、朝食を食べるよりはるかにいいと思った。 -
朝ごはんはたっぷり。
-
朝食のお膳の真ん中に、いろいろちょっとずつのおかずが並んでいた。
にんじんのきんぴら、お漬物、蒸し鶏、こんにゃく煮、菊の酢の物、焼き鮭。
菊の酢の物、すごーく久しぶりに食べた。
これ、昔実家でも時々食べていたけど、実家を離れてからは滅多に食べられない料理になった。
私が作れないから。
私の住んでいる地域では、食用菊って普通にスーパーで売っているものなんだろうか? -
揚げ茄子?を煮浸しにして鰹節をかけたような煮物。
-
目玉焼き。
半熟にしたかったけど、固まっちゃった。 -
サラダ山盛り。
角切りチーズ入り。
サラダにチーズを入れるのって、そういえば最近してなかった。やっぱり美味しいから、家でもやろう。 -
さて、朝食のお膳の脇にでーんと置かれたドレッシング3種。
これ、このお宿の朝食の名物らしい。
全部手作りドレッシングだそうで、にんじんカレーと明太マヨと、塩麹ドレだったかな?
山盛りサラダを食べる為にあるそうで、一通りサラダにかけて楽しめた。 -
お味噌汁。
朝のお味噌汁はとにかくホッとする味わい。 -
ヨーグルト。ブルーベリーソースもきっと手作りなんだろう。
-
フルーツは梨。
お皿の真ん中にでん、と置くのではないセンスが流石。
私にはできない。 -
チェックアウトをしたら、ロビーでコーヒーをサービスしてくれた。
出発前のひとときも穏やかだった。
静かに居心地のよいお部屋で1泊2日を過ごせた。
お風呂も気持ちよかったし、お食事も美味しかった。
何より部屋からの眺めが素晴らしく、何もしないでずっと眺めていられる。そんな時間が過ごせたことが嬉しい。
こんないいお宿があったんだ。
また来るんだろうな。
そんな話を車の中でして帰途に着いた。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
この旅行で行ったスポット
この旅行で行ったグルメ・レストラン
鬼怒川温泉(栃木) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
80