
2022/11/06 - 2022/11/06
315位(同エリア332件中)
T04さん
東京六大学野球も、応援部(応援団)が内野スタンドに戻ってくるなど、コロナ禍から少しずつ抜け出しつつある雰囲気が伝わってきて嬉しい限りです。なかでも早慶戦は私にとって特別な存在ですが、それは他の多くの人々にとっても同じであることを改めて感じられた2022年秋の早慶戦でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
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「外苑前」駅から徒歩で「明治神宮野球場」へ向かいます。いつものように少し引いたアングルから球場の写真を撮るため、青山高校・國學院高校側の歩道を歩きます。すでに手前の駐車場にはバスが1台停まっていましたが、ちょうど目の前でバスが1台入ってきました。どちらかの大学の選手が到着したのでしょう。
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こちらの横断歩道から球場側に渡ります。1926年(大正15年)開場という歴史のある球場、外観も貫禄があります。
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目の前で球場に入ったのは早稲田の選手を乗せたバスでした。マネージャーの姿を見て「角帽を近くで目にするのも久しぶりだな~」って思っていたら、『角帽復活プロジェクト』というクラウドファンディングが進行中であることを、この直後に知りました。
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たしかに私の学生時代ですら、すでに応援部員など一部の学生をのぞけば、学内で角帽を被っている学生も見ませんでした。学生時代には西門通りに存在していた学帽屋さんも、いつの間にかなくなっていましたし…。一つの文化がなくなってしまうのは悲しいことで、『角帽復活プロジェクト』、参加したい気持ちになりました。
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早稲田の選手・荷物を降ろしたバスは目の前の駐車場へ移動、先に到着していた慶應義塾のバスの隣りに駐車。
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その駐車場の横には2張のテント。
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手前の白いテントは、今回の協賛企業である佐藤製薬のものでした。数年前までは大正製薬が協賛企業となってリポビタンDの無償配布が行われていました。
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ちなみに今季の無償提供品はこれでした。こんなことが毎年行われるのも早慶戦だけです。それは早慶戦の注目度が高いことの証ですし、協賛企業にとっても利益につながることだとの認識があるのでしょうね。
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奥の青いテントでは、東京六大学野球のグッズが販売されていました。
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東京六大学とは直接関係のない民間企業が、東京六大学にライセンス料を支払って製造・販売しているのですから、ここでも東京六大学野球の影響力の強さを感じます。
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11時10分、開場時間を10分過ぎていました。振り返ればチケット売り場はこんな状態。すでにチケットが手元にある私はスタンドへ向かいます。
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元々が学生野球専用球場として建てられただけあって、今も球場の外周で企業名を目にすることは少ないです。シンプルな気持ち良さっていうものを感じられます。
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早慶戦だけはリンゴ事件の一件によって一塁側早稲田・三塁側慶應と決まっているので、「今日は一塁側?三塁側?」って迷いません。まっすぐ一塁側へ向かえます。
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手作りの立て看板を目にすると、少しだけ学生時代に戻れます(笑)。かつては学内に過激な立て看板多かったですよねぇ。
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早稲田の応援歌・応援曲はすべてオリジナルであることは密かな誇りです。『コンバットマーチ』や『大進撃』など、早稲田と関係のない高校野球の応援などでも用いられていますので、著作権とかケチ臭いことを言わないのでしょう。慶應の『ダッシュKEIO』、法政の『チャンス法政』も同様ですよね。高校野球などの応援パターンも元をたどれば東京六大学野球だってこと、OBとしては知ってもらいたいなぁ。
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入場口に到着、おぉ、行列。
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手指消毒、体温チェックを済ませて入場すると目の前のテーブルには…
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まずはNHKアーカイブスの販促品。中には『「早慶戦」を見るならNHKプラスで!』というチラシ入り。早慶戦をテレビ中継するだけでなく、球場内でも早慶戦をからめた宣伝展開中でした。いろいろあるんでしょうねぇ…。右手には「慶應スポーツ」、さきほど紹介した「角帽復活プロジェクト」のチラシ、「早慶戦スタンプラリー」のチラシなどがあり…
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左手には早稲田スポーツ新聞会発行の「早稲田スポーツ」、応援部による野球部のパンフレット・張り扇。
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さあスタンド!応援席ではチアの演技が始まっていました。ちなみに、応援席で撮った写真をネットにアップする人が増えて問題になっていましたね。チアの接写や、不特定多数の人の顔がアップされれば、それはマズイですよね。この写真は応援席の外からのもので、チアの接写ではなく、人の顔も分からないほどの写真ですから、許してもらえますよね。
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チアの演技が終わったら、自分の席に向かいます。
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さて座席から一塁側スタンドを俯瞰。今年の応援パネルは何かな?近づいて見てみます。
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う~ん、フクちゃんチックな少年がメイン。強気な文字・勇ましい表現もなし。おとなしいな早稲田。
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「陸の王者」、「打倒早稲田」の表現のある慶應の方が勢いがあるなぁ…。
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さあ、観戦に集中です。慶應は早慶戦で勝ち点をあげれば優勝なのですが、前日は早稲田が勝利、慶應は1敗もできない状態でむかえた2戦目です。ちなみに前週に明治が立教に連勝したことで、早稲田には優勝の可能性がなくなっていましたが、慶應には負けたくない早稲田も必死です。
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早慶讃歌、陣中見舞いに続いて、ついに試合開始。礼節に始まり礼節に終わる学生野球は見ていて気持ちが良いですね。
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観客も22000人まで増えていました。
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試合は1回に印出選手の満塁ホームランが出るなど、早稲田が9-6で打ち勝ちました!ただ22000人の観衆、佐藤製薬やスポーツ用品の販売、NHKのノベルティなど、早慶戦の影響の大きさを改めて感じられ、勝敗とは関係のない満足感をもって帰宅できました。
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