錦秋のみちのく紅葉を愛でる夫婦旅 I

2022/10/21 - 2022/10/24

　全国旅行支援の始まりを契機とし、これまで日本で行ったことがない県に行こう！と夫婦で決定。実は、旅行というと例え海外であっても自分で計画を練りに練って実行するのが常でしたが、今回は、安直に阪急トラピックスの団体旅行に申し込みました。
　60歳以上の夫婦限定ツアーということで、同年代の方々とお知り合いになれるかと思いきや、ほぼ全員が70歳以上とお見受けする方ばかり、しかしながらアクティビティに行動され、その元気さに圧倒されました。
　こういうツアーは、楽だけど、帰ってきてから思うに、やはり妙味に欠けるものがありますね！
　久しぶりに、和室での宿泊。ゆったりとした温泉。○○時までにお戻りください。などなど、団体旅行を堪能いたしました。
次回以降は、やっぱり個人旅行にしようと心に誓うsinoueでした。でも、旅行支援有難かったです。随分とお土産が増えました。ha-ha！！
表紙の写真は、奥入瀬渓流。

エリア 八幡平（岩手側）(岩手)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 観光バス ANAグループ
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: タビックスジャパン

岩手の八幡平に行くのならてっきり花巻空港だと思い込んでいたところ、仙台空港だと。伊丹空港の阪急のブースで聞いたところ、花巻空港への便数が少ないため、多少遠回りになりますが、滞在時間が長くなるとのことでした。
この3月に盛岡に行ったとき、岩手山からの拭き下ろしで、花巻空港で2度もゴーアラウンドしたことを思い出しました。怖かったですよ！
！初めての経験でした。この旅行記では、3月の旅行の様子も今回の旅行記に併記していこうと思っています。それではよろしくお願いいたします。

仙台空港から猊鼻渓まで一直線。まずは、乗船前の腹ごしらえ。「たかこう」という蕎麦屋に入りました。

店内は家族経営なのかこじんまり。芸能人のサイン色紙が並んでいます。待つこと20分。天ぷらそばは、見た目よりもボリュミー。太めの田舎そばです。アツアツのサクサクで、エビもしっかり身太です。観光地価格ではなく900円。良心的なお店でしたので、宣伝しときます。

猊鼻渓　げいびけいと呼びます。猊は、獅子ということみたいです。最初字がを読めなくて知識の無さを痛感。

きんは100歳100歳、ぎんも100歳100歳で一世を風靡したお二人の手形がありました。名古屋の方だと思ってましたが、どんなご縁があるのでしょう。

清き流れの砂鉄の川に～　若い船頭さんが「けいび追分」を歌ってくれつつ川下りを楽しみます。船頭同士の歌の競い合いも面白い。いい声してました。

今日のお宿は、ホテル森の風　鶯宿。ウエルカムメッセージが置いてありましたが、何と達筆なんでしょう！コピーではないので一層感心しました。

ホテルは木の温もりが感じられる開放的なラウンジ

ウエルカムドリンクならぬウエルカムずんだ餅をいただきました。この何とも言えない青臭さが私には合いそうもありません。お好きな方すみません。

まあ、部屋は普通かな！随分昔チックなのは否めません。

松茸の土瓶蒸しの良い薫りで、ビールもすすみました。でも、ドクターストップがかかってるのでほどほどに。

フラワー＆ガーデン森の風　33万球の色鮮やかなイルミンーション。
写真映りは悪いけど、そこそこいけてました。ただ、寒かった！

朝食です。近頃はバイキングスタイルの方が多いけど、やっぱり旅館は膳が似合いますよねぇ！

フラワー＆ガーデン森の風　朝見るとこんな感じだったんですね。

八幡平アスピーテラインはすっかり秋も深まり、既に落葉してしまっています。
もう2週間早ければ、見頃だったかも。

八幡平アスピーテラインは、八幡平を横断する27㎞のドライブウェイ。山腹を縫って走る道から湖沼があったり、晴れていると岩手山も見えるとか。
3月に行った出張で、高速から見えた岩手山はそれはそれは雄大だったのを思いだしました。

ホテル鹿角で昼食休憩です。ここは大湯温泉というとこらしい。ちょっと地図が頭に浮かんできません。やはり、自分でプランをたてないと、どこに向かっているのか、も一つピンときませんわ！

稲庭うどんが本日の昼食です。初めていただきましたが、滑らかな舌触りに、つるつるとしたのど越し。我が家は讃岐うどん派ですが、違った食感が新鮮でした。

ホテルの前にあったみちの駅。ハロインイベントやってました。

昼食後は、十和田湖へ。

十和田湖の遊覧船は、進行方向に向かって右側に座るべし。全ての観光案内が右側の席からの眺めです。奥さんに右側に行こうと言われたのに、意地を張ってしまい、左側席をずーっとキープ。帰路は左側がいいだろうと思うも、湖の中央を走ることに・・・。面目ない！

投稿者です。64歳。やっと第2の人生を踏み出したことを実感しつつある今日この頃です。
毎日、晴耕雨読。現役時代のことは全て忘れて、畑作に勤しんでますので、真っ黒でしょう！？

奥入瀬渓流です。よく耳にしていた場所ですが、初めて目にしましたが、絵画のような風景が広がっていました。少しハイキングして、自然のシャワーを堪能しました。

絵画を描かれている方がいらっしゃいました。お上手です。こんな趣味でもあれば老後は心豊かなんでしょけど・・・。趣味が株、マージャン、競馬、カジノ。こんな趣味しかない私は、今後どうなることでしょうか？

今日のお宿は、青森の馬門温泉の「まかど観光ホテル」です。グーグルマップで情報を取得したところ、陸奥湾の最奥部に位置しています。
陸奥湾でとれた新鮮なお魚をいただけるのでしょうか。

「のへじ祇園まつり」で使う山形山車。祇園というからには、なにがしか京都の祇園まつりに似ているのでしょうか？？祇園囃子といえばコンチキチン。京都での大学生活40数年前に想いを馳せます。

写真を撮り忘れましたが、鮑の酒蒸しは、絶品でした。
青森ヒバの香りがする大浴場。確かに香りは素晴らしいものがありましたが、ヒバの木は滑りやすく、浴場でひっくり返る寸前まで。怪我しなくて良かった！足腰が弱ってきたのかな？

朝食を済ませて、大いに期待していた八甲田山。八甲田ロープウェイの山麓駅に着きました。何か雲行きがあやしい！！

八甲田ロープウエイ。本日は稼働していました。風が強い日は、運休するということです。気温を見てください。3度Cということで、ダウンを着ていても寒かった！

八甲田山でトレッキングを！と思ってましたが、寒くて無理。新田次郎の小説　八甲田山死の彷徨を原作に映画化された高倉健主演の八甲田山。天は我々を見放した・・
雪の進軍、氷を踏んで・・・という軍歌が頭にこびりついています。何十年も前に見た映画なんですけど、、、忘れられません。

山頂にあった樹氷の写真を接写してきました。晴れた日は素晴らしい光景が見れるのでしょうが、吹雪けば樹氷も全く見えず、ブラックアウトしてしまうとのこと。私なんぞは、5分で凍死しそうです。

八甲田山ロープウエイの下りでやっと山麓の風景が見えました。ぶな、しめじなども落葉しつつあります。

城ヶ倉大橋。日本一長い上路式アーチ橋とのこと。ここから眺める八甲田連峰は素晴らしい景色と聞いていたが、あいにくの雨で見えず、残念。

昼食のため、寄ったところなんですけど、憶えていません。何というところでしょうか？

昼食は青森産牛のすき焼き。昔はすき焼きと言えばご馳走だったんですけど・・・
まぁ可もなく不可もなしということで。

中野もみじ山　隠れた紅葉スポットということですが、わがふる里の龍野公園の紅葉谷の方がきれいかも。

流石、林檎の木が沢山あって、もったいなくも🍎が地面に落ちています。リンゴの種類は沢山ありますが、私はサンふじが一番好きです。

本日の御泊りは、つなぎ温泉　ホテル紫苑です。
目の前が御所湖で向こうに見えるのが岩手山です。
ここのお風呂は、素晴らしいと聞いてますので、楽しみです。今夜も畳の部屋での泊まりです。

今日も鮑の踊り食い。1年にそう何度もいただくことはないんですけど、やっぱり美味しいね！流石、老舗旅館ですので、お料理は大変お上品で、薄口の関西人には合いました。

ホテルのロビー階では、盛岡のさんさ踊りをしてました。今年は3年ぶりに開催されたとのことです。路上できれいどころがパフォーマンスする動画を見たことはありましたが、舞台では、やっぱり迫力に欠けることは否めません。しかしながら演者の皆さんは楽しそうでした。明日は、楽しみにしていた重伝建指定の角館です。一応、ここで区切らせていただき、次編に移らさせていただきます。