海&富士山&都会の景色を堪能　ANA468便(那覇→羽田)搭乗記

2022/08/15 - 2022/08/18

ご覧いただきありがとうございます。

沖縄滞在編最後の旅行記です。今回は沖縄から羽田への帰京便の様子です。

今回も窓側席を確保しましたが、沖縄のエメラルドグリーンの海、日本列島各地の地形、更には富士山も見えました。

また、2020年から開始された東京都心を降下する羽田空港への着陸ルートも体験しました。

＜Flight log＞
From 那覇 (OKA)
To 東京/羽田 (HND)
Flight Number ANA(NH) 468
Aircraft B787-9 (789)
Aircraft Registration JA830A
Seat No. 35A

エリア 那覇(沖縄)

2022.8.18
＠那覇空港国内線ターミナル

4日間の沖縄滞在もついに最終日。

最終日は移動＆移動の日です。恩納村にあるホテルから1時間かけて那覇まで戻り、レンタカーを返してから飛行機に乗って羽田に帰ります。

最終日は観光をする余裕はありませんでした泣

那覇空港 空港

那覇空港の国内線ターミナルの展望デッキに来てみました。

展望デッキの眺望はあまり良くなく、ターミナルビルのガラス張りの窓から見る方がいいかも...?と思ってしまいました。

ターミナルビル中央のガラス張りの窓から飛行機を眺めます。

ちょうどJALの最新機種・A350の3号機が離陸していく様子が見えました。

JALのA350の初号機、2号機、3号機には機体側面後方に「A350」と大きなデカールが張られています。

A350の2号機も那覇に飛来していました。

この時期の那覇便は需要も多い為、A350を那覇便に積極導入して最新機種の効果的な宣伝になっているのでしょうか（笑）

A350、乗ったことがないので機会があれば乗ってみたいとずっと思っています・・・

保安検査場を抜ける前に昼食を調達。

飛行機好き(特に修行僧:上級会員を目指して飛行機に乗りまくる人)にも人気な「ポーたま」へ。

沖縄の名物、ポーク卵おにぎりを注文を受けてから作ってくれます。

沖縄でしか味わえないかと思っていましたが、今年の9月に東京・八重洲ミッドタウンに店舗がオープンしたとのこと。(今度行ってみます...)

保安検査場を抜けて、制限エリア内へ。

那覇空港の搭乗口周辺は窓が多いので、飛行機を間近で見れます。

LCC(格安航空)・ピーチの飛行機が止まっていました。

ピーチはANA系列のLCCなので、ANAのコードシェアで乗れたりしますが、一度も乗ったことがありません汗

いよいよ出発時刻が迫り、飛行機に搭乗します。

今回乗るのはANA468便、東京羽田行き。

機材はB787-9 (JA830A)でした。

当該機材(JA830A)は、ANAで導入された-9の初号機です。

-9は、最初に導入された787-8の胴体延長型で、より多くの乗客を運ぶことができます。

今回は翼より後ろ側の窓側席35Aを指定。

飛行機に搭乗するときはできるだけ窓側を指定することにこだわっています・・・

定刻より5分ほど遅れてプッシュバックを開始。

JAL系列JTAのジンベイザメジェットも見れました。

滑走路がターミナルの目の前なので、すぐに離陸してしまいます。

離陸滑走を開始しました。

那覇空港には滑走路が２本ありますが、基本的にターミナルに近い側を離陸用、遠い側を着陸用に使い分けています。

沖縄の街を眼下に見ながら高度を上げていきます。

沖縄本島を一旦南下し、旋回して北上します。

旋回中に那覇空港と那覇市街地が見えました。

うるま市上空を旋回しながら飛行中

真下にはエメラルドグリーンの海が・・・

浅瀬を横切る橋は、「海中道路」。実際はほとんどの区間が地続きですが、両側に海が広がるので海上を走行している気分になれます。

海中道路 名所・史跡

沖縄本島の北端上空までやってきました。

沖縄本島の北部は観光開発があまりされておらず、沖縄固有の美しい自然が残るエリア。

やんばる国立公園として貴重な自然の生態系が保存されています。

上空からでもわかる遠浅のビーチが広がるのは与論島。

沖縄本島から北に約20kmの位置にありますが、鹿児島県の島です。

白い砂浜と青い海のコントラストが素敵なビーチ、「百合ヶ浜」がとても綺麗で、是非行ってみたい離島のひとつです。

ここでドリンクサービスが始まったので昼食タイム。

那覇空港で購入したぽーたまとANAのコンソメスープを頂きました。

卵とスパムというシンプルな組み合わせですが、間違いない美味しさでした。

沖縄に来たらまたぽーたま食べたいですね～～

太平洋上を飛行し、しばらくすると四国が見えてきました。

太平洋に突き出ている岬は、「室戸岬」

室戸岬は台風が頻繁に通過するコースに近い為、台風のニュースでよく耳にしますね

室戸岬→紀伊水道→紀伊半島上空と飛行し、下に見えるのは三重県の伊勢志摩周辺。

三重県もリアス(式)海岸が有名で、真珠の養殖が盛んです。

リアス海岸は狭い湾が複雑に入り組んだ地形で、波が穏やかなため、養殖に適した環境になっています。

紀伊半島を越え、再び太平洋上を飛行していると見覚えのある地形が・・・

中央に突き出た地形は、静岡県にある御前崎。このあたりは台地状の地形(牧之原台地)でお茶の栽培が盛んな地域です。

御前崎→駿河湾→伊豆半島上空を飛行中

この経路で進行方向左側の窓側席に座っているので、もしかしたら見えるかな...?と思ったらやっぱり見えました！！

中央にポツンとそびえ立つ「富士山」がはっきりと見えます。

富士山は雲に覆われてはっきり見えない日も多いですが、今日は晴れていて綺麗に見えて良かったです

CAさんからの富士山が見えるとのアナウンスがあり、一斉にカメラのシャッター音が鳴りました(笑)

なんだか東海道新幹線の新富士駅周辺を走行しているときと似ていますね～

富士山が見えるとカメラで撮りたくなるのは皆さん同じようです笑

富士山を見ながら伊豆半島→相模湾→房総半島上空へと飛行

もうそろそろ羽田空港へ進入を開始しますが、ここからが今回のフライトのハイライト。

今回のフライトの羽田空港進入経路は、都心上空を縦断する経路。

眼下スレスレに都心のビル群を眺めながらの着陸となるので最後までわくわくが止まりません。

今回の進入経路をFlightradar24で見てみます。

南からやってきた航空機は房総半島を北上し、千葉市上空で西に進路を向け、一旦埼玉県川口市上空まで向かいます。

埼玉県上空で南に旋回し、池袋、新宿、渋谷の副都心のちょうど上空を降下しながら通過し、羽田空港に着陸します。

新しい着陸ルートは羽田空港の着陸回数を増やすために2020年から設定が開始されました。

南風、好天、15~19時の3条件が揃わないとこの着陸ルートは使われないので、狙って乗るのは意外と難しいかもしれません・・・

※こちらのサイトで詳しい飛行経路を地図上で確認できます
https://storymaps.arcgis.com/stories/176f9919c0b44f34ae4545c2a67445b4

千葉市上空で西に旋回しました。

ちょうど幕張新都心や京葉線の海浜幕張駅付近が見えますね。

手前の大きな川は江戸川、奥の大きな川は荒川です。

江戸川と荒川の間に蛇行している中川と新中川もあり、この辺りは河川が多いことが分かります。

左に流れるのが荒川、右に流れていくのが隅田川です。

荒川と隅田川が分岐する奥にひときわ目立つタワーが・・・

高さ634mを誇る東京スカイツリーが上空からよく見えます！！

川口市上空でいよいよ進路を南に取ります。

スカイツリーや東京のビル群が見えてきました。

荒川を越えて東京都上空に入ります。

この辺りの高度は5000ft(1500m)ほど。羽田空港着陸まで約3.5°の降下角で降下していきます。

この降下角は結構急な角度のようで、都心上空で一気に急降下していきます。

池袋上空を通過。池袋駅の北側にある清掃工場の煙突が目立ちますね

池袋上空では高度約4000ft(1200m)。この先新宿、渋谷上空を通過しますが、今回着陸するC滑走路への着陸経路はちょうど新宿駅の真上を通過します。

恵比寿、広尾上空を2500ft(900m)ほどで降下中

スカイツリーと東京タワーの2つのタワーを同時にパシャリ。

写真が縦長なのは、スマホで動画を撮りながら写真を撮影しているためです（汗）

品川駅上空に差し掛かり、いよいよ着陸の寸前になりました。

中央にはレインボーブリッジが見えます。

新宿上空から羽田空港着陸までの景色を動画に取ったのでぜひご覧ください。

スカイツリー、東京タワーはもちろん、皇居や丸の内のビル群、レインボーブリッジなどが見え、物凄く見ごたえのある動画になっています。

https://youtu.be/i_8b3pf8z24
※赤ちゃんの泣き声が入っているので音量を下げてお楽しみ下さい

無事に羽田空港のC滑走路に着陸しました。

噂には聞いていましたが、東京の都心上空を通る着陸ルートは圧巻でした・・・

C滑走路はANAの国内線が発着する第2ターミナルからすぐなので、滑走路を出てすぐに駐機場に入りました。

最後にB787-9の機内をパシャリ。

今回は窓側席だったので景色を眺める時間が多く、暇つぶしに困りませんでしたが、それ以外の座席だと那覇-羽田便は3時間弱のフライトなので、暇を持て余してしまいそうです・・・(機内wifiがありますが、回線が遅いのでYoutube等の動画視聴は厳しいです汗)

個人モニタがあれば映画が1本見れるくらいの時間なので、B787の国内線仕様機にも個人モニタの設置が進めばいいなぁと思います。

羽田空港の第2ターミナル、到着フロアに来てしまいました

毎回ここに来ると旅が終わってしまったんだぁと少し寂しい気持ちになります。

後は預け手荷物を受け取って帰るだけですからね...

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

預け手荷物を受け取って外に出てきました。

これにて今回の沖縄旅行は終了。後は自宅へ帰るだけです・・・

旅の終わり、帰りのフライトでしたが、沖縄の美しい海、富士山、都心上空の景色を堪能できたので、もしかしたら沖縄滞在で一番テンションが上がったかもしれません(笑)

旅の一番の楽しみを最後に取っておくのは、旅行を最後まで楽しみ、また行きたいなぁと思えるのに重要なことなのかもしれません・・・

(ちなみに、2か月後にはまた羽田空港から飛行機に乗っているのでその様子は後日お届けします...)

最後までご覧いただきありがとうございました。