2022/11/07 - 2022/11/08
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公共交通トラベラーkenさん
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この旅行記のスケジュール
2022/11/08
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名鉄瀬戸線大津町駅跡
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電車での移動
高岳駅(地下鉄桜通線)⇒名古屋駅(地下鉄東山線)⇒亀島駅
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旧豊田商会事務所
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トヨタグループ館
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電車での移動
17:08名古屋発 こだま740号 19:29新横浜着
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この旅行記スケジュールを元に
2022年11月7日(月)~8日(火)の1泊2日で名古屋旅行に出かけました。今回は名古屋市内をひたすら歩き回って古い町並みや近代の名建築を訪ねます。
定番の有名観光スポットから、あまり観光客の訪れないディープな名古屋まで、いろいろ取り揃えた旅程になっています。
旅行2日目は名古屋市市政資料館から文化のみちエリアの名建築めぐり、そしてトヨタ産業技術記念館とノリタケの森の見学です。
特にトヨタ産業技術記念館の充実度にはびっくりしました。企業系博物館の最高峰だと思います。
歴史、文化、経済、色々な面で見どころの多い大都会名古屋を満喫した1泊2日旅行でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 新幹線 私鉄 徒歩
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ホテルの朝食バイキング。
アジアからの団体旅行客が来ていたようなので混雑を予想していましたが、そんなこともなくゆったりと食べることができました。
食後すぐにチェックアウトして徒歩で観光開始です。 -
伊勢久株式会社本社社屋。
昭和5年建築。伊勢久株式会社は宝暦8年(1758年)に「伊勢屋久兵衛」の屋号で薬種問屋として創業しました。伊勢久株式会社 本社社屋 名所・史跡
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その隣にある愛知県庁大津橋分室。1933年(昭和8年)竣工。伊勢久株式会社本社社屋と並んでひときわ目立つ近代建築です。「愛知・名古屋 戦争 に関する資料館」として運営していますが、まだ時間が早くて開いてませんでした。ちなみに令和4年11月9日(水)から11月17日(木)までの間、常設展示及び企画展示の資料入れ替え並びに資料整理のため臨時休館になっています。
愛知県庁大津橋分室 名所・史跡
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昨日も見た愛知県庁。帝冠様式の代表的建築です。
愛知県庁本庁舎 名所・史跡
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名古屋城の外堀を渡る大津橋のたもと、名鉄瀬戸線大津町駅跡があります。
鉄道にあまり興味が無いのであまり面白さは理解できませんでした。 -
いまでも名古屋鉄道(株)の私有地になっているようです。
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外堀通りを少し歩きます。
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この辺りは何となく小屋がけしたくなる道のようです。
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すこし紅葉した街路樹。
あまり鮮やかな色は出ないようです。 -
愛知県庁の裏側の道を通ります。
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名古屋市市政資料館に到着。
ここに来るのは10年振り、2度目の訪問になります。名古屋市市政資料館 美術館・博物館
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名古屋市市政資料館の前にある長屋。
司法書士事務所になっているようです。 -
名古屋市市政資料館に入ります。
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1922年(大正11年)に建設された旧名古屋控訴院地方裁判所区裁判所庁舎を利用した施設です。
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10年前の記憶がほとんどないので、新鮮な気持ちで見学できます。
ちょうど創建100年を記念して、100年前の漆喰天井飾りの特別展示やドローン映像の上映が行われていました。 -
地下に行ってみます。
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留置所を見学できます。
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やはり玄関が一番ゴージャスです。
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中央階段を登って上階を見学します。
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中央のステンドグラス。
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天井もステンドグラス。
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会議室。
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明治憲法下の法廷の様子。
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これだけの建築が無料で見られるのがすごいです。
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近代名建築巡りはだいたい安上がりで満足度が高いです。とてもコスパの良い旅ができます。
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つづいて主税町教会にやって来ました。
カトリック主税町教会 寺・神社・教会
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1887年(明治20年)に設立。名古屋・岐阜地方に初めてカトリックの教えを広めた井上秀斎がテュルパン神父と共に造った教会です。
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教会敷地の庭の隅にあるルルド洞穴。富士山の火山岩を用いて作られています。
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教会のレンガ塀が歴史を感じさせます。
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主税町筋を歩きます。この辺りは豪邸が多いです。
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旧豊田佐助邸。
豊田佐助は、発明王・豊田佐吉の弟で佐吉を支えた実業家です。
豊田佐吉はもちろんトヨタグループの創始者。旧豊田佐助邸 名所・史跡
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建物内を見学します。
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天井に「とよだ」のマーク。
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入口は行ってすぐの応接室は洋風です。
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奥の部屋は和室です。
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庭もきれい。
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お隣の春田鉄次郎邸。旧豊田佐助邸のスタッフに声をかけると鍵を開けてくれます。
旧春田鉄次郎邸 美術館・博物館
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陶磁器貿易商として成功し、太洋商工株式会社を設立した春田鉄次郎が建築家の武田五一に依頼し建てたと言われています。
武田五一は「関西建築界の父」とも言われる日本の建築家らしい。 -
スタッフさんの説明によると、入り口のテラスが特徴なんだとか。
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室内は普通の日本建築でした。
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狭い室内に昭和レトロな物が展示されています。
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襖のデザインが面白い。
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文化のみち橦木館
橦木館カフェ グルメ・レストラン
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輸出陶磁器商、井元為三郎によって建てられた家です。
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テラスに差し込む日差しがいい感じです。
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貸し室として、各種展示会などに利用されているようです。
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庭を囲むように洋館、和館、茶室が配置され、その北側に建つ二棟の蔵が建っています。
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ちょうど和服の展示が行われていました。
すごくきれいです。 -
どんどん行きます。文化のみち二葉館(名古屋市旧川上貞奴邸)。
文化のみち二葉館(名古屋市旧川上貞奴邸) 名所・史跡
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ここは「日本の女優第1号」の川上貞奴と「電力王」福沢桃介が、大正時代に居住していた和洋折衷の建物です。
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エントランス。
螺旋階段が目を引きます。 -
大きなステンドグラス。
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大正時代のモダン建築。
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和室もあります。
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分電盤。
電力王の家だからかどうかは不明。 -
螺旋階段の曲がりが独特です。
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2階には郷土ゆかりの文学資料として、城山三郎関連のものが展示されていました。
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文化のみちの中ではここが一番見ごたえがあったと思います。
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主税町長屋門。
江戸期のもので、当時の位置に残る名古屋城下の武家屋敷の長屋門です。
あまり興味がないので、先に進みます。主税町長屋門 名所・史跡
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屋根神ではないですが、秋葉神社・津島神社・熱田神宮の神様を祀っています。
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名古屋陶磁器会館。
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その向かいにある「ばんぶう」という喫茶店。
ここで昼食という計画でしたが、朝食を食べ過ぎてお腹が空かないので省略です。 -
名古屋陶磁器会館に入ります。
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展示室があるのですが、展示替えの為休館中でした。
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ここは1932年(昭和7年)に建てられて、かつて名古屋陶磁器貿易商工同業組合の事務所として使用されていました。
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廊下などの共用部と、陶器の販売を行っているエリアだけ見学させてもらいました。
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今日は朝からオシャレ建築三昧で、もうお腹いっぱいという感じです。
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箸休め。
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箸休め その2
江戸っ子食堂 グルメ・レストラン
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マンホールに謎の文様が刻まれています。
宇宙人的なものだと思います。 -
時宗稲荷大明神という碑が建っていますが、神社らしきものはありませんでした。
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この中に神社があるのかも。
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高岳駅から地下鉄で移動です。
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名古屋駅で東山線に乗り換えて亀島。
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トヨタ産業技術記念館めざして歩きます。
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途中にあった延命地蔵。
特に面白みはないようです。 -
トヨタ産業技術記念館に到着
トヨタ産業技術記念館 美術館・博物館
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旧豊田商会事務所。
豊田佐吉が自動織機と環状織機を本格的に発明・研究するため、明治35年に設立した会社。 -
トヨタグループ館。
1925年に建て替えられた旧豊田紡織本社事務棟を当時の状態に修復したもの。
内部見学が可能です。 -
巨大なタイムレコーダ。
アマノ製としては現存する最古のものです。 -
トヨダのマーク。
先ほど旧豊田佐助邸でも見てきました。 -
トヨタ産業技術記念館に入ります。
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繊維機械に関する「繊維機械館」と、自動車に関する「自動車館」の二つの展示エリアがあります。
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先ずは「繊維機械館」。
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日本昔話に出てきそうな糸巻器から。
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巨大な紡織メカまで。
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様々な国の機械が並んでいます。
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いまでも使えそうなくらいピカピカな状態です。
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解説スタッフによる実演もあります。
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高速で噴出する水流を利用して横糸を挿入する織機。
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コンピュータ制御の織機。すごいスピードで織り上げていきます。
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ロボ。
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自動車エリアにやって来ました。
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ミニカーではありません。
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ロボットアームによる車両の組み立てを実演してくれます。
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やはり古い車の方がデザインが美しいと思います。
本気でこの博物館を見学しようと思ったら、丸1日かかりそうです。 -
隣にあるイオンモールで遅めの昼ご飯にします。
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スガキヤ発見。
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スガキヤ最高。
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ノリタケの森に来ました。
ノリタケの森 美術館・博物館
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ノリタケの前身である日本陶器合名会社の赤レンガ製の工場建物群を利用した施設です。
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当時の窯や煙突がオブジェとして残っています。
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敷地内にはたくさんの木々が植えられていて、都会の自然公園みたいになっています。
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赤レンガ棟。
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ノリタケの森ギャラリー。
絵画展が開催されていました。 -
ほんのり紅葉した樹木が美しい。
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ウェルカムセンター。
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ノリタケの歴史について勉強できます。
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①ノリタケが人名ではなく、地名由来であるという事実。
②トイレで有名なTOTOも日本陶器合名会社の製陶研究所が母体となっていること。
とりあえずこの二つのことがわかりました。 -
ふたたびイオンモールに戻って来ました。
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ちょっと甘い物を食べます。
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フルーツサンドのクレープ。
歩き疲れて甘いものがとても美味しく感じます。 -
これにて名古屋1泊2日旅行は終了です。
イオンモールでいろいろ買い込んで新幹線で食べました。
2日間歩き続けて足が痛いです。 -
そういえばこの日は皆既月食でした。
家に帰るころには月が丸く戻りかかっていました。
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旅行記グループ 2022年11月7日~8日 名古屋街歩き
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