2022/10/27 - 2022/10/28
4659位(同エリア10249件中)
りんさん
今年の冬、小出から只見線に乗り通そうとして、計画した2回とも事情でドタキャン。
2度あることは…、で今回も行けるかハラハラしたけど、無事只見線に乗りに行くことができました。
ただし、今回は全区間再開直後とあって、只見線が尋常じゃなく混んでいるらしい。だけどこの機会を逃すといつ来れるかわからない。
そんな時に目にしたのが会津バスの「奥会津ぶらり旅」という、只見線沿線を走るバスのフリーパスと、温泉や渡し舟がセットになったチケット。
運転再開区間は行けないけど、奥会津と只見線を楽しむのにめちゃ優れもののチケットです。
さらに現地でレンタサイクルを借りて、只見線、自転車、バスを駆使して奥会津を楽しんできました!
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両親との山形旅行を終え、私は郡山で途中下車。
郡山駅、初めて来たけどでかい!!仙台くらいでかい。
ここから磐越西線で会津若松に向かいます。電車は通勤や通学の人で結構混んでる。
結構混んでるけど、ボックスシートは斜めに座って、隣には堂々と皆さん荷物を置いている。立っている人も、その荷物どかしてください、とかいう人はいない。
この座り方、福島ルールなのかしら。郷に入っては郷に従えで、私も斜めに座って荷物は隣の席に置いた。
会津若松までは1時間半弱。でも夜なので外は見えないし時間以上に長く感じる。 -
会津若松到着。
駅は只見線再開を祝うのぼりやオブジェでいっぱい。
ホテルは駅前フジグランドホテル。このホテルよかったです。
女性向けにシートパックや基礎化粧品が入ったポーチをくれたり、何と言ってもすぐのところにある富士の湯っていう温浴施設がただで使えるんです。
明日は朝早いので、富士の湯は明日にとっておいて、この日はとっとと寝ます。
朝。
6時08分発の只見線に乗ります。
只見線は再開当初から首都圏の電車なみに混んでいるというSNSをいやというほど見てきた。立ちは嫌なので早めに行って並ぼうと思うが、あんまり早く行っても寒いし、5時半にホテルを出ることにした。
外は霧で真っ白。 -
駅にはもう20人くらいの人が並んでいる。なぜかたくさん並んでいる列と数人しか並んでない列がある。数人の列の人に聞いたら、あちらは団体さんじゃないですかね、って言われた。なので私は短い列に。4番目だったかな。これなら座れるでしょう。
5時半に並んで5時45分入線。
1両だけど進行方向窓側に座れました。
私より前に並んでたお兄さん、進行方向逆に座ってたけど、それをねらってたのか、単に間違えただけなのか・・。 -
第一只見川橋梁の上から。
減速してくれます。
この頃にはようやく霧がはれました。
水面に映り込んだ雲と、山の低いところに残っている霧がものすごくきれい。
会津西方でおります。
この先、小出まで行く人が多いと思う。途中で降りる私の席は我先にと誰かが座ると思ったら、誰も座らない。まさか本当に下りるとは誰も思ってないのかしら。 -
窓の曇りを一緒に拭いて、変に一体感の出た同じボックスだったおじちゃんたちに手を振って今日の1本目をお見送り。
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会津西方駅
なぜ、ここで下りたって?
まだ時間も早いし、隣の会津宮下まで歩くんですよ。 -
少しして上りの車両がきます。
第二只見川橋梁でもとれたんだけど、せっかく降りたので会津西方駅付近で今日の2本目。 -
三島大橋。
赤い橋が美しい。 -
今日もいい天気
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宮下アーチ3兄弟
国道、県道、只見線のアーチ橋が3つ一緒に見れます。
ここはまたあとできます。 -
会津宮下駅まで来ました。
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午前中は三島町観光交流舘からんころんさんでレンタサイクルを借ります。
予約してありますか?って聞かれて焦ったけど、予約してなくても借りられました。
4時間500円で電動アシスト自転車が借りられます。
さあ、三島町のサイクリングに出発!
の前に、列車が来る時間なので写真を撮りに行きます。 -
今日の3本目
会津宮下駅手前で下り列車を撮りました。
なにげに今回の旅行で一番気に入った1枚。 -
会津宮下駅停車中
この時間は2両編成なんですね。 -
急いでアーチ3兄弟に向かって、今度は上り列車をパチリ。今日の4本目。
三脚おじさまが二人いました。
二人とも寡黙。
紅葉と少し残っている霧がきれいでした。
次の列車までは時間があるので、からんころんさんでもらったパンフレットに載っている3時間コースのサイクリングに行ってみます。
かなりの坂道ですが、山道でも電動アシスト自転車ならスイスイ。
しばらく山道を行くと、色鮮やかな菊の畑がありました。 -
おじさんがふたりテントにいて、コーヒーどうぞって書いてあったので図々しくお邪魔しました。
ドラム缶ストーブっていうんですかね、これで暖を取りながら沸かしたお湯でコーヒーを入れてくださいました。
しばしおじさんたちと談笑。 -
おじさんたちとお別れして自転車を走らせていくと歳時記橋というのが。
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第2橋梁が見えます。
ここからの眺めもめっちゃよかった。 -
稲架掛け。
いい景色だ
自転車サイコー -
えっちらえっちら自転車こいで、道の駅みしま宿へ。
世界的な超有名スポットです。 -
朝渡った第一只見川橋梁を見渡せるところに行きます。
登り口。 -
すっごい急な階段
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一番上のDポイントまできました。
どれだけここに来たかったことか!
川にくっきり橋が映っています。
ここで、普段は会津鉄道を走っているお座トロ列車が臨時列車として走るのを待ちます。
Dポイントには三脚おじさまが一人がいました。
お座トロ待ちますか?って聞いたら、臨時列車の事は知らなかったそうで、電車来るんですか?!じゃ、待ちます!って。
このあと来た人たちにもそのおじさんが、臨時列車が来るそうですよ~って教えてあげてました。
ただ臨時列車なのでいつ橋を通るかわからない。
私にたかってきたアブと戦っていたら汽笛の音が。いやー!アブどっか行って~! -
今日の5本目。下りのお座トロ列車。
アブのせいで撮りそこなうところだった…
無事列車通過を見届けたら、会津宮下に戻ります。
帰りは下り坂が多いので楽ちん! -
途中の橋で。
ん?この景色どっかで見たぞ。
今朝見たアーチ3兄弟です。てことは今私は3兄弟のうちのひとつにいるのね。
一番下だから3男といったところか。
予土線だったら0系新幹線のアイツだな・・。(くだらな) -
会津宮下駅に戻ってきました。
サイクリングめっちゃ楽しかったです。
会津宮下のあたりは黒い看板に書いた屋号が軒下にかかってます。 -
お腹すいたし、このあとどこで食べられるかわからないので中野家さんというお店で会津地鶏の親子丼をいただきました。
なんだかとっても賑やかな装飾の店内でした。
中野屋さんの屋号、なんて読むんでしょうね。
自転車をからんころんさんに返して、もう一度道の駅みしま宿に今度は徒歩で向かいます。
なんで徒歩かというと、みしま宿から出る今回の旅の目玉のバスに乗るためです。
さっき自転車で通ったので道はわかってるけど、早足で歩いて25分。結構遠かった・・。
早足で歩いた理由は、第一橋梁を通る次の列車を見るため。(またかい) -
もうD地点に行く元気はないので、一番下のB地点で今日の6本目。
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ズームしてみた。
今書いてて思ったんだけど、なんで一番下なのにB地点なんだろう・・。さらに下のA地点がどこかにあったのか・・。
午後はバスと只見線を組み合わせて只見線沿線を下ります。
会津バスさんが、奥会津を周遊してるバスのフリーパスと、渡し舟をセットにしてる最強チケットを期間限定で発売しています。ほんと最強チケットです。
バスはフリーパスになっていて、自分で自由にプランが組めます。
このチケットを買うのに、会津バスさんの神対応があったんです。
私は朝一の只見線で会津西方まで来る予定にしていました。会津若松の会津バスの営業所は7時オープン。チケットが購入できない、と悩んで事前に問い合わせしたら、宿泊するホテルに事前にバスのチケットを届けておいて下さる、というのです!こんなケースは初めてなんですが、とおっしゃっていましたが、本当に助かりました!
会津バスさん!ありがとうございます!(届くかな・・。)
みしま宿の駐車場にいたバスに乗って、運転手さんにこの後の予定をだいたい伝えます。
乗客は10人くらい。
こんな最強チケットもったいない・・。 -
向こうに見えるのは多分第3橋梁。
スノーシェッドの間にビュースポットがあるとのことだけど、とても歩いて来れる場所ではないので、あきらめた場所。 -
早戸駅でバスを降りて、霧幻峡の渡し舟へ。
この渡し舟、通常は6000円とかするんですよ。それがバスのフリーパスとセットで3500円!このプラン見たとき目を疑いましたよ。 -
紅葉を見ながら船頭さんと楽しいおしゃべりをして、只見川をくだる。
こんな贅沢がバスとセットで3500円!(しつこいか…) -
船頭さんはイメージと違って若いお兄さん。
一緒に舟に乗った方たちも静かにお話しされる方たちで、すごくいい雰囲気で楽しめました。 -
ほおずりしたくなる水面。
40分弱の舟旅です。
ここは霧が有名で、写真愛好家の方は、撮影のために無人の舟を予約したりするんだって。で、その写真が賞をとったり、ポスターになったりもするそうです。
舟を降りたら、今度はまた只見線に乗って会津中川を目指します。
会津中川駅から会津川口駅まで歩いて、途中大志集落を見る計画。 -
最高の景色の中にある早戸駅
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船頭さんが舟を回しているのがあまりにも絵になっていたのでパチリ。
早戸駅で下り列車を待っていたけどなかなか来ない。
そのうち逆方向から汽笛の音が聞こえました。 -
おっと、予期せず現れた上りのお座トロ列車!
今日の7本目になります。 -
お座トロがいってからもしばらく乗りたい下り列車は来ず、結局15分遅れくらいかな、ようやく来ました。今日の8本目。
列車のなかは大混雑です。SNSで目にしていた混雑ぶりです。
只見線狂騒曲。
くたびれて床に新聞広げて座っている人もいる。 -
会津中川で下車。
車内が混んでいて、整理券も取れなかったし、どうやって運賃を払えばいいかわからない。
そしたら乗客のおじさんたちが運転手さんに渡せばいいよ、と教えてくれました。
運転手さんは「車掌に渡しておきますね」と言って受け取ってくれたけど、ホントにこれでよかったのかな。。 -
会津中川駅
味のある駅舎。 -
まっすぐな線路。
列車が遅れたので会津川口まで歩くのは止めにして、道の駅 奥会津かねやまで買い物をしてバスを待つことにしました。
道の駅についたら、さっきのバスがちょうど道の駅を出るところで、運転手さんがわざわざバスを止めて「乗る?」と聞いてくれました。
なんて親切!会津バスさん!
買い物もしたかったので、ここで待ってまーす、と言っていったんバスは見送り。
後から考えたら、このバスに乗っていればバスから大志集落が見れたかもしれない・・。
ま、旅に後悔はつきものです。。。 -
ザ、日本の原風景、といった感じ。
さっきの船頭さんは「コンビニに行くのに車で30分かかりますが、特に困ることはありませんよ」と言っていた。
本当に素敵だった奥会津。
数年越しの思いで、ようやく来れた奥会津は景色も人も最高でした。
帰りは会津バスに乗って会津若松駅まで。
乗客は4人でした。
いろいろめぐった場所を振り返りながら帰ります。
帰りは郡山から名古屋まで夜行バス。
余談だけど、郡山駅のバスのロータリーはかなりアグレッシブにバスが入ってきて、見ていておもしろかったです。
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