2021/10/02 - 2021/10/02
347位(同エリア1043件中)
みーみさん
この旅行記スケジュールを元に
阪神地域のオープンミュージアム=美術館などが無料で開放されるイベントがあり、芦屋にある美術館・記念館を訪れてきました。
大阪と神戸の間にある阪神地域は昔から阪神モダニズムという独特の文化が育ったところでもあり、今でも美術館などが多くある文化の香のする地域で、
美術館などは住宅街の中に静かにたたずんでいます。
阪神モダニズム文化の拠点として、後に深江文化村と呼ばれた場所にも行ってみました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
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まず最初に訪れたのは、阪急電車の芦屋川駅からほど近い所にある俵美術館です。
俵美術館 美術館・博物館
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俵美術館は矢立のコレクションで有名です。矢立てとは炭壺と筆といった昔の携帯用筆記用具です。
俵美術館 美術館・博物館
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イチオシ
基本は筆と炭壺という実用品ですが、職人がいろいろと工夫したのでしょう、材質やデザインがどんどん広がっていって、立派な美術品になっていきました。
こららは三味線や琵琶などの楽器を模した矢立て。俵美術館 美術館・博物館
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拳銃の形をしたものまでありました。
俵美術館 美術館・博物館
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これも携帯用なんでしょうか、扉付きの小さな棚に、それぞれ引き出しがはいるようになっています。
俵美術館 美術館・博物館
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矢立て以外に、根付など、江戸時代の様々な工芸品のコレクションが展示してありました。
美術館の大きさや展示数がほどよく、とても見やすい美術館でした。俵美術館 美術館・博物館
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これは煙草入れです。
俵美術館 美術館・博物館
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芦屋川沿いを歩いて南にくだります。
この橋は業平橋と言い、あの在原業平に因んでつけられた名前です。
業平が主人公のモデルと言われる男がこの付近に住んだという記述が「伊勢物語」にあるそうです。芦屋川 自然・景勝地
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芦屋は海に向かってなだらかな下り坂になっているので、山の手側から海に向かって歩いて行くと下り坂で楽です。
芦屋川 自然・景勝地
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イチオシ
芦屋川河畔に佇むカトリック芦屋教会。
芦屋川 自然・景勝地
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芦屋川沿いにずっと下ると、芦屋川西側の住宅地に虚子=高浜虚子の記念文学館はあります。
虚子記念文学館 美術館・博物館
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高浜虚子や雑誌ホトトギスの資料などが展示されていましたが、撮影は禁止。
地下のホールでは句会が催されていて賑やかでした。虚子記念文学館 美術館・博物館
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雑誌「ホトトギス」の表紙ために小倉遊亀の描いた原画と雑誌「ホトトギス」が展示されていました。
虚子記念文学館 美術館・博物館
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虚子記念文学館からほどちかいところに深江文化村と言う場所があります。というか、かつてありました。
旧深江文化村近くの公園に写真や地図入りの文化村の説明文が設置してありました。 -
大正後期、資産家や医師、建築家がタッグを組んで理想的な住環境を目指して、芦屋の深江南町に住宅地を建てました。
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深江文化村は後年の呼び方でしょうが、写真のように芝生を取り囲んで13軒の洋館が建っていました。
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現在はそのうち、2棟だけがかろうじて残っており、共に登録有形文化財に指定されています。
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登録有形文化財。
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道路の真ん中に松が残っています。たぶん、昔からある木なんでしょう。
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深江文化村には白系ロシア人(実際にはウクライナからの人が多かったようです)の音楽家たちが住み、阪神モダニズムの舞台ともなりました。
大阪フィルハーモニーの指揮者だった朝比奈隆や、服部良一はエマヌエル・メッテルを師とし、夭折の音楽家貴志康一はウェクスラーにバイオリンを習いました。貴志康一に関しては、彼の作品「かぐや姫」が湯川秀樹のノーベル賞の登場の際に流されました。当時ヨーロッパでは日本を代表する作曲家と認識されていた人物です。また、日本で最初にストラディバリウスを購入した人でもあります。 -
周辺は今でも当時の別荘地の雰囲気を色濃く残す静かな住宅地となっています。
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イチオシ
浜風のせい?傾いた松が・・。
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蔵のある家や、洋館などもところどころに残っていました。
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一方、芦屋川の東岸の浜町には、昭和6年、滞米生活を経験した施主の自宅と貸し別荘の洋館11棟の「三宜荘」という住宅街が造られました。
その住所のあたりにいってみましたが、大きな老人ホームになっていて、それらしき住宅地の跡は見つけられませんでした。 -
一軒だけ、煙突や丸窓のある邸宅がありましたが、それが三宜荘と関係があるかどうかは不明。
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芦屋公園を歩いて北に向かいます。
芦屋公園 公園・植物園
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芦屋公園は立派な松の木が続いています。
芦屋公園 公園・植物園
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最後に富田砕花旧居を訪れました。
富田砕花は「兵庫県文化の父」と呼ばれる詩人、歌人で、こちらも住宅街の中にさりげなく佇む記念館です。富田砕花旧居 名所・史跡
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富田砕花はこの門屋を書斎としていましたが、谷崎潤一郎も二階を一時期書斎として利用していました。
富田砕花旧居 名所・史跡
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阪神間にはこのほかにも白鶴美術館、香雪美術館,滴翠美術館、芦屋市立美術館などの美術館があります。
富田砕花旧居 名所・史跡
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