2022/10/08 - 2022/10/10
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ついに、、、念願のワン旅行!
トルコ東部の街ワン(Van、ヴァン)。イラン国境に近いため、イラン人に人気の街で、彼らは主に陸路でワンに観光にやってきます。私も、語学学校時代のイラン人のクラスメイト達に「ワンは素晴らしい街だ!」と耳タコレベルで聞いてきて、ずっと憧れていました。
ワンは、トルコで一番大きな湖(ワン湖)があり、そこに浮かぶアクダマル島への観光が人気。左右の目の色が違うワン猫も有名ですね。そして、朝食と言えばワン、街中には朝食屋さんがたくさんあります。
猫が大好きで、朝食も大好き。そんな私にこれ以上ぴったりな街はあるでしょうか。(ありません!)
また、紀元前9~6世紀に栄えたウラルトゥ王国の首都トゥシパがあったのもワン。ワン博物館に展示されている楔形文字の石碑は、かなり見応えがあります。
2011年秋にワンでM7.2の地震が発生し、甚大な被害が出たことも、まだまだ記憶に新しいです。
そして、ワンはクルド人が多いエリアでもあります。
素朴で人懐っこい人が多く、旅行中色々な方に親切にしていただきました。
というわけで、久々に大ヒットな旅先となりました。ワン、オススメです!
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 乳幼児連れ家族旅行
- 交通手段
- 船 タクシー 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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★一日目(土曜日)★
朝の9時40分にワン空港に到着。
この日は、ドライバー付きの車をチャーターして、アクセスの悪い場所をまとめて観光することに。
コースは以下のとおり。
*朝10時、空港発
*ワン湖(アクダマル島)
*昼食
*チャウシュテペ城
*ホシャップ城
*16時頃、ワン市内のホテル着
空港とワン湖は目と鼻の先ですが、海のように広い湖ですから、最初の目的地であるアクダマル島の桟橋まで約30分、湖沿いに車を走らせます。ヴァン・フェリト・メレン空港 (VAN) 空港
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10時35分頃に、アクダマル島への桟橋(Akdamar iskelesi)に到着です。
https://g.page/Granddeniz?share
この桟橋からアクダマル島行きの船が出ていますが、なんと!時刻表がなく、人が集まり次第出航するという、時間が読めないスタイル・・・。
ですが、この時は、私達の到着から5分後の10時40分に出航。
すでにある程度人が集まっていたようで、ラッキーでした。
ちなみに、Grandenizという会社がこの桟橋と隣接するレストランを運営しているようです。船のチケットは往復で65リラ(約520円)。 -
乗客は私達含めて15人程。
思っていた以上に小さな船でした笑。乗り込むのにも一苦労。
目的地はワン湖(Van Gölü)に浮かぶアクダマル島(Akdamar Adası)。
美しいアルメニア時代の教会が残る(それ以外何もない)小さな島です。 -
ワン湖(Van Gölü)
水面の標高:海抜1,650m
面積:3,600平方km
貯水量:607立方km
最大幅:120km
最大浸水:452m
(数字はワン博物館のパネルから拝借)
とにかく大きいです!
琵琶湖の面積が669平方kmですので、約5倍!
約60万年前に起きたネムルト山の噴火で、溶岩がワン湖に流れる河川を塞いだことにより、塩湖となりました。塩分濃度は19パーセント、pH9.8のアルカリ性。
トルコ最大の湖。Soda lakeとしては世界最大だそうです。ヴァン湖 滝・河川・湖
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旅を「冒険」と呼ぶ男、御年2歳8か月。
最近の十八番は「AMBITIOUS JAPAN!」、「さあ冒険だ」、「いい湯だな」です。
でも、着いて早々の船旅はお気に召さなかったようで、max不機嫌。
アクダマル島は足場が悪いので、ベビーカーは置いていくようにとアドバイスされたのですが、ベビーカーが欲しいと癇癪を起こし、やむを得ずベビーカーごとの乗車です。(修行でしかない・・・)
春からトルコの幼稚園(一応英語教育)に通い始めて約4カ月。
この頃の口癖は、「マミィーがいいー!マミィー!マミィー!」
「ノー 〇〇(息子の名前)」、「イエス!」、「ブラボー」、「グッジョブ」、「ウォーター!」、「シーユー」、「レッツ・ゴー!」「クリーンナップ」、「ウォッシュ・ヨア・ヘンズ」とか、ちびっ子なりのサバイバル英語が出てくるようになり、ビビる母です。先生には基本日本語で話しかけてるそうですが。
ちなみにトルコ人のクラスメイトの真似をして、「タマーム(トルコ語でOK)」も言うらしいです笑。 -
アクダマル島(Akdamar Adası)が見えてきました。
程よい揺れが心地よく、息子も途中から寝てしまいました。
雨風が防げなさそうなので、寒い季節や天気の悪い日はオススメできませんね・・・。
一番のオススメは、島全体でアーモンドのピンク色の花が満開になる春。2022年は4月28日に島でアーモンドの花のお祭り(Badem Çiçeği Festivali)が初開催されたようです。
https://www.aa.com.tr/tr/yasam/baharin-tonlarina-burunen-akdamar-adasi-badem-cicegi-festivaline-hazir/2574009アクダマル島 自然・景勝地
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10時40分に桟橋を出発して、11時20分にアクダマル島に到着。
約40分の船旅でした。
戻る便は、12時30分に出航とのことで、島での観光時間は約1時間。
小さな島ですので、教会を見て、周辺の遊歩道を散歩する程度。1時間もあれば十分です。小さなカフェもあります。アクダマル島 自然・景勝地
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入場料を払って(ミュゼ・カルトも可)、島に入ります。
階段が多いし、スロープも石畳風でガタガタで、ベビーカーはオススメできません・・・!
でも、この時、息子が本当に不機嫌で、ベビーカーから降ろすとギャン泣き。
こんなにひどい癇癪は久々で・・・
他のトルコ人の観光客も心配してくれました笑。
やむを得ず、夫がベビーカーを抱えたまま、階段を上ることに。
修行でしかない・・・アクダマル島 自然・景勝地
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島には幾つか船着き場があり、ツアー客の方々も続々と別の船で到着。
アクダマル島 自然・景勝地
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アクダマル島のシンボル
10世紀に建てられた聖十字架教会(アルメニア使徒教会)の遺跡
ワン湖周辺を中心に支配した、アルメニアのヴァスプラカン王国のガギク1世の命で、915年~921年に建てられました。
同じ時期にアニ(トルコ東部カルス)を支配していたのが同じくアルメニアのバグラトゥニ朝。この頃のアナトリア東部を支配したアルメニアのニ大勢力でした。
アニを訪れた時の旅行記↓
https://4travel.jp/travelogue/11745341アクダマル島 自然・景勝地
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教会内部には、フレスコ画が残っています。
保存状態が良いかと言えば、そうでもありませんが。
息子が不機嫌だったので、夫とかわりばんこで見学。
ざっと見て終わりだったので、あまり記憶にないのですが、、、
こちらのサイトに、それぞれのレリーフの説明があるので、読んでから行くと、より楽しめるかと思います。
https://www.akdamarchurch.gov.tr/akdamar-church/church-architecture/reliefsアクダマル島 自然・景勝地
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この教会の感動ポイントは、外壁のレリーフ。
立体的で芸術的、とても見ごたえがあります。
聖人たち、動物たち、植物などが、生き生きと彫られています。
それぞれのレリーフの説明
やはりこのサイトが参考になります◎
https://www.akdamarchurch.gov.tr/akdamar-church/church-architecture/embossments
色々見落としていたことが後で分かってちょっとショック・・・。予習って大事ですね。アクダマル島 自然・景勝地
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私達日本人にでも分かるのは、こちらのシーンでしょうか。
ヘビにそそのかされて、禁断の果実を手に取るアダムとイブ。アクダマル島 自然・景勝地
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この壁の部分ですと・・・
てっぺんにいるのが、聖ヨハネ。
その下にアッバース朝のカリフと思われる人物。
その下の円の中に描かれているのがアダム。
でも、なぜ教会にカリフ(イスラーム社会の最高指導者)がいるのでしょう。
教会建設を命令したガギク1世が、908年にアッバース朝のカリフによってアルメニア王として認められたからでしょうか。当時ライバル関係にあったアルメニアのバグラトゥニ朝に対抗するためのようですが、その後、バグラトゥニ朝のアショット2世と和解し、ヴァスプラカン王国の国王として認められています。アクダマル島 自然・景勝地
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アルメニアにキリスト教をもたらした、聖グレゴリーも描かれています。アルメニア使徒教会の創始者となった聖人です。
アルメニアは301年にキリスト教を国教として認めた、世界最初のキリスト教国です。アクダマル島 自然・景勝地
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正面から見た教会。
トルコで見てきた教会遺跡の中でも、圧倒的に満足度が高かったです。
アーモンドの花が咲く春に訪問できたら最高ですね。アクダマル島 自然・景勝地
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ちなみに、私が「ワンに行きたい!」と思うようになったきっかけは、語学学校のトルコ語クラス。アクダマル島に関する文章を読んだ時に、イラン人のクラスメイト達が「ハーリカ!(素晴らしい!)」と激推ししていたから。
ワンはイランと国境を接する街。実際、ワンはイラン人観光客がたくさんいて、ペルシャ語表記の案内も多かったです。
2021年夏にはタリバン政権の樹立により、アフガン難民がイランを経由してトルコに密入国し、ワン周辺に身を隠していたとのニュースも・・・。トルコはイラン国境にも壁を建設してるんですね・・・。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR25CYG0V20C21A8000000/
話を戻すと、語学学校で読んだ文章にはアクダマル島の名前の由来が。
要約すると・・・
むかしむかし、美しい娘が父親と二人きりでこの島に暮らしてました。娘の名はタマラ(Tamara)。ある日対岸の村に住む青年と恋に落ちます。毎晩タマラが灯すたいまつを頼りに、青年は湖を泳いで島に渡り、二人はこっそり会っていたのですが。それを知ったタマラの父は怒り、阻止しようとします。
ある嵐の夜、タマラの父は娘を装って、たいまつを掲げ、それを合図だと思い込んだ青年が泳ぎ始めると、明かりを消してしまったのです(ひどい!)。真っ暗闇の嵐の中、青年は溺れ、”Ah Tamara... Ah Tamara...”と言いながら、息絶えてしまいます。その声を聞きつけ、事態を理解したタマラも、冷たい湖の中に入っていったのでした。
それ以来、この島は”Ah Tamara”と呼ばれ、それが”Akdamar(アクダマル)”になったそうです。
他のサイトですと、タマラは修道士の娘、青年はムスリムの羊飼いと描かれていました。アクダマル島 自然・景勝地
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帰りの船は、12時30分出発、13時着でした。
ここでも息子はぐっすり眠ってしまい、そのまま昼食をとることに。
ちょうど桟橋の横に大きなレストランが1軒あって、そこはワン湖の魚が名物!
İnci kefalı(インジ・ケファル)
”真珠ボラ”という意味のコイ科の魚で、ワン湖にのみ生息しています。
思っていた程臭くなく、普通に白身魚として美味しくいただけました。ただ、小さな骨が多くて、食べづらかったです。
ドライバーさん含めて、3人分で260リラ(約2,080円)
ドライバーさんに「仕事は結構あるの?」と聞いたら、「全然ないよ!寒くなったら観光客来ないしね!」とのこと。
ワンも冬は寒さが厳しくなるので、温かい季節の観光がオススメですね。 -
ちなみに、ワンの街中には、先ほどの魚の像も。
こういうシュールなご当地像、大好物です。
この旅の一番の後悔は、空港を出てすぐのところにある、ワン猫の像を撮りそびれたことです。
Van Kedisi Heykeli
https://goo.gl/maps/7mCLec2poR1JnSwW7 -
続いて向かったのは、チャウシュテペ城(Çavuştepe Kalesi)。
写真はお城からの眺め。
本当に何もなくてびっくりしますが、これはこれで絶景です。
城跡のみが残る遺跡です。
関係ないですけど、ワンの秋の写真↓
すごく美しいです。こんな感じで、このエリアも羊が放牧されていました。
https://www.aa.com.tr/tr/pg/foto-galeri/202211914115_vanda-sonbahar/146チャウシュテペ城 城・宮殿
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チャウシュテペ城。
紀元前9世紀~紀元前6世紀にかけて、ワン湖周辺を中心に栄えたウラルトゥ王国のお城です。
ウラルトゥ王国最盛期にあたる紀元前8世紀に、サルドゥーリ2世によって建てられました。
全体像はこんな感じ。何か大きなものが建っていた名残はあるような・・・。
高い丘の上にありますが、遺跡の入り口まで車で行けますので、山登りをする必要はありません。チャウシュテペ城 城・宮殿
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ワン博物館にあった、チャウシュテペ城のイメージ模型。
城塞、墓、宮殿、Haldi神(ウラルトゥの戦の神)を祀った寺院などが見つかっています。ワン博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ここでも我が子は超不機嫌・・・
ベビーカーに乗りたい!と癇癪を起こすので、とりあえず乗せて、お菓子タイム。
ベビーカーでは観光できないので、夫とかわりばんこ。
とりあえず、辺境の地まで遺跡を見に来た証を!ということで、城壁をナデナデ。少しは悠久の歴史を感じてくれたでしょうか(親のエゴ笑)。チャウシュテペ城 城・宮殿
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修復作業が途中で放棄されたような状態で、何が古くて、何が新しいのか、よく分からないのがちょっと残念でした。
パネルも何もないので、ガイドさんがいないと、何が何だか分かりません。
でも、ワン博物館にあるウラルトゥ王国の出土品を見た後なら、もっと興味がそそられると思います。チャウシュテペ城 城・宮殿
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一人てくてく遺跡を歩きます。
辺りを見渡しても、誰もいない、何もない、無音の空間。
ちょっと怖かったです。
つまずいて転んだら、この時代にタイムスリップしちゃうんじゃないか的な。
(マンガの読みすぎ笑。ドラマの見すぎ笑。)チャウシュテペ城 城・宮殿
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ワンとお隣のハッカリ県(Hakkari)を結ぶ幹線道路をひたすらまっすぐ行きます。
途中、結婚式の車の列に遭遇。
車列の真ん中辺りに乗車している花嫁が、窓から手を出して、ずっとピースをしてて、ドラマのワンシーンのようでした。
海外で見ると全然重みが違うピースサイン。
想像を駆り立てられてしまう辺境マジックです。
ハッカリはイラク、イランと国境を接するエリアだからでしょうか、厳つい軍事車両と何度もすれ違いました。
最近ワン周辺で行われた軍事作戦、PKK要員の無力化(←トルコに来て覚えた言葉)を狙ったもののようです。
https://www.aa.com.tr/tr/pg/foto-galeri/vanda-eren-abluka-sonbahar-kis-10-operasyonu-baslatildi/146 -
続いては、ホシャップ城(Hoşap kalesi)。
今度はちゃんと形が残っているお城。
オスマン朝時代の1643年にクルド人領主によって建てられました。
ホシャップは、ペルシャ語で「美しい水」の意だそう。
上空から撮った写真がすごくかっこいいです。
https://www.aa.com.tr/tr/kultur-sanat/hosap-kalesi-osmanli-donemine-aittir/882863ホシャップ城 城・宮殿
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「久々の観光客だー!」って感じで、私達が乗るヴァンを見て、少年たちが自転車を全力でこいでやって来ました笑。
城の入り口には、お土産や手作りの品を売る子供たちが6人くらいいました。ちょっと押しが強いですけど、みんな可愛くて良い子でした。
お城の周りにはクルド人の村があるそうです。ホシャップ城 城・宮殿
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「ぼうけんだー!」
この日の終盤でようやく旅のスイッチが入った息子笑。
また癇癪を起こすかと思いきや、冒険モードに入って、自ら城の中に入っていきました。
男の子ってほんと謎~。
城の入り口の写真をアップで撮り忘れてしまいました。ライオンのレリーフが残っていて、かっこよかったです。このお城は見応えがあって、オススメです。ホシャップ城 城・宮殿
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城には管理人さんがいます。
中が暗くて先に進みにくいな・・・と思っていたら、その人が案内してくれました。素朴で良い人でした。
(入場料はないので、何となく代わりにチップを渡しました。帰り際に。)ホシャップ城 城・宮殿
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「ぼうけんだ~!」とはしゃぐ息子。
自分の足でちゃんと歩いてくれました。
少しでも手助けしようとすると「自分でやる!」と言って聞きません。
一日の終わりにやっと、一緒に旅を楽しんでくれました。ホシャップ城 城・宮殿
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所々、管理人さんが解説してくれました。
発掘調査で、180年前のチーズが見つかったとか。
こういう情報大好物です。
お城の遺跡から古いチーズが見つかるのは何気にあるある笑。ホシャップ城 城・宮殿
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ホシャップ城から村の眺め。
ピンクの岩肌の辺りに、古い城壁が残っているのが見えますでしょうか。
帰りに、入り口の女の子から、手作りのミトンを30リラ(約280円)で購入。恐らく手作りの羊毛でごわごわしてて、ある意味高級だし、ある意味野性味あふれる鍋つかみでした。あまり使う気になれないのは事実笑。ホシャップ城 城・宮殿
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ホシャップ城を後にして、ワン市内のホテルまでは50分程の道のり。
16時にはホテルに到着しました。
The Conforium Hotel
https://goo.gl/maps/K1bNpKjXP7bXKbAg7
急遽思い立った旅行でしたので、ホテル探しが難航(全部夫任せですが)。イラン人旅行客で賑わっているためか、満室のホテルが多かったです。
ここも一応5つ星で、十分良かったですし、立地も抜群でした。 -
夕方はホテル前の公園へ。
一緒に旅を楽しみたいものの、癇癪を起こしてばかりで、息子にとってはストレスフルな一日になってしまいましたからね。
Kent Park
https://goo.gl/maps/K1bNpKjXP7bXKbAg7
息子にとっては、公園やお散歩が一番の冒険なんですよね笑
家族連れや若者で賑わう良い公園でした。 -
夕食はこちらのレストランで。
ホテルから徒歩15分程。
Mencel
https://g.page/vanmenceli?share
人気のレストランで、私達が予約なしで訪れた時も満席だったのですが、空いてるスペースに席を用意してくれました。
ここでの食事が素晴らしすぎて、ワン旅行の満足度が一気に爆上がり!
郷土料理の伝統を守りつつも、洗練された味付けと盛り付けで、とにかく美味しくて!!
オススメすぎます。 -
まずは、お通しのヨーグルトスープ(Ayran Aşı)。
息子の分も出してくれました。
もー美味しかったです!!
そもそも、ヨーグルトスープ大好きです。
野草入りで、何となく東部らしい味わい。
スープはトルコ語でチョルバ(çorba)ですが、こちらではアシュ(Aşı)と言うようです。アルメニア国境に近いカルスを訪れた時もそうでした。 -
お通しのサラダや前菜。
トマトとクルミのサラダとか、おしゃれすぎる。
ピクルスも、ディップソースも、全て美味しかったです。
パンも焼き立てがどんどん出てきます。
息子も気に入って食べてました。
息子が大好きなアイラン(塩味の飲むヨーグルト)を注文したのですが、これがワンのアイランで、刻んだネギ入りでした。息子も渋い顔をしながら、ネギを避けつつ頑張って飲んでました笑。 -
Beğendili Bonfile(ベエンディリ・ボンフィレ)
「皇帝のお気に入り」を意味するHünkar Beğendi(ヒュンカル・ベエンディ)という料理のサーロインステーキ版です。
これがすごーく美味しくて感動・・・!
夫とどっちが多く食べたかで一触即発レベル(まぁ私の方が多く食べましたけど笑)。
焼きナスのペースト(でも、ナスがごろごろ入ってて贅沢!)の上に、牛肉がどーん!とのってるお料理。
羊肉じゃなくて、牛肉なのも嬉しい。しかもこの牛肉が美味しい。
トルコを去る前にもう一度食べたい・・・。 -
続いては、Soğan Dolması(ソアン・ドルマス)
ドルマは、ナス、ズッキーニ、ピーマンなどをくり抜いて、中に米や肉などを入れて煮込んだ料理ですが、これは玉ねぎ(ソアン)バージョン!
ドルマも大好物。
玉ねぎは初めてだったかもしれません。甘みがあって美味しかったです。 -
Keledoş(ケレドシュ)
ワンなど東部の郷土料理です。
Ak pancar、Heliz otuなどワンで採れる野草、タイム、ひよこ豆、Çökelekというフレッシュチーズ、牛肉、大麦などなど色々身体に良さそうなものが入ったリゾット的なものです。
これが美味しいんですけど、このお店のものは油っこくって、お腹にずっしりきました。他のお店で食べたものの方があっさりしてて、食べやすかったです。
こういう郷土料理がメニューに色々あったのですが、この日は大盛況で、食べたいものに限って売り切れてしまっているのが残念でした。 -
デザートは、ストラッチ(Sütlaç、ライスプディング)とバクラワ。
ストラッチは、甘すぎず、バニラの香りが効いてて、すごく美味しかったです!バクラワは、通常のものよりちょっと水っぽかったのですが、そのおかげであっさりしてて美味しく感じました。これはこれであり。
お会計は437リラ(約3,496円)。
ちなみに、私が旅先で感動したレストラン(トルコ料理)は基本この3つ。
*ガジアンテップのİmam Çağdaş
https://goo.gl/maps/j1Yc6QwpoyUXJyfi9
*イスタンブールのÇiya Sofrası
https://goo.gl/maps/YhmtS4TkvfwSRxic9
*ワンのMencel
ここ!
そして、Mencelが、ただいま断トツ1位 in トルコです。(注:私の中で)
味も雰囲気も、全て良いです。 -
★二日目(日曜日)★
この日は朝からあいにくの雨。
まず最初に向かったのが、VAN KEDİ VİLLASI(ワン猫の家)。
ユズンジュ・ユル大学(100. Yil Universitesi)の広いキャンパス内にあります。
私達は、タクシーを利用して、ホテルからワン猫の家へ行き、見学中待機してもらい(30分で50リラ(約400円)で提案)、その後ワン博物館まで送ってもらいました。メーターで220リラ+待機50リラで計270リラ(約2,160円)。
というのも、ワン猫の家が大学構内の辺鄙な場所にあって、帰りのタクシーを捕まえられそうになかったためです。大学構内はバスが走っていましたが、雨+子連れなので、利用は断念。
https://g.page/Vankedisi?share
入場料は、3.5リラ(約28円)。 -
念願のワン猫!
きゃー、会いたかったよー!
ワン猫は、ワン原産、左右の目の色が違うオッドアイで知られています。
片方の目が水色で、もう片方が黄色。
オッドアイではなく、両目が水色、もしくは黄色の子ももちろんいます。水色はまさにターコイズブルーで本当に綺麗な色です。
ワン猫は一時絶滅の危機に瀕していたため、国外はおろか、ワン県外への持ち出しも制限されています。その血統を守るため、ユズンジュ・ユル大学内のワン猫研究センターが、保護・繁殖に取り組んでいます。 -
正直、びっくりするくらいたくさんいます笑。
泳ぐのが得意なことでも知られているワン猫。
施設の中には、プールもありました。
写真家の岩合さんが、ワン湖で泳ぐワン猫を撮影したことでも有名ですよね。 -
お外にもたくさんいます!
これだけ白い猫がたくさんいると、ちょっと不気味でした笑。
血統を守るためには、厳重に保護せざるを得ないのでしょうね。ちょっと複雑な気分に。 -
寝床もたくさん!
見た目すごくきれいな施設なんですけど、猫カフェと一緒で、アレルギーの人は本当に要注意。。。
私はこの時期毎日アレルギーの薬を飲んでいたのでギリセーフだったのですが、薬を飲んでいない夫は見学し始めて10分程で鼻水や皮膚のかゆみがひどくなってしまって、かわいそうでした。
息子もこの二日後にひどい鼻づまりになってしまって、もしかしたら猫と関連があるかもしれないし、ただの風邪かもしれないし・・・。 -
ワン猫の家は、お土産がすごーく充実していて、猫好きには沼です!
マグネットやキーホルダーも可愛くて、商売上手。
可愛いワン猫のぬいぐるみ(ここだけじゃなくて、ネットでも買える笑)は、息子とお友達に。
夫も日本のお土産用に大量に買っていて、お会計が700リラ(約5,600円)を超えた時は、衝撃でした笑。どっぷり沼りました。 -
私達の他にも、地元の家族連れが何組が来ていました。
売店でエサを買うと、中で餌やりができるそうで!なぬー!
我が家は、この時すでに、夫がアレルギーで瀕死だったので、断念。
ワン猫と触れ合ってる子供達を眺めるだけで、心が癒されました。来てよかった・・・笑。 -
次は、ワン博物館。
タクシーとはここでお別れ。
2011年の地震で破損したため、移転して、新しくなったそうです。
展示方法も工夫されていて、見応えがあります。
個人的には、ウラルトゥ王国時代、キリスト教関係(スリヤーニ語の碑文なんかも)、ワン城の麓にあった中世の街並みの記録、ワン特産の絨毯の展示が興味深かったです。ワン博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ワン湖を中心に、歴史的に様々な民族が行き交ったワン。
それでも、紀元前から20世紀初頭まで、アルメニア人が多いエリアだったと言えるでしょう。
我が子、博物館に入るタイミングで、何かを察して「もういい!もういい!」と愚図る・・・。よって、かわりばんこで見学。ワン博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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気を取り直して・・・
博物館に入って、最初に目に付くのがこちら。
ハッカリ(ワンのお隣の県)で発掘された石碑。
発掘されたもののうち、11体が男性戦士、2体が女性。石灰岩でできています。
主に男性は裸体で、ベルトに短剣(ジャンビーヤみたいなやつ)を携帯。
頭にはクーフィーヤのような布を巻いています。
ヤギなどの動物や、ゲルのようなテントが描かれてるものもあり、とても興味深いです。
なんと、作られたのは、紀元前15世紀半ば!
墓も一緒に見つかったのですが、それは紀元前18~16世紀のもの。古い!
ハッカリ中心部のミル城(Mir Kalesi)の麓で、1998年に発見されました。ワン博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ワン博物館といえば、ウラルトゥ王国!
ワン湖周辺を中心に、紀元前850から紀元前600年頃まで栄えた王国。
鉄器時代にアナトリアを支配した有力勢力の一つです。
アッシリア人によって「ウラルトゥ」(アララト山と関係あり)と呼ばれていましたが、当人達は「Biainli(ビアインリ)」と呼び、それが後々「Van(ワン)」の語源となりました。
首都はトゥシュパ(Tushpa)。
現在のワン市内、ワン城の辺りです。
版図は広範囲に広がり、現在のトルコ、アルメニア、イラン、イラク、アゼルバイジャン、ジョージアにまたがっています。
また、ウラルトゥの人々は、民族的には、紀元前3,000年頃からメソポタミア地域で活躍したフルリ人を起源とし、言語もフルリ語に近いとされています。ワン博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ウラルトゥ王国時代の盾。
銅製。
武器としても、宗教儀式にも用いられた盾。
雄牛やライオンでしょうか。彫られている装飾が精巧で、うっとり。紀元前に作られたなんて信じられません!ワン博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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Ayanis城
ワン市内から38km離れた場所で発掘されたウラルトゥ王国時代の城。
紀元前673-72年に建てられました。
城壁に描かれた楔形文字、かっこいいです。
実際の場所も観光できるようです。
https://goo.gl/maps/SemZGPCV7wMbxTzg6ワン博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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Ayanis城の寺院の壁の装飾もかっこいいのですが、その中心に展示されたこちらの石板。
ウラルトゥの戦の神であるHaldiでしょうか。
文明のレベルの高さを思い知らされる展示品の数々。美術品のように美しいです。ワン博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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Kef Kalesi
ビトリス県側ワン湖の畔にあるウラルトゥ王国時代のお城。
そこから発掘された9つの玄武岩のブロック石。縦1.4×横1.4×高さ1.1の巨大な石です。
器と松ぼっくりを持った、翼の生えた男性がライオンの上に乗っています。
ウラルトゥ王国の嵐の神Teishebaのようにも、戦の神Haldiのようにも見えますが、解説には詳しく書いてありませんでした。
こんなに綺麗な状態で残っているなんて、本当に不思議です。
https://goo.gl/maps/v2nFeSVPXpr1ofG87ワン博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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そして、ウラルトゥ語の碑文!
この博物館には、こうした粘土板?石碑?がわんさかあって、心躍ります。
楔形文字ってロマンがありますよね。
ウラルトゥ人は、アッシリア人の楔形文字を用いて、後に、より簡略化した楔形文字を自国の文字として開発したとされています。
文法構造としては、現在のコーカサス語族に近いとされているとか。ワン博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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この文字、解読されているのですから、すごいですよね。
ワン博物館におけるウラルトゥ王国の展示は世界屈指。
他にも、武器、儀式の道具、土器、判子などなど。蝋人形の展示も。全体的に魅せ方が上手です。
城の跡でも良いから(何もないけど笑)、実際に行ってみたくなちゃうと思います。
ワン市内から近い、ここも良さげ。
Meher Kapısı(Kapıは扉の意)
岩をくり抜いた神殿が残っていて、そこには神々について記された94行もの文章が楔形文字で彫られているそうです。
https://goo.gl/maps/6rXTATm2CcJ4GNTWAワン博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ワン博物館のすぐ目の前はワン城!
(ワン城の入り口はこの反対側で、20分程歩くので注意。)
この日はあいにくのお天気でしたので、断念。
代わりに10分程歩いてやってきたのが・・・ワン博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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もう一つのワン猫の家。
Van Kedisi Evi
https://g.page/Van_Kedi_evi?share
繁殖施設ではなく、単にワン猫をたくさん飼ってる、ゆるーい場所。
入場料は10リラ(約80円)。 -
施設内でワン猫が放し飼いになってて、自由に触れ合うことができます。
息子は、猫よりも、猫が上って行った階段に興味深々・・・。 -
可愛い猫の親子
ユズンジュ・ユル大学内のワン猫の家の方がオススメですが、時間がない方は、こちらのワン猫の家でも十分楽しめると思います。 -
ワン猫の家と同じ敷地内には、いかにもツアー客向けなお土産屋さんになっていて、そこにも色々なワン猫グッズが売っていました。
アンネ(トルコのお母さん)の編み物も、ワンらしいデザイン。
可愛い!
いくらでも課金しがいのあるワン猫グッズ。
危険なにゃんこです。 -
こんなアクセサリーも。
ペンダントヘッドがあれば、欲しかったな~ -
キーホルダーやマグネットは、断然、ユズンジュ・ユル大学の猫の家の方がクオリティが高かったです。
左上のやつとか、紙粘土で、私でも作れそう・・・笑 -
ワン博物館や、ワン猫の家がある通りは、意外とタクシーが待機していないので、不便。お土産屋さんに、行先を伝えてタクシーを頼んだら、「70リラ(約560円)で良い?」と聞かれたので(まぁ妥当な金額)、OKして待っていたら・・・
まさかの、白〇ク登場でした笑。まぁ、皆さん親切にしていただいて、ありがたかったですが。
タクシーを呼ぶように頼んでおいて、何も買わないのもあれなので、、、
こちらのワン猫の陶器を2つ購入。
「一番ぶちゃいくな子が欲しいです~」と言って、店員のお姉さんとゲラゲラ笑いながら選んだ子。
上目遣いなオッドアイの猫陶器、珍しいと思います。右のアンカラ猫陶器が、無難に可愛く見える笑。 -
さて、白〇クで向かった先は、、、
「朝食通り」(Kahvaltıcılar Sokağı)
昼食はここでカフヴァルトゥ(朝食)をいただくことに。
とは言っても、朝食屋さんが3店舗程あるだけですが。
ワンは、とにかくたくさん朝食屋さんがあります。
私達が選んだのはここ。
Sütçü Kenan Kahvaltı Salonu
https://goo.gl/maps/Hof8RrGikejTH57T9Sutcu Kenan Kahvalti Salonu 地元の料理
-
大好きなカフヴァルトゥ。
朝食の聖地ワンで、朝食をいただける日が来るなんて!
感慨深いです。
2人前(2 Kişilik)の朝食メニューと、追加の卵料理2品と、息子のアイラン(ヨーグルトドリンク)で200リラ(約1,600円)。私達が住む街で同じクオリティのものを食べたら確実に300リラ(約2,400円)はいきますので、安いと思います!
トマトときゅうり、オリーブ、チーズ、バター、ハチミツ、カイマック(クロテッドクリーム的なもの)、フライドポテト、卵料理、パンなどなど。
チャイ(紅茶)も飲み放題で、その都度運んできてくれます。
素材で勝負なカフヴァルトゥ。トルコに来た当初はその良さが全然分かりませんでしたが、今では大好物です。
ちなみに、トルコの朝食は、朝早くある必要はなく、何時に食べても大丈夫です。ブランチの時間帯が一番人気だと思います。Sutcu Kenan Kahvalti Salonu 地元の料理
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ワンの朝食といえば、otlu peynir(オトゥル・ペイニール)。
羊や山羊のミルクで作ったチーズで、Sirmo(シルモ)、 mendi(メンディ)、 heliz(ヘリズ)、yabani nane(ワイルドミント)、 kekik(タイム)など様々な草(ハーブ)が入ってます。最初の3つは良く分かりませんが・・・
塩辛くて、獣臭もなかなかなので、私はいつも一口だけいただいてます。
ワンのパンは、石窯で焼く、薄いピタパンのようなものがスタンダード。息子も結構気に入って食べてました。あとは、Van çöreği(ワン・チョレイ)。バター多めのパンのようなビスケットのような。Sutcu Kenan Kahvalti Salonu 地元の料理
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こちらも基本ワンの朝食でしかお目にかからないもの。
kavut(中央左)
何でしょう・・・。甘くて結構好みでした。
焙煎して砕いた小麦(全粒粉のような、セモリナのような・・・)と甘いシロップを混ぜたような食べ物。
murtuğa(上)
バター、小麦粉、卵を混ぜて作ったものだそうです。
揚げ物のカスみたいで、あまり美味しくなかったです笑。
Cacık(中央右)
ジャジュク(通常ヨーグルトとキュウリを混ぜたもの)ですが、ワンでは水切りヨーグルトにディルなどのハーブを入れてるようです。Sutcu Kenan Kahvalti Salonu 地元の料理
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卵料理は、大好きなMenemen(メネメン)。
トマト、青とうがらし等の野菜と卵を混ぜた料理。
Kavurmalı yumurta(カヴルマル・ユムルタ)
カヴルマはコンビーフみたいな牛肉の加工品(たぶん)。
それを切って炒めて、目玉焼きをのせたもの。
偏食な息子は、私が用意したカットフルーツと、アイラン(ヨーグルトドリンク)、ポテト、パンでお腹を満たしてました。
店員のお兄さん達が息子をとても可愛がってくれました。
ワンの朝食屋さんは一人で利用しているトルコ人も多く、単品で幾つかの食材を頼んでる感じでしたので、一人旅の方でもチャレンジしやすいと思います。Sutcu Kenan Kahvalti Salonu 地元の料理
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ワンの朝食屋さんは、店頭に食材を置いて、「うちの素材は新鮮だぞ!」とアピールするのが普通のようです笑。どのお店も素敵です。
大体、お店に入ってすぐのところに、食材を盛り付けるスペースがあります。火を使う卵料理だけ、奥の厨房で作ってる感じ。 -
この日は一日中雨でしたので、カフヴァルトゥの後は、息子のお昼寝も兼ねてホテルでのんびり。夕方にまたホテル前の公園で放牧タイム。
ギターに合わせて、歌って踊るお兄さん達の輪に入って、可愛がってもらってました。イケメンお兄さんズ、優しくて、きゅん。
ワンでは、平たい顔族のちびっ子はもの珍しいようで、色々な方にかまってもらいました。
唯一の難点は、この頃の息子がすごくツン>デレだったこと。すぐ「もういい!」って言うんです・・・。「もういいってどういう意味?」とよくトルコ人に聞かれるので、「眠たいみたい」と伝えてます笑。 -
この日の夕食。
お腹は空いてないですが・・・。
Aşiyan Ev Yemekleri
https://g.page/vanasiyan?share
家庭料理の人気店。
ちなみに、このお店のロゴマーク、Nestle(ネスレ)のパクリで、ヒナ2羽を消したバージョン笑。夫が発見。 -
お目当ては、Perde Pilav(ペルデ・ピラウ)だったのですが、売り切れ。
シイルト県の郷土料理で、ピラフをパン生地で包んだ、ドーム状のお料理。
https://www.siirt.bel.tr/perde-pilav
このお店の料理の盛り合わせ。
白いんげんの煮込み(Kuru Fasulye)、ナスやピーマンに米などを詰めたドルマ(Dolma)、ひき肉をブルグルの生地で包んだ茹でイチリキョフテ(İçli köfte)、仔羊の小腸に米を詰めたムンバル(Mumbar)、前日も食べたリゾット的なケレドシュ(Keledoş)。 -
Kürt Köftesi(クルト・キョフテシ)
Kürtはクルド人のこと、だと思います。
つまり、クルド人のミートボール。
ワンの郷土料理。
ブルグル(挽き割り小麦)で作ったミートボールを茹でて、ヨーグルトソースをかけた料理。
薄味で、お腹にずっしりきて、あまりたくさん食べられませんでした・・・。
でも、ベジタリアンには嬉しいメニューですよね。 -
Karnıyarık(カルヌヤルク)
ナスの肉詰め。柔らかいナスの上にミートソースのようなものがドーンとのっています。
これらの他に、レンズ豆のスープも頼んで、合計で210リラ(約1,680円)。
良いレストランとの出会いに恵まれたのが、旅の満足度が高かった理由。珍しい郷土料理も色々あるので、食欲も好奇心も満たされます。 -
美味しそうー!
帰り道に通りかかった魚屋さん。
İstavrit(イスタヴリット)のフライ。
小アジみたいな魚です。
旅先でトルコ飯が続くと、途中から魚が食べたくなります笑。 -
★三日目(月曜日)★
この日はまずワン城(Van Kalesi)へ。
ホテルからワン城の入り口まではメーターで55リラ(約440円)でした。
ワン城は広く、入り口は城の裏手にあるので、結構遠回りします。要注意。
タクシーの運転手さんに「観光中、待っててくれる?」と聞いたら、「観光に1時間はかかるから、一度帰るよ。終わって電話くれたら、10分くらいで迎えにきてあげるよ」と言われました。
やさしい・・・!ワン城跡 城・宮殿
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やる気スイッチ、無事入りました。
この子、お城に登るの好きなのかな笑。
ベビーカーも持っていきましたが(でも、荒めの石畳&坂道なので、ベビーカーは使い物になりません笑)、半分以上は自分の足で歩いてくれました。ワン城跡 城・宮殿
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冒険楽しいね。
でも、なかなか前に進めません笑。
てっぺんまで、ひたすら上り坂。30分程かかったでしょうか。
ワン城(Van Kalesi)
紀元前840~紀元前825年に、ウラルトゥ王国の首都トゥシュパに建てられたお城です。ワン湖のすぐ畔。
湖側から見た全体像、すごく美しいです。立派なお城。
https://www.kulturportali.gov.tr/turkiye/van/gezilecekyer/van-kalesワン城跡 城・宮殿
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向こう側に見える、うっすら雪化粧の美しい山は、シュプハン山(Süphan Dağı)。
標高4,058m、トルコで3番目に高い山です。
最後の噴火は紀元前8,000年頃だそう。ワン城跡 城・宮殿
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古そうな壁。
ワン城跡 城・宮殿
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頂上に到着です!
ここからの景色がなかなかの絶景。
ミナレット(尖塔)が特徴的なモスク(Kızıl Minareli Cami)と、ワン湖。
ミナレット部分は、セルジューク朝時代のものだそう。ワン城跡 城・宮殿
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反対側(東側)の眺め。
ワン城は広いので、2時間程時間を取ったら、じっくり見れるのではないかと。
足場は悪いですが、城壁沿いに歩くこともできそうです。ワン城跡 城・宮殿
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ワン城の南側は、なんと、ワン旧市街(Eski Van)があった場所!
モスクの跡のようなものが2つありますが、分かりますでしょうか。
写真右下がUlu Cami(ウル・ジャーミィ、グランドモスク)跡です。12世紀頃、セルジューク朝時代に建てられたものとされています。
写真右上の大きいモスク(現役)は、Hüsrev Paşa Cami。オスマン朝時代を代表する建築家ミマール・スィナンによって建設されたとも言われていますが、正確には分かっていないようです。
その左側に残る小さなモスク(現役)はKaya Çelebi Cami。黒と白のしましま模様の外壁が特徴的です。ワン城跡 城・宮殿
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ワン博物館には、ワン旧市街(Eski Van)の街並みに関する記録が残っていました。
セルジューク朝時代に形作られ、16世紀にオスマン朝の支配下に。
1914年~1918年に、ロシアの占領とアルメニア人の反乱によって、街は跡形もなく破壊されたとの"解説"がありました。
1899年の記録によると、当時のワンには62の集落があり、宗教施設で言えば32のモスク、10のマドラサ(神学校)、10のダルウィーシュの修行場、15の教会があったそうです。ワン博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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下りるのも楽しいよね。
何でも自分でやりたい盛り。
服のお着がえも自分でやってくれたら良いんですけど笑
最近の言い間違えで一番キュンとしたのは、鬼のパンツ(童謡)。
「♪鬼のパンツは良いパンツ~、強いぞ~、強いぞ~、トラの毛玉(→正:毛皮)でできている~」
トラの毛玉を集めてパンツを作るなんて・・・なんて優しい子(笑)。ワン城跡 城・宮殿
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敵の侵入を防ぐためでしょうか。
ギザギザの壁がかっこいいです。ワン城跡 城・宮殿
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「オフィーリア」みたいな風景。
びじゅチューンが脳内再生です。
私の夢は、幼少期にびじゅチューンを見て育って、「美術鑑賞、嫌いじゃないよ」な高校生の息子と、学校帰りに上野で待ち合わせして、美術展に行くこと。(全部妄想ですけど)ワン城跡 城・宮殿
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入り口に近付いてきたので、先ほどのタクシー運転手さんに電話したら、本当に10分程で迎えに来てくれました。
結局、私達はワン城に1時間15分滞在しました。
ちなみに、ワンは絨毯も有名。
ワン城の敷地内には、なぜか絨毯屋さんがあって、欧米の観光客の方で結構賑わってました。こういうところで本気でお買い物ができちゃう購買力が羨ましいです。ワン城跡 城・宮殿
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先程のタクシー運転手さんの運転で、ワン城からホテル付近まで戻りました。
料金はメーターで55リラ(約440円)。
ちなみに、当時ワン産のハチミツを愛用していた我が家。
ワンでハチミツを買うのを楽しみにしていたのですが・・・、どのお店に行っても、愛用のハチミツほど美味しいものに出会えず。でも、安かったので、幾つか買いましたが。
旅から戻って、私達が住む街のハチミツおじさんに報告しに行ったら、「ワンのハチミツは、どこどこで仕入れるものじゃないと美味しくないんだ。街中では良いハチミツには出会えないよ。」とドヤ顔で共感してくれました。
良いハチミツとの出会いって、実はとても難しいのですね。ワン城跡 城・宮殿
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お昼過ぎのフライト時間が迫ってますので、さくっとカフヴァルトゥ屋さんで昼食をいただくことに。
ホテル近くのお店なのですが、お値段もサービスも良心的で、すごくオススメです。
Semaver kahvaltı salonu
https://goo.gl/maps/2YJpkUYG7GeY18GLA -
じゃじゃん!
ワンの朝食です。
前日に食べたカフヴァルトゥとほぼ内容的には一緒なのですが、ジャム、タヒーネ(ゴマのペースト)とペクメズ(ブドウを煮詰めたシロップ)を混ぜたもの、クルミのジャム(熟してない生のクルミを使うようです)、カボチャのジャム(シャキシャキ食感)などもあり、こちらの方が種類が豊富でした。
2人前頼んで、160リラ(約1,280円)。安いです!
息子には、搾りたてのオレンジジュースと、フライドポテトを出してくれました。 -
Bal kaymak
カイマック(クロテッドクリーム)の膜と、ハチミツ。
これがすごく美味しいんですよね。
トルコに遊びに来たら、絶対食べなきゃダメなやつ。
というわけで、最後まで大満足のワン旅行でした。
ホテルをチェックアウトして、先ほどのタクシー運転手さんに電話したら、またホテルまで来てくれました笑。
空港までは、10分の距離。料金はメーターで60リラ(約480円)。少しチップも渡しました。ほぼ専属ドライバーでしたので笑。 -
飛行機から見えた景色。
ネムルト山の東にある、ネムルト湖でしょうか。
とても綺麗でした。
楽しいワン旅行はこれで終わり。
最後まで読んでくださりありがとうございました。 -
ここからはおまけ。
ワンの旅行記を書いていたら、語学学校で出会ったイラン人のクラスメイト達のことが懐かしくなりました。もう4~5年も前のことですけど。
特に仲良くしていたのが、イラン人の友人とその娘さん(当時18歳)。
母娘一緒にクラスメイト。
友人は料理上手で、よくご馳走してくれたので、その時の写真を幾つか。
イラン料理って、すごく芸術的なんです。
まず、サフランの使い方が上手。
というか、お茶にも、お菓子にも、食事にも、おもてなしと言えばサフラン!
あと、バラも好き。 -
このピラフも、おこげをつけて、鍋をひっくり返したようなお料理(たしか)。
手が込んだお料理で、感動的な美味しさでした。
友人は健康志向で、食材へのこだわりもあり、お米やスパイスなど(トルコでも手に入りそうな気もしますが)わざわざイランから持ち込んでいました。 -
サラダの盛り付けも美しい・・・!
彼女は、お茶も大好き。
チャイにカルダモンの実を入れたり(これはイラク人の友人もやっていた)、乾燥したバラの蕾を入れたり。
というか、このバラの蕾、色も形もすごく綺麗で、このレベルのものはトルコでは見たことがありません。
彼女の家に行くと、大体チャイを飲みながら2時間くらいおしゃべりしていたのですが、一応私達”チャリシュカン(勤勉な)”学生でしたので、共通語はトルコ語。意地でもトルコ語笑。
外国語を勉強したての頃は、いきなりネイティブと話すより、自分よりちょっとできる外国人と会話の練習も兼ねて遊ぶのが、一番の上達の近道だと思います。間違ってても良いのでノリで話す練習、あと相手の使う語彙や表現を盗むのが目的。 -
イランには、スープも何十種類もあると教えてくれました。
友人が作るスープは具たくさんで、心も体も温まります。
というか、今調べてたら、ペルシャ語でスープのことを「アーシュ」というんですね。
トルコ東部を旅行していると、スープのことを「アシュ」と言いますが、もしかしたらペルシャ語由来なのかも。トルコ語だと「チョルバ」ですもんね(まぁ、これもアラビア語の「シュルバ」から来てますけど)。 -
この煮込み料理も、ドライフルーツがたくさん入ってて贅沢。
こういうお料理大好きです。
ちなみに、友人の娘さんは、その後トルコの有名大学へ進学。
私にとっても、彼女は友人であり、可愛い妹のような存在。つい最近彼女が大学を主席で卒業して、就職したと聞いた時は、本当に感慨深かったです。
胸元が空いたドレスを着た彼女の卒業写真を見た時には、もう親の気分!イラン人女性は、基本国外に出ると弾けるので、好きです笑。
シーア派の巡礼地とかに行くと皆さん真っ黒ですけど。
同時に、彼女の大学入学から卒業までの4年間をトルコで見届けることができてしまった自分にびっくり。いつまでいるんだ、私。2023年のトルコ建国100周年も見届けられそうな予感がしてます。
おわり。
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この旅行記へのコメント (6)
-
- ミランダさん 2022/12/17 02:45:51
- はじめまして
- mishmishさん
トルコ東部、南部は私にとって夢の土地。
mishmishさんのワンの旅行記とマルディンの旅行記を大切に読みました。
そしていつかは・・と思っていたのですが、来年4月に10日ほどトルコに滞在することにしました。
イスタンブールを拠点にして、4,5日間東部または南部へ行きたいなと思っているのですが、ご経験上、ワンとマルディンだと、どちらの方が行きやすく面白いですか?
イサク・パシャにも惹かれているのですが、組み合わせで行けるものでしょうか。
良いタクシーに当たっていらっしゃるようですが、どうやって選ぶのですか? トルコ語は必須でしょうか。皆目わからないのですが。
いろいろお尋ねしてすみません。
お時間がある時にアドバイスいただけたら嬉しいです。
ミランダ
- mishmishさん からの返信 2022/12/26 06:57:55
- RE: はじめまして
- ミランダさん、こんにちは!
お返事すっかり遅れてしまい申し訳ないです。息子の風邪が長引いてしまっていて、4traにアクセスできずにいました。
ミランダさんの旅の思い出や知恵が詰まったブログ、楽しく拝見しております。ご夫婦のアイコンも素敵です。
来年4月にトルコをご旅行されるとのこと。楽しみですね!
ワンとマルディンに関しては、どちらも飛行機でのアクセスは良好ですし、市内はタクシーも十分に走ってるので、そこまで困ることはないと思います。でも、行きたい場所が辺鄙な場所にあったりする場合もあります。
どちらもそれぞれ魅力的ですので、甲乙つけがたいのが正直なところです。
ただ、最近イスタンブールでテロがあって以来、シリアとの国境付近が不安定になってきていますので、マルディンなどの南部都市は、その時の情勢を見極めて決めた方が良さそうです。2023年は大統領選挙がありますしね。
私はイサク・パシャには行ったことがないので(憧れです!)、確かなことは分からないのですが、ワンとドウバヤジット(イサク・パシャ)、もしくはカルスとドウバヤジット、あるいは3都市をセットで周遊することはできると思います。その途中、どこかでアララト山を臨める場所に立ち寄るのも素敵ですね。
カルスでお世話になったガイドさん(兼ドライバー)がそのようなプライベートツアーを提案してくださると思います。値段は要交渉ですが。
マルディンでお世話になったタクシードライバーさんの連絡先もあります。
必要でしたら、連絡先をお送りできますので、おっしゃってくださいね。
タクシーは、いつも適当ですね。。。
英語が話せるタクシー運転手さんが少ないのが現実ですが・・・、地方都市ではそこまで悪い人はいない印象です。私もまだ話せなかった頃は(今もあまりですが・・・)、紙に書いたりして、交渉してました。あと、Google翻訳も、英語⇔トルコ語でしたら精度高めです。
ある程度、どのくらいの金額なら払えるか自分の中でボーダーを決めておくのが良いと思います^^最初からぼったくってくる人は、値段交渉をしても、あまり良いサービスは期待できないので、スルーした方が良いかと。
私達は大体一人目で良い人に当たっていますが、(まだ旅行記にできていないのですが)エルズルムを旅行した時は全員ぼったくりで、3人目でやっと決めました。
ガソリン価格の高騰で、トルコのタクシー運賃もだいぶ上がりました。トルコは、メーターが基本です。メーターを使わない、値下げ交渉は嫌がる場合も増えてきている気がします。
街によって、カラーが全然違うので、何とも言えず、私も適当なので大したアドバイスができないのですが・・・。何とかなってしまうのがトルコの良さかなとも思います^^
ミランダさんは旅慣れていらっしゃるので、きっと大丈夫だと思います。
旅の計画楽しみですね♪
mishmishより
-
- るなさん 2022/11/28 21:56:16
- 魅力的なアルメニア教会!!
- mishmishさん、こんばんは☆
いつもmishmishさんの旅行記を見るたびにトルコに行きたくなる~
でも知らない街ばかり(笑)ヴァン?ワン?バン?
いやぁあのアルメニア教会は見たいわぁ!!でもどうやって行くんだ???って感じです。
トルコ料理は正直苦手なんですが、mishmishさんが美味しいを連発されてたお店は行ってみたい♪
蜂蜜とカイマックでパンが食べたい~
こんな世の中になってしまいヨーロッパなんて高くて手が出ませんよ。
10万以下でエアが取れた時が嘘のようです。
イスタンブールも高い...でもまた絶対トルコには行くと自分に誓っています(笑)イスタンブールじゃなくて他の街ね。トルコは広いから移動するのが大変です。列車があればなぁって思っていますが、バスか飛行機しか選択肢がない...
運転出来ないのでやっぱりドライバー付きの車をチャーターするしかないのですかね。一人だと割高なので誰かお供探さなくちゃ(笑)
そう言えばお子さんも随分大きくなりましたね。
インターナショナルに育つ環境がうらやましいわ!!
るな
- mishmishさん からの返信 2022/11/30 05:30:08
- RE: 魅力的なアルメニア教会!!
- るなさん、ご無沙汰しております!
ワンの旅行記、読んでくださり、ありがとうございます。
そして、るなさんも、久々の国外脱出おめでとうございます!ケアンズの旅行記、とても楽しく拝見しました。やはり、るなさんは、海外が似合います。3年ぶりでも、るなさんのリサーチ力とフットワークの軽さは健在でしたね。
航空券、高くなりましたよね・・・
それでも、いつか、るなさんのトルコ再訪を首を長くしてお待ちしていますね。るなさんのトルコ旅行記、トルコ在住の私でもとても参考にさせていただいてます。
次、るなさんがどんな旅をされるか楽しみです。
トルコは高速鉄道(YHT)の路線を今後拡大していくとのことで、まだ数年先ですが、鉄道旅行の選択肢が増えていくかもですね。あと、イスタンブールのサビハギョクチェン空港(国内線が多く発着)も直通のメトロが開通して、より便利になりました。
我が家は子供ができてからは、車をチャーターすることが多くなってしまって、その出費が痛いですー。快適なんですけどね。
ワンも、本当は頑張れば、公共交通機関を利用して観光することもできるんですよ〜。でも、マイナーな観光地ほど本数が少ないですし、結構辺鄙なところで降ろされるので、ハードルが高いのも事実です。
息子ももうすぐ3才。日本よりトルコでの生活の方が長くなりました。
イヤイヤ期が大変&本人の記憶に残らないかもですが笑、一緒に色々なところにお出かけできたらと思います。
るなさんも、次はどちらへお出かけでしょうか。次の旅行記も楽しみにしております♪
mishmishより
-
- スイカさん 2022/11/27 13:11:50
- 日本に戻る?
- こんにちは
読んでいると、ん? もしかして近々戻るの?....と、でも最後の最後で100周年も見届けられそうなと...でも2023年てもうすぐじゃ。
さて、ヴァン、いいところですね、土と石で出来た世界は私の経験ではヨルダンの感じです。
調べると、アンカラから916km、イスタンブルから1261km、やっぱりトルコは広いですね、イラン国境のキャプキョイまでは83kmでイランからの旅行者が多いのも頷けます。
イラン人の有人(Ali:シラーズ生)に、「トルコにノービザで入れるのか?Vanを知っているか?」と聞いたら「14日okだったと思う、VanはとてもBeautifulな街だと聞いている」と。
彼も少し前にやっと長沙に戻ることができたんですが、私はまだ彼と会っていません(ドクターコース卒業花束を渡した女性の旦那)。
まだ長沙でコロナ発症・制限がポツポツ続いていているからです。
先月健康コードが黄色くなって復活したばかりなのに、私は先週また黄色くなり、今朝緑に復活しました。
来年100周年ですか....私も相方もトルコは再訪したい場所の超上位なんです。行きたいですねえ。
平たい顔族のちびっ子は可愛いです。そちらにはもう全然マスクはいないようですが、平たい顔族のちびっ子が小さなマスクをしてる顔はこっちでも可愛いです。
マスクの鼻の部分を折らなくても平面マスクで大丈夫(^_^)。
欧米人は平面マスクじゃとても無理なほど鼻高い人いますよね。
鼻高いのが恥ずかしいと思う人もいると聞いたことがあります。
スイカ
- mishmishさん からの返信 2022/11/30 04:48:50
- RE: 日本に戻る?
- スイカさん、こんにちは。
ワンの旅行記、読んでくださりありがとうございます!
我が家はもうトルコ6年目に入ったんですよ〜。あと、1年か、2年か、3年か(え?)、とりあえずもうしばらくいると思います。私もまだまだ行きたいところがたくさんありますので、もう少し居座りたいところです。
でも、トルコに来た当初は、まさかトルコ建国100周年を見届けられるとは思ってもいませんでした笑。
スイカさんとMaさんもぜひその前にもう一度トルコに遊びにいらしてくださいね。あ、でも、スイカさんの旅行記を拝見していたら(黄色くなるやつ・・・怖いですね)、規制が厳しいですね。飲まないとやってられないのに、禁酒が続いてらっしゃるとのこと素晴らしいです。
スイカさん、イラン人のお友達いらっしゃいましたね。旅行記、覚えてます。
ワンは、そこら中にペルシャ語表記があり、イランのお米やお茶も普通に売ってました。物価が爆上がり中のトルコですが、それでもイランからたくさんの方がお買い物や観光のため越境しているようです。
ぜひ、イラン繋がりで、いつかワンにもいらしてください。ワン湖は、思っていた以上に水の色が綺麗でした。
平たい顔族の子供達はトルコでも人気者です^^
息子は、もうすぐ3才ですが、今までマスク無しで過ごしてきたので、日本でいざという時にちゃんとマスクしてくれるか心配です・・・
トルコ人もマスクは苦手なようで、やはり私達には平たい顔族なりのメリットがあるんですね笑。
中国のコロナ規制のニュースが気になりますが・・・
スイカさん達も、体調にお気をつけて、上手く息抜きをしながらお過ごしくださいね。
mishmishより
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