自転車で道東へ。北海道一周完成の旅　その9/12（別海町から標津町へ）

2022/09/23 - 2022/09/23

今日の天気予報は、午前中は曇で、昼から雨。
野付半島往復は厳しいかな、と思い、当初予定の内陸を通って宿に行く、という計画を変更して、まず海岸線に出て、野付半島を見ながら（雨で見えないかも）宿に行く経路に変更した。

エリア 別海・野付(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝食は強制納豆。貴重なタンパク源なので、好き嫌いを言わずに食べました。

自転車は、屋外の駐車場の一角。灯油タンクの足に固定。夜の天気は曇りだったので問題なし。

道道929号線を進んで、海岸線に出る。標高の高いところから低いところへ行くので、単調な下りかと思ったら大違い。
いくつも丘を越えてアップダウンの連続で疲れた。

「床丹」を、最初は「ユカタン」と読んでしまった。メキシコか。
正しくは「トコタン」でした。

路肩は厳しい。

下るのみ、ではなく、丘越えが何度も有りました。

牧草のロールが、単色でなく、バーコードのような模様も。

午前中は持つと思った天気が、9時過ぎには降り出し、カメラも防水仕様のものに変更する。通常撮影はこの向きで。

自撮りするときはこの向きで。
何しろスマホが不調でカメラ使えないので自撮りも出来ない、という問題を解決する。

8年使ったバッグも、裂け目が広がりつつ有り、寿命のようだ。
次は、定番のオルトリーブにしよう。

標津町に入る。
しかし、「シベツ」というのは変換すると「死別」が最初に出てくるので困る。

海岸線に出る直前の、床丹川支流で、ツルを発見。

これは、きっと丹頂鶴ではないか。

海岸線沿いに走っていたら、道の駅おだいとう　があった。

展望台が有って、望遠鏡もあったのに、国後島はおろか、野付半島すら見えない。

その、野付半島への分かれ道。
ホテルへ直行して荷物をおろして身軽な状態で戻ってくれば、往復で6.8km余分に走ることになる。多分、ホテルへ行ってしまったら再度出かける気力は無くなりそう。
あまり酷い雨ではないので、このまま野付半島に行こう、と決断。

この茶志骨橋を右折！

走り始めて間もなく後悔。
坂は無くて平坦なのだが、向かい風が強いし、雨も強くなりだした。
スマホが不調で、GPSの精度が悪く、どこにいるのか確定しない。あとどれだけ走ったらどこに着くのか分からない。目立つ建物などがあればよいのだが。

鮭の聖地はいいから、人間の雨宿りできるところが欲しい。
旗の様子で向かい風の強さがわかる。

野付半島は途中から別海町になるんだ。

何も目印になるものが見えないし、雨宿りも出来そうにない。
でも、このあたりが半島の幅の最も狭い（50mくらいだという）ところかも。
左右両側から海が迫っている。

ようやく、船を見つけて、その下で雨宿り。
船の持ち主も、こんな使われ方をするとは思わなかっただろうね。

遠くに、ちょっと高い建物がある。
野付半島ネイチャーセンターだろう。
もう、灯台まで行く元気はない。
このネイチャーセンターに行ったことで満足しよう。
帰りはきっと追い風に違いない。

やっと休める場所にたどり着いた。

雨で靴も靴下もグチャグチャになったので、雨天用に持参したサンダルに履き替えた。
風が強くて、濡れた靴下を絞ったら、水滴が下に落ちないで横に飛んでいった。

2階の展示場へ階段を登っていてふと見上げたら、シカと目があった。

ラッコの剥製。
土産物を物色していたら、ちょうど熊よけの鈴を売っていたのでゲットした。
知床峠で役に立つだろう、役立って欲しくないが。

温かいチャーシュー麺。チャーシューが5-6枚入っていて950円。
昨日、スワン44ねむろで食べた正油ラーメンは800円でチャーシュー1枚だった。

帰りは雨も少なく、撮影スポットで小休止。

帰りは、予想通りの追い風。
向かい風に苦しんで居たときは、次から次へと自動車に追い越されて、盛大な水しぶきを浴びそうになったりしたが、追い風で、しかもほとんど雨が降らないと、快適にとばせるため、時々しか自動車に追い越されない。

日の暮れないうちに本日の宿に到着。自転車はガレージに入れさせてもらえました。

こんな看板が横に出ていました。

和室なので、濡れたものを干すのに場所を選ばないといけない。

コインランドリーで洗濯したものをあちこちに干す。

クローゼットにハンガーがたくさんあってよかった。

雨に打たれて寒かったので、今日はビールでなく熱燗。

鍋も有り、温まる。
本日の走行は72.6km

その10/12に続く
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