初めてのクルーズ旅行～その２～

2022/09/17 - 2022/09/19

その１では大変大勢の方に御覧いただき、イイネもたくさんいただいてありがとうございました！
久しぶりの連載ものですが、2019年夏休みのように途中でやめることなく続けていきたいと思います。

ハワイ大好きな我が家、いずれはハワイ４島クルーズのプライド・オブ・アメリカに乗船したいと思っています。

詳しくはその１で書かせていただきましたが、日本国内のショートクルーズで練習をしておこうと思い、飛鳥Ⅱに乗船してきました。

参加したコースは「秋の連休　伊豆諸島周遊クルーズ」で、日程は９月17日（土）～19日（月・祝）の２泊３日でした。
17日夕方　横浜港出港
18日終日　伊豆諸島沖をクルージング
19日朝　　横浜港帰港
という、どこにも寄港せず飛鳥Ⅱ船内でクルージングを楽しむというコースです。

それでは、いつもどおり写真も上手でなければ、文章も読みやすいわけではない旅行記ですが、興味がありましたらよろしくお付き合いくださいませ。

その２では、船内（特に客室）の設備などについて書いていこうと思います。

エリア 横浜(神奈川)

• 旅行の満足度: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: JTB

船内（特に客室）と書いておいてあれですが、乗船してまず向かったのは客室・・・ではなく、こちらのレストランでした。

ＰＣＲ検査の結果を待っていた間、グループ３の皆さんが乗船可能となった時に「乗船後はお部屋に向かう前に５階のレストランでランチを召し上がってください」というようなアナウンスがされていたので、グループ１からグループ３の皆さんまではメインレストラン（フォーシーズン・ダイニングルーム）でのランチが用意されていたようです。
ＰＣＲ検査のために、検査の３０分前からは飲み食い禁止とされていたため、乗船後にランチを食べてもらうというもののようです。

グループ４が乗船可能となったアナウンスでは、そのようなお話はありませんでした。グループ４の指定集合時刻は１３時ということで、その３０分前でも１２時３０分ですから、「ランチは済ませてきてね」ということなんでしょうね。

時間管理が得意な我が家は集合時刻ぴったりに受付カウンターに到着するように家を出たので、お昼を食べる時間はありませんでした（苦笑）

ということで、まずは腹ごしらえをしたいところです。

飛鳥Ⅱは真夜中を除き常にどこかで食べ物が提供されていて、しかもそのほとんどが旅行代金に含まれているそうです。そうなんです。ランチが用意されているかどうかは関係ありません。乗船してしまえば何かを食べることは可能なんです。

受付時にいただいたデイリー飛鳥という船内新聞を確認したところ、１１階のリドガーデンというところで軽食が提供されていると書かれていたので、部屋に向かう前にまずはこちらにやってきました。

この時間は、「カレー、ハンバーガー、サラダ、ケーキ」などが提供されているようです。

カレー、サラダやケーキはビュッフェ形式のようですが、ハンバーガーなどのこちらのメニューに記載されているものは、グリルカウンターでオーダーをして席まで運んでもらうシステムだそうです。

フードコートのような自由席のシステムということで、まずは席を確保する必要があります。運よく窓側の席に座ることが出来ました。
ベイブリッジがよく見える良い席を利用することができ、幸先のいいスタートです。

もうね、台風の影響によるキャンセルをできなかったことの不満は消えてなくなっていましたね。

時刻はすでに１５時を回っています。カレーライスを食べたい気持ちもあったのですが、この時間でそれを食べてしまうと、晩御飯を食べきれないのではないかと心配もありました。

ということで、ドライカレーバーガーをオーダーしてみました。
飛鳥Ⅱでの最初の食事、とてもおいしくて大変満足です。

こちらは奥さんがオーダーしたビーフバーガーです。

「ハンバーグがすごくおいしい」とのことでした。

遅めの昼食を済ませ、お部屋に向おうと思います。

こちらは小冊子「飛鳥Ⅱクルーズガイドブック」に掲載されている船内の見取り図です。

船内にはエレベーターが３か所設置されています。船首側、中央、船尾側とでも言いましょうか。
リドガーデンでの昼食を終え、中央のエレベーターで８階まで下りました。

エレベーターを降りてお部屋のある廊下（右舷側廊下）に進み、船尾の方を写してみました。
広いですねー。お外に出る扉の明かりが遠いです。

同じく船首の方です。こちらも明かりが遥か彼方という感じです。

ブレブレ写真ですみません。お部屋の扉までやってきました。

ところで、クルーズ船の船室の扉は鉄製のようです。
何回も乗船されている方は、自分の部屋だとすぐに分かるようにマグネットの小物を使ってデコレーションをされている方もいらっしゃるそうです。

お部屋に入ったところで写したお部屋全景です。２人がすれ違うのは厳しい部分もありますし、「ひろーい」とは言えませんが、狭くはありません。

ベッドの奥にはソファーとローテーブルもあり、大きなデスクもあります。この写真だけだとお船の部屋ではなくて、どこかのシティホテルと言っても分からないのではないでしょうか。

部屋に入って右手の扉を開けると、そこはバス・トイレでした。

お風呂はシャワーだけでなく、ちゃんと湯舟があります。さすが日本ですね。

トイレです。ちゃんと写ってないですね。。。すんません。
こちらもさすが日本という感じで、シャワートイレ？ウォッシュレット？です。

ところでこちらのトイレ、使う時には１つルールがあります。

このようなシャワートイレって便座に座るとシャワーヘッドを洗浄するためなのかどうなのか理由は知りませんが、少し水が出てきますよね。
この水が出てきたら用を足す前に一度流してくださいとのことでした。
おそらく詰まり防止のためだと思いますが、使用後にトイレを流す時に流すことが出来る容量の問題でしょうか。普通のトイレとは違って詰まりやすいのかもしれませんね。

部屋に入って左側、鏡になっている扉を開けると、そこはクローゼットでした。

ドレスコードが徹底されている船内です。飛鳥Ⅱは世界一周にも出たりしているようですので、ドレスコードにあわせたたくさんの洋服を収納できるように、部屋の広さと比べると広すぎるのではないかという感じのクローゼットでした。

ハンガーもビジネスホテルとは比べ物にならないくらいたくさんありましたし、ちょっといいドレスなどをかけるためのハンガーかなと思われるもの（真ん中の白色のハンガー）もありました。

鏡の扉の隣の木製の扉を開けると、そこには冷蔵庫が収納されていました。

最近は省エネのためか、経費削減のためか、安いビジネスホテルなどは客室の冷蔵庫は電源をオフにしておいて、宿泊客が部屋に入った時に自分でスイッチを入れて使用するというホテルが増えてきていますが、こちらは最初から冷えていました。

冷蔵庫を開けてみました。お水、お茶（生茶）、ジュース（オレンジとりんご）が各々人数分入っていました。

生茶は好きではなくてジュースは飲まないので、客室係に電話で「生茶とジュースをお水に交換してほしい」と伝えたところ、「お水を追加でお持ちいたします」と言われました。飛鳥って、冷蔵庫内の飲み物も飲み放題なんですね。

冷蔵庫の下にはセーフティボックスと、その下の引き出しにはドライヤーがありました。
セーフティボックスは４桁の暗証番号を設定して使う、よくあるタイプのものです。

船内ではほとんどお金を使いませんし、お土産など買い物をする時もクルーズカード（部屋の鍵）を提示して部屋付けにして精算をするのが通常のようなので、こちらのセーフティボックスに財布や定期券（パスモ）などはしまったままにしました。

船内のインフォメーションカウンターでクルーズカードにクレジットカード番号を紐づけてもらうと、お部屋に届く明細を確認して特に問題がなければ、下船時にカウンターで精算手続きをする必要がないエクスプレスチェックアウトとすることも可能でした。

カーテンが閉め切ってあり、暗いお部屋だったので、カーテンを開けてみると、、、
閉め切ってあった理由がよく分かりました！大さん橋から丸見えです（笑）

とても広いバルコニーの部屋でした。
ちょっと上の写真で見取り図を載せましたが、船尾側で少し外側に出っ張っているお部屋です。隣の部屋のバルコニーとの仕切りも少なめで眺めがいいお部屋でラッキーでしたが・・・台風14号め！

窓の手前のデスクの上には、使用済のマスクやティッシュ等を捨てるためのビニール袋とマスクケースが置いてありました。

船内のいたる所に消毒液も設置されていますし、飛鳥Ⅱでは感染防止対策は万全です。もっとも、乗客が言われたとおりの行動をすれば・・・という前提ではあります。
船内でもノーマスクの方、レストランやショップ、劇場などの入口で手指の消毒をしない方は、街中に比べれば少数ですが、そのような方も数人見かけたのは残念です。

デスクに目を戻すと、こちらにもお水があり、あとＵＳＢポート付の延長コードがありました。
デスクの下にコンセント挿し込み口があり、そちらにこの延長コードのプラグをつなぐと電源供給されるハズです。ところが、写真を撮り忘れましたが、このお部屋の延長コードはプラグの部分が曲がってしまっていて、コンセントを挿すことが出来ず、使い物になりませんでした。

ドライヤーはデスクの下のコンセント挿し込み口に直接挿せば使えましたし、海に出てしまえばスマホの電波は届かないだろうと思い、充電用のコードを持ってきておらず、他に電源を必要とするようなハンディファンや髭剃りなども持ってこなかったので、延長コードを使えなくても問題はありませんでした。

ベッドとは反対側の壁にはテレビがかけてありました。
ただし、こちらのテレビは視聴可能なチャンネル数がとても少なくて、ほとんど番組を見ることはありませんでした。

こちらは初日の夜に部屋に戻ってから写したものですが、このようにテレビで航路を確認することが出来ます。飛行機の座席モニターでも飛行経路図を見るのが好きな私は、この部屋のテレビでもこちらの航路図を見ていることが多かったですね。

ベッドの上には、クルーズ船らしく折り紙で作ったお船と、お手紙とハンドクリームがありました。手指の消毒で荒れるといけないからハンドクリームをプレゼントしていただけるとのことです。

長引くコロナのため、消毒のせいですでに手指が荒れており、ハンドクリームが欠かせない状態になっている私ですが、ロクシタンなんて高級品は使ったことがないので、とても嬉しいです。早速使わせていただきました。
いつもより効いていると感じるのは気のせいでしょうか？高級品あるあるですかね（笑）

奥に見える黒っぽい扉が船の乗船口です。乗船した時は人が多くて写真を撮れなかったので夜に写しにきました。

撮影者の腕とセンスがイマイチのため、うまく伝わりませんが、とても豪華なつくりのロビーです。

ロビーは吹き抜けになっていて、このような大画面の液晶ビジョン？画面？がありました。本当にキレイなんですが、この写真では・・・（汗）