丘の街・美瑛を電動自転車で周る体力無しモヤシっこの話　2022年9月北海道旅2/3

2022/09/15 - 2022/09/18

ゴールデンカムイ（金カム）きっかけで北海道旅

車の免許がないので、列車・バス・自転車・徒歩でエンヤコラの旅です

9/15：旭川うろうろ
9/16：美瑛うろうろ　←この旅行記はここ
9/17，18：帯広うろうろ

美瑛はずっと曇ってて、写真も少ないですが、本人的にはめちゃ気持ちよく朗らかに過ごしています

エリア 美瑛（びえい）(北海道)

さて旭川から列車に乗ってやって来たのは美瑛。約30分です。
車両は1両で、立つ人はいないけど席は8割くらい埋まってる感じでしたので写真撮れず。

分かってはいたけど、どん曇り～
でも美瑛滞在中は雨降らなかっただけでも良かった！

美瑛到着後、観光案内所へ直行。（写真左から2軒目の3F建ての建物）
自転車で周りたい、カレーうどん食べたい、荷物どうしようの三本柱で相談。
15時過ぎの帯広息のバスに乗るので、美瑛滞在は約4時間ほど添え（フレンチのメニュー風に）

カレーうどんは美瑛の推しグルメらしい。知らんかった。

2～2.5時間ほどのコース、近隣の自転車屋（どれも値段一緒）情報、カレーうどんは観光エリアより駅中心部にあること、荷物は自転車屋で無料で預かってもらえますよという情報を教えてもらいました。

ということで、案内所隣の自転車屋で借ります。写真手前の赤いのぼりがあるお店。

電動自転車が1時間600円で、返却後に精算です。

案内所でもコースを教えてくれましたが、自転車屋の美瑛ダンディ（←ケンミンショー風に）が更に詳しく目印など教えてくれて紙のお手製マップをくれました。
ほぼこの地図参照で、Googlemapはたまにしか見なかったよ。ありがてぇありがてぇ。

普段の生活で全く自転車乗らなくて、こういう旅先で乗るのみ。なので、もう早速気持ちい～～～！
一応平日だったこと、夏の花の綺麗な時期は終わってしまった事などから車も観光客も少なくて歌っても誰にも迷惑かけなそう。

歌ってないけど。

最初に来たのは「ケンとメリーの木」
ポプラの木なんだって。周りが赤っぽいの、観光案内所の人がナントカの花って言ってたと思うんだけど。
3回漕いだら忘れちゃったよー。

この樹はCMに使われたそうだけど、それが昭和47年のスカイライン（日産）だそうで、そりゃ私も知らないはずだわ。
ちょうど半世紀前ですもんね。

その後、目印として教えてもらった旧北美瑛小学校を曲がろうとしたのだけど。
なんか素敵だなーと立ち寄り。
今は天文台、レストラン、ホテル、パン屋（ブーランジェリー）を運営しているそうです。
帰京後、グルメで酒飲みの同僚も「行ったことある」って言ってたので、有名なんですかね。知らなかった。

ビブレ グルメ・レストラン

レストランも素敵そうだったのだけど、コース料理しかないようで、時間的にもお腹具合的にも微妙だったのでパンだけ買うことに。
（今某サイト見たら、人気で予約取れないこともあるみたいですね。この時はすぐご案内できますよ～という感じだった）

パンもめっちゃおいしそうなんだけど、通りすがりの一人旅には結構な大きさ。
迷いに迷った末に、美瑛産小麦だけを使ったというパンを購入。

紙袋に入れてもらっただけなので、バッグからめちゃくちゃいい香りがずっとしてたよ。

ここからしばらく丘を登ったり下りたりしながら進むのだけど。
本当に気持ちい。たまーに車が通りすぎるくらいで、遠くで農作業するトラクターの機械音だけが聞こえて。虫がちろちろ鳴いている。

なんだろう、なんか幸せで涙が出るみたいな気持ちになった。
死ぬのかな（死にましぇん）

いつもは見られない景色見て、おセンチになったのね。
もしくは東京砂漠に疲れてるのか。

マスク外して（人居ないけど、もはやあったかいからしてる的な）クンクンしながら進みます。
私、勤務先が結構な都会でそれはそれで好きな場所ではあるんだけど。なんか、こういう世界もあるんだよなって北海道来ると思う。
そして、私が最近言っていた道東とはまた全然違うね、美瑛！

などと思ってる間に、今度はセブンスターの木に到着。
ここもCMに使われたのだと思っていたけど、こちらは昭和51年にセブンスターのパッケージに描かれていたそう。って、あのタバコにそんな絵が描かれていたんですね？？
何年ごろまで描かれていたのか分からないけど、祖父が吸っていたのに全然覚えてないや…

ここで、かわいい彼女の写真を撮りたい彼氏VS自分の写真より絵になるセブンスターの木を撮りたい彼女の戦い＠関西弁が繰り広げられていて、めちゃくちゃおもしろかった。しかも彼氏がめちゃしつこい。しつこい男は嫌われるぞ。
多分あの場にいた人みんな聞いていたと思う。

セブンスターの木 名所・史跡

その後は「親子の木」を目指しますが、美瑛ダンディ（自転車屋の人）が教えてくれた「曲がるポイント」がこの反射板のみ。
「これしか無いから見落とさないで」って言われてドキドキしながら漕いだよ。こんなん、いっぱいありそうやんけ。

で、これが親子の木。ここは看板も無いし、人も全然いなくて見落とすところだった。
というか、後から「あれが親子の木だったのか」と気づいた。気づかずに絵になるね～みたいな気持ちで写真撮っていたのだった。よかった、気づいて偉い私！

親子の木 自然・景勝地

その後は北西の丘にある展望公園へ。
駐車場と数軒のお店、展望台↑があります。

北西の丘展望公園 公園・植物園

展望台からの眺め。
雲もあるけど、噴煙をあげてる山があるでねーの。

分かりづらいかなとマーキング。
十勝岳には今も活火山があるんだってー。
ってことは、美瑛には温泉もあるのでしょうか？あらまあ。

ブラタモリのおかげでこういう（地形的に）なぜこの町が出来たのかに興味を示すようになった。
学生時代、地学めっちゃ嫌いだったのにな～

噴煙あげてるだけあって、やっぱりこの辺も元は火山地帯なんだね。

この後バスで帯広まで移動したのですが、その時富良野を通ったんですよね。
畑ばかりの美瑛に大して、富良野では田んぼも意外と見かけたのは、隣り合う街でも成り立ちが全然違うからなんだろうね。富良野の成り立ち知らんけど。←調べないんかい

少なくとも丘が多くて水はけのいい美瑛では田んぼは難しいだろうねー。

さて、この丘辺りで自転車借りてから2時間ほど経過。お腹減った。
美瑛ダンディにもらった地図では飲食店がぽつぽつあるはずだったんだけど、どこも営業してなかった(´・ω・`)

仕方ない駅付近まで戻りましょう。

で、ばびゅんと飛ばして。
手芸部長に聞いて楽しみにしていた美瑛選果…今日に限って…臨時休業ーーーーー！うぉーーーん！

美瑛選果 お土産屋・直売所・特産品

しかし、カフェとレストランだけ営業してた！
レストランはこれまたコースのみだったので、カフェへ。簡易的なメニューのみでしたが…

まあ、当然カレーうどんはありません。

野菜とチーズのホットサンドと、とうきびプリンを注文。
ホットサンドっていうか、パニーニ的な。

慣れないサイクリングを終えた体に染みる～～～。
そして、自転車こいで暑かったのでアイスコーヒーにしたけど座ってるうちにすっかり落ち着いて、ホットにすればよかったと思った。
こちらの9月半ばは、首都圏の10月くらいの体感だよなぁ。

トイレに入ったついでに、こちらの季節の野菜案内をパチリ。
来年？いつか再訪した時のために。次回は買いたいんだもの。

美瑛選果でもちょっとしたガーデンがあって、ここが一番花が咲いてた笑

レストランへのアプローチも素敵だったな

美瑛は富良野に比べると何となく街が新しい感じで、住宅や店も建築中のものもみかけました。
移住する人が多いんですかね。

食べ終わると14時。14:30までに自転車を返却すればちょうど3時間なので、もうひと踏ん張り！

来たのは友達に教えてもらったpâtisserie Toriko
営業日が限らているので、来れてラッキー！
焼き菓子が中心ですが、ケーキも少しだけありました。まあ、この後帯広移動だし買えないけど…厳選して購入。

駅まで戻ってきたー！
自転車返却、3時間で1800円なり。いやー、楽しかった。
本当は他のところも行きたかったけど、乗り慣れない私にはこれくらいでちょうどよかったと思う。
あと、電動を世に誕生させてくれて、頭いい人ありがとうと思った。

美瑛駅 駅

観光案内所で一休みして（他に程よい休憩場所がなかった）
帯広行きのバス停へ向かいます。バス停、国道沿いあるので駅から10分くらい離れてるんですよね。
途中、トラクター売り場（？）があって、感動。カッコイイな～。

家庭菜園もあったけど。トマト収穫しないのかのぅ。いっぱい落ちて潰れてたり。

バス停到着。あ、車内にトイレは無いので済ませておきましょうね。
旭川始発のバスは3列シートでそこそこ席が埋まっておりましたので、車内写真はありません。

途中通った富良野。
ここはまだ花あったんやー！

で、見たことないナンバー付けてるなという車が前を走っており。車体自体は見たことあるけど、何の車なんだろう…と思っていたの。
やたら遅くて、なんか危険物でも運んでるのか？？と思ったのだが。途中で向こうが止まったので、バスが抜かした時に気づきました。
自衛隊車両でした！！！
そうか、普段の私の生活圏ではまず見かけないからナンバーがあんな風になってるって知らなかったよ。
そして、遅いと思ったけど多分法定速度だったんだね…(;'∀')

この旅行記へのコメント （2）

• のっこさん 2022/09/29 21:01:19

  こんな冒険憧れます

  8xiang さん　こんばんは(｡ﾟωﾟ)ﾉ
  
  skigch師匠も仰ってましたが、金カム愛全然薄くないと思いますよ。むしろ濃い！！
  
  金カムもいいけど、美瑛はこれぞ北海道な景色がいいですねぇ。こんなだだっ広い所にも洒落た店もあるのがさすが北海道。パンのお店が気になりました。
  
  自分もそろそろ札幌以外を攻めてみたいんですが、車乗れない&方向音痴＆体力無いもんでなかなか…。全走行距離どのぐらいなんでしょう？
  
  Googleに頼らず手書き地図だけ見て移動できるのはさすが旅のプロですね。曲がり角の目印が反射版だなんて難易度高すぎだなぁ
  (´Д`A;)
  
  のっこ

  8xiangさん からの返信 2022/10/03 16:33:02

  RE: こんな冒険憧れます

  のっこさん、こんにちは〜
  
  金カム愛薄いって自分で思ったのは、金カムにかこつけて旅してるだけでしょって我ながら思ってしまって。
  まあ、そのおかげで視野というか世界が広がってるのですけど。
  
  > 自分もそろそろ札幌以外を攻めてみたいんですが、車乗れない&方向音痴＆体力無いもんでなかなか…。全走行距離どのぐらいなんでしょう？
  
  分かります！！私もずっと二の足を踏んでいました。
  でも、釧路から阿寒湖行ったり、根室から納沙布岬行ったり、美瑛から丘の街を巡ったり、意外と現地のバスツアーもあって、車無くてもなんとかなります。（あるに越したことはないけど）
  ちなみにこの日の美瑛の走行距離は約17kmでした。
  私、普段本当に全然自転車乗らないのですが、それでもなんとかなったし筋肉痛にもなってないので、大丈夫だと思いますよ〜。
  
  地図はね…うーん、そうね。
  でも、案内所の方曰く「他の道は農道で舗装されてないので（間違ったりとか）大丈夫だと思います」って。
  反射板以外は分かりやすかったですよ。