2022/09/11 - 2022/09/13
612位(同エリア871件中)
no-9さん
今年の夏休み、どこにどういう日程で行こうか・・春前くらいから考え始めます。
日程は、去年に3-1-2-2泊した時の最初の3連泊のゆったり感がだいぶあったので、今年は初めての4連泊を組み入れてみることにしました。そして、場所はリゾート&温泉として、リゾートは沖縄本島、温泉は名前は聞いたことがあるけど場所は知らなかった湯河原温泉にしました。
沖縄のホテルは、2007年に喜瀬別邸ホテル&スパとして開業した時から憧れていたリッツカールトン沖縄(2012年にリブランド)にマリオット会員というご縁もあり決定。湯河原温泉は、東京近郊の温泉を探していた時に見つけ、こじんまりとしたところに惹かれた石葉にしました。
去年は宮古島の後に温泉に行ったので、今年は温泉の後に沖縄へ行くプランとして天気予報を気にしながら出発の日を待ちます。。9月は台風シーズンなので、特に沖縄へ行く旅程では1週間前から天気予報を1日何回も見てチェックしてしまいます(見ても天気が変わるわけはないのに・・)。どうやら大丈夫そうだと思っていたのが、最後に欠航となりドタバタした旅となりました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- ANAグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
出発前のビール!@FUK
これは外せません、前日は禁酒しました。時間を見ると8時45分でした。余計に美味しい~
去年は緊急事態宣言中の旅行でしたので少し後ろめたい気持ちもありつつ福岡空港へ行ったものですが、今年は堂々と大手を振っていきました。 -
いつもの羽田空港
確実に人出は増えていましたが、食べる予定にしていたベジタブルメインのレストランを含めいくつかはまだ休業中でした。トルコ料理に変更して気がつきました。去年も食べたような?! -
国際線はまだまだ回復途上の様です・・
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京急とJRを乗り継いて一路湯河原に向かいます。
途中止まった根府川駅、断崖と山に挟まれて秘境駅みたい。5分の停車時間でホームを散歩を、でもこんなの旅行じゃないとせんな。
それにしても結構田舎なのにこの車両数はさすが東京近郊。地元なら1両です。 -
やってきました、湯河原~!
駅がきれいでオシャレと思ったら、隈さんの設計の様です。 -
タクシーで10分ほどクネクネとした細い道を進み見えてきました「石葉」
せきようと読むんですね。
大?女将さんの別荘だった建物を、最初は温泉に入るための簡単な湯治宿としたのが徐々に今の形になったと伺いました。 -
中秋の名月の後だったので、お供え物もそれ用でした。
積まれたお団子を久しぶりに見ました。 -
お部屋に通され挨拶を受け、お茶とお茶請けを頂きます。
優しい餡子の味と、写真には載っていませんが控えめな甘さを感じる明日葉茶でホッと一息つきます。明日葉茶は美味しくて自分たちのお土産で買って帰りました。 -
今回のお部屋は「十国」にしました。
色々なタイプから好みに応じて選べるのが良いですね。 -
十国にした理由は、、快適そうなソファーがあったからです。腰掛けてのんびりと読書するには良さそうだなとお部屋の写真を見たときに思いました。
とは言っても、畳が想像以上に快適でゴロゴロしていました。畳のない家に住んでいるので素晴らしさを忘れていました! -
お部屋の大きな窓からは名前の由来のあった十国峠が見えている、はず?
よく分かりませんでした・・ -
素敵な床の間。「生涯瀬立身」調べてみると、生涯、立身出世にものぐさということだそうす。初めて知った言葉です。一輪の花が存在感あります。
建物自体の年季は入っていますが閑散期にしばらく休館し修繕を繰り返しているとのことで、古さは気にならない快適なお部屋でした。 -
お部屋の冷蔵庫。
宿泊予約は、最初は直接石葉のHPからしていましたが、ある日、○休.comを見ているとそれより安く出ているのを見つけてしまい予約をし直しました。ワイン・シャンパン除く冷蔵庫内無料というダイアモンド特典に惹かれてしまいました。。飲んだら翌日には補充あり、冷蔵庫内のお酒は夕食時にも飲めるのでかなりお得だと思います。
昔はこういう特典があったら全部利用せな損とばかり、バカバカ無料のお酒ばかり飲んでいましたが、最近は有料でも宿の方のオススメのお酒も楽しめる様になりました。大人のふりしているだけかな? -
アメニティーはMarks&web
東京発のブランドみたいですね、初めて使いましたがシャンプーなどはすっきりとした洗い心地でさっぱりしてよかったです。 -
浴衣とパジャマ
浴衣はチェックイン時にサイズ調整をしてくれ毎日交換がありました。
さぁ、温泉に浸かりに行くぞ~ -
十国には部屋風呂が付いていますが1回しか入りませんでした。
もちろん部屋風呂は快適なんですが、それ以上に大風呂が快適過ぎました、、 -
本館から少し上がったところに大浴場があり、2つのお風呂が15時~翌10時30分で使え深夜0時で男性女性が入れ替わります。
入浴は4人までという制限がありますが、フロントに電話すれば状況を教えてくれます。いつ行ってもほぼ貸し切り状態で、言わば第二の部屋風呂みたいなものです。 -
午後の時間帯の露天風呂
この日は少しお湯が熱めでした。このことをちらりと夕食のとき中居さんに言うと湯加減を調整してくれた様で翌日にはちょうど良い温度になっていました。 -
月見台。
お風呂から出てイスに座ってしばしのんびりとします。かなり離れていますが向こうの方に家々があり最初は少し恥ずかしい気持ちもありましたが段々と慣れてくるもんです。 -
クーラーのよく効いた部屋の中で休むこともできます。
見ての通り水はたくさん用意されておりたくさん飲みました。
もちろんタオルもたくさんあります。 -
お風呂にあったこのスキン、頭皮ケア液のボトルがカッコよかったのと使ってみたら肌が引き締まったような気がする・・
脱衣場もいつも綺麗に整えられていて快適に使うことができました。共用スペースまで手を抜かない姿勢がすごく伝わってきました。 -
月見台のイスに座っていると山の向こうに陽が沈んでいきます。それまで響いていたミンミン蝉の鳴き声がツクツクボウシに代わりコオロギの音も聞こえてきました。昼から夜へ、そして季節は夏から秋へ代わっていく時間帯です。
気がつくと出汁の美味しそうな匂いが漂っています!我々に食べさすために料理人さんたちが作ってくれているのだと思うと、より一層食事が楽しみになってきます。 -
さてさて待ちにまった夕食の時間です。
献立とドリンクメニューが机に置かれます。これを開く瞬間が最高の一瞬です!
座布団に座る形式でしたが椅子に座って食事することもできるようです。 -
9月11日の献立です。
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お酒のメニューです。
日本酒は0.5号での注文も大丈夫でした。初日は1号単位で頼んで飲みすぎました。色々と種類を味わいたいもので。 -
食事はどれも素晴らしかったですが、如何せん品数が多いので絞ります。
「鱧、松茸 鍋仕立て」
生の鱧と松茸をその場で鍋で煮て出してくれます。鯛のお椀に入ったお赤飯は妻の誕生日ということでいただきました。ありがとうございました。 -
焼き物「子持ち鮎塩焼き」
子持ち鮎は初めて食べました。。 -
ご飯「菊花ご飯、いくら、山葵、赤出汁、香の物」
菊をご飯と一緒に食べたりするんですね~。素晴らしい味付けで出汁もしっかり効いていて、部屋でゆっくり食べれる幸せな時間でした。ごちそうさまでした。
食後は速やかにふかふかのお布団が引かれ眠る準備は万端となりました。まだ20時台ですが石葉タイムでは眠る時間です。
妻はこの後ヘッドマッサージをしてなかなかリラックスできたということでした。自分は大風呂に入りさっぱりしておやすみなさい。 -
さて休みの日の楽しみ、旅行先でのランニングに出発します。
前日の夕食時に中居さんに早朝出発することを伝えておいたら、部屋から玄関までの廊下に電気が灯されており玄関では靴も準備されていました。 -
ホテルでは早朝の館内探索も楽しみの一つですが、なにぶんこじんまりとした宿ですし今回は玄関周りをチラリと見るだけでした。
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玄関で夜勤の方と今から向かう十国峠についてお話をして外に出るとまだお月様が見えていました。空気も清涼でいつもは聞かない綺麗な鳥の鳴き声も響き旅先にきたなぁと思う瞬間です。
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湯河原から十国峠まで、道路+山道を登ります。手元のアプリ上標高差は700mくらいありますが道が整備されており登りやすかったです。
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峠に着きましたが、しばらく雲の通り道になっていて周りが見えません。
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しかし、しばらくすると雲が途切れ見えました、富士山!思わず手を合わせてしまします。
十国峠はその名の通り十国が眺めれる雄大なスポットでした。来て良かった~ -
汗ダクで帰ってきてすぐに温泉に入れるって幸せです。しかもこの後朝食が待っている!
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朝食(3日目の)です。
ネギの入ったお味噌汁がシンプルだけど美味しかったなあ、近海で取れた焼き魚も身がジューシーで食べ応えがあったな(ヨダレ) -
ちなみに2日目の朝食の厚焼き卵です。卵好きにはたまらない一品!
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良い天気です。
日中、お部屋でのんびりと過ごすのでも良かったですが、中居さんオススメの万葉公園に行くことにしました。まぁお掃除などの都合もあるでしょうしね。
ありがたいことに、近くなので宿の車(Audi Q5でした)で送迎して頂きました。ほんとかなりの坂が続きますので歩かずにすみ良かったです。 -
湯河原を流れる川は水量が豊富で、万葉公園では川や滝の水の動きを楽しむことができます。
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緑もまだ力強いです。紅葉はとても綺麗でしょうね。
併設されているカフェで湯河原温泉宿泊者特典のみかんジュースを飲みスコーンを買って、また迎えに来てもらいました。 -
帰ると、お疲れもあるでしょうから1組お布団引いておきましょうか、と提案があり喜んで引いてもらいました。中居さん公認?でダラダラできる素晴らしさ!もうこの頃には実家に帰って来た如く寛いだ気分になっています。
そして15時には少し早いですが、大浴場の準備が出来次第一番風呂をもらいに行きます。連泊者特権かな? -
まだ日が高いうちの月見台は暑かったです。。
お部屋に戻り涼みます。ソファーに座って団扇を仰ぎながら青空を眺めるのもなかなか良いもんです。 -
石葉は、影が心地よさを与えてくれる宿に思います。
玄関や廊下に生けられている草花に限らずお部屋の障子に映る植物の影とか。 -
そんな影に彩られた広縁で、温泉上がりに飲むビールは想像の通りの美味しさでした。
引いてもらったお布団でゴロゴロします。 -
早くも2日目の夕食です。
八寸「金時草お浸し、穴子寿司、丸十蜜煮、姫おくら酒盗漬け、酢取茗荷、牛肉蒸し煮、紫頭巾」
和食のなんと素晴らしいこと!日本酒もすすむすすむ! -
お造り「季節の魚 あしらい」
ヒラメでしたか? お酒は中居さんオススメのものにしました。 -
炊合せ「賀茂茄子、牛肉、刻み茗荷、辛子」
個人的に一番、ふぁー!となったお料理。去年ジョエルロブションでも茄子の美味しさにびっくりさせられましたが、調理法でこんだけ美味しくなるとは改めてナスの持つポテンシャルに驚かされた一品でした。牛肉も柔らかジューシーでしたし。 -
強肴「鰻、マコモダケ、酢橘」
鰻は揚げています。初めての食感でした。 -
ご飯「玉蜀黍ご飯」
サイコー!白米は北関東の方産と言っていた様な。
少し写っていますが、同じ中居さんに3日間お世話になりました。次第に無駄な緊張がなくなって色々快適でした。何かあったら聞けば良いし、任せておけば大丈夫的な信頼感も出て来ます。一方で中居さんの出勤時間は6時半ということでしたし、何日も張り付いておくのはそれはそれで大変でしょうけど。 -
最後の甘味「玉子葛焼き」写真左
甘党の自分としてはこれを食べたときほっぺたが落ちたかと思いました。これを食べにまた行きたいです。 -
早朝ランニングに出発です。今日は廊下の電気は消灯中でした。
旅行の朝は毎回早起きですが、年のせいか段々と早さが加速している気がして困っています。朝からガサガサ~と準備をしていたら妻にも迷惑かけるのですが、今回は座敷の前に付いていた踏み込みで準備できたので少しは緩和されたかな。 -
湯河原を相模湾に流れくだる千歳川に沿って走ります。行きは下りなので楽です。河口には大きなリゾートマンションがあり海外沿いにはたくさんのサーファーがいました。
違う街の様子を見るのは楽しいね。 -
千歳川、なかなかの急流ですがカモがいました。
そしてこの川を挟んで静岡県と神奈川県に分かれています。石葉の露天風呂から見えていたあの家々は静岡県だったのか~と不思議な気分になります。 -
朝の小浴場の休憩室からの眺め
陽が山々を照らしていい雰囲気です。 -
お部屋の大きな鍵
最終日は朝食を食べ荷造りをしたらあっという間に、この大きな鍵を返す時がやって来ます。
初日は、部屋の鍵しないと、、という意識がありましたが段々とそんな気持ちもなくなって来ました。まるで実家の様な安心感があったせいでしょうか。十国は岩戸や大観に挟まれた部屋であり、何となく話し声が響いて来たりして最初はうっすらと他人の存在感を感じましたが、実家に戻って来た気分になってからはいつしか気にならなくなっていました。
玄関の石葉の暖簾の前で記念写真を撮ってもらい3日間の実家に別れを告げます。。
ホテルにはホテルの良さがありますが、やはり靴を脱いで過ごす旅館には旅館の心地良さがあるということを再認識しました。 -
往路の普通電車での、進行方向に向かって横向き乗車は地味にきつかったので、復路は踊り子号で帰ります。新幹線は早いけどちょっと高いです。
-
沖縄の天気を調べると、福岡出発前に見たときは晴れマークが並んでいた週間天気でだいぶ雨マークが増えていました。
晴れてくれー、と思いながらHND→OKAのANAに乗り込みます。
長ーい旅行記を読んで頂きありがとうございました。
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