2022年9月ソウル(withコロナ)旅行・・・青瓦台の瓦は青かった。(3/3)

2022/09/12 - 2022/09/15

ソウル旅行記三日目と最終日。ようやく念願の青瓦台見学が出来た。私の世代は青瓦台と南山のKCIAというと、韓国二大権力機関で近づけないもの、と思っていたが・・・保守政権が青瓦台を離れるのは歴史の皮肉か。写真は官邸内に飾っている歴代大統領の最後の三代。

エリア ソウル(韓国)

今日も朝はコーヒーしか飲めず。昨日はソジュ3本しか飲んでないが・・・とアルコール量を計算したら、ワイン一本半以上ね。やや飲んだか。

地元コーヒー屋の一つだが、W4400もするのにマックと同じでがっかり。もう行かない。

ようやく青瓦台へ。バスではより近くに行けるが、地下鉄だと景福宮駅で降りて、景福宮の北側までずっと歩いていかないといけない。入口は複数あるが、外国人はメインエントランスからの出入りとなる。韓国人はスマホで予約していたが、外国人は予約なしでも問題ない。念のため開門の九時に行ったが、すぐに入れた。パスポートを受付に示して、イベント会場によくあるバーコードの入った紙製の手に巻くやつをくれる。入場無料でそのバーコードのチェックは特にしなかった。

きちんと案内図はあるが、内部も含めて説明文は韓国語のみで英語さえほとんどない。これと同じ小さな紙版のものが無料である。

韓国は共和国なので大統領官邸は「皇居+総理官邸」みたいなものかも知れないが、やはり昔の離宮が元になってるだけあってすごい。青瓦台は地名かと思っていたら、そうなのだけど屋根の瓦が青で統一されているとは・・・知らなかった。

官邸のエントランスを入ったところ。

官邸内の廊下も立派な装飾がある。

執務室みたいなのがいくつもあり、それぞれ何なのかはよく分からず。朴(お父さん)大統領が暗殺されたのも、どこかの部屋のはずだか、これを若者の韓国人ボランティアに身振りと英語で聞くのは難度が高すぎる・・・と追っかけなかった。

ついつい「あの島」の方に目が行ってしまう。メインエントランス正面の絵。

ここも大統領の執務室。

青瓦台からソウル市内を望む。この微妙な高台感がよい。

水しかない自販機。かなり突貫工事で色々とやっているが、これはコーヒーとかをこぼされないための最低限の配慮か。

トイレも仮設トイレ。

ベンチの数が異常に多い、と思ったが、休日はすごい人出なのだろう。

こちらは大統領公邸、住居の方だが、これはファミリールーム、と書いている。

ここは理容室。専属の床屋ルームがあるらしい。

見学を終えて、景福宮まで戻る。今回はバスは使わなかったが、ハングル表記だけだった昔に比べれば(観光地のバス停のせいでもあるが)格段の進歩がある。もっとも、中国語も日本語もツッコミどころはあるのだが・・・

景福宮の入口。最初、人形を飾っているのかと思ったら、生身だった。周りに韓服レンタル屋がいくつかあり、妙なチマ・チョゴリの着方をしている外国人が多い。韓国人も着るのか・・・と思ったら日本語が聞こえた。

興礼門だけ見て戻る。

懐かしのスタチャン、は韓国にあるのね。香港も久しく行ってないなあ。

今日の昼ご飯は明洞をうろうろしてて見つけた若い女性で一杯のチゲ屋さん。中華料理らしく、隣の若者集団は中国語を話している。彼らは観光目的では出国出来ないはずだが、日本もそうらしいが、ビジネスビザを取って観光に行くらしい。

中身は鳥なのだが、これはなんというチゲなのだろう。ご飯は久しぶりの韓国風(今回の旅行で初めて食べる)でスプーンで食べるのは忘れていなかった。

定番のCOEXのピョルダマン図書館。江南はあまり行ったことがないが、狎鷗亭以外に、ここと高速バスターミナル・セントラルシティは回った。実際問題として、上の方にある本はどうするのだろう。

COEXのショッピングモールだが、六本木ヒルズと同様、こういう滅茶苦茶式(?)のショップの配置は分かりにくくて嫌いである。六本木ヒルズは「わざと」らしいが、こちらはどうなんだろう。

ソウル地下鉄の一部にある自転車優先車両で、一車両の三分の一くらい座席がなく、いい迷惑(!)のような気もするが、どうなんだろう。そもそも郊外電車ならともかく、地下鉄で移動できるくらいの距離は自力で走れよ、という気もするが、こういうのを日本も追っかけるのだろうか。

最後の夕食は焼肉にしよう、と決めていた。明日は朝便で帰国なので、お酒はやや控えめに・・・。鍾路3街の北側になるトンファムンロ一帯の焼肉屋、飲み屋街に突入。まあ、お店もたくさんあるが大混雑。明洞は閉まってるお店も多かったが、この辺は昔のにぎわいと変わらない。

適当に目星を付けて入ったのが、イクソンドンゴギジプ(?音訳だと多分・・・)初めてメニューに日本語表記があったので内容は分かったのだが、ひょっとして外国人用メニュー?と思ったら、韓国人客にも同じものを渡していて安心。キムチをこうして温める(焼く?)のは初めて知った。

ここは二人前から式なので頼んだのが、手前の牛(160g)と奥の豚(200g)。合わせてW36,000というのは、安いのか高いのか・・・

付け合わせのスープはテンジャンチゲ(これはチゲになるのかよく分からないが)そういえばこういう味噌汁だよね、と思い出した。

ビール二本と合わせて、W46,000。おいしいのだが、全然安くない(!)のは、私のオーダーの仕方が悪いのか、やはり貧乏日本人になりつつあるのか。・・・

ホテルの一階の自販機はアメニティを始め、スナック類も売っているのだが、よく見るとさりげにコンドームも売っていた。

鍾路3街の一号線と五号線の駅の間の長い通路。

最終日は少し時間があったので慰安婦像・・・そういえば日本大使館は鍾路区だったよなあ、と思い出して、グーグルマップで確認してから、安国駅から歩く。確か建て替えのために更地になっているが、工事着工出来ず、みたいなステイタスだったと思うが、更地にここまで警備をしなくても・・・

慰安婦像に至っては、半跏思惟像並み(?)に近づけなくなっている。傘をさして座っているのが、設立団体の人で、警官が１人巡回していた。

近くにある米国大使館は大通りに面していて、警備しにくいのでは。東京の大使館は微妙に奥まったところにあるが。

インチョン空港第一ターミナルのカードラウンジのスカイハブで、朝食代わりの最後の一杯。インチョン空港はカードラウンジの天国(?)みたいなブログがあるが、マティーナラウンジは閉鎖(どうやら閉業?)されていて、このスカイハブラウンジも西と東が午前と午後でどちらかを開けている「片肺状態」になってるので注意が必要。ホットミールもきちんとしているが、いかんせん白ワインを冷やしてないのが欠点。安くても(?)冷やせばおいしいのよ。

仁川空港も第一ターミナル、第二ターミナル、コンコースの「コンコース」の主旨がいまいち分からない。今回は「コンコース」からの出発ということで、シャトル電車でコンコースへ。着いてからも長い。・・・

エアプサン、一番端っこじゃん。・・・131ゲートから出発。

あの山が見えたら、もう成田はすぐ。・・・ちなみに行きのZIPエアは「左手に富士山が見えます。」というアナウンスがあったが、帰りのエアプサンはなかった。・・・