秋も花がいっぱいです。2022

2022/09/16 - 2022/09/18

外国に行けない分　花を見に色々な所に行くようになりました、秋はケイトウ、曼珠沙華をみにいきました。

エリア 東京

【武蔵森林公園のケイトウ】
　9月9日武蔵森林公園のFacebookで「明日10日より花畑内園路を開放します、場所によって咲き始め～見頃です。」とありましたので、次の週に行ってきました。

【武蔵森林公園のケイトウ】
　子供の頃、ケイトウは毛糸のダマになった部分のイメージかと思っていましたが鶏の頭のトサカなんですね。

【武蔵森林公園のケイトウ】
　武蔵森林公園は物凄く広い公園で林も広かったです。

【武蔵森林公園のケイトウ】

【武蔵森林公園のケイトウ】

【武蔵森林公園のケイトウ】

【武蔵森林公園のケイトウ】

【武蔵森林公園のケイトウ】

【高麗川の巾着田曼珠沙華公園】
　埼玉県の飯能を秩父の方に行ったところに巾着田曼珠沙華公園があります。ずいぶん前に西武線の電車の中のポスターでここの彼岸花;曼珠沙華の写真を見て　行ってから、何度も訪問しています。

【高麗川の巾着田曼珠沙華公園】
ただコロナのためここ数年　「巾着田曼珠沙華まつり」は開かれず　満開になる前に花が摘み取られたと聞いています。その話を聞いた時は何で酷い事！と思っていました。コロナで三密を避けるには仕方がなかったかなと思っています。今年は無事開催されてよかったです。

【高麗川の巾着田曼珠沙華公園】

【高麗川の巾着田曼珠沙華公園】
　この曼珠沙華公園は高麗川の巾着田というところにあります。
写真の看板の青い所が高麗川ですが、この川がかなり蛇行してこの場所が巾着袋みたいな形になっている事から「巾着田」と呼ばれるそうです。

【高麗川の巾着田曼珠沙華公園】
　巾着田の曼珠沙華　つまり彼岸花は自生して広がったと考えられているそうです。ただ、これが広く知られたのはそう古くないようです。昭和40年代後半　日高市がこの土地を取得し　利用出来る様にするため大規模な草刈りをした所、下から多数の曼珠沙華が見つかったそうです。
　河川の増水時等に上流から流れてきた物の中に混じっていた球根が、漂着し根付いて、群生地となったのではないかと書かれていらようです。

【高麗川の巾着田曼珠沙華公園】

【高麗川の巾着田曼珠沙華公園】
　新型コロナのためここ数年曼珠沙華祭りが開催されなかったので　今年は大丈夫かなとFacebookで注目していました。
　9月6日に発芽が確認されたと出ていました。お彼岸まであと2週間ちょっと。今年は見頃はいつもより遅くなるのではと勝手に思っていました。でも9月12日は茎もすくすく伸びて　やっと咲き始めるものも出てきて、14日には3分咲きとなり、17日の曼珠沙華まつりが始まる時には、一部で見頃となり19日は見ごろとなっていました。あっという間に満開になり　今では早咲きのエリアは見頃を過ぎていたと聞き　そのスピードに驚いています。

【高麗川の巾着田曼珠沙華公園】
All aboutというネットの記事によると、「彼岸花は、秋雨が降ってやがてお彼岸という頃になると芽を出し、1日に10cm近くも茎が伸びて、瞬く間に50cm位になり、あの真っ赤な花を咲かせます。そして1週間ほどで花も茎も枯れてしまう。」とあります。
https://allabout.co.jp/gm/gc/220622/

【高麗川の巾着田曼珠沙華公園】
　巾着田曼珠沙華公園のホームページでは「球根からアスパラガスのような芽が伸びてくれば、１週間程度で深紅の花を咲かせ、個々の花は５日程度美しさを保ちます。」とあります。思いの外、速いスピードにびっくりしました。
http://www.kinchakuda.com/faq/index.htm

【高麗川の巾着田曼珠沙華公園】
　さらに調べると‥
花が枯れると茎も枯れてしまい、今度は球根から緑の葉っぱがすくすくと伸びてくると言います。その葉っぱは冬になってもたわわに茂ったまま、冬を越し、春になるとせっせと光合成をして球根に栄養を溜め込んで　夏になる頃に葉を枯らして休眠期に入ると言います。

普通は葉っぱが咲いて光合成で栄養を溜め始めて、花が咲くことが多いようですが　全く異なることにびっくりです。花が種を作らないで球根で繁殖するからしょうが、球根でもチューリップみたいに葉っぱと花が一緒なのになぁと思ってしまいます。

【高麗川の巾着田曼珠沙華公園】
花と葉を同時に見ることができない事から「葉見ず花見ず」と呼ばれるそうです。葉っぱ会えない花のことを思い、花は葉っぱのことを思うということからお隣韓国では「相思華（サンチョ）」と呼ばれます。この呼び名が日本にも伝わり、同じ漢字で「そうしばな」と呼ばれることもあるようです。

【高麗川の巾着田曼珠沙華公園】

【高麗川の巾着田曼珠沙華公園】
　曼珠沙華（彼岸花）の球根には毒があると言います。軽いうちは下痢や嘔吐の症状のようですが　重症になると脳神経の麻痺症状が出るようです。ただ、彼岸花の球根はタンパク質が豊富で昔　飢饉の時に食べられていたそうです、すりおろした球根を何回も水にさらして毒を抜いて飢えをしのいだとか言います。

【高麗川の巾着田曼珠沙華公園】
　彼岸花が田の畦道やお墓に植えられのは球根の毒と関係があると言います。畦道に多いのはモグラやネズミから稲や野菜などの農作物を守るためだと言われています。また、お墓は土葬だった時代　やはりモグラやネズミが遺体を荒らしたりしないように植えられていたと言います。

【高麗川の巾着田曼珠沙華公園】

【高麗川の巾着田曼珠沙華公園】

【高麗川の巾着田曼珠沙華公園】
「曼珠沙華（まんじゅしゃげ）」は、サンスクリット語manjusakaから来ています。天界に咲く花という意味。おめでたい事が起こる兆しに赤い花が天から降ってくる、という仏教の経典から来ています。ただインドの曼珠沙華の花は白いという話もあります。中国、日本では赤いものが多いですが品種改良で白やオレンジ色の曼珠沙華が見られるようになっています。

【高麗川の巾着田曼珠沙華公園】

【高麗川の巾着田曼珠沙華公園】
日本の彼岸花は種をつけることがなく、古い時代に中国から入ってきた個体が球根のカブ分けで増えてきたもので、遺伝子的にすべて同じものだとされています。
　他の植物のように風や鳥に運んでもらうことができないので、球根の株別れによる地続きでの繁殖か、人の手で球根か植えられて繁殖して広がることができず、同じ条件で成長することが多いため群生するのだそうです。

【高麗川の巾着田曼珠沙華公園】

【高麗川の巾着田曼珠沙華公園】

【高麗川の巾着田曼珠沙華公園】
　

【高麗川の巾着田曼珠沙華公園】

【高麗川の巾着田曼珠沙華公園】

【高麗川の巾着田曼珠沙華公園】

【府中の郷土の森】曼珠沙華まつり

【府中の郷土の森】曼珠沙華まつり

【府中の郷土の森】曼珠沙華まつり

【府中の郷土の森】曼珠沙華まつり

【府中の郷土の森】曼珠沙華まつり

【府中の郷土の森】曼珠沙華まつり

【府中の郷土の森】曼珠沙華まつり

【府中の郷土の森】曼珠沙華まつり

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【府中の郷土の森】曼珠沙華まつり

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【府中の郷土の森】曼珠沙華まつり

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